ドラゴンボール超 第六宇宙最強の戦士!!   作:バルサ

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更新です。
なんか前回の更新で日間のランキングに乗っていてびっくりした作者です。
それも結構上位に乗っていたので本当にびっくりしてました。

こんなにもたくさんの方に評価して頂いたおかげで今後の更新のためのモチベーションがぐんぐん上がってます!!

これからも頑張りますので応援よろしくお願いします!!!

今回はちょっと短いです。
それでも良い方はご覧ください!!






開催!! 破壊神選抜格闘試合!!!

 

 

 

「七つの願い球を賭けた、格闘勝負だと………? オレとお前が?」

 

 

 ビルスはシャンパの告げた宣戦布告に困惑した。一体何を言っているのかと。

 七つの願い球というのは此方の宇宙にもあるドラゴンボールの事だろうということは分かる。しかし、それを景品としたことよりも“勝負そのもの”が問題なのである。

 十二の宇宙の何れでも破壊神同士が全力での戦闘を行うことは禁止されているというのに、その禁を破るというのか。そんなビルスの考えに反し、シャンパは首を横に振り否定の意を示すと続けるように宣言する。

 

 

「そうじゃない。 お互いの宇宙から選び出した“人間”だけでの勝負だ。 ……そうだな、五人ずつの団体戦はどうだ?」

 

 

 それがシャンパの出した内容だった。より詳しく言うと、互いに五人の選手が一人ずつ闘い、勝った方はそのまま続投で負けた方は次の選手が闘う。最後に大将となる五人目を先に倒した方の勝ちの勝ち抜き戦だ。シャンパはその勝負を『第六宇宙・第七宇宙破壊神選抜格闘試合』と命名し、これでビルスへ挑むこととした。しかし、ビルスはこの勝負を受ける理由がないとしてこれに反発。するとシャンパは────────

 

 

「嫌なら別にいいんだぜ? お前んとこの宇宙じゃオレの宇宙の戦士の誰一人にも勝てないって認めてるんならなぁ?」

 

 

 ────と、煽ったことでムキになったビルスはその勝負を受け入れることにした。別に負けても此方が何かを失うわけでもないのだから受ける必要がないとして、それでもシャンパに間接的にでも自分が劣っていると認めるのは絶対に嫌だったからだ。ソレは破壊神として以上に双子の兄弟だからこその感情なのかもしれない。何せ、未だにどっちが兄でどっちが弟なのかを数万年単位本気で争っているほどなのだから。

 ニヤリと笑うシャンパにそれを見ていたヴァドスとバルサはやれやれと肩をすくめるも、嫌そうにはしていない。寧ろ久しぶりにシャンパらしい我儘を見たことで調子が乗ってきているようにも思える。

 その後、試合の詳細を決めるべく今ここにいる七人で円になり、悟空がまるで第七宇宙の地球で行う『天下一武道会』のようだと言ったことをきっかけに、それに近しいルールにすることが決まった。

 その詳細を言うと次のようになる。

 

・武舞台にて降参するか場外に落ちたら負け

・殺すのは反則

・武器の使用も禁止(持ち物検査を行う)

・予めドーピングしておくのも禁止

 

 そして場所は第七宇宙と第六宇宙の丁度中間にある中立空間に浮かぶ「名前のない星」としたようだ。

 開催日は八番太陽暦の一週間後─────地球時間で言うと五日後の午前十時からとなった。

 諸々の予定が決まったため、シャンパはヴァドスの肩に手を置き、会場として用いる「名前のない星」へ移動しようとしていた。バルサは元々自力で宇宙間規模の瞬間移動を可能にしているため、一人で移動しようとしていたところ、悟空がそれに待ったをかけバルサを呼び止めた。

 

 

「あんさぁ、オメェもその試合に出るんか、バルサ!!」

 

「………さて、どうだろうな」

 

 

 悟空の問いに、バルサは瞳を閉じたまま言葉を濁す。それが気に食わないのはベジータだ。ベジータはまるで自分達を相手にしていないかのようなバルサの態度が気に食わず、悟空の肩を押しのけて彼の前に立つ。

 

 

「おい、貴様!!」

 

「ん?」

 

「貴様は第六宇宙のサイヤ人なんだな」

 

「………だったらなんだ、第七宇宙のサイヤ人」

 

 

