それではどうぞ
楯無と刀奈はVIP Roomから出て車に乗り込んだ。
2人とも話がなく、もうすぐ更識家の屋敷に着くという時に
「済まない、刀奈」
「何で?」
「まさかここまで、あの女に丸め込まれるとは思ってもいなかった。」
「しょうがないよ」
刀奈は、一夏の手と自分の手を絡み合うように握た
「ここで諦めるの?」
「なわけあるかよ、する前から塞ぎ込んでたら意味がねぇよ」
「だよね」
刀奈が笑ったのを見て、一夏も笑った。
「着いたら、これからの事をまた考えないとね」
「だな、だが今回の3点で気になった事ないか?」
「織斑春斗の暗殺?」
「それもだが、1番最初の話だ」
「五士族を自分のものにしたいって事?」
「ああ、五士族は元々忍に準ずる集団だ。天皇でも把握はできないはずだ、なのにそれを把握した上で言ってきた。」
五士族について、更識家は、関東と東北を拠点に、暗殺や護衛などを受け持った士族にあたる。北海道、中部、近畿と四国、九州と中国に分けられ拠点を構えて護衛している。その中で更識家は世界にも拠点を置きながら仕事をしている。
「五士族はある盟約がある、それはどこの組織にも属すことなかれ」
「組織には属してはダメって事ね」
「そうだ、それを知っているのか話をもちかけてきやがった。」
「知らないなら、話は持ちかけてはこないものね」
「多分だが、日本を裏で護る守護者が欲しいのかもしれない」
「それで五士族に白羽の矢がたったわけね」
「それに手元に置いとけば、すぐにでも潰すことが出来るからかもしれないがな」
「これからは慎重に動かないとダメだね」
「これ以上はきつくなるな」
「だね」
「このことは次回の五士族会議で討論しなきゃダメだな」
楯無はため息と面倒臭いことが一気に来た事で嫌になっていた。それを見た刀奈は頭を撫でて慰めた。
「後は、2つ目は多分だが考えはいいと思う」(ボソッ)
「え?」
小さい声で、外を見ながら言ったのだった。それに対して刀奈はその声に反応した。それに気づいたら楯無は、少しはぐらかす感じで
「昔、篠ノ之束の資料の中に論文で書いてあったから、その件は良しとするけどそれよりも3つ目だ」
「そういう事、さっきの織斑春斗の暗殺?」
「ああ、なぜ織斑春斗だけを対象にしたのかだ?」
「私は貴方も暗殺対象に入ってると思ってた。」
「それもだが、なぜ俺は除外したのかは多分、更識家だからか?」
「多分、私の考えは違うと思ってる」
「考えを聞かせてくれ」
「うん、私は貴方に対しての何かを感じたんじゃないかな」
「何かって?」
「それは分からないけど」
「分からずじまいか」
「多分、だよ多分」
「分かってる、だが第1で考えるのは更識家であるで考えていようか」
「うん.......」
(私が見たあの顔......一夏に対して何かを感じだった。怖い......)
「今の所は、この3点を重視しながら考えていかなければならないな」
「本当に動きが嫌だね」
「後は、あの女の心だよ」
「え?」
「昔の俺に似すぎててな」
「感じてたよ、昔の一夏に」
いきなり元名前を呼ばれた瞬間、苦笑いになる楯無は言葉を紡ぐ
「あまり人の前では言うなその名前」
「言いたい時に言いたいの、一夏の名前は私と一夏を繋げるものだから」
「今の俺は更識楯無だ」
「それでもだよ」
「まぁいい、着いたな」
そうこうしていると、更識家に着き車の扉が開かれる。真ん中で立っていた瑠花は、楯無にお辞儀をしてこちらに来た
「おかえりなさい、楯無様」
「瑠花、作戦の変更だ。大物からの別依頼だ」
「別依頼?」
「そう、私もびっくりな人からよ」
「刀奈さんでもですか?」
刀奈は瑠花に首を立てに降った。それを見た瑠花は驚いた。
「後で話すが、中々難しいことになる。第4守護員と第6守護員は、作戦終了後に早急に日本への帰国を命じてくれ」
「分かりました。」
「それと、技術開発部に早急に、BASの新規導入の許可を出す。できる限り早く、性能の向上に専念してくれと伝えてくれ」
「はい」
「刀奈は如月に、天皇の情報を多く獲得してくれと言ってくれ」
「わかったわ」
「俺は執務室に居る。できる限り情報に目を通す、何でもいい情報を多く獲得してくれ」
「「「はい!!」」」
執務室に着いた瞬間から膨大な情報をパソコン、資料が送られてくる。それに目を通していく
(今日は徹夜だなw)
そう感じながら、笑いながら資料見ていくのだった
【IS学園校舎屋上】
「やはりこちらにいましたか」
「やぁやぁ、八代ちゃん」
屋上の椅子に座る咲良子は、呼ばれた方向を見ながら八代と名乗った女性に挨拶をする。
「どうでしたか?更識楯無は?」
「面白い子だね〜、それにあの目......」
「目?」
「嫌いな目だよ、ああいう目は希望に満ちた目だ」
「そうですか」
「冷たくない?」
「そういうものです。それに私にとって、更識家は同じ五士族として期待してますから」
「そうだね、五士族の柊家次期当主殿?」
「私にとって過程でしかないので、当主は」
「そうだね。だから私の考えに、賛同してくれたからここにいるんだよね」
「.........」
「まあいいや、私の理想は大きいからね」
「そうですね」
咲良子は立ち上がり、IS学園から見える、本土の街並みを灯りを見た。
「本当に、この国は小さ過ぎるね......」
「.......」
「本当に小さい、小さい」
そう言いながら、180度回転して八代の横を通りすぎて行ったのだった。
どうだったでしょう
誤字脱字ありましたらよろしくお願いします