ドラゴンボール超 第六宇宙最強の戦士!!   作:バルサ

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更新です。

第六宇宙の選手で誰を抜けさせるかちょっと迷いました。
戦闘力的な意味だとボタモなんですけど、物理も気弾も戦闘力がものを言うDB世界で関係なく効かないってのはすっごいことなんですよね。
まあ、場外ルールがあるとあんまし凄さが分かりにくいですが。

で、ぶっちゃけいてもいなくてもあんまし戦力的に変化ないフロストにしました。
戦闘力的には限界まで鍛えた素の悟空よりも高いので強いっちゃ強いんですけど………超サイヤ人でぼっこぼこにされてましたし初期フリーザよりちょっとマシ程度なんですよね。

一応戦闘力数値は出しときます。

フロスト第一形態:5300万
フロスト第二形態:1億
フロスト第三形態:16億
フロスト最終形態(50%):60億
フロスト最終形態(100%):120億

────と、ぶっちゃけ悟空とベジータが超サイヤ人になった段階で負けちゃう程度でした。


後、今回戦闘シーンは私初めてなので自分ではまずまずな評価なのですが、正直不安なモノでもありますので批評してくれるとうれしいです。
それを生かしてもっとレベルアップしたいので。

それでは本編どうぞ。




勃発!! 破壊神選抜格闘試合!!!

 

 

 

 シャンパがビルスに互いの宇宙における戦士達で5対5の団体戦を挑み、それぞれ選手を決めてから三日が経ち、到頭試合当日になった。

 一足先にバルサを含む第六宇宙の戦士達は会場である『名前のない星』にて待機している。

 一人目は黄色い熊のような大柄な姿の戦士。見た目からはとても強そうには思えないが、それでもシャンパが選抜した戦士なのだ。何かしら特殊な技でも使うのだろう。

 二人目は何処からどう見てもロボットのような見た目をしている戦士。選手の中では一番の巨躯を誇っている。因みにこれでもちゃんと“人間”ではある。

 三人目は選手の中では一等小柄な黒髪黒目の地球人に近しい見た目をした少年戦士。なんと彼はバルサと同じサイヤ人である。更に言えばバルサが五人の戦士のうち一人に推薦した程なのだから期待値は高い。

 四人目は両目を閉ざした寡黙な戦士。身長はバルサと同じ位。肉体を見れば細身ながらも無駄を削ぎ落したかのような引き締まった肉付きをしており、顔つきも鋭い。シャンパが選んだ戦士の中でも彼が断トツなのは明らかだろう。

 そして最後の五人目はもう語るまでもないだろう。シャンパが最もその実力を信頼しており、宇宙中にも第六宇宙最強の戦士と名高いサイヤ人────バルサだ。

 

 以上五名がシャンパ率いる第六宇宙五人の戦士である。

 

 

「それにしても………本当にボクでよかったんですか、バルサさん。サダラにはもっと強い戦士が沢山いるのに………」

 

「まぁ、確かに今のお前以上の戦士はまだまだいる。俺がたまに面倒を見てる二人とかな。けど、彼奴等は二人一緒じゃねえとやる気出さねぇのが片割れに居てな………。おまけにもう片っぽの口が悪いからマゲッタとかはすぐ落ち込みそうでよ……今回は呼ばなかったんだ」

 

「そうですか……マゲッタさんあの弱点さえなければ本当に強いですもんね」

 

「まぁな……。けどそんだけじゃねえぞ、お前を選んだ理由は」

 

「え?」

 

「俺の勘だが……キャベ、お前はもっと上にいける気がした。今よりずっと上にな。それこそ……俺の領域(とこ)にまで」

 

 

 バルサにキャベと呼ばれた少年サイヤ人は、彼のその言葉に目を丸くして驚愕した。あの破壊神シャンパにさえ認められ、サダラの全てのサイヤ人達に『蘇りし伝説のサイヤ人』とまで謳われているバルサが、彼の領域にまで至れると言ったのだ、この己が。それが余りにも現実味がないからか、キャベは狼狽えながらもまさかと思い、ハハハと苦笑し目を反らした。とてもそうは思えなかったためだ。

 そんな頭を掻いているキャベの様子にバルサは右手で彼の頭に触れると力強く撫でるのだった。

 

 

「お前はもうちょっと我儘になった方が良いぜ。気の向くまま、感情のままにな」

 