 ベジータの鋭い声にちらりと横目で彼に目線を向けるバルサ。其処に敵意は籠められてはいない。ベジータはそれが気に食わず、眉間にしわを寄せたまま闘争心をむき出しにしてバルサへと迫る。────するとベジータの鋭い拳が不意打ち気味にバルサの頬へ放たれた。

 

 

「いい──ッ!!?」

 

 

 ────鈍い打撃音が響く。

 突如としてバルサに放たれる暴挙に驚く悟空。しかし、その響きに反してベジータの拳はバルサの頬に突き刺さったままビクともしていない。完全なノーガードでベジータの本気のパンチを受けたというのに、バルサの表情はまったく変わらず涼し気だ。その様にベジータは悔し気にしながらも拳を引いて敵意を鎮めた。其処へ悟空が駆け付けベジータの肩に手を置き叱りつける。

 

 

「何やってんだベジータ!」

 

「喧しいぞ、カカロット。 貴様もあのバルサとかいうサイヤ人の底が気になっていたんだろう。 でなければ呼び止めたりしなかった筈だ」

 

「そりゃそうだけどさ………いきなり殴りかかることねぇだろぉ」

 

「フンッ、カカロットに似た雰囲気をしているからつい手が出ただけだ。 しかし、オレ様の攻撃に対して避けるどころか眉一つ動かさないとはな………益々むかつく野郎だ」 

  

「ん? オラは逆にベジータみたいな雰囲気を感じたぞ?」

 

「オレはあんなに愛想は悪くない」

 

「……………」

 

 

 いきなり殴られながらも何の変化もないバルサは、未だ言い合っているベジータと悟空を沈黙しながらもじーっと見つめていた。

 ガミガミと互いに言い合いながらも悟空とベジータの意識は決してバルサから逸れてはいない。()()()()()()()()よりも遥か高い領域に身を置くバルサの本気を今すぐにでも見て見たいと言葉にせずとも犇々と伝わってくる。

 

 

「悪いが、今はそんな気分じゃない。 試すならその試合の時にしてくれ」

 

 

 バルサとしても別段力を見せるのは構わなかったが、そうしたらシャンパが怒るだろうと思い、今は自分の欲求を抑えることにした。バルサの言葉に悟空とベジータは不満そうにしながらも仕方ないと受け入れる。バルサはそのままウイスとビルスのいる方を向き、一度頭を下げて礼をすると額に人差し指と中指を当てて、シャンパとヴァドスが着いたであろう星にある『星の気』を感じ取り、一瞬でビルス星から消えてしまった。

 

 

「ひゃあ~すんげぇな!! アイツ宇宙同士の距離でも瞬間移動出来るんか!!」

 

「貴様でも出来ないのか、カカロット」

 

「ああ、瞬間移動は移動する距離によって気の消費が結構違ってくるかんな。 後、気を感じ取れねぇビルス様んとこに来るんだって無理だ。 だからバルサの瞬間移動はオラ以上だ!!」 

 

 

 そう答える悟空の言葉にベジータはそのまま以上の意味を理解し、無意識に滴る汗を拭うのだった。二人を見つめるビルスもまた、或いはベジータ以上に察知してた為か真剣な顔で推し測っている。

 即ち────バルサの底は、()()()()()()()()()()()()()よりも戦闘力が上かもしれないということを。

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 第六宇宙と第七宇宙の境にある「名前のない星」にて────一足先に戻ってきていたシャンパは、早速本当に何もない星に会場を用意するようヴァドスへと命じる。

 

 

「会場は出来る限り広くしろ。 武舞台はシンプルに四角だな。 売店は………軽いスナックと飲み物だけでいいだろ。 あ、あとトイレは必要だよな」

 

「ふふ、ハイハイわかってますよ」

 

「何だよ………ヴァドス」

 

 

 シャンパの指示に従いながら会場の創造をするヴァドスは、思わず声を出しながら楽しそうに笑った。そのため、シャンパは首を傾げヴァドスへ問う。ヴァドスは口元を抑えながらも笑みは消さずに答える。

 

 

「いえね、シャンパ様が久しぶりに我儘を言ったことにちょっと嬉しく思いましてね。 しかもその内容が数十年かけて集めた願い球を賭けての真っ向勝負だというのですから、驚きもあるんですよ。 てっきり私は第七宇宙と第六宇宙の地球の入れ替えを賭けて勝負するものと思ってましたから」

