GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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どこも出かけない日は電車の時間とかないから、書くのをだらけてしまいそうになる……です。

家で書いてると、よく寝落ちます。


焦り

とりあえず、混乱しすぎて逆に冷静になってる。状況を確認しよう。

 

 

昨日バーでジーナと飲んでた

おそらく、わっしが酔い潰れた

ジーナがわっしを部屋まで運ぶ

酔った勢いで……してしまう

現在

 

わっしアウトー。

勢いとはいえやってしまったのもそうだけど、覚えていないのもアウトー。

 

ジーナが起きる前に弁明だけでも……

 

 

「ぅん……すぅ……」

 

 

可愛いなぁ。

てか、抱きつかれてる腕にフニフニと柔らかい感触が……やっぱり、ちっちゃいな胸。

ああ、これはまずい。理性を保つのがキツい。

 

 

ダメだ。いくら付き合ってるとはいえ、それは犯罪だ……。

今理性を保ててるのは、まだ服を着ているから……ん?服を着ている?

 

わざわざやった後に服を着るか?

 

……心苦しいがジーナを起こそう。

 

 

「ジーナ、起きて。ジーナ」

 

「ん……ショウゴ?おはよう。少しギュッてしてくれない?」

 

 

うぐっ……理性にトドメを刺しに来てるのか!?

いや、耐えて見せるとも!

 

ジーナの望み通り、抱きしめてやる。

 

 

「ふふ、暖かい……」

 

「ねぇ、ジーナ」

 

「なに?」

 

「すごい申し訳ないんだけどさ……実は昨日、この部屋に帰った記憶が無くて……その……」

 

「心配しないで」

 

「え?」

 

 

ジーナがベッドから出た。水色と白の縞パン一丁って……机に近付くと、そこにはジーナの脱いだであろう服が畳んで置いてあった。

 

 

「私、服を着て眠るの、好きじゃないの。昨日は、一緒に寝ただけ」

 

「はぁ……よかった。酔った勢いでジーナのこと襲ったのかと思った……」

 

「あら、今からでもそうする?」

 

「心に傷を負わせないでくれ」

 

 

スクスクと笑いながら、服を着ていくジーナ。

なにもなかったのか……よかった。

 

 

「ショウゴ、シャワーを浴びた方がいいわよ?私もあなたも、少しお酒の匂いがしていると思うし、今日も仕事だからね」

 

「ああ、そうする。ジーナは、部屋に戻る?」

 

「ええ、ここに着替えはないしね」

 

「わかった。じゃあ、後で」

 

 

手を振って、ジーナを見送った後、安心したせいか頭痛がして来た。二日酔いかな……

 

シャワー浴びよう。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

《gina side》

 

ショウゴと一緒に仕事に出ると、彼は私の方をチラチラ見てくる。今朝のことが、まだ忘れられないんだと思う。

 

昨日、バーで酔い潰れたショウゴを部屋まで送り届けたところで、少しショウゴを驚かしてやろうといつも寝る恰好で添い寝していた。

 

ショウゴなら見られても構わなかったし、もし彼が欲情しても、全て受け入れるつもりだった。

 

しかし、彼にも準備がいるみたい。

 

その時が来るのを、気長に待つことにしよう。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

新人メニューは神機に慣れたわっしがやるには簡単すぎる。

小型アラガミなんて、ものの数分で終わらせることができる。

 

早く帰投できる分、ジーナと一緒に入れるから、それはそれでいいのだが……やってないとはいえ、今朝のことが尾を引きずっていた。

 

ジーナを前にすると、もう心臓が破裂しそうになる。

 

とりあえず、帰投して部屋に戻ったら、ジーナが着いて来て2人っきりなわけである。

 

 

「ショウゴの部屋、あまりものがないわね」

 

「まぁ、置くものもないしね」

 

 

会話が途切れ、気まずい雰囲気が流れる。

さて、この状況は一体どうすれば……

 

と、考えていると、部屋をノックする音がする。

 

誰だろうか?

 

 

「ショウゴいる?ちょっと頼みたいことあるんだけど」

 

 

姉ちゃんの声だ。

姉ちゃんなら、ジーナが部屋にいても問題ないか。

 

 

「今開けるよ」

 

 

扉を開けると、顔がリッカのように油で汚れた姉ちゃんが。

 

 

「姉ちゃん、顔汚れてるよ」

 

「そんなことはどうでもいいの。あ、ジーナもいたのね。お邪魔だった?」

 

「別に。何かしていたわけでもないしね」

 

 

ジーナがそう答える。言葉の通り、何かしていたわけじゃない。

 

 

「あらそう。まぁいいわ、ちょっと新しい神機パーツ作ったんだけど、テストして欲しいのよ。あんたなら、なんでも扱えるからね」

 

「便利屋みたいに言うなよ……父さんの実験台になった結果なんだから」

 

「それもそうね。で、テストしてくれるの?しないの?」

 

 

まぁ、やることなかったし、別にいいか。

 

 

「やるよ。どうせ断ってもダメなんだろ?」

 

「さっすが私の弟。ジーナも来る?」

 

「そうさせてもらうわ」

 

 

ギュッと、わっしの手を握ったジーナ。

わっしも、握り返してあげる。

 

 

「あんたら、なんかやな感じ……」

 

 

ジト目の姉ちゃんにそう言われたが、人目を気にしないってことになった原因はあんただよ。




次回、本編の時間軸を歪め、あのタイプの神機が登場。

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