「感情のまま……」

 

「バルサさんも昔はシャンパ様の真似してかなりのお転婆でしたものね」

 

 

 二人が話していたところに割り込むようにして話しかけたのはヴァドスだった。ヴァドスの言葉にバルサはゲッと思うも、今度は彼が頭を掻いて目を反らす。そんなバルサにクスクスと口元に手を当てて笑うヴァドス。さりげなくシャンパもお転婆だと言った様なものではあるが、彼は今丁度トイレに行っており彼女の発言を聞いていなかった。

 

 ────────────そんな時、

 

 

「おっ、漸く来たみたいだな」

 

「あら、そうですね」

 

「……………」

 

 

 その気配に気づいたのはバルサとヴァドス、そして僅かに閉じた両目を開いたあの寡黙な男の三人。何もない筈の場所を見つめる三人を習い、他の三人もその場所を見つめるがやはり何もない。

 すると突如として、刹那の間に光が溢れるとともにキューブ型の乗り物に大勢の人々が現れた。其処へまるで合わせたかのようなタイミングでトイレから帰ってきたシャンパが現れた。

 

 

「来たか………」

 

 

 ────────────第七宇宙の面々、到着。

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

「よう、逃げずに来たみたいだな?」

 

「当然だ、此方の宇宙はボクに遠く及ばないにしても中々の戦士がまだまだいるからな」

 

「へぇ? とてもそうは視えねぇけどな」

 

 

 互いに自分達が闘うわけでもないのに睨み合いだけでバチバチと空間が軋むほどの威圧を放ち合うシャンパとビルス。ソレを抑えにウイスとヴァドスは首根っこを摑まえて辞めさせた。

 

 

「ハイハイ、試合前に破壊しては意味がないでしょうビルス様」

 

「シャンパ様も、久しぶりにご兄弟に会えたからと言ってはしゃぎ過ぎです」

 

「はしゃいでねえよ!!!」

 

 

 ヴァドスの発言に思わず突っ込むシャンパ。ビルスはヴァドスの発言にちょっとむず痒くなるもぶるぶると首を振ってウイスの手を振り払い、自分の宇宙の戦士たちの元へと移動した。それを見ていた悟空は空気を読まず「なぁんだ、ビルス様本当は仲いいんじゃねえか!」と言ってビルスにぶん殴られた。

 

 

「イチチチチっ………」

 

「ったく、早く席に着け。ペーパーテストが始まるぞ」

 

「彼方のサイヤ人はあのバルサとか言う野郎だけじゃなかったのか………。それにあの戦闘服……フリーザ軍に取り込まれる前の物だ」

 

 

 悟空を殴った後一人観客席に行くビルス。ソレを余所にベジータはバルサ以外のサイヤ人であるキャベに視線を向け、その戦闘服がサイヤ人本来の戦闘服であることを見抜く。しかし、ビルスが言った通りもう既に彼方の宇宙の戦士全員が席に着いて待機しているので、気になりながらも大人しく席に着き問題に目を通すのだった。

 

 その10分後────────

 

 

「何やってるんだバカもーーーーんっ!!!!!」

 

 

 なんと、第六宇宙の面々が全員合格したのに対し、第七宇宙の戦士の一人────魔人ブウがペーパーテストでなんと0点を取ってしまい、闘う前に失格となってしまったのだ。勿論それにキレたビルスは第七宇宙(全員が地球在住)の面々に怒鳴り散らす。しかし、これは仕方のないことだろう。魔人ブウはそもそも戦力として期待していたのであって、知識という面では全く期待されていなかったのだから。これは選手の選抜にペーパーテストを組み込んだベジータのミスである。当然ベジータは頭を抱えている。

 

  

「チィ………ッ、仕方ない。四人になってしまったが主戦力は抜けていないのが幸いだ……。さっさと順番を決めろ!! 当然最後はモナカだからな!!」

 

 

 仕方ないが不幸中の幸いだったと思うことにしたビルスは、気を取り直して残った面々に順番を決める様に命ずる。それに応じる悟空達だったが、順番決めがまさかのじゃんけんと何とも適当なものだ。

