東方龍優録番外編『インフィニット・ストラトス〜赤き龍と黒き騎士〜』   作:餡 子太郎

23 / 39
どうもです。

学園祭前編です。

それではどうぞ。


学園祭(前編)

 

さて、待ちに待った学園祭当日。俺達一年一組はコスプレ喫茶店をする事になっている。其々着たい服を作っては試着しての繰り返し、頑張った甲斐があり、全員分の衣装が完成した。

 

龍騎「へぇ、皆んな似合ってるじゃん」

 

黒騎「良く短期間で作れたものだ、余程待ち望んでいたんだろうな」

 

ちなみに俺と黒騎はいつもの服である、その為黒騎はいつもより少し機嫌が良い。

 

シャル「りゅ、りゅーくん...........」

 

するとシャルが声を掛けて来た、恐らく服の事についてだろうな。何で分かるのかって?だって専用機組みの服考えの俺だもん。

 

シャル「ど、どうかな........、僕の衣装は........」

 

そう言って恥ずかしそうに聞いてくるシャル。ちなみにシャルのコスプレ衣装はF◯Oのジ◯ン◯・ダ◯クである。勿論、旗もしっかり持たせてる。

 

龍騎「俺の目に狂いは無かった」キリッ

 

黒騎「........似合ってると言っている」

 

シャル「そ、そっか........///」

 

えへへ、と笑うシャル。ってかこんな美少女が色んな服着て似合わないとは思えん」

 

シャル「!?///」

 

あ、やべ声に出ちった。まぁ事実だしいっか。

 

セシリア「黒騎さん!私の衣装はどうですか!?」

 

何て思ってたらセシリアが黒騎に服の感想を求めて来た。セシリアもF◯Oのア◯トライア(第一段階)である。ちょっと露出度が高いけどそれはそれでヨシッ!(現場猫)

 

黒騎「........ああ、悪くない」

 

ラウラ「わ、私も評価して貰おうか!」

 

そう言ってラウラも評価を求めてくる。ラウラはというと、艦◯れの響である。........銀髪ロリって結構多いから迷うんだよね。

 

黒騎「........ラウラも似合ってるぞ」

 

ラウラ「!そ、そうか!それなら良い!」

 

セシリア「........何故かラウラさんとの差があり過ぎなのは気のせいでしょうか?」

 

大丈夫だセシリア、お前の評価も高い方だぞ。

 

一夏「おい龍騎!何だよこの服!」

 

何か一夏がご立腹の様子で声を掛けて来た、もしかして服装に不満があるのかな?

 

龍騎「何だよ...、結構似合ってるじゃねぇか........」

 

一夏のコスプレ衣装はガ◯ダ◯ユ◯コー◯の主人公の衣装である。

 

一夏「お前絶対狙ったろ!声が似てるからって考えただろ!」

 

龍騎「あ?そんなん関係ないでしょ?(正論)別のやつが良いならこれでも着てろ」

 

そう言って別の衣装を一夏に投げ渡す、そして一夏は別の所へ行って着替えてくると........。

 

一夏「さぁ、検索を始めよう........。ってこれも中の人繋がりじゃねぇか!」⇦フィリップコス

 

龍騎「馬鹿やめろ!メタ発言言うな!」

 

一夏「ふざけんなよ!もっとマシなやつは無かったのか!?」

 

龍騎「やりました........、やったんですよ!必死に!その結果がこれなんですよ!頑張って考えて、四組の簪さんにも手伝ってくれて、それでも時間が足りなくてこれしか(二着)しか作れなくて、これ以上どうしろって言うんです!?何を着させろって良いんですか!?」

 

一夏「いやそれ俺の(中の人繋がり)台詞!?もう執事服で良いから早くしてくれ!」

 

一夏がどうしても嫌だと言うので、執事服を着る事になった。俺はアニコスして欲しかったが、クラスの反応が良かったのでそのまま執事服でやる事に。

 

鈴音「ちょっと、其処の人」

 

俺の事を言ってるのか、振り向くと鈴がチャイナ姿でやってきた。

 

龍騎「これはこれは鈴お嬢様、お帰りなさいませ」

 

鈴音「龍騎と黒騎は何も着ない訳?何の為のコスプレよ」

 

龍騎「こっちの方が落ち着くし、この服が好きだからな」

 

鈴音「........まぁ、あんたらしいわね」

 

龍騎「取り敢えず、ご案内致します」

 

そう言って俺は鈴を空いてる席へ案内すると、メニューを差し出す。

 

