僕の名前は『大空翼』今はもう現役を引退した元サッカー選手だ。今年で僕は85歳になる。
そして、僕は今病気に倒れてしまった。まぁ歳も歳だから仕方ないとは思う。83歳の頃癌になってしまって余命も長くないと言われていた。僕は恐らく今日死んでしまうかもしれない。最後にもう一度だけみんなに会いたいそしてサッカーをしたいけれどもう無理そうだ・・・。
翼⌜あれここは?⌟
目を開けるとそこは見知らぬ場所だった。
翼⌜僕は確か病院のベッドにいたはず…。⌟
???⌜コッチヲミロ。⌟
翼⌜?⌟
翼は後ろを振り返る。
そこにはよく分からない髭の長い仙人のような人がいた。
翼⌜えっとー…あなたは?⌟
???⌜わしは神様じゃ。⌟
翼⌜え?⌟
翼⌜か…神様ですか…⌟
神様?⌜まぁそのような反応になるのは仕方がないかのぉ。まぁ一旦こっちに来て一緒にお茶でもせんかのー。⌟
翼⌜は…はい…。⌟
翼は自らを神だというおじさんと一緒にお茶をすることとなった。そしてしばらくして。
翼⌜あのー。⌟
神様⌜どうしたんじゃ。⌟
翼⌜聞きたいことがあるので聞いてもいいですか?⌟
神様⌜なんでも聞いとくれ。⌟
翼⌜ここはどこなんですか?⌟
翼は今最も気になっていることを神様に質問した。
神様⌜ここは天界じゃ。⌟
翼⌜天界ですか?⌟
神様⌜そうじゃ、伝えにくい事じゃがお主は死んでしもうたんじゃ。⌟
翼⌜そうですか…やっぱり…。⌟
神様⌜何じゃその様子だと薄々感ずいていたようじゃの。⌟
翼⌜はいまぁ。⌟
神様⌜それじゃわしからお主に話したいことがあるんじゃ。⌟
翼⌜?なんでしょうか。⌟
神様⌜お主にとってはとてもいい話じゃと思うぞ。⌟
神様は翼にとってとても嬉しいであろう提案をした。
神様⌜違う世界に転生してまたサッカーをやらんか?⌟
翼⌜違う世界に転生?⌟
神様⌜そうじゃ。あの世界のお主は既に死んでしまった。だから違う世界えと転生をしてサッカーをするのじゃ。⌟
翼⌜是非やりたいです!!!⌟
神様⌜お…おう…。何となく答えはわかっておったがまさかそこまでグイグイ来るとは…。⌟
翼⌜それじゃあ早速よろしくお願いします!!!⌟
神様⌜まぁ待てそんなに焦らんでも良い。とりあえず今からお主には話さねばならんことがある。⌟
翼⌜なんでしょうか?⌟
神様⌜まず転生する世界についてじゃ。⌟
神様⌜まず転生する場所は雷門という街じゃ。そこには雷門中という中学校がある。その学校に登校してくれ。制服やらなんやら大切なことはわしの神の力で何とかしてやる。そしてお主はその中学校の2年生として生活してもらう。⌟
翼⌜転生した世界ではどこに住めばいいんですか?⌟
神様⌜転生することを提案したのはワシじゃからなぁまぁあちらで不便なく過ごせるようにサポートをしてやろう。⌟
翼⌜本当ですか!?ありがとうございます!!それで転生する世界についてもう少し詳しく教えてくれませんか?⌟
神様⌜いいぞ。まずその世界のサッカーもんのすごい必殺技が使われる。⌟
翼⌜なるほどなるほど。えっ!?必殺技!?⌟
神様⌜そうじゃまぁ簡単に言えばすごいヤツらが試合をするというわけじゃ。まぁ君もドライブシュートを始めたくさんの必殺技を使うんじゃからまぁそこまで問題ではないと思うぞ。⌟
翼⌜分かりました。⌟
神様⌜そんじゃ転生させるからのぉー。あそうだ最後に行っておくことがあった。あっちの世界では、お主は転校生という設定じゃからのぉー。⌟
翼⌜分かりました。それじゃあよろしくお願いします。⌟
神様⌜ちちんぷいぷいもしなからはもなちてんさ⌟
そして翼はとても眩しい光に取り込まれた。
翼⌜う…うーーん。⌟
神様⌜おーーーい。おきろーーーーー!!!!⌟
翼⌜はっ!!!⌟
神様⌜起きたか。⌟
翼⌜はい。…ってなんでいるんですか!!??⌟
神様⌜そりゃーお主のことをサポートすると言ったからには一緒に転生せんといかんじゃろ。⌟
翼⌜そ、そうですか…。⌟
神様⌜というかもう時間がやばいぞ、新学期でしかも転校当日に遅刻は不味いんじゃないか。⌟
翼⌜えっ!?もう7時30分!?やばい急いでいかなきゃ、って言いたいけど場所わかんないよ!!!⌟
神様⌜安心しろこんなこともあろうかと住む家は雷門中のすぐ側にしてやった。さあ急いでいくんじゃ。⌟
翼⌜よーし!行ってくるよ!!⌟
神様⌜気をつけるんじゃぞー。⌟
こうして翼の雷門での生活が始まった。
この作品はpixivでも投稿しています。pixivの方が先に始めたので、作品数は圧倒的に多いです。