GOD EATER 〜煌めく波と手向けの花〜 作:sha-yu
まさか、こんなに読んでくれる人がいるとは思いませんでした。
始めて一週間ですが、なんとかやって行こうと思うので、これからもよろしくお願いします。
物陰に隠れながら、今回の討伐対象「コンゴウ」に近づく。
強靭な腕、背中のパイプが特徴的なアラガミだ。猿に似ていて、力が強い。「殴られたら、トラックと衝突したかと思うくらい吹っ飛ぶ」とはタツミさん談。
背中のパイプは風を起こし、敵を蹴散らすとか……。
ダメだ、頭で考えると不安要素しか思い浮かばない。
「ショウゴ君、緊張しすぎだよ。コンゴウの動きはそこまで早くないから、しっかり見れば全部捌けるし、大丈夫だって」
「だといいんですが……」
「私は後衛苦手だから、援護射撃とかできないけど、ジーナさんがすごいの知ってるでしょ?」
「ジーナさんが戦ってるところ、みたことないです。全部、わっしが倒してたので」
「え!?ジーナさん、ショウゴ君といっぱいミッション行ってるのに、一回も戦ってないの!?」
そう、小型アラガミとの戦闘で、ジーナさんが自慢のスナイパーを撃ってるところをみたことがない。
全部わっしが倒しているのだ。慣れるためだと思ってたけど……
「ジーナさん、いくらなんでもそれはやりすぎじゃ……」
「あら、私だって彼が危なくなったら助けるつもりだったのよ?彼が簡単にアラガミを倒してしまうから、なにもすることがないのよ」
「そうなんですか?じゃあ、大丈夫だね!ショウゴ君、余裕余裕」
どうしてそんな天真爛漫でいられるのかわからないけど、第一部隊の隊長が言うんだ。信じてみよう。
「よし、行きます!」
わっしはコンゴウに向かって走り出した。
こっちに気づいていない今なら、奇襲でき……
「ゴアァァァ!!」
なかった?気づくの早すぎないか!?
そういえば、コンゴウは耳が良いって聞いたような……すっかり忘れてた。
コンゴウは右拳を振り上げる。殴りかかってくるつもりか。わっしは二本の神機のうち、自分の神機のほうの装甲を展開する。
コンゴウの拳が、装甲にぶちかまされた。そして、強い衝撃と浮遊感。吹っ飛ばされ……
「ぐはぁ!?」
壁に叩きつけられた。タツミさんの言うとおり、トラックに跳ね飛ばされた気分だ。早く体勢を立て直さないと。
「ショウゴ君、大丈夫!?」
ナズナさんが、ブラストでコンゴウの動きを止めてくれている。
ジーナさんは……見当たらない。
「だ、大丈夫です。装甲でガードはしたんで、ダメージは少ないです」
「早く体勢立て直して。援護するから」
神機を杖にして、起き上がる。二つの神機に戸惑ってる場合じゃない。戦いながら慣れるんだ。
右手の自分の神機を銃形態に変形させ、走りながらアサルトでコンゴウを牽制。左手のナズナさんの神機を構えた。
その時、コンゴウのパイプ風を集める。
「気をつけて、風の大砲を撃ってくる!」
装甲を展開することは出来ない。ならば……
「うおぉ!!」
ナズナさんの神機を地面に突き刺し、勢いを殺さずハンドスプリングの要領で飛び上がる。
コンゴウの風は、何もないところへ放たれ、雪を巻き上げながらあらぬ方向へ。
空中で自分の神機を剣に変形させる。狙うのは頭。神機を振り下ろそうとした時、コンゴウのパイプが風を集めていた。
やばい、格好の的だ。
その時、銃声とともに一本の閃光がコンゴウのパイプを貫き、結合崩壊を起こした。
そのまま、わっしは二本の神機を振り下ろす。
切り裂かれ、結合崩壊を起こしたコンゴウは、その場に倒れ伏した。
「はぁ、はぁ……やった?」
「おお!ショウゴ君すごい!初討伐おめでとう」
「ありがとうございます。っと、コアを回収しないと」
コンゴウのコアを回収していると、ジーナさんがゆっくり歩いてきた。
あの時、わっしを助けてくれたのは……
「あ、ジーナさん。ショウゴ君がやりましたよ」
「そうみたいね。おめでとう、リイヤも喜ぶわね」
「はは、だといいんですけど。ジーナさん、援護ありがとうございます」
「危なくなったら助けるって言ったでしょ?それに……」
ジーナさんの顔が、わっしの顔の横に!ちょ、いい匂いするんだけど!?
「あなたと一緒なら、これからもいい花を咲かせられそうだしね」
耳元でそう呟くと、ジーナさんはすぐに離れた。
「さ、早くリイヤのところに戻りましょう?」
「あ、はい!」
「ふーん、なるほどね」
ナズナさんが小さくなにか言っていたが、聞き取れなかった。
金剛デース!!
すいません、なんでもないです……。
戦闘は基本あっさりです。
戦闘苦手なので、ご了承くだサーイ。
すいません、なんでm(ry