魔法科高校の音使い   作:オルタナティブ

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ギアが入って爆速書きです。


第二十八話

『モノリス・コード』新人戦を優勝という形で終えた一高。しかも全体の『新人戦』としても優勝を修めたお陰でお祭り騒ぎになりかけたが、諸事情で総合優勝のパーティーと兼ねることになった。

理由は当然ながら『モノリス・コード』新人戦に出場した三人である。

『塞皇ノ砦』をぶっつけ本番で試合中ずっと維持し続けながら三高の選手とやり合っていた幹比古、将輝との撃ち合いで神経をすり減らしたと言い張っている達也、そして一日で隼人・将輝・真紅郎と今年の一年坊主(新人)の中でも超上位の上澄みとやり合いまくった八幡が疲労困憊なため、騒ぎ散らす状況ではなかったためだ。

 

「ZZZ……」

 

「……八幡くん、立ったまま寝てるわね」

 

「今回の最大の功労者ですからね。……八幡、寝るならせめて部屋に戻ってから寝ろ」

 

「NNN……」

 

「文字だけ寝かすな」

 

「達也くん今のよく突っ込めたわね……」

 

「私一瞬意味全く分かりませんでしたよ」

 

一高最狂の雰囲気についていけている達也に戦慄する真由美と深雪だった。一先ず達也に呼ばれたレオによって八幡が運び出され、達也と幹比古も疲れたと言って部屋へと向かった。

まあ話を戻すと、一高がお祭りムードになるになり切れなかったのにはもう一つの理由があり、それは明日のプログラムのことがあった。

というのも、明日からは本戦が再開されるからだ。

ここで、九校戦の得点配分について説明しよう。

今回(2095年度)の九校戦において、点数の内訳はこのような形になっている。

 

2095年度九校戦点数表(新人戦は半減)
1位2位3位4位5位6位
スピード・シューティング50pt30pt20pt10pt得点なし得点なし
クラウド・ボール50pt30pt20pt5pt5pt5pt
バトル・ボード50pt30pt20pt10pt得点なし得点なし
アイス・ピラーズ・ブレイク50pt30pt20pt5pt5pt5pt
ミラージ・バット50pt30pt20pt10pt得点なし得点なし
モノリス・コード100pt60pt40pt得点なし得点なし得点なし

 

結論から言えば、一位である一高と二位の三高の間には195ポイントの点差が存在している。*1三高に逆転されるには『ミラージ・バットの上位3位まで』と『モノリス・コード優勝』を三高が独占した上で一高がこの二つの競技で得点を得られずに敗退するくらいしかない。なお『モノリス・コード』では克人が出るのでそういうことである。勝ち確であった。ただそれはそうとして祝勝会に水を差されてはたまらないので、『勝って兜の緒を締めよ』ということで改めて気合を入れ直していたのだった。

 

 

 

一方、その日の夜。九校戦会場からは離れたどこかにて、この結果に追い詰められていた者がいた。

他の参加校?否。彼らもまた死力を尽くした上での結果である。それ故に多少の蟠りこそあれ、等しく自らの敗北を受け入れ来年の九校戦のために精進する気概であった。

──────でら、一体『追い詰められていた者』とは誰か。

 

「……もはや、第一高校の優勝は確定したも同然か」

 

「馬鹿な、諦めると言うのか!?それは座して死を待つということだぞ!」

 

「このまま一高が優勝すれば、我々の負け分は一億ドルを超える。……しかも、ステイツドルで、だ」

 

「これだけの損失、楽には死ねんぞ?ただでさえ今回の企画(プラン)負けた場合の金額(リスク)が大きすぎて本部が渋っていたのを、我々が無理に通したものだからな。良くて生殺しの『ジェネレーター』……適性が無ければ、『ブースター』として死後も組織に使い潰されることになる」

 

その言葉に、テーブルを囲んだ男たちは悍ましいものを見る目で部屋の四隅に立ち尽くす四人の男を窺い見た。

 

「この企画がなければ今期のノルマを達成出来なかったとはいえ……流石に強引が過ぎたか」

 

