皇国の守護銃~零~   作:キノコ飼育委員

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白き鋼が猛る時
八席議会


 『朱雀』、『魔導院ペリシティリウム朱雀』の医療棟。

 

 そこは今、地獄の様相を呈していた。

 全身に血の滲んだ包帯を巻き、痛みに呻く者。

 手足の欠落や光を失い失意に暮れる者。

 軍の衛生兵、候補生の回復クラス、果ては民間の医師まで引っ張り出し、全力で治療に当たっている。

 

 治癒の魔法で大抵の傷は元通り治るが、あまりに深い傷を負ったものには効果が薄い。

 これは言わば現在における魔導技術の限界であり、重傷者は薬と包帯で対応するしかない。また回復魔法が効かない者というのはつまり『助かる見込みは薄い』ということであり、誰もが沈痛な面持ちで見るばかり。

 

 そんな地獄に出張し、激戦区からの生還者に話を聞いて回る軍の兵士。

 必然的に煙たがられ、眉をしかめて睨まれるが、こちらはこちらで余裕がない。

 本来ならある程度回復してから話を聞くのだが、現時点で領土のほぼ全てを占領されているという状況ではそんな余裕もなく。

 また、皇国が一気に投入してきた新兵器群の情報をほんの僅かでもかき集めたいこともあり、こんなところまで出張って来ているのだ。

 

「話が聞きたいってなぁ……俺もほかの連中と同じだよ。魔法が使えなくなって、必死に逃げ回って、撃たれてここにいるんだよ。ったく、まさか自分の内臓とこんにちわすることになるなんてな」

 

 そう言って彼は自分の服を捲り、己の腹を見た。

 そこには少しの亀裂……の跡のようなものが見え、彼が九死に一生を得たことを示していた。

 

「なんか珍しい報告が欲しいならアイツにしな。アイツは今朝運ばれてきた。チョコボに引き摺られてな。どうやらリンボス要塞の生き残りらしい」

 

 そう彼が示す先には、ベッドの上で蹲り、どことも知れぬ一点を見つめる満身創痍の若者がいた。

 その包帯を巻かれた顔は抗えぬ恐怖に染まっており、彼の目には己の目撃した惨事が延々と再生されている。

 

 『リンボス要塞』と言えば、イスカ地方にある要塞だ。

 皇国軍本隊の猛攻に曝され、味方は『死守』を命じて『魔導院』救援に後退、とくればこうなってしまうのも仕方がないだろう。

 

 罵声のひとつか百は浴びせられるだろう。

 そう確信しながら兵士はその若者に、何があったかを聞きに行った。

 が、予想に反し、若者はしばしの無言をはさんでから、ぽつりぽつりと語り始めた。

 だがその瞳は、やはりここではない『惨劇』を見つめ続けている。

 

「一昔前に流行った、ファンタジー小説……時魔法が暴走して、未来に飛ばされちまう候補生の話……」

 

 その言葉に兵士は覚えがあったのか、その小説のタイトルを口にした。

 

「『時間遭難者』か……」

 

「あれの気分だった……何もかも異常だった!頭が変になりそうだった!いや、なったんだ!!あれは夢さ、そうだろう?!戦争なんて起きてない、リンボス要塞は今も健在だ!あは、アハハハハハ!!」

 

 突如顔を上げてけたたましく笑い出す若者に、周囲が何事かと目を向ける。

 それを一顧だにせず若者は笑い続けた。

 

「しっかりしろ!正気になれ!」

 

 兵士が若者の肩をつかんで視線を合わせると、その瞬間に若者はまた顔を恐怖に染めて叫びだす。

 

「軍神が、軍神が殺された!あっという間に三体死んだ!」

 

 そのままベッドから飛び降り周りに叫び始めた。

 

「逃げろォ!みんな逃げてくれェ!!みんな、みんな殺されちまう!『ヤツ』が来る!」

 

 完全に錯乱している若者を兵士は素早く拘束し、言い聞かせるように大きな声で話しかけた。

 自分の所業に内心反吐をつくが、ここで機会を逃すべきではないと彼の勘が告げているのだ。

 

