三刀流の劣等生   作:カツ丼親子丼

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遅くなりましたが、プロローグ第3話です
これからは、1話かけたら1話を投稿のスタイルで書いていきます
時間はかかりますが1ヶ月で三話出せればと思ってますwww(できるかなwww)


ではどうぞ


プロローグ【再会】

俺は直ぐに、車に乗り込んで指定した場所に向かい

金を十文字に払わせて走った。

 

看護師からも走るなと言われるが、無視して目的の場所の扉に着いた。息を切らしながら、扉を叩く

中から「はい」と聞こえて扉を開ける。そこは個室になっており1歩ずつ歩いていく、そしてカーテンの前に立った。

 

「どちら様ですか?」

 

聞き覚えのある声、その場で涙が流れそうになるのを我慢して口を開ける。

 

「直ぐに向かうと言っといて、時間かけちまった」

 

それを聞いた、カーテンの向こうの人物は泣き出した。

 

「悪ぃ」

 

「いいよ、来てくれただけで嬉しいよ」

 

そしてカーテンを開けた。そこにはプレイヤーの時と変わらない姿がそこにあった。

 

「始めましてだろう、この現実の世界では」

 

「そうだね」

 

にっこりと笑った顔は、涙を流しながらのいい顔だった。椅子があるのでそこには座って、色んなことを喋った。たわいも無い話だけど、何故か面白かったり、悲しかったり、色んな思いがあったのだった。

 

「私ね、これから此処を退院したら家を継ぐことになるの」

 

「え.....」

 

「家が元々決めてたことだから」

 

さっきのいい笑顔をが消えて、強ばった苦い顔をした。

 

(この顔をする時の此奴は、無理して自分で乗り越えようとするんだよ)

 

一夏知っているからこそ、眉間に皺を寄せながら座っていた椅子からベットに座り、肩に刀奈の頭をのせた。その頭の上に俺の頭を乗せて、刀奈の右手に俺の左手を絡めた。

 

「ごめんなさい、私」

 

「無理すんな、俺もお前が傍に居ないと無理なの知ってるだろ」

 

「うん、ごめん........ごめん」

 

「謝んな」

 

刀奈が何回も「ごめん」を口にしながら、一夏は考えた。刀奈を守れる様にならないと、あの時のあの世界の俺にならないと、そう思ってさらに強く握った。そして

 

「.........俺がなってやるよ」

 

「え?」

 

「だから俺がなってやるよ」

 

「ダメだよ、私の家は他人が付け入る隙のない家だから」

 

「知ってる、さっきお前の居場所と素性を読んだ。それでも守るって決めた以上守るよ」

 

「でも!!」

 

「でもじゃねぇよ、決めた。俺の事を心配するならおかとちがいだ、俺にとって家族はもう必要ねぇ存在だからよう」

 

「........でも」

 

「焦れったいなぁ、そこにいるんだろ役人野郎」

 

「え?」

 

一夏は扉の方に目線を向けて言い放った。そこから扉が開き、2人の人間が入ってきた。1人は十文字俊彦ともう1人

 

「お父様、それに」

 

「初めましてだねぇ、私は総務省の十文字俊彦と申します。そこの織斑一夏君の担当役員です。それとこれはささやかながらの、ケーキです。」

 

箱を置いて満天の笑顔で言う、それを見た一夏はまた舌打ちをする。

 

「君が私の娘を守った。織斑千冬の弟の1人か?」

 

一夏は眉間が微かに動き、刀奈の手を離して男の前に立つ

 

「その名前は聞きたくなかったなぁ、あのクソ姉は関係ねぇ、誰だテメェは」

 

「一夏、その人は私のお父様で更識玄龍(さらしきげんりゅう)今の楯無家の頭首なの」

 

「!?、こいつが刀奈の父親」

 

「先程の話は聞かせてもらったが、私の後釜になりたいだと身の程知らずとはこの事か」

 

