少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE- 錯劇 -XSTAGE -   作:リカル

9 / 32
幕間・争乱ティータイム 水面下の謀

☆輝きの無い世界・プライバシーエリア『エメラルドの宮』

 

 

 

これは凛明館演劇同好会の5人が

輝きの無い世界での舞台に加わった後の出来事・・・。

 

 

 

 

 

「シャウトモン!、シャウトモン!

シャウトモンが言ってたデジノワってお菓子

作ってみたんだ!、食べてみて!」

「「「!!」」」

〔フガ?、ミンナドウシタンダ?〕

「おおぉー!、やるじゃねぇかアルル!」

「ありがたく頂くZE☆!」

『いただき☆!、いただき☆!』

「あ、ちょっ」

 

 

 

 

 

ガリィ!! ベッキ!! ゴリンゴリン!!

 

 

 

 

 

「「『ぐはぁあ!!!???』」」

 

 

 

一撃必殺!!!。

 

 

 

〔シャウトモンッ?!、スターモンズ!!〕

「間に合わなかった・・・・・・・・・」

「声を掛けるのが遅すぎたんだ・・・・・・・・・」

「お、大月さん??

このお菓子、その、チョコレートが完全に焦げてしまっていて、だから、えっと、あの」

「えええっ!!?、コレ焦げてたの!!?」

「「『み、みずぅううう!!』」」

「はい!!」

 

 

 

「「「はい??!!」」」

 

 

 

 

 

ゴックゴックゴッ?!

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

ドサッ パタ ボトトトトトト・・・・・・

 

 

 

 

 

RE:一撃必殺!!!。

 

 

 

〔フンガァーーー!!?〕

「シャウトモぉーーーン!!?」

「「し、静羽ぁー!?」」

「え、ええ?

今日のはいつもより飲み易くした筈なのに

ほら見て、キュートモンのこの飲みっぷり」

『んな!!?』

 

 

 

「ゴッキュー♪、ゴッキュー♪、ゴッキュー♪

プハァー♪、美味しいっキュ~~~♪♪♪」

 

 

 

「し、静羽先輩の

あの『ドリンク』を一気飲みしたぁーーー!!?」

「ドルルモン!、コレとっても美味しいっキュ!」

「そ、そうかッ、それはよかっ」

「ドルルモンも一緒に飲むっキュ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゑ???」

「ダメ、っキュ?」

「ダメ、なの?」

「う"」

 

 

 

キュートモンと静羽は瞳を潤ませている!。

 

 

 

「わ、わかったよ!、飲めば良いんだろうが!?」

 

 

 

 

 

グビ・・・グビッ・・・・・・ゴグン"・・・・・・・・・!!

 

 

 

 

 

『(ぜんぶいった!!?)』

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごちそうさまでした」

「キュ?、ドルルモン何処行くっキュ?」

「あ、はははははっ

気にしなーい♪、気にしないーい♪

そ・れ・よ・り、どう?、キュートモンちゃん

あたしのパートナーやらない?」

「いえいえ、ここは是非私の」

「ああ!、いちえ先輩もゆっこもズルい!」

「キュウ!?」

「あらあら、モテモテね」

「放っておいていいの!?、つかさ!?」

「え?、何で私が?」

「消去法と言ってはなんですけど

つかさ先輩のパートナーはウィザーモンかキュートモンならキュートモンかなーって」

「私の、パートナー」

「?、つかさちゃん?」

「因みに、私を省いたその心は?」

「自分の胸に聞いてみて下さい」

「ぐわっはっはっ!、まいったなー!

こりゃまた一本取られてしまった、よ!」

 

 

 

 

 

ガタガタガタガタガタガタ!!!!!!

ジジジッ・・・

 

 

 

ボッ!!!

 

 

 

 

 

〔〔餌ぁ!!、くわせろぉーーー!!!〕〕

 

 

 

舞台少女やデジモンが和やか(?)なティータイムを繰り広げていると、念入りに布を巻き付けられていた魔封機が突如発火!。

 

 

 

「あーーーあ!!、もーーーう!!

こうゆう時ぐらい大人しくしてよ!!

この馬鹿!、馬鹿坊!!!」

〔「先輩!、本機体熱暴走状態!

危険!、危険!、メーデー!、メーデー!」〕

「・・・・・・・・・そのまま燃え尽きればいいのに」

「塁、気持ちは痛い程にわかりますが

アレが居ないと先輩達と舞台に立てないのでお互い我慢しましょう」

〔ユユ、我慢は体に良くないカナ〕

「ね?」

「う、うん!、ごめんねゆっこ!」

 

 

 

 

 

コポポポポポポ   チャプ・・・

 

 

 

 

 

「文様、紅茶の注ぎ方はこれでよろしいでしょうか?」

「ええ、初めてにしては

・・・・・・・・・というか、その翼で良くティーポットやカップが持てるわね?」

「これも文様や栞様の御指導の賜物

そして、何より王のお陰です」

「クカ?」

「フッ、当然だな」

「ガ!?」

「流石です!!、晶さん!!」

「グガァアアア!!?」

「ヒヨコさんもやってみたらどうですか~?」

「ワッチッチは啄む専門っヒョッ」

「ボキもムシャムシャムシャムシャ!!!