「落ち着け、ここは安全だ!!『ヤツ』とはなんだ!?」

 

 その瞬間、若者の暴走がピタリと止まった。

 そして茫洋とした目で男を見つめ、やがて口からだらりとその名を零した。

 

「……『キュクロープス』…」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

『八席議会』

 

『朱雀』における最高決定機関である彼らは、失地奪還のため連日にわたり激しい議論を交わしていた。

 

「飛行型魔導アーマーがついに開発されたようだ」

 

 そう言って表示される映像には、飛空艇から撮られたのか、雲をバックに迫る機械の翼を持つ兵器が。

 

「機動力、攻撃力ともに奴等の小型飛空艇を遥かに上回っている。今後これが皇国の航空戦力の主力となることは明白だ。ならばこちらも何らかの対策を立てる必要がある。それも可急的速やかにだ!」

 

 そう唸るのは朱雀軍軍令部長スズヒサ・ヒガト。

 

「飛空艇の『ウォール』の強度増加、ならびに迎撃用の新兵器追加が望ましい」

 

「簡単に言ってくれる。それで、どうやってその新兵器とやらを作るのかね?」

 

 と、皮肉交じりに返すは学術局局長ザイドウ・テキセ。

 

「予算と人員!それの大幅な増大を頼みたい!」

 

「ずいぶんとムシがいいようだ。しかし無理を言わんでくれたまえ、君らの警戒網が寝ていたおかげで破壊された飛空艇。あれの補充にも割いているのだからな」

 

「民間企業にも委託するのだ!こちらは早急な対抗手段を渇望しておる!!再び皇国が攻めてきた時、最初に矢面に立つのは我々なのだぞ!」

 

「ふん、ではそんな大変な君らにもっと恐ろしい報告をくれてやろう」

 

「なに?」

 

 そう言って学術局長は冷たい汗を流しながら、その『恐ろしい報告』をした。

 

「……クリスタリウムの蔵書が根こそぎにされた。禁書庫からも貴重な蔵書がいくつも強奪されている」

 

「なんだと!?」

「そんな!」

 

 場が騒然となった。

 

「まて、待て!まさか、まさか魔法理論大全もか!」

 

「3セットほどがなくなっている。幸い、蔵書は全て『レリック』本体(・・)にデータとしてしまってある。時間をかければクリスタリウムの蔵書は元に戻るだろう。だが……」

 

 軍令部長が呻くようにその“恐ろしい事実”の後を引き継ぐ。

 

「情報を、魔法の情報を奪われたのか……!」

 

「皇国は、魔導技術を欲しているのですか?しかし魔法は『朱雀』だけのもの。奴らに奪われてもそう痛手には……」

 

「何を言っておる!」

 

 院生局局長ミオツク・オオフマキの言葉に、軍令部長は机を拳で叩きながら叫ぶ。

 

「魔法を知られるということは対策を練られるということだぞ!射程、運用、欠点、そして対抗策!今までは互いが諜報や経験でそれを割り出しておったのだ、それが正確に知られてみろ!手の内明かしてババ抜きするようなもんだぞ!」

 

「落ち着きたまえ、ここでこうして騒いでもどうにもならん」

 

「ぬぅぅぅ……幸い、候補生たちの奮闘で武装研究所と魔法局は守ることができた。だが……」

 

 失ったものも、奪われてしまったものも、払った代償も大きすぎる。

 

 沈黙が立ち込める中、兵站局局長タヅル・キスガが手を上げた。

 

「ひとつよろしいかしら。確か、解放戦の折りに『ジャマー』に影響されることなく戦った候補生がいたそうだけど、その魔導技術を用いた、同等の兵士を作れないのかしら」

 

「無理ね」

 

 と、ここで新たな人物の声が混ざった。

 重い両開きの扉を開き入ってきたのは、魔法局局長アレシア・アルラシア。

 『朱雀』の命運を決める重大な会議であるにもかかわらず、その手には紫煙をくゆらせる煙管があり、彼女のエキゾチックな美貌とは裏腹な破天荒な性質をほのめかしている。

 