龍騎「ご注文は何になさいますか?」

 

鈴音「う~ん、そうね。この『執事にご褒美セット』って何よ?」

 

龍騎「こちらは、織斑一夏がお嬢様に()()()()やら()()()()やらするメニューで御座います」

 

鈴音「嘘おっしゃい、そんなのあったら訴えられるわよ」

 

龍騎「貴女のような勘の良いお嬢様は嫌いだよ」

 

鈴音「そんな対応で良いのかしら?織斑先生に言い付けるわよ?」

 

龍騎「執事にご褒美セット入りましたー!ご指名は織斑一夏でーす!」

 

鈴音「ホストか!」

 

後ろから鈴のツッコミを聞きながら一夏を連れて来ようとするが、一夏は見知らぬ女性と何かを話していた。

 

「織斑さんの白式に是非我が社の装備を使っていただけないかなと思いまして」

 

一夏「は、はぁ........」

 

「こちらの追加装甲や脚部ブレードもついてきます」

 

一夏「いや、あの........」

 

........胡散臭過ぎる。どうやらこの人はIS装備の開発企業の奴らしく、一夏にIS装備を売り込みに来たらしい。

 

龍騎「一夏さーん?交代の時間だぞー」

 

一夏「あ、ああ!今行く!すみません、仲間が呼んでいるので失礼します」

 

一夏はあの女性に断りながらも席を立ち、俺たちのところに向かってくる。助け舟を出すことに成功したみたいだ。

 

「チッ........」

 

 

 

一夏「ふぅ......、助かったぜ龍騎」

 

龍騎「別に気にするな、こっちも見ていて良い気持ちにはならないからな」

 

一夏「........なぁ、さっきのあの人の話しどう思う?」

 

龍騎「どうも何も胡散臭過ぎる、あぁ言うのは大抵詐欺もんだ。関わらない方が身の為だ」

 

一夏「だ、だよなぁ........。あまりにもしつこかったから怪しさ満点だったぜ」

 

黒騎「仕事しろ、サボるな」

 

先程の一夏と舌打ち女の事で話し合っていたら黒騎に叱られた。別にサボった訳じゃないんだけどなぁ........。

 

楯無「楽しんでるかな?御三方」

 

一夏「楯無さん!?」

 

すると後ろから楯無が話し掛けて来た。こいつ生徒会の仕事は?

 

黒騎「........何しに来た?」

 

楯無「そんな顔しないの、時にその男子三人.....、生徒会の出し物『観客参加型演劇』に協力しなさい!」

 

一夏「は!?」

 

龍騎「え?」

 

黒騎「頭でも打ったか?」

 

楯無からの急な協力要請(?)に首を傾げる俺達、黒騎の言葉に辛辣過ぎるが気にしない。

 

楯無「良いから良いから♪お姉さんと来る~♪」

 

一夏「ちょ、ちょっと!?」

 

楯無「はい決定!霧影君とアルカード君も第四アリーナに集合ね♪」

 

そのまま一夏は楯無に引っ張られていってしまった。

 

黒騎「........おい、どうするんだ?」

 

龍騎「どうするも何も無ぇよ......、やらねぇと面倒になるし、行くしか無いだろうよ」

 

楯無「........全く下らん」

 

取り残された俺達もクラスメイトに事情を話し交代を頼んだ後、一夏を追い掛ける事にした。

 

 

 

〜第四アリーナ〜

 

楯無「じゃあこれに着替えたらステージに来てね」

 

そう言って楯無が差し出したのは、演劇用の衣装であった。ファンタジー映画等で王子様が着そうな衣装であった。

 

楯無「それと、大事なのは........、はい王冠♪」

 

龍騎・黒騎・一夏「「「は?」」」

 

最後に手渡されたのは金色の王冠だった。前と後ろに大きな赤い宝石、その回りには小さな青い宝石が埋め込まれていた。

 

龍騎「........おい、まさか演技しろとは言わないよな?」

 

一夏「そ、そうですよ!脚本とか見てないのに........」

 

楯無「大丈夫大丈夫、基本アドリブのお芝居だし、必要な指示はこっちから出すから♪」

 

龍騎「帰るぞお前等。時間の無駄だ」

 

黒騎・一夏「「よし」」

 

楯無「ちょっとーー!?帰ろうとしないの!」

 

楯無の説明を聞いて、付き合えられず帰ろうとすると楯無が俺にしがみついて来た。

 

龍騎「アホか!アドリブでの演技とかプロ超えてるだろ!?」

 