一夏は胸ぐらを掴んだ

 

「刀奈の事を思って頭首にさせようとしてんのか知らねぇが、お門違いって知ってるか?話し合ったのか刀奈と話し合ったのか?」

 

「私たちの事情に入れると思うなよ余所者!!」

 

その瞬間、周りの温度が下がる。龍玄の冷たい殺気が病室内を覆うのだが、他の2人が震える中1人だけ怖気付く事無く龍玄を見る

 

「あまり舐めんな!!」

 

「ほぅ、圧されない代わりに私に向かって殺気を出すか」

 

一夏と龍玄の間で火花散るのが分かるくらい、殺気と殺気のぶつかり合いが始まるがそれを止めたのは刀奈だった。

 

「一.......一夏.......ナッツ」

 

それに呼ばれて気づいた一夏は、後ろを見て過呼吸になっている刀奈を見て傍に近ずいて

 

「悪ぃ、周りを考えないでごめん」

 

「いいよ、ありがとう私の事を思ってくれて」

 

「あの時からお前の事を守るって決めてるのに」

 

「うん、分かってる。ありがとう」

 

そう言って、目を閉じゆっくりと呼吸が整っているのを感じ眠ったのだと気づく

 

「外で話そうぜ」

 

その一言で、外に出ようとした時

 

「貴様の覚悟はどんな物なのか知りたくなたった、着いて来い」

 

それを聞いて、一夏は龍玄について行く

 

「貴様も来るがいい、総務省の役員とやら」

 

一夏と十文字は玄龍の乗ってきたリムジンに乗り楯無家の本家に向かう

 

 

 

 

 

【更識家 本家】

 

 

 

リムジンが止まり、家の中からメイドや執事が現れる。

 

「「「お帰りなさいませ、ご頭首様」」」

 

「ああ」

 

その後に、着物を着た女性が現れた

 

「お帰りなさい、貴方」

 

「帰った」

 

「刀奈の様子はどうでしたか?それとそちらの方々は?」

 

「ああ、後で話すがこいつらを居間に通してくれ」

 

「分かりました。お二人共こちらに」

 

着物の女性に従い、歩き出す。それに従い一夏は歩き出す、その道中で俺が視線をやっているのに気付いたのか話し出す

 

「私になにか?」

 

「貴方が刀奈の母親ですか?」

 

「そうね、私が更識刀奈の母親の更識朱夏(さらしきしゅか)と言います」

 

「そうですか」

 

「貴方の事は聞いてます、刀奈の目が誰にも見せない可憐な目になっていましたから、刀奈が話す時に」

 

「俺も刀奈をあの世界だけでなく全部を守るって誓ったので」

 

「そう」

 

「だからこそ、あいつが悲しむ顔は見たくないから、ここの頭首になると決まったと言われて、何も守れないのかと思い、俺が頭首になると直談判に来ました。」

 

「ふふふ、直談判ですか」

 

「悪いですか?」

 

「いいえ、では貴方は刀奈があの姿になった事は知っていると?」

 

一夏は刀奈の全身やけどと片目の傷の事を言っているのだと気づく

 

「はい、刀奈から全て聞いてます。」

 

「そう、こちらに此処が居間です。どうぞ」

 

一夏と十文字は居間の畳があり、そこには正座で座る

 

 

龍玄が居間に入り、後ろから朱夏さんも一緒に座る

そして俺を見て

 

「一週間後、貴様を試すことにした」

 

「試す?」

 

「そうだ、一週間後に私対貴様で戦う」

 

「試すってそういう事ですか」

 

「負ければ、貴様の話を聞こう。私が勝てば、刀奈の頭首になってもらう」

 

「なるほど、やってやるよ」

 

「では、一週間後に」




どうでしたでしょうか?
プロローグは続きますが、あと2話をして設定に入ろうと思います。
できる限りやっていきますので、誤字脱字があれば報告お願い致します
では次に
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