東方龍優録番外編『インフィニット・ストラトス〜赤き龍と黒き騎士〜』 作:餡 子太郎
やっと本編開始です。
それではどうぞ。
推奨OP 『英雄』(ウルトラマンネクサスより)
さて、この日晴れてIS学園の生徒になった俺と黒騎だが現在、何故か廊下に立たされて居た。転校生でも無く怒られた訳でも無い、サプライズ的な何かだと思うが......。
龍騎(これ、ある意味地獄じゃね?)
教室を覗いたら女子、女子、女子........、それと千冬さんの弟さんらしき男子。ははは、これってなんて言う拷問?
?「お、織斑 一夏《おりむら いちか》です!...............以上です!」
ズコッ!
教室内の全員がズッコケた。いや言う事まだあったでしょ、俺だったら『ちょりーっす!!!転入生の霧影で〜す!よろしちょりーっすwwwwww』って言ってやるよ?.........ごめん嘘、黒歴史になるわ......。
千冬「あの馬鹿......」
俺の隣に居た千冬さんもとい、織斑先生が見かねて教室に入って行き、出席簿という名の凶器で叩いた弟さんに裁きの鉄槌を下す。
一夏「痛っ!?何するんだよ千冬姉!」
千冬「学校では先生だ、馬鹿者......。それと今日後二人来ている。入って来い」
龍騎「いや先ず先生の自己紹介から始まるもんでしょ...、あ」
思わずツッコんでしまい、クラス全員の視線を浴びる。さて、どうするか......。
龍騎「助けてクロえもん」
黒騎「馬鹿が......」
蹴り飛ばされた、解せぬ。仕方ないので潔く観念して教室に入る。
龍騎「.....えーと、霧影龍騎です。こう見えて二十歳ですが訳あってIS学園に入学しました。特技は家事全般、格闘関係なら強靭、無敵、最強(笑)です。まぁ気楽に話しかけて貰えると此方もありがたいのでよろしくです」
千冬「アルカード、お前も自己紹介しろ」
黒騎「.........黒騎・アルカード。趣味は読書、特技は剣術。以上だ」
「「「きゃーーーー!!」」
自己紹介を終えると何故か女子一同は悲鳴を上げた。
「イケメン!しかも二人!」
「一人はクール系!しかも何事にも束縛されない感じのオレ様タイプ!」
「龍×黒!?それか黒×龍!?」
「最高じゃん!五万出すからkwsk!」
違った、悲鳴では無く歓声だった。あと腐ってる奴居るぞこのクラス。
千冬「静かに......」
黒騎「喧しい......、鬱陶しいぞ......」ギロッ
「「「!?」」」
織斑先生が注意する前に黒騎がムカついたのか殺気を出して生徒達を黙らせる。
龍騎「馬鹿、やり過ぎだっての!」
黒騎「...........」
「「「はァーい♡」」」
龍騎・一夏((なん......、だと......))
黒騎が生徒を黙らせると俺と織斑先生の弟さんは驚愕した。こいつ、女を従える程度の能力でも持ってるのか!?
それから入学式早々、授業が始まり織斑先生の弟さんが先生の質問に『分かりません』と答えると再度織斑先生に鉄槌が下され、おまけに教科書も電話帳と勘違いして捨てたらしく、また鉄槌が下された。いや普通見間違えるか?ってか何回受けてんだよ、よく頭が凹まないな。そして授業が終わって休み時間になると俺は次の授業の準備をしていると、横から織斑先生の弟さんが現れた。
一夏「えっと...、霧影さんとアルカードさんだよな?俺は織斑一夏、一夏で良いぜ。男同士、よろしくな」
龍騎「霧影龍騎だ、それと呼び捨てで良いよ」
黒騎「同じく」
一夏「じゃあ龍騎と黒騎って呼ばせて貰うぜ、いや〜良かったよ。俺と同じ仲間が居てくれて!正直心細かったんだ」
龍騎「そりゃいきなり女子校に入れられたらそうなるわな」
黒騎「.........」
一夏「......何か黒騎の奴、機嫌悪くないか?」
龍騎「ああ、あいついつも黒服しか着てなかったから慣れなくてイラついてんだと思う。気にしなくて良いぞ」
だって学生服って黒服の筈なのに此処だけ白服ってどう言う事?カレーうどん食ったらシミが目立つでしょ(適当)
?「少しよろしくて」
すると別の方向から金髪のロール髪少女が現れた。お昼チョココロネにしよう。
龍騎「誰?」ヒソヒソ
黒騎「...セシリア・オルコット。イギリス代表候補生、射撃に特化した専用機持ちのエリート」
わぁー流石情報網、本当に何から何まで暗記しやがったよ。
一夏「誰?」
?「まぁ!何ですのそのお答え方!?」
うわ、こいつめんどくさっ......、口調からすればイギリスのお嬢様なのだろう。
龍騎「失礼致しました、オルコット嬢。彼はまだ右も左も分からないものでどうか大目に見てやって下さい」
セシリア「あら、此方の殿方は分かってるみたいですわね」
龍騎「お褒めに預かり光栄です、執事として働いていた時期がありましたので嗜みには心得ているおつもりです」
この時、紅魔館でバイトして良かったと思った瞬間である。
セシリア「まぁ良いですわ、其方の方に免じて今回は見逃してあげますわ。次の授業があるので失礼しますが、また来ますからね?」
そう言ってオルコット嬢は自分の席に向かった。また来るのか......。
一夏「す、凄ぇ......、本当の紳士みたいだ......」
龍騎「それっぽく言っただけなんだよなぁ......」
それから次の授業が始まり、織斑先生が教卓の前に立つと、
千冬「この授業ではクラス代表を決めるぞ。自薦他薦は構わん、誰かいるか?」
何て事を言い出した。......絶対にやりたくない。
「はーい!私は織斑くんが良いと思いまーす!」
一夏「え!?俺!?」
はいざまぁー、流石は世界初の男性IS操縦者。人気者は辛いねぇ〜。
「私は霧影さんが良いと思いまーす!」
「私もー!」
霧影「ファ!?」
「私はアルカード様が良いと思いまーす!」
「私も推薦しまーす!」
黒騎「.........ちっ」
何故か俺と黒騎までも推薦された......。ってか黒騎さんや、堂々と舌打ちするの止めて貰える?