楯無「大丈夫だから!ほんと大丈夫だから!?」

 

龍騎「信用できる人、手を挙げ」

 

................シーン

 

龍騎「帰るか........」

 

楯無「分かった!協力してくれたら何か一つ言う事聞くから!お願いです霧影さ〜ん!」

 

再び帰ろうとしたら遂に泣き始めてしまった楯無、お前は何処ぞの駄女神様だよ........。

 

黒騎「........こんなの妹が見られたら口聞いて貰えなくなるぞ」

 

楯無「簪ちゃんに!?それだけは嫌だ!もし簪ちゃんに嫌われたらお姉さん生きていけない!」

 

顔ぐちゃぐちゃじゃないか........、シスコンにも程があるぞ........。あっ(閃き)

 

龍騎「なら協力してやるからそのシスコン直せ、いい加減お前の妹さんの話しにはうんざりしてんだよ」

 

楯無「なっ!?」

 

黒騎「それは名案だ、彼女も自立しようとしている。この機会にお前も自立したら良い」

 

楯無「私に簪ちゃんから離れろって事!?そんな殺傷な!そんな事したら私に何が残るって言うのよ!?ただの生徒会長しか残らなくなるじゃない!?」

 

一夏「いやそれで十分じゃないですか」

 

楯無「織斑くん!?」

 

龍騎「んでどうするの?受ける?受けない?」

 

楯無「悪魔!!悪魔よ貴方達は!!」

 

悪魔?いいえ、神様です。結局楯無は俺の用件を読む事にしたので、俺達は着替える事にした。にしても落ち着かないな、この服........。そしてステージに立つと、

 

『さぁ、幕開けよ!』

 

先程とは元に戻った楯無のアナウンスと共に、アリーナの天井が閉鎖されて辺り一面が暗闇となる。そして直ぐに映写機が動き出した。

 

 

『昔々、ある所にシンデレラという少女がいました』

 

 

一夏「何だ........、シンデレラ?」

 

龍騎「シンデレラって........、まさかD社!?」

 

黒騎「アホ、そんな訳あるか」

 

 

『否、それは名前だけではない』

 

 

龍騎・黒騎・一夏「「「は?」」」

 

 

『幾多の武道会を抜け、群がる敵兵薙ぎ倒し、灰塵(かいじん)に纏うことさえ厭わぬ、地上最強の兵士達』

 

投影されている映像からは俺の知っているシンデレラでは無く、もはや別作品のものが流れていた。

 

 

『彼女らを呼ぶに相応しい称号......、それが灰被り暇(シンデレラ)

 

 

龍騎・黒騎・一夏「「「そんなシンデレラ認められるかぁ!!」」」

 

 

『王子の冠に隠された軍事機密を狙い、少女達が舞い戻る!』

 

「「「きゃあああああああああ!!」」」

 

観客席から生徒の歓喜の声が響き渡り、辺り一面に照明が付く。

 

........これってもしかして................。

 

 

『今宵もまた、血に飢えたシンデレラ達の夜が始まる!』

 

 

龍騎・一夏「「シンデレラ量産するんじゃねぇよ!!」」

 

「でやああああああああああ!」

 

龍騎「なっ!?」

 

一夏「龍騎!?」

 

次の瞬間、鈴が上から剣を持って襲い掛かって来た。俺は咄嗟に真剣白刃取りで剣を受け止める。

 

一夏「鈴!?急にどうしたんだよ!?」

 

龍騎「ってか良くドレス姿で剣振れるな!?」

 

鈴音「そんな事はどうでも良いのよ!早くその王冠を渡しなさい!」

 

龍騎「説明も無しにはいどうぞ、ってなる訳ねぇだろ!?」

 

 

『大丈夫!ちゃんと安全な素材で出来てるから!』

 

 

龍騎「お前に聞いてんじゃねぇんだよクソ会長!」

 

鈴音(何としてでも、何としてでも王冠を手に入れる!)

 

楯無の奴、鈴に何を吹き込みやがった........。こんなに必死に王冠を狙うなんて普通じゃない。すると、鈴の上の部分にキラリと何かが光った。

 

........やべっ、狙われる!

