東方新天地 〜 Forgotten Memories in the New World.   作:ぽよい

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ファイナルソード:鏡の大迷宮では、何故かスマブラ能力のファイナルカッターをソード能力でも使えるようにされている。なのにカッターでは使えない。ソードだと名前が一応ソードらしくファイナルソードになるが、性能はファイナルカッターと同じ。マスターでもファイナルソードが使えるが、マスターで使う場合はスライディング突き直後に上段突きをしようとするとファイナルソードに派生する。余談だがディスカバリーではソードスライディング~きり上げスラッシュ~メテオエンドのコンボがある。
某ファイナルオリジナルゲームとは一切関係ない。


バイバイカービィ!またいつか!

カービィは槍が突き刺さる寸前でエフィリンを引き剥がすことに成功した。その反動でミニ八卦炉を吐き出してしまい、コピー能力を失った。再び謎の生物は溶け始めたのだが、その満身創痍の身体で立ち上がり、不気味に宙を舞った。そして巨大な謎の渦を作り出したのだ。目を覚ましたエフィリンとカービィ達が慌てた様子になる。一体何が起きているのだろうか?間違いなくヤバい事ではあるが…

 

「とてつもない力だ!どこにあんな力が残って…?」

 

「ぽよっ!ぽよぽよ!」

 

「カービィ、どうしたの!?」

 

「あれ、ポップスターだよ!ボク達の惑星!」

 

「えっ!あれが…カービィたちの星、ポップスターだって!?まさか…ポップスターごと引きよせてこの世界にぶつけるつもりなのぉ!?はやく止めないと!でもでも、どうしたら…っ!」

 

ポップスターって星形の黄色く輝く星なんだなあ、まるで恒星みたいな惑星だ。てか太陽が何故か衛星だし月は物理的に欠けて三日月型になってるし。いやそうじゃなくて、星ごとぶつけるって発想がもう正気じゃないぞ。お前は死ぬのが確定したんだからラスボスらしく大人しく死んでろ、最後の最期で巻き込むな道連れにするなマジで迷惑だから。不自然な風が吹き、重力がおかしくなり始めている。星が近付いている影響だろうか?本当にどうするべきなのだろうか?敗けが確定したのだろうか…?

いや、どうも運は私達の味方をしてくれているらしい。超巨大なトレーラーが重力の影響でこちらに飛んできたのだ。さらにビルや高速道路が集まり、ガッタガタで中途半端ではあるが道ができ始めている。メルヘンな浮島や黄色く輝く星の破片がメテオとして降り注ぐなか、勝利を確信したカービィはトレーラーを頬張った。まさにモンスタートレーラーだな。私達がモンスタートレーラーの頭に搭乗すると、急発進しとてつもないスピードで走り出した。

 

「うわぁっ!急に黒い靄のかかった狼が無数に!」

 

「このスピードなら蹴散らせるんじゃないか?」

 

「ぽよっ!」

 

幻影のような狼たちがこちらに走って突っ込んできたが、この程度の雑魚など足止めにもならなかった。

 

「ムダな抵抗だね!もうカービィを止められる術はないよ、エフィリス…っ!」

 

そうか、エフィリンはラスボスの片割れだったな。何気に今初めて名前を聞いたぜ。

 

「不味い、流石にあの隕石は…ぶつかったりしたら…」

 

「私に任せろ!」

 

レーザーでカービィに直撃しそうな隕石の軌道をずらし、カービィに当たらないようにした。なんかレーザーの威力に違和感が、思ってたより火力が出てるな…軌道がずれた隕石は今乗っている足場の後ろにぶつかり、カービィをより高い位置にある足場まではね上げた。しかしその直後、足場が隕石で壊され、元の高さの足場に戻された。まあ、着々とエフィリスに近付けているので全く問題ない。さらにエフィリスに近付くと、エフィリスは小さな謎の渦を作り、瓦礫の塊を二つ落としてきた。

 

「カービィ!もっとスピードを上げろ!」

 

