今回はプロローグの第4話になります。
この話と次で、一様はプロローグ終了ですw
その後に2人の設定とかを出せればと思っています。
それではどうぞ
【1週間後】
「一夏、大丈夫?」
「何が?」
「いや、戦えるのかなって?」
「一週間、出来る限りのことはした。後は刀が答えるがだけだ」
「うん」
勝てるか分からない戦いに行く一夏を、見届けるしかできない刀奈は弱々しい頷きで答えた。そんな返しの後に、一夏は刀奈の頭をポンッと手を置いた。
「やるだけの事はやる、出来ないならその時考えればいい」
刀奈に微笑んだ、その時
「織斑一夏様、お越しください。」
「ああ、行くか」
「うん」
2人で案内役の人について行く、案内された場所は道場だった。そこには正座で目を閉じる楯無玄龍がいた。
「来たか」
「ああ、殺りに来た」
「あまり驕るなよ、小僧」
「そのつもりだ」
2人は向き合い睨み合う
「それでは今回の判定役として私、更識朱夏が参ります。よろしいですか?」
「よい」
「無論です」
「では、構えてください。」
そう言って、2人は構える。玄龍は槍を構え、そして一夏は口と左右の手に刀を咥え持ち構えた。それを見た玄龍は睨んだ
「それは巫山戯ているのか?」
「巫山戯た事なんてやった覚えはねぇなぁ」
「なら、恥を晒せ」
構えが決まったところで、睨み合い始まりの合図を待つ
「では、はじめ!!」
先に動いたのは一夏だ、右の刀で横に一閃した。それを玄龍は後ろに避る、それを見た一夏は左右の手を交差させ
(三刀流、鬼斬り!!)
突進して切り込んだが、当たったはずが何故か服は切れるが血が出ない。
(鎖帷子かよ)
「そんなものか?なら、こちらも行くぞ」
そう言った瞬間、槍を持った片腕の上腕筋が膨れた瞬間、「バァン」の音と共に槍が目の前に来て、一夏の胸に突き刺さりかけるが、左の刀の頭でそれを弾き角度を変え突き刺さるのを止めた。
(危なかった、直感と全神経を研ぎ澄ませていなかったら終わってた)
(槍は突きだけでなく、打撃系統もある。なら速攻だ)
一夏は小さく屈んだ、そして構えた
(三刀流、豹琴玉!!)
突っ込んで回転した、それを見た玄龍は槍を地面に突き刺し、その勢いで高くジャンプして避けるがまたしても脇腹が裂けた。
(こいつの攻撃は中々範囲が大きい)
(まだだ!!)
突っ込んだ一夏は素早く地面を蹴って左右の腕を右側に集約して
(三刀流、虎狩り!!)
それを見た玄龍は槍を横に向けて「虎狩り」を受け止めた。
「マジかよ」
「甘過ぎるぞ、小童!!」
「ならこれならどうだ!!」
一夏の二の腕が左右で膨れ上がった
「一剛力羅、二剛力羅!!」
(三刀流!!二剛力斬!!)
受け止めた槍ごと、上の天井に叩きつけた。
(ゼェゼェ、マジできついゲームならまだしも現実でこの疲労感、舐めてるわぁ〜だけどこっからだ!!)
一夏は地面に着地して上を見た、上ではパラパラと木片が落ちるのが見えるが玄龍の姿はまだ見えない
、体が悲鳴をあげているせいで少しその場に座るが声が聞こえたと共に立ち上がる。
「今のは痛かったぞ、これで終わりか?」
「マジかよ」
目の前に、服の埃を払って立っていた。
「ならば、こちらからも行くぞ。世界を知れ、井の中の蛙よ!!」
そう言われた瞬間、その場で立つ事しか出来なかった。一夏の懐に入って来て縦一線に槍を振れた事で、上半身が斬られ血が吹き出る。
「がはっ!!」
「一夏!!!!」
刀奈が一夏の血飛沫で名前を叫んだが、一夏はまだ立っまま睨んだ。
「まだ、そんな顔ができるか小僧!!」
「終われるかよ.......終われるかよ!!」
一夏は1歩下がった瞬間、刀を前に突き出し回し始めた。
「終わらせてやる!!もう、刀奈のあの顔を......あの......悲しむ顔を無くすためになぁーーー!!」
「ふん......ならばこちらも一撃で屠ってやろう」
龍玄は槍を横に構えて突っ込んでくる、それを見た一夏は
「三刀流奥義...........三千世界!!」
奥義で対抗したその時、槍と刀が交わり後ろに龍玄が行き着いた瞬間、刀三本が砕け散ったのだった。
(..........負けた........負けたのか、俺)
そう感じた一夏は刀を納刀して、振り向き龍玄の方を向いた。
「なんの真似だ?」
「昔、刀を教えてくれたおっさんが言ってた。剣や刀を持つ者として、背中の傷は剣士の恥だと知れって言われた。俺剣士で刀を持つものだ!!」
「ふっ.......良い心掛けだ!!」
もう一振を龍玄はした事で一夏はもう1つの傷をおった後、後ろに倒れ込んだのだった
「一夏!!」
刀奈が一夏の傍に行こうとした瞬間、母親である朱夏に止められた。
「お母様、退いて下さい。一夏が!!」
「まだ勝負の終わりを言っていません!!」
はっと刀奈はなった、その瞬間に朱夏が宣言した
「この勝負........現当主....更識龍玄の勝利」
それを聞いた刀奈は一夏の傍に近寄って持っていたタオルで押さえる
「医療チームを」
「はい!!」
医療チームは一夏を担架に乗せて医務室に向かった。それを見届けて、刀奈は龍玄の方向いた。
「お父様、あそこまでやらなくても」
「彼奴が決めた事だ、それに深く傷にはなっていないはずだ」
「え.....」
「彼奴の強さ本物だな、認めてやろう。信念と願いの勝ちだ」
そう言って、龍玄はこの場を立ち去った。後ろに朱夏も付き添った。その場で立ち止まる刀奈を見ずに.......
「似てますわね」
「誰が誰に似ていると?」
「玄龍さん、貴方とあの男の子がですわ」
後ろで苦笑しながら歩く朱夏を、前を向く龍玄は端切れが悪くなった。
「そうかもな」
「そうですよ」
そのまま歩くのだった。
どうだったでしょうか?
戦いを少なめにしたのは、ゾロのミホーク戦をイメージして書きました。なので決着を早く終わらせて、もっと一夏には強くなってもらわないとですね〜
では、次回早く投稿できるよう頑張りますwww
では次回