東方新天地 〜 Forgotten Memories in the New World.   作:ぽよい

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バルフレイナイト:没キャラだったものを引っ張り出した隠しボス。初登場ではスターアライズで、ギャラクティックナイトに融合することで歴史の闇から黄泉返った。ギャラクティックナイトのような攻撃も使用する。
ディスカバリーではレオンに憑依していたエフィリスが破られ、その肉体から抜け出し、思念獣ソウル・フォルガに変貌したタイミングで蝶が現れ、その魂を啜ることで復活している。エフィリスの魂を用いた攻撃もしてくる。
スターアライズではギャラクティックナイトに融合することで復活していたため憑依のようなものであったが、ディスカバリーではソウル化したエフィリスを喰らって取り込むことで復活しているため(魂は完全に分解吸収されていなかったためか後にエフィリスの魂は新種となる)、複数の復活方法があるのか、はたまた別次元の蝶だったのか、様々な考察がある。


審判の刻

一頭の赤く美しい蝶がやってきた。幽々子が弾幕で使ってきそうな、まさに黄泉からきたような。そんな美しい蝶が、トドメを刺そうとするカービィとフランに割り込み黒幕の魂に止まった。そして次の瞬間、その蝶はカービィとフランを弾き飛ばした。いつの間にか蝶は大きく禍々しい姿に変貌していた。まあ、蝶にしては大きいというだけでカービィサイズ、20cm程だがな。そして深紅に染まった剣を2本構えていた。

なんかこれややこしいことになってないか?さっきまで私の身体に憑依してた魂にあの蝶が憑依したってことだろ?憑依のウロボロスかよ…てかちょっと待て、まだ私の身体の支配解けてないんだが…再生できないんだけど…魂乗っ取られたんなら支配外せよあの野郎!とことん迷惑なヤツだな!魂の方も取り戻せてないから自力で支配から抜け出せないし…あの蝶を倒すまで私はまだこのままなのか…私の残り4割は一体どこにあるんだ?同じ私の魂の筈なのに全く分からない…

 

「ポヨ!?ぽよぽよ!」

 

「え?なに?知り合いなの?銀河最強だって?」

 

マジかよ銀河最強って、カービィの住んでる銀河が天の川なのか不明だからこの表現だと我々と比べようが無いが…あのカービィが最強って言うってことは絶望しかないだろう。仕方がない諦めるか…って言えるかよ!魂だけでこの異空間を永遠にさ迷うなんて苦痛味わいたくなんかないわ!魂だけにされても不老不死なんだよこっちは!

 

「ぽよっ!ポヨぽよ!ぼよぽよぽよいよ!」

 

「名前はエビフライナイト…美味しそうな名前だね。あの剣で竜巻を起こしたり洗脳したり…相当厄介じゃない、しかも私の苦手な火属性か、随分楽しくなってきたね!ひゃっほーい!」

 

エビフライナイトって、絶対名前間違えて覚えてるなカービィ。フランが狂った…いや元々なのか…なんでそんな楽しそうに殴りに行くんだよ…私は全然楽しくないんだが。

エビフライナイトは殴りかかるフランに剣を振るいフランをぶったぎった、反応速度が異常なほど早いな…エビフライナイトは絶対名前違うけど、名前が分からないししばらくはこう呼ぼう。カービィもエビフライナイトに襲い掛かろうとしたが、エビフライナイトが気持ち悪い何かを出した。その何かはあの黒幕がカプセルのなかにいた頃のような見た目の赤い思念体で、カービィがそれに攻撃されてしまいエビフライナイトになかなか近づけないでいる。エビフライナイトは思念体でカービィの動きを封じている間にフランに追撃しようと距離を詰めた。

私の目の前に異空間へと繋がる星形の穴が開いた。そこから出てきたのは意外なメンバーだった。

 

「紫、お前どうやって?この思念の影響で能力は役立たなかったんじゃ?」

 

「あっちにはあっちのやり方があるのよ、異空間ロードなら思念波の影響はどういうわけか無いわ(背中の扉を使う手も一応あったけどあれは奥に行くほど不安定なのよね)。厳密には影響が無いというより、利用すれば開きやすいという感じだけど。異空間ロードの開き方さえ解れば此方のものよ。」

 

「リカイスルノニ、アレダケジカンカケテオイテ、ナニをムネ張ッテイルンダヨォ…」

 

「まあでも間に合って良かったじゃん。これならまだ打開できそうだよ。」

 

「そこのピンクの人!」

 

「カービィね。」

 

「カービィさん!目には目を、剣には剣を、戦いの鉄則です!」

 

妖夢が楼観剣(多分コピー品の方)をカービィ目掛けて投げつける。剣は思念体を切り裂き、そのままカービィの口の中へと入った。なんか見た目が全然違うが、カービィはソードをコピーした。その見た目、その剣は、カービィに私の魂の一部を斬られた時の、まだ魂がバラバラで意識も曖昧だった時の曖昧だった筈の記憶を、これでもかと鮮明に思い出させるものだった。

 

「何だか私から白楼剣を抜いたみたいた感じですね。」

 

「カービィ、その剣で攻撃を弾いてスキを作って!相手は二刀流で剣も巨大化させてくるから妖夢はカービィのバックアップをお願い!スキができたら一気に畳み掛けるよ!」

 

「ぽよっ!」

 

「了解!」

 

増援もあり戦いは一気に激化、なかば混沌と化しているがこちらが圧している、フランもすぐに再生して建て直し、作戦に参加した。これならなんとかなりそうだ。勝ったも当然だ。

 

「そういえば魔理沙、異空間ロードでこんなもの見つけたんだけど…」

 

「私の魂だろ、返して貰うぜ…アレ?」

 

「そう、残りの1割がどこを探しても無いのよ。」

 

「まさか…肉体の支配が未だに解けていないのってもしかして…」

 

「その予想が当たってたとしたら、あの蝶のせいで面倒なことになっているわね。」

 

予想が外れていることを祈るしかなかった。しかし祈りは無意味だった。エビフライナイトを倒して喜びの声をあげるカービィ達、そして戻らぬ肉体…それは予想が当たっていることを示していた。あの野郎は不老不死の器だけでなく、原理その物をも我が物にしようとしていたのだ。

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