 

そして、バンッ!と鳴り響く銃声。俺は鈴の持つ剣を奪って放たれた銃弾を弾き返す。その時に鈴を片腕で抱き締めてるが、今はそんな事考えてる場合じゃない。

 

黒騎「この遠距離攻撃........、セシリアか」

 

セシリア「今のを弾きますか!?普通ありえませんわよ!?」

 

そう言って姿を現すセシリア、手にはスナイパーライフルを装備して再び狙いを定める。ドレス姿でライフル構えるとかシュールだな........。

 

黒騎「........セシリアの相手は俺がする、お前達はさっさと逃げろ」

 

一夏「わ、悪い黒騎!」

 

龍騎「すまん、頼んだ」

 

鈴音「ちょ、ちょっと!離してよ!」

 

龍騎「悪いけど暫くじっとしていてくれ、じゃないと怪我するぞ」

 

そう言って鈴を担いだまま、一夏と共に逃げ出す。

 

黒騎「........お前の狙いは俺なのは分かっている、王冠が欲しければ力強くでも奪うんだな」

 

セシリア「これはまたと無い絶好のチャンス、貴方のその王冠を狙い撃ちますわ!」

 

こうして黒騎はセシリアの注意を引く為に丸腰で挑むのであった。

 

 

 

 

一夏「畜生!どうしてこんな事に!?」

 

龍騎「全くだよ、あいつ頭おかしいんじゃない!?頭の中デ◯ズニー◯ンド(ピーーーーーーーーーーーーーー)なんじゃない!?」

 

一夏「止めろ!色々と怒られる!」

 

そんな事言い合いながらひたすら走り続ける俺と一夏、いやだってあいつシンデレラファンに喧嘩売ってるような事したんだぞ?D社にも喧嘩売ったって言っても過言では無い。

 

ってさりげなく王冠を取ろうとするなウェディングチャイニーズガール!

 

鈴音「早くさっさと降ろさないよ!自分で走れるから!」

 

龍騎「そう言って王冠狙うんでしょ!?りゅーくん知ってるんだからね!」

 

一夏「取り敢えず隠れられる場所を探そうぜ、いつ新手が来るか分からないからな」

 

龍騎「と言ってもね........」

 

シャル「りゅーくん、一夏!こっち!」

 

鈴音「げっ」

 

隠れられる場所なんて何処にも無い、と言うとした時にシャルが手を振ってこっちに来いとアピールする。

 

一夏「おぉー!シャルじゃないか!」

 

一夏が一足先にシャルの所へ向かおうとすると、

 

「いちかぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

一夏「え?うおっ!?」

 

空からドレスを来た箒が落ちて来た、刀を持って。

 

一夏「箒!?」

 

鈴音「あんた刀なんか持って何してるのよ!?」

 

龍騎「お前も剣持って俺に斬り掛かって来ただろ!」ベシッ

 

鈴音「あう!」

 

俺が鈴の額にベシッと軽く叩くと、手に持っていた剣を一夏に向けて投げ渡した。

 

龍騎「一夏、相手してやれ」

 

一夏「はぁ!?お前俺を置いてく気か!?」

 

龍騎「大丈夫だって、お前の事は忘れても今までの思い出は一生忘れないから」

 

一夏「何気に酷い奴だな!?」

 

箒「覚悟ぉぉぉぉぉぉ!!」

 

一夏「おわっ!?」

 

箒がいきなり一夏に切り掛かってくると、一夏は俺から投げ渡された剣で攻撃を防ぐ。

 

箒「さぁ一夏、王冠を渡して貰おうか!」

 

一夏「鈴にも言ったけど、説明してくれよ!何が何だかさっぱりだ!」

 

箒「王冠を貰ったから説明してやる!」

 

一夏「今説明してくれ!」

 

龍騎「じゃあな〜とっつぁーん!末永くお幸せに〜」

 

一夏「あ、こら!........あーもう!こうなったら最後まで付き合ってやるよ!」

 

箒「遠慮はしないぞ、一夏!」

 

俺の後ろから剣が交じり合う音を聞きながら、俺はシャルの居る場所に向かうのであった。

 

しかし、その時の俺は浮かれていたのであろう........。

 

この後にとんでもない事が起ころうとしていた事を気づかずに........。




いかがでしたか?

ちなみにですが、今後のイベントであるキャノンボールファストは割愛させて頂きます。

理由としてはネタが思いつかない事と、確実に龍騎くんと黒騎くんの勝ちが見えてしまうので、それでは面白く無いと思い、割愛させて頂きます。

ってか二人の場合、十傑集走りで独走勝ちで終わりますね........。

という事でキャノンボールファストが割愛させて頂き来ます。ご理解の程、よろしくお願いします。

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。

前作『インフィニット・アルテミス』書き直そうと思ってるけど、読みたいかどうか(アンチ無し)

  • 頼む!
  • いらない!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。