 結果、決まった順番は一番ピッコロ、二番ベジータ、三番悟空、最後モナカとなるのだった。この結果にビルスは中々いいんじゃないかと思った。一番手となるピッコロは地球でも一番の切れ者な為、一瞬の判断力と手数の多さで戦闘力以上の活躍が期待出来る。彼方のトリは十中八九あのバルサなのだから、その前の選手を少しでも削り、ベジータと悟空を体力全開のままぶつけたい。そうなるとピッコロが一番手なのは最善と言えるだろう。

 ………本当は二番手に魔人ブウを置いて布陣を完璧にしたかったが、ないモノは仕方ない。

 ベストでなくともベターな布陣なのだ。これで行くしかない。

 

 

「ちぇ、オラ三番目か………」

 

「フン、カカロットより先なのは運がいい。おいピッコロ、さっさと負けてしまえ! そしてオレに全員と闘わせろ!!」

 

「ちょっと待てよベジータ!! そりゃねえぞ!! オラも闘けぇてぇんだから一人か二人残しといてくれって!!」

 

「…………大丈夫か、このメンツ」

 

 

 早くも不安で胸がいっぱいになるピッコロだった。

 そんなチームワークバラバラな第七宇宙の戦士を見てシャンパは笑い転げていた。あんなレベルの低い連中が、更にチームワークも最悪の状態で此方の精鋭に勝とうとしているのだ。これを嗤わずにはいられるかと。ビルスは額に血管を浮き上がらせてその怒りを表すも事実として協調性のかけらもない自分の陣営に溜息や怒りしか湧いてこない。

 そしてピッコロとあの黄色い熊のような選手────ボタモが武舞台に上がるとシャンパとビルスは互いに声援を送り合う。

 

 

「蹴散らせ、ピッコロ!! シャンパに目に物を見せてやれ!!」

 

「やっちまえボタモ!! 相手は種族的に戦いが向いてないナメック星人だ!! 楽勝楽勝!!」

 

 

 ピッコロは身に纏うターバンとマントを投げ捨てると首をコキリと鳴らし、両手を合わせ闘気を滲ませる。

 ボタモはその大柄な体に似合わない俊敏な動きで素振りすると一つ大きく息を吐いて、眼前の敵を見据えてニヤリと笑った。

 

 

「それでは第6宇宙第7宇宙、破壊神選抜試合の第一試合! 

 第6宇宙のボタモ選手VS第7宇宙のピッコロ選手! 開始ィィィィィイ!!

 

 

 試合開始が審判より宣言され、ビルスとシャンパが同時に指から紫色の気弾を放つ。二つの輝きは中央のゴングへと当たり、宇宙へと音色を響かせた。

 

 

 

 

 

 

────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

 

「ヅァア───ッ!!」 

 

「ゥオリャ────!!」

 

 

 試合開始の合図とともにピッコロ、ボタモの両者は同時に武舞台を蹴り、互いの拳をぶつけ合う。その大柄な見た目に似合わない素早さを見せつけるボタモの突きに少々戸惑うピッコロだったが、その動きは精錬されたとは言い難い愚直なモノ。ただパワーとスピードに物を言わせた単純極まりない物だ。それならば動きを読みやすいとばかりにピッコロは打撃をぶつけ合うのをやめ、相手の攻撃を躱し始める。

 

 

「っコノ────!!」

 

「フンッ」

 

 

 ラッシュラッシュラッシュ────息も着けない程激しい拳の乱打を冷静に対処するピッコロ。そして疲れて来たのか突きのモーションが大振りになった瞬間、カッと目を見開きそのずんぐりと大きなお腹へ向けて渾身の蹴りを見舞うのだった。

 

 

「ソコだぁ────ッ!!!」

 

「グォ!?」

 

 

 モロにピッコロの蹴りを受けたボタモが仰け反る。その隙をピッコロが見逃すはずもなく、飛び上がりもう片方の足でボタモの顔面へと膝打ちを放つ。仰け反った体制のままだったボタモは蹴りの衝撃で両足が浮き、背中から武舞台に倒れ伏す。────がその両目はピッコロを捕えており、背中が武舞台に触れた瞬間、その身体がバウンドし勢いそのままにピッコロを面積の大きい腹で吹き飛ばした。

 

 

「ぬわっ!?」

 

 

 吹き飛ばされたピッコロだったが、ダメージ自体はそれほどでもないため両足でしっかりと踏ん張り武舞台ギリギリで止まった。しかし、その顔は困惑に満ちており、いつの間にか立ち上がっているボタモを見つめていた。そう、ピッコロが本気で放った二発の蹴りで出来ているであろう打撲痕が全く見つからないのだ。寧ろピンピンしているようにも見える。

