GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

59 / 66
書く時間の確保が難しくなってきました。

夏休み?何それおいしーの?


降下

 

「ハァ……ハァ……」

 

 

赤いハンニバルを目の前に、わっし達の息は上がり、正直立っているので精一杯と言ったところだった。

 

そんなわっし達を見て、ハンニバルはもう終わりかとでも言うかのように、余裕を見せていた。

 

 

「こりゃ、結構やばいな。そろそろ持たない……」

 

「ああ……もう少しで増援がくるはずだが……もうこれ以上戦える気がしない」

 

「ハァ……ハァ……やらなきゃ、何もできない」

 

 

わっしは2本のスピアを構えて、ハンニバルと距離を詰めた。ハンニバルは炎の槍を作り出し、わっしに向けて突き出した。

 

 

「ふんっ!!」

 

 

左手のスピアを地面に突き刺し、棒高跳びのように飛び上がった。ハンニバルは一瞬、わっしを見失う。

 

わっしはチャージグライドを発動させハンニバルの頭上で構えた。

 

 

「くらえぇーーー!!」

 

 

スピアはハンニバルの右目に突き刺さり、ハンニバルは咆哮を上げた。

 

 

『グゴアァァ!?』

 

 

傷つけられたハンニバルは闇雲に腕を振るい、わっしを吹き飛ばした。

 

 

「ぐぅ!!」

 

 

地面に叩きつけられ、痛みで動くことが出来ない。ハンニバルは目の前にいるのに……

 

 

『グルルゥ……』

 

 

以前もあったみたいに、ハンニバルが腕を振り上げた。このまま叩き潰すつもりか。

 

振り下ろされた拳に、わっしは衝撃が来るのを覚悟した。

だが衝撃は襲ってこない。

 

 

「え?」

 

 

ハンニバルの右目を波打つレーザーが正確に貫き、空から影が降りてきた。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

《gina side》

 

装甲壁近くまでヘリが来ると、戦闘の様子が見えた。赤いハンニバルにショウゴ、タツミ、ブレンダンが立ち向かっている。

 

しかし、三人はボロボロだ。

 

 

「ヘリを下ろして。すぐに救援に行かないと」

 

「アラガミに気づかれる!もう少し遠くじゃないと……」

 

 

そんな悠長なことは言ってられない……こうなったら。

 

私は、ヘリの扉を開け放った。

 

 

「お、おい!ジーナ、何してんだよ!」

 

「飛び降りる」

 

「はぁ!?」

 

 

シュンが信じられないといった顔をする。でも、こうしないと間に合わない。

 

 

「いいね、ジーナさん!私も一緒に行く!」

 

 

ナズナが隣にきて楽しそうに言ってきた。

 

私は、迷いなく飛び降りた。

 

 

「な、ナズナさん!私も!」

 

「え!?アリサも!?女子に負けてられない!」

 

「お、おいお前ら!?くそ!どうなっても知らねえからな!!」

 

「ったく……揃いも揃ってガキか、あいつらは」

 

 

私とナズナに続き、他のみんなも飛び降りた。ゴッドイーターの身体能力なら、これくらいは大丈夫だろう。

 

私は落下しながらも神機を構え、ハンニバルに狙いを定めた。前みたいに、ショウゴを傷つけさせない。

 

ハンニバルの頭を狙い、引き金を引いた。

 

バレットは装飾された波を打ちながら、目標に吸い込まれた。

 

それを確認し、地面に着地する。

 

 

「あなたの花、どんな花かしら?」




ゴッドイーターの身体能力が世界水準を軽く超えて……。

ジーナの射撃が恐ろしいほど強化されておる。どういうことだ←
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。