そうーっ!、でっしゅーっ!ムシャムシャムシャムシャムシャムシャ!!!」

「ねぇ弟子、独り占めなんてするんなら

破門、だからね?」

「ヒンっ?!

お、おししょーしゃまぁーーーっ!

こ、これはむ、虫デジモンのサガっ!、サガなんでっしゅーっ!」

「そう、なの?」

「風評被害はやめるヨンッッッ!!!

あ、後フミ

フミも氷蜥蜴・・・じゃなくって、ブルコモンを離した方が良いと思うヨン」

「心配してくれてありがとう

でも、大丈夫

いちえのヴォーボモンに比べれば大人しいし

塁やゆゆ子のジャザモンやドラコモンと違って殆ど喋らないから」

〔「ブルル」〕

〔「・・・・・・・・・」〕

「そういえば、珠緒ちゃんのルドモンも全然お喋りしないね」

「大月さんや雪代さん達と私達凛明館のデジモンは色々と違いますので・・・」

 

 

 

「(わたしのパートナー)」

 

 

 

外観は立派な家の中で多種多様なパートナー関係を目の当たりにした『少女』は考える。

 

 

 

「(デジモンの、パートナー

 

 

あの子がここに居たら

 

 

きっと、他のデジモンに負けないぐらいに

 

 

はしゃいで、お菓子を食べて楽しむんだろうな

 

 

 

・・・・・・・・・立ちたいな、あの子と一緒に舞台に

 

 

 

私のパートナーはもうあの子以外考え

 

 

 

!、駄目!!、そんなの絶対駄目よ!!)」

 

 

 

だが、その思考は他ならぬ彼女自身が停止させた。

 

 

 

「(私には、巴さん達みたいに舞台に立つ為だけにデジモンを利用するなんて出来ないッ

何より、独りぼっちで異世界に来てしまった

スパロウモンをこれ以上危険な目になんて合わせたくない

 

 

 

だから、私が我慢しないといけないの・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

恵比寿つかささんは舞台少女であることより

 

 

『おねぇちゃん』であることを選びました。

 

 

自分がキラめくことよりも

 

 

スパロウモンの安全を優先したのです

 

 

 

 

 

 

 

最もこの選択が

 

 

本当にスパロウモンが望んだモノかは・・・

 

 

今はまだ誰にも

 

 

 

           わかりません。

 

 

 

 

「ミチルセンパイ♪」

「・・・・・・・・・目星、つけられた?」

「ハイ♪、アレだけ扇情的な衣装なら

映像越しでも体のライン丸わかりでしたからね~」

「流石、やちよ

それじゃあ・・・

 

 

 

今度は私達の方から仕掛けようか」

「ええ、誰に喧嘩を売ったのか

 

 

 

わからせてあげましょう」

 

 

 

 

 




☆街中





とある高層ビルの最上階





ガシャアアアアアアアアアアンッッッ!!!





〔「ひっ!??」〕
「・・・・・・・・・コレが最後だということは



わかっているな?」



〔「は、はい!、もちろんです!」〕
「『スタジオ』の準備は既に済ませてある
明日、奴らをそこまで誘き寄せろ」
〔「え?、どうや
!、い、いえ!、なんでもありません!
わかりました!、かならずやります!、やりますから!、どう
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・醜いッ」

その一室にて通信を一方的に終わらせた『彼女』は侮蔑の言葉を吐き捨て、床に散らばったマグカップの欠片をパンプスで踏み砕きながら窓へと歩み寄ると・・・

「醜い醜い醜いミにククク!



クククくくくくくくッ!!ハハハハはははッ!!!」



クモの巣状にひび割れたガラスを掌でなぞり

『黒』く染まった夜景に赤を加え

その向こう側に存在する建物を穢した。



「お前に証明してやろう

連中にキラめき等存在しないことを

その、ために・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



歪に映り込んだ顔に語りかけた後

『彼女』は窓に背を向けエレベーターへ。





『〔ォオオオオオォォオ・・・・・・ッ〕」!!!





すると

パンプスが入り込んだ瞬間にソレの内観が一変。

壁や床が黒い腐肉と化し

ゴポゴポと音を立てながら突起や穴が出現



「クククくくくくくくッ」



エレベーター・・・闇のトレイルモンは輝きの無い世界

その地下にて網のように広がるツタの上を駆け

喜悦の表情を浮かべる『彼女』を目的地



「もうすぐはじ、まる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、ちがうう

終わる   おわるのだ   ニンゲンハ」



■■■■の入口へと運ぶのであった。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。