GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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ゆるゆると書いてます。

そして、ちょーねむいです。


ある日の2人②

 

《gina side》

 

「ただいま、母さんいる?」

 

 

ショウゴの実家であり、リイヤの実家でもあるその家は、随分と静かだった。リイヤから聞いた話では、母親は、結構やかましい人だと言っていたけど……

 

 

「ジーナ、とりあえずその辺に座っててよ。ちょっと母さん探してくるから」

 

「ええ、わかった」

 

 

ショウゴはバタバタと外に出て行った。さて、じっとしてるのもいいけど、彼の部屋も気になる。

そうね、ベッドの下とかにあるかしら、いかがわしい本。

 

 

「ここかしら」

 

 

目についた部屋に入ると、どうやら当たりだったらしい。特になにがあるわけじゃない、ベッドと机しかない部屋。アナグラの彼の部屋と少し似ている。何より、この部屋は彼の匂いがする。

 

……一応、ベッドの下を見てみよう。

 

 

「これは……」

 

 

金属製の箱が出てきた。箱の中身は……

 

 

「写真?彼の子供の頃のかしら」

 

 

まだ小さい彼が、少しお姉さんのリイヤと両親に囲まれてピースしている写真。

 

ショウゴもリイヤも可愛い。

 

他にも写真がある。最近のもあるみたい。

 

一枚一枚、写真をめくっていく。と、その時、外で何かが崩れるような音が。

すぐに家を出て、音のほうへ向かった。

 

彼の写真を一枚持って来てしまった。後でこっそり返しおこう。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

ジーナを部屋に残し、母さんを探す。

この時間は家にいると思ってたし、そんなに遠くへは言ってないはずなんだけど……

 

 

「裏の畑かな……」

 

 

自給自足をするため、うちの裏には畑がある。まぁ、対した作物ができるわけでもないから、本当に足しになる程度のものだけど。

 

わっしがいる時は、ずっとわっしが畑やってたけど……。

 

と、裏の畑を見ると、草むしりをしている人物が。

 

 

「あ、いたいた。母さぁん!!」

 

 

くるっと振り返った人物。そう、まさしくわっしの母親、リナである。

 

母さんはわっしを見るなりすっと立ち上がり、全力疾走して、わっしに近づいてきた。

 

 

「うぇ!?母さ……」

 

「ショウちゃーん!!」

 

「ごっふ!?」

 

 

母さんの体当たりを見事に鳩尾にくらい瓦礫に吹き飛んで、再起不能に。しかも母さんが上に乗ってる。

 

 

「きゃあ!ショウちゃん!大丈夫ショウちゃん」

 

「は、早くよけて……」

 

「ショウゴ、大丈夫?何か大きな音がしたけ……ど」

 

「ジー……ナ」

 

 

ダメだ、もう意識が……

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

《gina side》

 

おかしい、なぜショウゴの上に女が?この人は一体……彼の母親?

 

でも彼の母親がなぜ息子にむかってマウントポジションを……

 

 

「あら、あなたもしかしてジーナさん?」

 

「え、ええ。そうよ」

 

「いつもリイヤちゃんがお世話になってます。母のリナです。いつもあなたの話はリイヤちゃんから聞いてるわぁ。あ、どうぞ家の中に入って。今お茶用意するから」

 

「えっと……それより、彼……」

 

「え?……ああ!ショウちゃん!!」

 

 

なるほど、リイヤがやかましいと言った理由がわかった。

とりあえず、ショウゴを家に運ぼう。




電車での寝落ちしそうになりながら書きました。

誤字脱字ありましたら、教えていただけると助かります。
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