「そんなことを言っている場合ではなかろう!……こうなっては最早、手段を選んでいる余裕など我らにはない!」

 

「そうとも!最初から本命に負けてもらう予定で色々と手間を掛けたのだ、多少手荒な真似であろうも躊躇う理由はない。客に疑いを持たれようと証拠さえ残さなければ、どうとでも言い訳は立つ。この際、徹底的にやるべきだ」

 

「協力者に使いを出そう。明日のミラージ・バットでは、一高選手全員に途中で棄権してもらう。──────強制的にな」

 

「運が良ければ死にはせんだろう。……ま、死んだところで運が悪かったというだけだ」

 

狂気を孕んだ含み笑いが、同意の印として投げ交わされた。

しかし、彼らは知らなかった。その行いが誰の怒りを買うのか。……そして。

 

「……八幡君、武器の使い方が上手くなっていましたね。後見人として鼻が高いです。地獄で曲識さんも喜んでいるでしょう。ねえ、()()()さん」

 

「あたしを苗字で呼ぶな。苗字で呼ぶのは敵だけだ。……なんか一人だけ例外はいるがな。ま、アイツの弟子としちゃ及第点なんじゃねーの?()()()()()()()()としても、()()()()()()としても割と気に入ってるからな」

 

一体現地に誰が来ていたのか。想定の埒外にある因子が、悪しき無頭の龍に絶望を齎すことを、まだ誰も知らなかった。

 

 

 

次の日。『ミラージ・バット』で会場が沸き立つ中、観客席にてレオがふと呟いた。

 

「……そういや、八幡何処だ?朝から見ねぇけど」

 

「達也が言うには、9時半の時点では未だに爆睡してたらしいよ。まあ仕方ないさ、昨日はただでさえ予定よりも多い4戦をこなして、挙句最後の2戦は十師族やそれに比肩する今年の新人でも最上級の上澄みが相手だったんだから。ぶっ飛ばされたり肩を撃ち抜かれたり、精神力も肉体もすり減らし切ってたよ」

 

「……想像もしたくねぇな。それで勝ち抜いてるアイツもアイツだが」

 

レオがそうボヤいたところで、端末が震える。開いて見てみると、話題の八幡からだった。

 

『ぽきた』

 

「……今起きたらしい。とりあえずすぐ行くってさ」

 

「そっか」

 

友人がピンピンしてるのが分かったので、とりあえず八幡のことを放り出して試合に集中することにした2人だった。

そしてしばらくして、第一試合・第二ピリオドにて。事件(それ)は起こった。

 

 

 

『ミラージ・バット』での目標であるホログラムの光球に向けて、一高の出場選手である小早川景子が跳び上がる。しかしそれと同時に別の選手が跳び上がっており、距離の問題もあってかホログラムへの接触優先権が与えられる圏内への到達は相手の方が早かった。

仕方なく跳躍の勢い──────慣性を止める魔法を行使し、元の足場に戻ろうとする小早川。しかしその足場は別の選手に使われていた。ルール上一つの足場には一人しかいられないため、空いている中で一番近い足場に狙いを定めて魔法式を構築。重力に捕らわれずまっすぐ、ゆっくりと空中を滑空する移動魔法を行使する。──────しかし。

足場へと向かうはずの身体は、重力に引かれて落ちていった。

 

「──────ッ!?」

 

下降するエレベーターの中にいるような感覚を味わう。しかし安全が確保されているエレベーター内ではなく、ここは自由落下の上空十メートル。

顔は驚愕に、恐慌に、恐怖に歪む。何せこれまでの人生を支えてきた『魔法』に裏切られたのだ。余りの恐怖と困惑に、受け身すらもままならない。しかし、これは安全面に配慮されたスポーツ競技だ。選手が魔法のコントロールに失敗し落下するというアクシデントにも対策が成されており、立ち会いの大会委員がすぐさま減速魔法を行使。落下がゆっくりとしたものになる。わずか一秒にも満たない恐怖であったが、重力加速度から考えればその一秒の落下であっても約五メートルは地面に引き寄せられる*2

その移動距離は、小早川景子の心を打ちのめすには充分な長さだった。

 

 

 