 

「フン、ビルスの宇宙の物はビルスの物。 逆にオレの宇宙の物はオレの物だ。 アイツが持っててオレが持ってないから奪い取るなんて餓鬼みたいなマネもうしねぇよ」

 

「おやおや………」

 

「それに、要は勝てばいい。 そんで勝ったら堂々と「願い球」で「第六宇宙の地球の文化の復活」を願えば次の対決の時に条件がイーブンになるしな!! 勝って気分が良いまま地球の美味いもんに有りつけるなんざオレ様あったま良い!! だーはっはっはっ!!!」

 

 

 まだ試合そのものがどうなるかもわかっていないのに、もう勝った時のことを考えているシャンパにヴァドスは少しホッとした。────「良かった、まだいつものシャンパ様だ」と。だが、そう確信するのも無理はないのかもしれない。なにせ、此方の宇宙には()()()()()()に匹敵するとんでもない戦士がいるのだから。 

 

 そして噂をすれば────────────

 

 

「よっと………。 へぇ………随分と立派な会場じゃねえか」

 

「お、やっと来たかバルサ!!」

 

 

 何もないところから瞬時に現れたバルサが到着したのだった。彼こそがシャンパが勝利を確信するに足る確固たる理由。今のままではシャンパが闘う気にならずとも圧倒出来る程度の戦闘力しかないバルサだが、彼の真の力はこんな程度ではない。現在、第六宇宙にて全サイヤ人の中でも彼だけが成れる姿────そしてそれに更なるパワーアップを乗せた彼ならば、嘗てのぽっちゃりシャンパの本気モード………その【約八割近く】もの力を過去に発揮して見せたのだから。宇宙で最も強い破壊神相手にだ。

 そんな傑物が、他の宇宙で早々現れる筈がないとシャンパは思っている。ましてや第七宇宙のあのレベルで燻っているサイヤ人二人なんざ本気にならずとも十分だとすら確信していた。

 

 

「試合に出るとして、お前は大将だぜバルサ。 後の四人はどうにかしておく」

 

「それは良いが……残り四人の内一人を俺が選んでもいいか?シャンパ様」

 

「ん? 別に構わねぇが……誰かいるのか? お前が認める程の奴が」

 

「まぁな………昔、俺の故郷だって言われた惑星『サダラ』に行った時にちょっと気になった奴がいたんだよ」

 

 

 シャンパの問いに自信をもって答えるバルサ。シャンパはバルサの言った惑星『サダラ』にいた気になる奴というのは、やはりサイヤ人なのだろうと察するも続きを言うよう促す。

 

 

「当時の時点では幼すぎてまだまだだったが………それでもエリート戦士に数えられる位には強かったな。 今なら丁度、あの孫悟空とベジータってサイヤ人と良い勝負出来ると思うぜ」

 

「ふぅん……オレはビルスの所にいたあの連中は大したことないと思うがな……。 まあでもお前の気の感知能力はピカ一だ。 そんなお前がそのサイヤ人が出来るって言うなら連れて来いよ。 そいつの名前は?」

 

「キャベ。 サイヤ人のキャベだ。 まだまだ伸び盛りの新鋭だ」

 

 

 そう、バルサは己が認めたサイヤ人の名を告げるのだった。

 

 

 

 

 







今作のキャラの戦闘能力は漫画版とアニメ版両方の描写の良いとこどりをしたものにしています。
例として挙げるとアニメ版のブルー並の強さを持つヒットが漫画版の技である「時ずらし」を使ったりします。
もう一つの例としてアニメ版の界王拳ブルーを短期決戦用として、漫画版のブルー完成形を長期戦用としてとか。


今回のキャラ紹介はまだ作中で出てないけどキャベ君です。
キャベ君も今作はアニメ版のように超サイヤ人2まで変身することとします。
まあ、お披露目は力の大会中になりますが。
それではキャベ君の戦闘力です。


キャベの戦闘力:2億8000万


アニメでも漫画でもベジータと互角の勝負をしながらもちょっと息が上がって為、戦闘力としてはやや劣ると言った設定にしました。
尚、強さ的には関係なくとも素のパワーはベジータよりもある設定です。


それではまた次回をお楽しみに!!


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