GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜 作:sha-yu
赤いハンニバルの動きは、普通のアラガミの常軌を逸していた。スピードもパワーも尋常じゃない。このままじゃ防戦一方だ。
「3人で相手するには荷が重い!」
「弱音を吐くなブレンダン!少しずつでも、ダメージを与えて行けばいい話だ」
「タツミさん、簡単に言わんでくださいよ!ついていくので精一杯なんですよ!?」
チャージスピアも思うように当たらず、自慢のチャージグライドも当たらなければ意味はない。
今できるのは、他の部隊が帰るまで時間を稼ぐくらいしかできない。
どうすれば……
「ショウゴ!!危ねえ!!」
「え?」
気づいた時には、目の前にハンニバルの尾が迫っていた。間に合わな……
「ぐわぁ!?」
ハンニバルの尾は、わっしではなく、ブレンダンさんを弾き飛ばした。ブレンダンさんがかばってくれたのか!?
「ブレンダンさん!大丈夫ですか!?」
「も、問題ない……まだ行ける」
くっ……早く誰か来てくれ……
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《gina side》
アラガミの討伐任務を終えカレル、シュン、フェデリコとヘリに戻ると、パイロットがアナグラからの通信を受けていた。
「どうかしたの?」
「みんな、急いで乗ってくれ!装甲壁近くでハンニバルが現れたらしい。防衛班の3人が対応してるらしいが、苦戦しているらしい」
防衛班……今日装甲壁の点検はタツミとブレンダンのはず……もう1人は?
今日1人で任務の人は、確か……
「ヘリ、早く離陸させて」
「どうしたんだ?ジーナ」
「ジーナさん?」
「早く飛んで!」
パイロットの胸ぐらを掴んだ。早く戻らないと、ショウゴが……
「わ、わかってる!だが、途中で第一部隊も拾っていくからな!?」
ショウゴ……
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《nazuna side》
さっさと任務を終わらせて、ヘリを待っていると、通信機に通信が……ヘリかな?
「はい、こちらナズナ……」
『第一ヘリだ。もうすぐそちらにつく。また、すぐに戦闘に入るから、準備しておいてくれ』
「え?戦闘って……」
『合流したら話す』
そう言って通信は切れてしまった。
さすがの私も、キョトンとせざるを得ない。
その様子を見てか、アリサとコウタは何が起きたのか聞いてくる。
「どうしたんですか?ナズナさん」
「あ、うん。もうすぐヘリくるって。でも、また戦闘に入るから準備しろって……」
「どういうこと?今日の任務はこれだけじゃ……」
「イレギュラー、かな?」
ただのイレギュラーなら、他の部隊を向かわせる気がするけど……もしかして、普通じゃない?
だとしたら……
「結構危ないかも……」
最近、ページ数少ないですが……盛り上がるところを書くのが苦手なだけです←