「遅くなったわ」

 

 と彼女は悪びれることなく何でもないように形ばかりの謝罪を告げ、続ける。

 

「さっきの話だけど、あの子たちと同じことは簡単にはできないわ。高度な機密事項だから情報の開示も無理ね」

 

 こんな時に高度な機密も何もあったものではないと思うかもしれないが、魔法局の秘密主義っぷりは魔導院にできた時から変わらない。

 今更そのことについてどうこう言って会議をややこしくしたくなかった院生局長は溜息をひとつ吐き、皇国の使用した『クリスタルジャマー』について尋ねた。

 

「ドクター・アレシア、『クリスタルジャマー』に関しては何かわかりましたか?」

 

「私の見立てでは、あれは人間に制御できるものではないわね。おそらくルシ専用。それと、あれから大規模なジャマー使用の確認がないことから、ルシに何かがあって、今は使えない状況、と言ったところかしら」

 

「なるほど、それが聞けただけで僅かだが気が休まるな。それでドクターには何か現状打開の意見はあるかね?見ての通り少し行き詰っておるのだ」

 

 軍令部長のその問いに、アレシアはあっさりと答えた。

 

「『候補生の戦闘介入』」

 

 その答えに再び議会がざわめく。

 そのざわめきを流し、アレシアは自然に続ける。

 

「現在の防衛線力をそのままとし、現状を打開するにもっとも相応しいかと」

 

「アギト候補生ともなれば、戦力になることは間違いありませんが……」

 

「しかし、ペリシティリウム守護の拡大解釈にならんかね?」

 

 院生局長と学術局長がためらいを見せ、軍令部長が苦しげに唸る。

 

「…………現状を鑑みるに選択の余地は……子供で戦争とはな……軍人としてこれほど身を切られ、情けなく思うことはない」

 

「綺麗事だけではどうにもならないわ。それとも、それ以外に何か手があるのかしら」

 

「わかっておる!……割り切れんだけだ」

 

「仕方ありません。院長様のご判断を仰ぎましょう」

 

「今は朱雀存亡の時です。誰もが試練にさらされています。アギト候補生たる彼らは、朱雀のための戦いを厭わないでしょう」

 

「それでは、議会での正式な裁可をしましょう」

 

 と、順調に決まりそうだった会議に、

 

「待ってほしい」

 

 軍令部長が待ったをかけた。

 

「侮るわけではないが安易な候補生投入のみで十分とは思えん。そこで提案がある」

 

 そう、軍令部長は慎重に続けた。

 

「軍令部武装研究所と魔法局魔導研究所、協同での新たな魔法、武装の開発を提案したい」

 

 その言葉に場がざわめいた。

 何故なら、これには『朱雀』の組織構成に関するデリケートな問題が関わってくる。

 そもそも『朱雀』には、『軍事』を司る部署がなく、全て『魔導院』が担当していた。

 それがかつての大戦後、『世界の救世主たる候補生を育成する「魔導院」』と、『「朱雀」を内外の脅威から守護する「軍令部」』に分かれ、それぞれの目的に専念できるよう独立化したのだ。

 無論、『魔導院』を最上位組織と定めているが、こと『軍事』に関しては『軍令部』の方がリードしている。

 

 さて、かたや『魔導院』で最も影響力があり、『朱雀』の根幹である魔法を取り仕切る『魔法局』が擁している、新たな魔導の奥地を開拓することを目的とした『魔導研究所』。

 かたや『軍事』の一切を取り仕切り、これから発言権が拡大するであろう『軍令部』が援助し半ば私物化している、魔導士の最も身近な友(武具)……の親である『武装研究所』。

 