「ぬんっ!」

 

カービィはいつになく覇気のある声を出し、更にスピードを出して一つ目の瓦礫の塊を潜り抜けた。カービィはもう既に限界を超えているのだろう。

 

「今だ!飛んで、カービィ!」

 

「いっけえ!」

 

「はっ!」

 

今乗っている足場をジャンプ台代わりに二つ目の瓦礫を飛び越える。いつの間にか重力が無くなっている。丁度ポップスターと地球の重力が釣り合う位置まで上ってきたようだ。というかここまでポップスターが近いってことはロッシュ限界も間近だろう。間に合うか?

エフィリスはさらに瓦礫の塊を出し、レーザーで押し出してカービィにぶつけた。カービィは更にスピードを出して瓦礫に突っ込み、押し返そうと出力を上げる。

 

「はぁーっ!!!」

 

「ダメだ、パワーが全然足りないよ。」

 

「ここまで来て、やられちゃうのはいやだよぉ…」

 

カービィが押されている、仕方がない。ここからはポップスターの常識が強く出る筈だ。あっちは魔法も科学も発展しているらしいし、あの時の違和感もそういうことだろう。

 

「カービィ、踏ん張れ!私がもっと押してやる!」

 

「「がんばれ!カービィ!」」

 

カービィの背中側に回る。まだ熱回収した力を解放していないミニ八卦炉がここにある。冷却とノーマルばかり使っていたもんな。その力を解放した状態でマスタースパークを後ろに放ち、カービィを強く押す。レーザーは真っ赤に染まっており、普段より強力な推進力を出している。名付けるならマスタースパークインフェルノがいいだろうか?今やっていることはどちらかといえばブレイジングスターだが、燃え上がる星という意味だから被るんだよな。フレアループスターとかどうかな?符名はどうするか?いや、今はそんなことどうでもいいな。

更に出力を上げ、遂にエフィリスを突破した。

次の瞬間、私は急に意識が遠退いて…力を使い果たしてしまったのだろうか…いや…そんな筈は…

 

★☆★☆★☆★☆★☆★

 

サブストーリー ポップスター「永夜は続かない ~ Gemini Farewell」

 

瓦礫の塊を全力で押し返し、エフィリスに突っ込む。魔理沙が押してくれている。ワドルディとエフィリンが応援してくれている。ボクならできる、いける!

なんとかエフィリスを倒すと眩い光に包まれ、気が付けばボクたちはポップスターにいた。

ああ、どうしよう…敵は倒したのにあの渦がまだ閉じていない。このままじゃ…

 

「このままじゃ、全部のみこまれちゃう…っ!

ボクのすべての力で…世界の繋がりを…閉じるっ!

 

カービィ、いままで…

 

ありが…とう……」

 

「ぽよっ!?」

 

エフィリンの勇敢な最期に思わず声を上げた。エフィリンが謎の渦の裏側に飛び立ち、その渦を閉じた。力を全て使うって…死んじゃうのかな…。そんな…

 

「うう…」

 

その後、ボクの目の前に小さな謎の渦が出来た。そこには友人達の姿とあのリボンが付いた帽子があった。

 

「カービィ、驚いた?ボクが落ちてくるエフィリンをキャッチして魔法の紙切れを使って幻想郷に行ったんだ。そこでエフィリンを手当てしたんだ!」

 

「もうダメかと思ったけど、バンダナワドルディと幻想郷の皆が助けてくれたんだっ!」

 

「わぁい!」

 

だけど、一つ大切なモノを失っていることに気が付いた。あの帽子の主が居ないんだ。

 

「ああ、実は、ボクはあの時あっちの世界に取り残されて、その時には既に魔理沙は居なかったんだ。彼女が持ってた道具とかはいくつか残ってたんだけど…てっきりこっちに来ていたのかと思ってたよ…」

 

「幻想郷にも居なかったし…きっとあの衝撃で変な空間に取り込まれちゃったんだ。何とかして助けに行かなくちゃっ!」

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