欠伸しながら『ミラージ・バット』へと向かう男がいた。何を隠そう、昨日大立ち回りの大活躍で優勝を納めた後17時間の爆睡を決めて朝飯を逃した結果さもしく持ち込みのカップ焼きそばを3つ開けた比企谷八幡である。ちなみにこの男の好きなカップ焼きそばは辛子マヨネーズがついている○平ちゃんのカップ焼きそばと、湯切りの際にコンソメスープが作れる○ルちゃんの焼きそば弁当であった。

そんな中、八幡の端末に電話の着信が入る。見ると、達也からだった。

 

「どしたー」

 

『少々不味い事態だ。小早川先輩が事故(トラブ)って棄権した』

 

「……なるほど?」

 

途端に目付きが鋭くなり、雰囲気も冷たくなる。すぐ側をすれ違った人が余りの変化に三度見した。

 

「その言い方だと、何かしらの裏があるクセェな」

 

『ああ。美月によると、『精霊』と思しき存在が小早川先輩のCADの辺りで弾けて散ったらしい』

 

「……精霊魔法か?」

 

『恐らく。俺は大会委員のテントに向かう。二試合連続で手を出してくることはないだろうが、選手が機器のチェックにまで煩わされるべきじゃない。大事をとってお前も来てくれ。大至急だ』

 

「任せんしゃい」

 

そう言って通話を切り、端末をポケットにしまった次の瞬間。比企谷八幡は魔法無しでの速度の限界点を叩き出しながら会場へと向かうのだった。

自己暗示で疲労を自覚しないようにした状態で疾走し、ようやく会場の大会委員のテントに到着した八幡。そこに、丁度やってきた達也と鉢合わせた。

 

「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……」

 

「……大至急と言ったのは俺だが、そんな息を切らしてまで来なくても」

 

「まあ別に、いいだろ……ごめん、息だけ整えさせて」

 

そう言って、深呼吸をして息を整える八幡。そして単一系統の魔法で汗を蒸散させた後、達也の付き添いという名目でテントに入るのだった。

CADのレギュレーションチェックは何度も繰り返された作業であり、大会委員の側もその工程に慣れ親しんだプロである。流れるような作業で係の委員が達也から深雪が競技に使用するCADを受け取り、検査機にセット。そして、コンソールを操作した次の瞬間──────。

 

 

 

達也が係の委員の首根っこを掴みテーブルの向こうから引きずり出し、地面に叩きつけた。しかも達也がそれを行うと同時に八幡が委員の首元に右足の爪先を突きつけ──────否、食い込ませる。靴の先は喉仏があるはずの所に捩じ込まれ、委員は痛みと覚束無い呼吸の苦しみに喘いだ。

 

悲鳴が上がり、続けて警備担当の委員が怒号を上げながら駆け寄って来る。そして委員が二人の拘束から逃れようとした。

──────が、しかし。

 

「動くな」

 

司波達也の唯一残された感情の発露を遮るものを、比企谷八幡は許さない。地の底、地獄から蘇った幽鬼かはたまた幻想たる神話から顕現した邪神か。そう思わせるほどの重苦しく、聞いているだけで耳に鉛を流し込まれるかのような声が、司波達也を除いたその場全員にいる者の動きを縛り上げた。

 

「……舐められたものだな」

 

「お前たちは選択を間違えた」

 

その言葉と共に、爪先がいっそう深く捩じ込まれ、組み伏せた胸を抑える膝の圧力が高まる。漏れ出す苦鳴すらも塞ぎ止められ、あらゆる抵抗が許されない。

最強と最悪、二人の殺気を至近距離で浴びせられ、泡を吹きながら口元と頬を痙攣させていた。

 

「深雪が身につける物に細工をされて、この俺が気づかないとでも思ったか?」

 

「昨日言ったはずだぞ、俺の『悪霊の聴覚(みみ)』はあらゆる魔法を聴き取る災厄の耳だと。その俺の前で魔法を細工など、片腹痛い」

 

暴力と恫喝による二段構えの緩急をつけた圧力。その様子を見た周囲の委員は、詳細こそ分からずとも確かに理解した。

 