 主導権は、どっちが握る?ちなみに彼らの仲はとーっても悪い。

 『魔導研究所』曰く、「この素晴らしい理論を理解できん愚者揃い」である『武装研究所』。

 『武装研究所』曰く、「机上の空論ばかり寄越す間抜けども」である『魔導研究所』。

 しかして『魔導研究所』なくして新たな魔法武具は造れず、さりとて『武装研究所』なくして理論は形にならず。

 同じ研究開発を目的とした施設であり、予算を奪い合う仲であり、しかも切っても切れない仲でもある彼ら。

 

 これは下手すれば『軍令部』が『魔法局』に屈したということになりかねず、『八席議会』のパワーバランスが崩れるだろう。

 それがいい方に転がればいいが悪い方へ転がった場合余計な混乱を生むだろう。

 それをよく理解しているドクター・アレシアは何も言わずに軍令部長を見るのみ。

 

 そして軍令部長は――――――

 

「こちらから、その旨要請させてもらう」

 

 頭を下げた。

 

「悔しいが奴らの兵器は想像を越えている。『ジャマー』だけではない。見たこともない兵士が我々本隊を攻撃してきたのだ」

 

「『見たこともない兵士』?」

 

 素直に頭を下げた軍令部長に驚いていたアレシアだったが、その言葉に怪訝な顔になる。

 

「我々が戦場に展開したとき、最初に襲ってきたのは嵐だった」

 

「下手な比喩はよしたまえ、君らしくもない。嵐が襲ってきた?それはどういうことなんだね」

 

 学術局長の揶揄に鼻を鳴らし、軍令部長は続けた。

 

「ふん、そうだな。だがこれを見てもそう言えるか?」

 

 そう言って議場の中央に映し出された映像は、まさしく『嵐』だった。

 暗雲が立ち込め雷鳴が轟く中、小さな竜巻のようなものが複数飛び回り、朱雀兵をバラバラの状態で空へ巻き上げていく。

 そして軍神イフリートが、弾け散る火花のように切り刻まれた状態で墜ちてくる。

 

「軍神が……」

 

 その呻きをあげたのは誰だろうか。

 

「そうだ、『軍神に対抗可能な兵器』。それを皇国は運用してきた」

 

 議会場は静まり返り、重い沈黙が支配する。

 これまでも軍神が撃破された報告はあった。

 『空中戦艦』による集中砲火や、ルシのような埒外の力には、さしもの軍神も討ち取られている。

 だがそれはめったにないことであり、どちらも偶然のような出来事で、『朱雀』にとっての軍神とは相変わらず無敵の存在だったのだ。

 

 この瞬間までは。

 

「ルシではないのね?」

 

 冷静さを失わないアレシアの言葉に、軍令部長は首を振った。

 

「違う。ルシ反応はまったくなかった。代わりに強大なクリスタル反応が確認された」

 

「つまりこれは、魔導アーマー、ということですか?」

 

「いや、おそらく連中の『強化兵士』をさらに強化……いや、進化させたものだろう」

 

「進化……」

 

「そうだ、進化だ。連中はもはやかつての皇国ではない。すべての経験を用い、そのうえで新たな力がなければ勝てぬ存在となっている。そうでなければ、たった五人の兵士に殿(しんがり)が全滅などありえん!!」

 

 そう言って彼はギリギリと血がにじみだすほど拳を握った。

 それに対しドクター・アレシアは、しばらく考える様子を見せた後、その提案に乗ることにした。

 

「わかったわ。こちらとしても協力はありがたいもの、その申し出を受けるわ」

 

「ありがたい」

 

「―――――それでは、議会としての正式な裁可を出しましょう」

 

 こうして、前途多難ながら院長の言葉で会議が締めくくられたのだった。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 会議が終わった後、アレシアや院長が退室し、兵站局長も会釈して出ていき、三人が残されると、軍令部長が重い溜息を吐いた。

 

「ハァ……しかし、候補生の投入だけは、なんとか避けたかったのだがなぁ」

 

「おや、軍令部長どのは候補生に手柄を取られるのを危惧しているのかね?」

 

「そうではない……現状打開にはもうそれしかないということはわかっておる。だがそれでも、『朱雀』の未来を戦火に投げ入れるような真似はしたくなかった」

 

