GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜   作:sha-yu

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毎日更新しよう思いますが、できなかったときはごめんなさい。

時間帯は不定期なので、逐一みてくださいね(


戦闘開始

「サカキ博士、本当に良かったのですか?彼を行かせて」

 

「大丈夫さ。私の仮説が正しければ、きっとやってくれるはずさ」

 

「しかし、整備班の彼女まで同行させるのは……」

 

「まぁ、いいじゃないか。彼女が一番、彼の事をわかってる」

 

「……わかりました」

 

「さぁ、どんな結果を見せてくれるかな。彼は」

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

戦闘許可が降りてから、早速コンゴウの討伐ミッションを受注し、今は寂れた寺院にいる。雪が降ってて寒い。教官であるジーナさんと、暇だからとナズナさんが同行してくれた。そして、意外な人物が一人、わっし達の後について来ていた。

 

 

「ありがとうございます。一緒に来ていただいて」

 

「いいよいいよ。他の人達忙しかったんでしょ?暇な人が手伝うのは当然だって」

 

「ふふ、隊長さん。一応、これは訓練も兼ねてるからあまり前に出過ぎないでね」

 

「わかってますよ、ジーナさん。でも、本当に珍しいですね」

 

 

ナズナさんは、もう一人の同行者に目をやる。

それはわっしの姉、リイヤだった。姉ちゃんは、大きなコンテナを引いていた。

整備班の姉ちゃんが、現場にいるのは前代未聞と、ナズナさんは言っていた。

 

 

「整備班最強の女が、一緒に現場にいるなんて」

 

「ナズナ、それやめてくれない?私の知らないところで、いろんな呼び名がついてるの知ってるんだからね?」

 

「あ、すいません。でも、どうして今日は同行を?」

 

「サカキ博士に頼まれてね。愚弟の実験よ」

 

「愚弟って……」

 

「実験ってなんですか?」

 

「これよ」

 

 

姉ちゃんがコンテナを開く。中には、ショートブレードにロングブレード。アサルトにブラストと、多種多様な神機が詰まっていた。

 

 

「うわっ、すごいいっぱいの神機。これどうしたんですか?」

 

「持ち主のいない神機と、整備終えてテストが終わってない神機を片っ端から持って来たのよ。こいつの実験のためにね」

 

「実験ってなにするんですか?」

 

 

わっしも聞いてないよ?ジーナさんは、知ってるようで、小さく笑っている。

 

 

「こいつが始めて神機を使った時、全く侵食を受けてなかったらしいのよ」

 

「え?他人の神機を使ったんでしたよね?しかも、偏食因子を投与してない状態で」

 

「そうよ。しかも、それでオウガテイルを倒したって言うんだからね。サカキ博士のお眼鏡にかかるのも頷けるわ」

 

「ふふ、リイヤ。顔が緩んでいるわよ」

 

「ちょっ、ジーナ!!」

 

 

顔を真っ赤にして、姉ちゃんがジーナに詰め寄る。しかし、ジーナさんはいたずらっ子のような笑みを浮かべる。

 

 

「あら、顔が真っ赤よ」

 

「もう!ジーナは何もいわないで!!」

 

「あはは、整備班最強の女は、ジーナさんが弱点なのね」

 

「姉ちゃんとジーナさん。仲良いんだ」

 

「らしいよ。親友と呼べる仲なんだって」

 

「へえ」

 

 

アナグラでの姉ちゃんのことはほとんど知らないからな。今度、ジーナさんに聞いてみよう。

 

 

「リイヤ、ショウゴ君に説明したほうがいいんじゃない?」

 

「わ、わかってるわよ!」

 

 

コホンと咳払いをしてから、姉ちゃんはわっしのほうを向いた。眉間にしわ寄せるのやめてくれよ。

 

 

「ショウゴ、あんたにはこのコンテナの神機を使ってもらうわ」

 

「へ?いやいや、ちょっと待てよ!神機って、他人のを使うと偏食因子だかオラクル細胞だかに捕食されてアラガミになっちゃうんじゃ……」

 

「その通りよ。でも、あんたは違う。あんたは、どんな神機でも自分の神機のように扱えるのよ……まだ、仮説だけどね」

 

「それって、大丈夫なのかよ……」

 

「それを確かめるための実験でしょ?サカキ博士が、実戦のデータが欲しいって言ってるんだから、協力しなさい」

 

「えぇ……」

 

 

相変わらず、姉は理不尽だ。しかし、今の話が本当なら……

 

 

「わかった。やってみるよ」

 

「よし。じゃあ、あんたがいつも持って行ってる神機とこれを持って行きなさい。コンゴウ相手なら、ロングブレードを持って行きなさい」

 

「ロングとロングか……初めての中型アラガミとの戦いでやらせるとか、姉ちゃんどんだけ容赦ないんだよ」

 

「あんた無駄に器用なんだから、大丈夫でしょ?」

 

 

それとこれとは話が……まぁ、やれるだけやるだけだ。

 

 

「あ、それとその神機、ナズナのパーツだから」

 

「ええ!?リイヤさんなにしてるんですか!!そのパーツ作るのに何体サソリを倒したと思って」

 

「テスト無しで使おうなんて、バカもいいところよ。いつも小型アラガミでテストしてから使えって言ってるのに、守らないナズナが悪いのよ。諦めなさい」

 

「そんな殺生なぁ〜」

 

「あなた達、盛り上がっているところ悪いんだけど、コンゴウが見えたわ。リイヤはさがって。ショウゴ君、隊長さん、準備して」

 

「はい!ジーナさん」

 

「ショウゴ君!壊したら、許さないからね!!」

 

「気をつけます!!」

 

 

さぁ、戦闘開始だ。




初の中型アラガミ戦です。

やっぱり、コンゴウさんには的となってもらいましょう。

GE2でスピアとコンゴウが相性悪いですが、スピアの素材はコンゴウをあまり使わないので、助かります。
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