龍騎「じゃ、じゃあ俺はオルコット嬢を推薦する!理由はエリートだから!」
黒騎「......なら俺もオルコット嬢を推薦しよう、理由は同じく」
さっきからプルプルと震えて居たオルコット嬢、多分納得いかなかったと思い、敢えて彼女を推薦した。下手に騒動になったら面倒だからな。
千冬「なら推薦者は明日の放課後決闘し、勝ったものがクラス代表とする」
龍騎「え?辞退出来ないの?」
千冬「推薦された者に拒否権は無い」
龍騎「基本的人権の尊重とは(哲学)」
そんでもって決闘が決まってしまい、午後の授業を終えて放課後になってしまった。俺達男子は教室に残れと言われたので、一夏に勉強を叩き込んでいた。
一夏「何故だ...、黒騎に教えて貰ってる筈なのに全然分からん」
黒騎「全く......」
龍騎「良くそんな頭脳で入れたな」
一夏「そう言う二人はどんな高校行ってたんだよ」
龍騎「確か偏差値が60あるか無いかぐらいだったっけ?当時は」
※東深見高校の偏差値は59という設定です。
一夏「......嘘だろ?」
龍騎「あまり馬鹿にするなよ?専門科目以外なら余裕だからな」
一夏「」
何か真っ白になって固まった一夏、そんなにショックだったの?すると教室の扉から山田先生と織斑先生がやって来た。
千冬「全員居るな」
龍騎「で、何の用ですか?追試?」
千冬「お望みなら受けてやらん事は無いぞ?」
龍騎「嘘です冗談です勘弁して下さい」
真耶「はい、これをどうぞ」
そう言って山田先生が差し出されたのは部屋の鍵だった。
黒騎「寮の部屋か」
一夏「え?でも俺はホテルから通う筈じゃ......」
千冬「その方が安全と判断したまでだ。それと霧影とアルカード」
龍騎「?」
千冬「明日の決闘......、くれぐれも
黒騎「言われなくともそのつもりだ」
龍騎「当たり前体操ですよ」
一夏「?どう言う事だ?」
龍騎「一夏を
一夏「何それ怖い......」
それから其々の部屋に向かい、俺の部屋に着くと一度ノックして同居人が居るか確認する。返事がない、ただの屍のようだ。そうと決まれば鍵を開けていざ行かん。
?「お帰りなさーい♪ お風呂にする? ごはんにする? それともワ・タ・シ?」
バタン
何か居たな......、エプロン姿で。
ガチャ
?「お帰りなさーい♪ お風呂にする? ご飯にする? それともワ......」
バタン
ガチャ
?「お帰りなさーい♪ お風呂にする? ご飯に......」
バタン
ガチャ
?「お帰りなさーい♪ お風呂......」
バタン
ガチャ
?「お帰りなさ......」
バタン
ガチャ
?「おかえり......」
バタン
ガチャ
?「おか......」
バタン
ガチャ
?「お」
バタン
ガチャ
?「もう!いい加減にしてよ!!」
龍騎「もしもし?ポリスメン?」⇦ハサミを持って築○魚○岸○代○の構え
千冬『警察でも男でもない』
龍騎「痴女が居ます、至急対応願います」
千冬『......そいつがお前の同居人だ』
龍騎「相手裸なんですけど」
千冬『......少し待ってろ』
?「わーーー!ごめんなさいごめんなさい!!着替えるからそれだけはーーー!」
何とも騒がしい同居人だろうか......。取り敢えず同居人の着替えが待つまで俺は廊下に立っていた。
〜一方黒騎は〜
黒騎「......」
?「......あ、あの」ビクビク
黒騎「......邪魔なら消えるが?」
?「い、いえ......、わ、私は更識 簪《さらしき かんざし》と言います...」
黒騎「.........黒騎・アルカードだ。よろしく頼む」
簪「は、はい......」
黒騎「......どうやら怖がらせてるようだな。すまない、慣れない事だらけでな」
簪「だ、大丈夫です......」
黒騎「......先程から熱心に打ち込んでるが、何をしているんだ?」
簪「え?あ、これは......」
黒騎「......少し見せてみろ」
そう言って黒騎は簪が座っていた椅子に座り、画面を見るとキーボードを打ち始める。
黒騎「......これを一人でやったのか?」
簪「は、はい......」
黒騎「大したものだ」
簪「え......?」
黒騎「見たところISのデータのようだが、よく一人で出来たものだ」
簪「アルカードさん......」
黒騎「黒騎で良い」
そう言って黒騎はキーボードを打ち続け、簪はその隣で黒騎の仕事姿を見続けていた。
いかがでしたか?
次回は決闘です。
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。次回もよろしくお願いします。
一夏の専用機が二次移行する時、原作通りにするかオリジナルにするかどうか(オリジナルの場合、ダブルオー風になります)
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良いんじゃないか?ダブルオーにしよう
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いや、原作通りで