東方新天地 〜 Forgotten Memories in the New World.   作:ぽよい

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ポリ袋:ポリ袋と言えば、社会的に嫌われているレジ袋のことである。石油を加工すると様々な物質が一度に手に入ってしまうが、その一つがエチレンであり、エチレンは主にポリ袋に加工される。つまり、何かしらで石油を消費する限りポリ袋は生まれ続ける。(もちろん他のプラスチックや石油由来エネルギーも生まれ続ける。このため、石油から一つのものだけを作るということはできない。)レジ袋によるプラスチック汚染は実際は殆ど無く、ゴミ袋としてリユースされ、そのまま一緒に燃やされるためサマーリサイクル率も非常に高い。要はレジ袋を削減したところで実際は無意味である。それどころかいつか使えなくなるエコバッグやゴミ捨て以外の用途が皆無な専用ゴミ袋なんかを生産する羽目になって逆効果になっている可能性もあるという。


ソロキャン聖地
凱風怪晴を征く空


地震と共にゆっくりと足場が沈んでいく。これは不味いな、このままだと足場ごと溶岩に落ちるぞ。

 

「いやー、このままだと足場が大変なことになっちゃいますね。戦う手間が省けてラッキーですけど。いや、空には空の敵が居るか…?」

 

バンダナワドルディはマイペースな様子で私の頭によじ登ってきた。

 

「それはどういう意味だ?というか何勝手に私の頭に避難しているんだ?」

 

「足場がなければ飛べばよろしくて?」

 

なんかネタにしか聞こえないが、確かにそうだな。慌てることは無かった。眠っているカービィをつまみ上げ、バンダナワドルディを頭に乗せたまま箒で空を飛ぶ。

足場だった場所は溶岩に沈み、やぐらは激しく燃えはじめ、狼は断末魔と共に火だるまになって暫く溶岩の上で暴れた後に横たわった。ついでにカービィが移動手段に使っていた人形は大爆発を起こした。知らない人のために言っておくと、溶岩やマグマは非常に密度が高くて生物なんていう水に浮かぶような密度の物は簡単には沈むことができない。某百年眠った勇者のゲームみたいなマグマに溺れるのは間違った表現で、某ピンクボールのゲームみたいにマグマに沈まず、無敵状態ならマグマの上を歩けてしまうのが正しい…ってこんなこと説明している間に燃え尽きたな。まあ、ああいう表現はフィクションだからな。気にしなくていいぜ。

 

「流石にこうなってはスリープだと心許無いなあ。」

 

「あ、そうだった。水ならあるぞ。たしか武器屋が水もコピーできるとか言ってたな。」

 

カービィの口に無理やり水の入った袋を突っ込み飲み込ませると、カービィは水の冠というか、水の入ったコップみたいな物を被った姿に変わり、目を覚ました。

 

「ウォーターはここでは大活躍しそうですね。それじゃ、あっちの方の工場みたいなところに飛ばしちゃいましょう。」

 

「言われなくても!アレが例の発電所だろうしな。ところで、ウォーターって強いのか?」

 

「見た目よりは強いですよ。リーチが長く、美しい攻撃が多いのが特徴で、水の勢いで空を飛ぶこともできちゃいます。水中戦も得意な能力だったりするけど、ここでは火消しがメインになるかな。」

 

と、よそ見しながら飛んでいると、横から何かが突っ込んできたことに私は反応できず、生暖かい液体を喰らってしまった。

 

「おっと危ない危ない。槍持ってる相手に突進してくるなんてなってないトリだなぁ。ってもう死んでるか。コイツは鷹か?鷲か?まあなんでもいいか。こうして、こうすれば…よしトリ肉だ!」

 

「ぽよ!」

 

私が喰らったのは野鳥の血かよ。てか頭の上で捌くな、こんな不安定な場所で刃物を使って手を滑らせたら怪我するだろ。しかしその一匹ではなかった。フラグ通り空には空の敵がいて苦戦することになりそうだ。

 

「魔理沙!もっとスピード出せない?」

 

「何?アレから逃げるのか?」

 

「逆だよ。当たって砕けろってヤツさ。」

 

「まあ、何方にせよ外の世界では今出してるスピードが限界だが…」

 

いやまて、そう言えば薬を買ってたな。どの程度効き目があるか分からないが、たしか魔法での移動なんかにも効果があるらしい。

 

「カービィ、噴水ホバーで魔理沙を押してみて!」

 

バンダナワドルディの指示にカービィはポヨと元気よく返事をして水を噴射し、その反動で私を押したが…

 

「やっぱ駄目だったか。ちょっとしか効果がないや。」

 

「いや、いいものを持っていたのを忘れていたぜ。この程度でも十分だ、多分。」

 

移動系の技にも効果があるならば私とカービィが飲めば相乗効果が得られるだろう。紙パックのジュースのようなスピードアップをカービィに渡し、自分も同じものを飲んだ。ジュース感覚で飲める味だな、炭酸のないソーダっぽい。薬を飲んですぐに効果が現れた。大体2倍ぐらいのスピードになってるな。私が態勢を低くするとバンダナワドルディは槍を突き出すように構えた。野鳥の群れに突っ込む直前でバンダナワドルディは槍で薙ぎ払い、ある程度の数をまとめてぶっ飛ばした。

野鳥の壁を突破してすぐに発電所らしきものがあり、そのままその建物に突っ込んで侵入した。

 

「なんだこの発電所は。発電システムがマグマに埋まってるのに動いているぞ!核融合炉程ではないが、凄えなこりゃ。相変わらず熱いし。」

 

熱源以外の仕組みが同じであれば核融合炉と同じでタービンとかいうのを回しているはずだ。そのタービンを回すためのものなのか、色々なものが剥き出しで動いている。一歩間違えばその歯車に挟まれてペチャンコになってしまうような危険な施設だった。そして施設に入ってすぐにある制御室らしき部屋に入ると監視役に猿が鞭を持っているという。ワドルディが機械の管理をやらされているようだ。バンダナワドルディはワドルディに鞭を振るう猿の後ろから不意討ちで急所を貫いた。

 

「そこの君!助けに来たよ!もう大丈夫だ!」

 

バンダナワドルディがそう言うと、ワドルディは安心した顔になった。

 

「取り敢えず知っていることを全部話してくれるか?」

 

「この発電所の更に奥に行ったところにラボがあります。そのラボには人力発電所が奴隷のワドルディの手で増設させられ、しかもそのワドルディ達がそのまま発電システムに組み込まれています。きっとボクよりも惨い目に…しかもそのラボの前にはデデデ大王様が門番をさせられているんです。どうも敵に操られているみたいで…取り敢えずこの発電所の設備は止めておきますね。外から回るより近道ですし、あちこち炎で進めないと思いますけど、ウォーターがあるなら問題ないですしね。」

 

なるほどな。大体はメタナイトの調査と一致しているが、メタナイトの言う発電所は実際はここじゃなくてこの更に奥のラボだったのか。しかもまさかの人力発電所…想像以上に残酷だな…話を聞いただけで胸が痛む…

なんか焼鳥の匂いがするな…こんなシリアスなときに…

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