この男は、確かに触れてはならないものに触れてしまったのだと。

司波達也の大切なもの(最愛の妹)に、比企谷八幡の大切なもの(替え難い友人)に手を出したのだと。

 

「検査装置を使って深雪のCADに何を紛れ込ませた?ただのウイルスではあるまい」

 

その言葉に、組み敷かれ息も絶え絶えながらも顔をひきつらせる委員。しかしそれを他所に、達也は言葉を続けた。

 

「なるほど、この方法ならばCADのソフト面に細工も容易だろう。大会のレギュレーションに従うCADならば、検査装置のアクセスを拒むことは出来ないからな。……八幡」

 

「柴田の言葉からして精霊……ひいてはSB(Spiritual Being)魔法の一種だろうな。効果は他の魔法との類似する部分から推察するに、電気信号の改竄だ。……小早川先輩がやられるわけだ。こいつの効果はプログラムではなくそれを動かすための信号の書き換えだ。OSなどの機種によって左右される部分ではなく、あらゆる機械に共通する『コマンドの入力』そのものを乗っ取る代物だからな。CADを使わず札などを使用する古式の魔法師相手ならともかく、魔法にCADという機械が介在する現代の魔法師相手には天敵と言える魔法だろーよ」

 

そう言いながら、足をぐりぐりと動かし苦痛を与える八幡。それを聞いて頷きながら、達也が再び口を開く。

 

「だが、今回の大会の事故全てがお前一人の仕業という訳でもあるまい?」

 

いっそう増していく殺気への恐怖と苦痛に顔から流れる体液全てを垂れ流しながらも、男は僅かに、それでいて確かに首を横に振った。

 

「そうか。言いたくないか」

 

「言った方が良かったのになぁ。誰だって命は惜しいだろうに」

 

そう言いながら達也が手刀を形作り、八幡がCADを操作。そして凶刃が振るわれようとしたその瞬間──────。

 

 

 

「何事かね?」

 

穏やかな老人の声が、二人の動きを止めた。

威圧感も厳しさもない、春風のような声。その声がその場を駆け巡ると、達也の殺気が柔らかく飲み込まれ中和した。

 

「(今のは……軽度の精神干渉?しかも、()使()()の技術まで……)」

 

その様子に違和感を覚える八幡。しかし、相手はマジモンのお偉方。達也が憑き物が落ちたように鬼気を収めるのを見て、仕方なしに自分も途中だった魔法式の構築を中断。CADを懐にしまった後、男の顔面に蹴りを一発ぶち込んでから解放した。

 

「……九島閣下。申し訳ありません、お見苦しい姿をお見せしました」

 

「君たちは……第一高校の司波君と比企谷君か。昨日の試合は見事だったよ。年甲斐もなく熱くなるほどに」

 

「……ありがとうございます」

 

「うむ。……それで、一体何事かね?」

 

「当校の選手が使用するCADに対する不正工作が行われましたので、その犯人を取り押さえて背後関係を尋問しようとしておりました」

 

「そうか」

 

九島烈の言葉に、丁寧な言葉で返す達也。八幡は割と誰に対しても慇懃無礼を地で行くので不味いと思った達也だった。正解である。それはそうとして達也の『尋問』発言にはその場にいた全員が嘘だと感じたが。絶対に尋問の範疇で済ませるはずが無かったし、なんなら八幡が『誰だって命は惜しいだろうに』とまで言っていたのだから。

 

「……不正工作が行われたCADというのはこれかね」

 

「そうです。付き添いで来てもらった比企谷曰く、電気信号の改竄を行う精霊魔法の類とのことです」

 

達也のその言葉に、烈の目が八幡へと向けられる。

 

「……それは、確かなのかね?」

 

「……自分の感覚的なものなので、人に『それが正しいのか』って聞かれると『証拠はないけど正しい』としか言えませんが。改変対象が電気類、しかもデータではなく電気信号を対象にしていると見受けられたのでそう判断しました」

 

八幡のその言葉に、かつて「最高にして最巧」と謳われた魔法師は検査機からCADを取り外すと、しげしげと見つめて頷いた。

 

