GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜 作:sha-yu
はい、思いっきり終盤です。
60話か70話くらいで終わらせるつもりです。
「くっ……ふぅ……」
今日も今日とて、特務を行っているわけだけど、いつもより時間は半分程度だ。ジーナに無理をするなと言われたし、やっぱりわっしもぶっ倒れるのは嫌だ。
「ショウゴ、お疲れ。具合はどう?」
「ぶっ通しでやるよりはマシかな……疲れるには疲れるけど」
姉ちゃんがわっしの顔を覗き込む。多分、顔色悪いだろうな。ジーナにも心配させてしまう。
「少し休んでから部屋に戻りな。ほら、あんたの大好物」
初恋ジュースだ。流石姉ちゃん、わかってる。
「ありがとう」
「しかし、やっぱりうまく行かないわね……なにが原因なのかしら」
「わっしの努力が足りないかね……」
「それもあると思うけど」
「うっわ、辛辣……」
そこまではっきり言われても……一応努力はしてるんだけど。
「やっぱりあれをやるしか……」
「姉ちゃん?」
「……なんでもない。ほら、片付けるのに邪魔だから、もう帰りな。ジーナ待ってるんじゃないの?」
もうすこし休ませてくれてもいいんじゃないの?こっちはヘロヘロなんだけど……
「ほら、行った行った」
「わかった、わかったから引っ張らないで!?」
無理矢理エレベーターに乗せられた。
はぁ、がんばって部屋にたどり着こう……
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《riiya side》
「はぁ……」
ショウゴの特務……アラガミ装甲壁の操作はうまくいかない。原因は……わかってる。お父さんの研究資料にも載っていた。
「中枢との完全な意識の統合……」
装甲壁……いや、この極東支部を全てを司るこの中枢コンピューターとの完全なるシンクロ。そうすれば、ショウゴは装甲壁を動かせる。装甲壁だけじゃない。コンピューターだって、なんだって動かせる。
でも、その代償は大きい。一度意識を中枢と統合してしまったら、ショウゴは永遠に目を覚まさなくなる。生きてるけど、死んでる……。
そんなの、できるわけがない。
「悩んでいるようだね」
突然、後ろから声がした。この声は……
「さ、サカキ博士!」
「驚かせてしまったかな。すまないね。それで、リイヤ君は何を悩んでいるのかな?」
「いえ、なんでも……」
「中枢との意識の統合」
「わかってるじゃないですか……」
本当にくえない人。全部わかってるのに。
「ショウゴ君にそれを強要することはしない。全て、君と彼に任せる。私が、口を出していい問題じゃないからね」
「サカキ博士……」
「でも、悩んで悩んで、どうしょうもない時は、相談にきなさい。ベストな答えを出せるかわからないけど、話を聞くくらいはできるからね」
「はい……」
「今日はもうあがりなさい。ここは、私がやっておこう」
いつもなら、私がやると言っているけど、今日はそう言えない……頭の中ぎごちゃごちゃなせいかも。
「ありがとう……ございます。すいません、今日はお言葉に甘えさせていただきます……」
「ああ、ゆっくり休みたまえ」
本当、この人はどうしてこう……
ジーナさんの食事妄想その3
実は麺類を食べたことがなくて、うまくラーメンをすすれないジーナさん。
しかし、邪魔なもの(胸)がないため、もう一歩のところである。