 皮肉にも取り合わずに肩を落とす彼に、学術局長は慌てた。

 

「よしたまえ気色の悪い!君が気落ちしているとこちらまで憂鬱になるだろう」

 

「そうですよ。ほら、ご自慢の御髪(おぐし)が崩れてますよ」

 

「む……」

 

 そう指摘され、軍令部長は手鏡と櫛を取り出し、髪型を直し始める。

 その髪型が整えられていくにつれ、彼の顔には覇気が戻っていく。

 

 そしてその頭、俗に“リーゼント”と呼ばれるそれが屹立すると、軍令部長は完全に立ち直った。

 

「そうだな、落ち込んでいる場合ではない。速やかにやらねばならんことが山ほどあるのだ!」

 

「まったく君というやつは……髪と精神が直結しているのかね」

 

「そんなワケなかろう。ではこれで失礼する。兵站局長と相談したいことがあるのでな」

 

 そう言ってその腹からは想像できないほどキビキビとした動作で退室していった。

 

「やれやれ……」

 

 学術局長も退室し、院生局長も出ていこうとした、その時。

 

「そういえば……」

 

 彼女はふと、一つ言い忘れていたこと思い出した。

 

(ノーウィングタグの回収が全然進んでいないことへの協力要請、言うのを忘れてたわ。……また掲示板に貼らなきゃ…)

 

 頭を押さえながら、彼女も去って行った。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 皇国軍は朱雀領各地から急速に兵を引き始め、トゴレスに集結、順次本国へ向けて後退していった。

 

 これは補給線を伸ばすことを嫌い、さらには朱雀軍の反攻作戦を想定しての行動で、当時における軍隊の鈍重性からは考えられないほどの身の軽さだった。

 この初動の早さを可能にした理由は諸説あるが、一般にはこれこそがシド・オールスタインの強固な独裁政権の証であると言われている。

 しかし何故集結した兵力で再度『ペリシティリウム』攻略に望まなかったのかは未だに謎であり、『朱雀ルシを恐れて』『召喚獣を恐れて』『ジャマーの不調』『白虎ルシの戦線離脱』など様々な推測はされているが、どれもいまひとつ足りない推論ばかりである。

 

 そしてこれを受け、朱雀八席議会は皇国軍への大規模な反攻、追撃作戦を決定。

 

 候補生部隊を投入した『トゴレス要塞』の奪還を計画していた。

 

 しかし候補生を本格的な軍事行動に参加させるという初の試みに、軍令部は慎重な態度を見せ、まずは試験運用を行うこととした。

 

 そのため候補生初の実戦は、後退する皇国軍の殿を務める『マクタイ』の解放となった。

 

 

 

 




『治癒魔法』への考察
おそらく人間の持つ『(ファントマ)』の力を魔法でアレコレして回復させている。
人体の影響は『ファントマ』からのアレコレやクリスタルのどうこうで何とかなってるが、『(ファントマ)』が弱っている人間(瀕死の人間、ルルサスに斬られた人間など)は何かアレなので治らない。
『ポーション』とかの『魔法』薬は魔法が関わっているので同じ(回復ジャマーの例から)。
なので魔法とか関係ない薬学で治療しなくてはいけないが、『魔法で回復しない=死ぬ』が普通な文化なのでそっち系の技術が発展しない。
反対に皇国は『人間も機械と同じ!電池切れる前に部品組み込んで閉じれば治る!』がモットー。
蒼龍は『食って寝ろ!』かな?樹液とか亀の甲羅でリジェネ付くならモンスターの肉は滋養強壮に良さそうだ。
玄武は……『病気?なにそれ?怪我?ツバつけとけ』だと妄想w

ちなみに『魔導研究所』はオリですんで悪しからず。
魔法局の中にある施設と思ってください。

次回は早めに投稿できそうです。
その次から皇国サイドへ視点を移します。

この作品の性質上、皇国側を主に映すべきとは思っているのですが、今回の話はどうしても必要だったので。
伏線のためにね!

ではまた次回、戦場で。
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