「……ふむ。確かに異物が紛れ込んでおるな。見覚えがあるわ。私が現役の際に、東シナ海諸島部の戦域で広東軍の魔法師が使用していた『電子金蚕(でんしきんさん)』だ」

 

そう言って、先ほどまで散々に締め上げられたことで未だ立ち上がれない男に冷ややかな視線を向ける烈。

 

「『電子金蚕』は有線回線を通して電子機器に侵入し、高度技術兵器を無力化するSB魔法。プログラムそのものではなく、出力される電気信号を改竄するためにOSの種類や(アンチ)ウイルスプログラムを無視して電子機器の動作を狂わせる。我が軍も正体が判るまで随分と苦しめられたものだが……君たちは『電子金蚕』を知っておったのか?」

 

「いえ」

 

烈の言葉に、言葉だけで答える達也。続けて、自身の判断の根拠を話し始める。

 

「『電子金蚕』そのものは初めて伺いました。ですが、自分の組み上げたシステム領域にウイルスに酷似した何かが侵入したことにはすぐ分かりました」

 

「俺はまあこの耳で一発だったんで」

 

「そうか」

 

二人の言葉に楽しげな笑みを浮かべる烈。しかしその視線が二人に殺されかけた検査係に向けられると、その笑みは歴戦の魔法師が敵対者に向けるそれに変貌していた。

 

「……さて。君が一体どこで『電子金蚕の術式(それ)』を手に入れたのだね?」

 

その言葉と共に放たれる圧力に、悲鳴を上げ四つ這いになりながら逃げようとする委員改め工作員。しかし。

 

「動くな」

 

それを「はいどうぞ」と見逃すわけもない。八幡が即座に拘束の言の葉を紡ぎ、その動きを止めさせる。烈は八幡のその様を見て、一層何かを確信したような笑みを浮かべていた。……が、その様子は皆の視線が逃げ出そうとした工作員に向けられていたために、誰にも気付かれることはなかったのだった。

 

「……さて、司波君。君もそろそろ競技場に戻った方がよかろう。すまないが、CADは予備のものを使ってくれ。このような事情だ、改めてのチェックは必要あるまい。──────そうだな、大会委員長?」

 

その言葉に、烈の後ろに付き従っていた老人が大慌てで頷いた。

 

「運営委員内部に不正工作を行う者が紛れ込んでいたなど、かつてない不祥事。──────言い訳は、後でじっくり聞かせてもらおうか」

 

その言葉に卒倒しそうになりながら、何とか肯定の返事をする大会委員長。それを一瞥した後、烈は再び楽しげな目を達也に向けた。

 

「司波達也君、君にもいずれ話を聞かせてもらいたいものだ」

 

「……機会がございましたら」

 

「ふむ、ではその『機会』を楽しみにしていようか」

 

これが二人(達也と八幡)と九島烈の、最初の直接遭遇(ファースト・コンタクト)だった。

*1
原作では新人戦終了時点で140点差だが、八幡が『氷倒し』優勝により一高が50÷2ポイント追加、三高が(50-30)÷2ポイント減。更に『クラウド・ボール』でスバルが愛梨を降し優勝したので一高に(50-30)÷2ポイント追加、三高が(50/30)÷2ポイント減のため結果的に点差が140+25+10+10+10=195点差。

*2
地球の重力加速度は9.8m/s^2。つまり一秒間に9.8m加速する。仮に1秒間自由落下した場合、落下速度は時間×最終的な速度÷2で計算されるため1×9.8÷2=4.9m。あっという間に5mも落ちると考えると相当な恐怖である。




これ以上続けると文字数1万超えるので一回ここで切ります。
達也からすると『悪霊の聴覚』が自分の『精霊の眼』の聴覚版みたいなスペックなので、とりあえず八幡を連れてくれば魔法の分析に関して言い訳がつくのでめちゃくちゃ便利です。挙句実力があるので、深雪が達也の身を案じても「じゃあ八幡連れてくから」でよっぽどヤバい危険地帯でもなければ説得出来ます。結果的に達也にとっては一人の友人としても利用するにしても素晴らしい感じになってます。
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