 困惑もほどほどに、ピッコロの頭は冷静に相手の特性がなんであるかを考えていた。

 先程やり合っていて分かったが、相手はそのスピードやパワーに反して技術的なものはそれほどない。気の大きさからしてみても今のピッコロの方が大きいくらいだ。

 実力的にピッコロが劣る要素はほぼないと言っていいだろう。なのに、相手に全くダメージが与えられていない。

 逆に、此方の方が強いとは言ってもその差は大きく離れているわけでもなく、ダメージは勿論受ける。

 つまり、相手のノーダメージのからくりを暴かない限り、此方は一方的にダメージを受け続けるのだ。

 

 

「チッ……殺しはルール違反だったな。魔貫光殺砲は使えないな……!!」

 

「そっちから来ないならこっちから行くぞ!!」

 

 

 手をこまねいているピッコロへボタモは突撃する。ピッコロは苦い顔をしながらも今度は両手に気弾を携えて迎え撃つ。しかし、気弾さえもボタモは堪えた様子が見られずそのまま突進してくるのだから堪らない。ピッコロはその場から飛びのき、無駄と解っていながらも連続で気弾を放ち続ける。

 

 

「無駄無駄ぁ!! オレに攻撃なんざ意味ねえんだよ!!」

 

 

 ボタモにダメージは見られず、その豊満な体でスーパーボールのように跳ねてピッコロを追いかけ回す。気弾に当たろうがそれは衝撃が身体を吹っ飛ばすだけであり、その衝撃によって寧ろボタモの突進は加速していく。そして────到頭ボタモの速度が逃げながら気弾を放つピッコロが目で追える速度を超えた。

 

 

「MAXスピードだ!! このままぶっ飛ばしてやるよ!!!」

 

「ク────ッ!!」

 

 

 宣言通りピッコロへ向かって音を突き破る速度のまま突進するボタモ。運の悪いことにピッコロの足元は武舞台の丁度角っこだ。これでは逃げ場がない。回避しようにも急激に足を止めたせいで飛び上がるだけのタメがない。絶体絶命だ。

 

 

「ピッコローーーっ!!!」

 

 

 その瞬間────叫ぶ悟空の声にピッコロは焦った顔を一変させ、片腕に気弾を携えたまま真下へと向けソレを放った。

 

 

「何ーーーーーーっ!!?」

 

 

 ソレは気弾の爆発の衝撃による回避。ピッコロはボタモが()()()()()()()真下を通り抜ける前に、もう片方に溜めておいた一際大きな気弾を放つ。

 

 

「爆力魔波ーーーッ!!!!」

 

 

 直後────気弾が爆発し衝撃音と共に黒い煙が立ち昇った。その後、大きなクレーターの中心部にその巨体を埋めたボタモが無傷で現れた。しかし、其処は場外である。よって試合ルールに則り場外負けである。

 

 

「勝者、第七宇宙のピッコロ選手!!」

 

「ふう………作戦勝ち、と言ったところだな」

 

 

 まずは幸先よく一勝を飾り、ビルスがガッツポーズを決める。

 それとは対照的にシャンパはぐぬぬと拳を握り締めて力を振り絞るも、それを爆発させるようなことはせずに堪えていた。別にルール違反ではないからである。

 第六宇宙・第七宇宙破壊神選抜格闘試合─────────第一試合は第七宇宙所属のピッコロがまず一勝を納めたのだった。

 

    






今回の戦闘力紹介です。

ピッコロの戦闘力:5億
ボタモの戦闘力:1億5000万


ピッコロさんは当時復活したフリーザの部下に押し負ける程度の戦闘力なんですが、正直それくらいだと潜在能力開放してもあそこまで強くなれるはずないよなって思い、素の悟空よりも強い設定にしました。
お陰であのタゴマとかいう変なのがもっと強いことに………。

ボタモの戦闘力は素の悟空には結局負けてしまったので其の二分の一程度の戦闘力としました。でも特殊体質のおかげで数十倍以上戦闘力に差があってもほぼノーダメージとか言うインチキがありますのでこの戦闘力でも十分ヤバいです。
修行する前のフリーザだったら同値なので理論上完封出来ちゃいますね。


以上でした。
それではまた次回まで御機嫌よう!!!


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