東方新天地 〜 Forgotten Memories in the New World.   作:ぽよい

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博麗の巫女:博麗大結界の管理者であり、人間と妖怪のバランスを保つ役目を持った人間。魔理沙と同世代の巫女がまともに結界の管理をしなかったため、実質的な博麗大結界の権限は紫とその式神が持っている。一見妖怪をボコボコにしているだけのように見えるが、ちゃんと妖怪のために管理しているのである(多分…)。“人里の人間”が妖怪となることは禁忌のため、実は妖怪よりも人里の人間を監視している。


ワドルディの町
ワドルディのぶき屋さん


神社へ戻ると麓の町はさらに発展していた。助け出したワドルディの中に、武器屋ワドルディとフィギュア職人ワドルディがいたらしく、彼らが活躍できる施設が建てられたとのこと。具体的にはワドルディの武器屋と書かれた建物が建ち、ガチャルポンという変わったカラクリが置かれた。ガチャルポンとは、ワドルディ曰くフィギュア職人ワドルディがこの世界での記憶を頼りに作った様々なフィギュアが中に入っているという。お金を入れてカラクリを回すとランダムでそのフィギュアが1つ出てくるのだとか。因みにフィギュア職人ワドルディは一人ではないらしいので、助けたワドルディにフィギュア職人ワドルディがいればさらに種類は増えるとのこと。気前の良いワドルディは「試しに一回ガチャってみませんか?」とお金をくれたので、回してみることにした。ガチャルポンからは手のひらサイズのカプセルが出てきた。カプセルを開けると中から霊夢のフィギュアと一枚の紙が出てきた。

 

「おー、いきなり星4ですか!運強いですね!星3以上のレアリティの物には説明文が付いてくるんですよ。星が多いほど出る確率も下がります。」

 

 

紙にはこう書かれていた。

 

博麗霊夢(新天地)

伝統的に引き継がれている博麗の巫女で空を飛ぶ程度の能力を持つ。先代にあたる親が適当に付けた名前なので、博麗霊夢(紅魔郷)と名前が同じなのは偶然。今はまだ幼いが、幻想郷の大妖怪を片手で一捻りする程度の実力は既に身に付けており、先代達よりも明らかに妖怪に対して強い。将来の夢は大金持ち。

因みに霧雨魔理沙は博麗霊夢(紅魔郷)を2代目として途中までは数えており、それを頼りに計算すると216代目にあたる。しかし実際は博麗の巫女はあまりにも歴代が古く、いつから存在しているのか幻想郷の賢者すら把握していないため本当の代を計算することは不可能に近い。

 

やけに詳しいというか、どこからその情報仕入れて来たんだよ。まあ、フィギュアは大事に取っておこう。本物そっくりで可愛いし。別にロリコンなんかじゃないぞ?ただの母性本能だ。それに私には心に決めた男性が既に居るし、未だにそういう意味で付き合うことすらできてないが…

それから武器屋に入ってみた。気が合うのか、カービィも私のすぐあとに武器屋に入ってきた。

 

「二人ともいらっしゃいませ。レンジャーとアイスですか、何気にレンジャーは初めてのコピー能力ですね。あなたは、変わった武器を持っていますね。何度も合成した跡があるし、使用されてる金属も特殊なヤツですね。このお店ではレアストーンを使って武器の強化ができます。この世界の技術を活用できるようになれば武器の進化とかも期待できるかもなので、ジャンク品や設計図なんかを持ってきてくれると嬉しいです。ちなみにレアストーンは謎の渦の中の、トレジャーロードという場所にあります。ちょうどボクがレアストーンを1つ持ってるので、試しにその武器、強化してみませんか?」

 

ということなので、ミニ八卦炉を強化してみることにした。

 

「ミニ八卦炉、様々な機能がつけられてますね、制作者に一度会ってみたいなあ。うーん、こういう合成で進化してきた武器なのか。そうだ!ちょうど自販機ってヤツのジャンクがここにあるし、きっと強い進化を見せるぞ!」

 

奥から鉄を叩くような音が聞こえる。カービィは興味津々に武器屋ワドルディの作業を見つめている。

 

「お待たせしました。冷却機能とヒートポンプ機能を追加しました。冷却機能はモノを冷やすエネルギーを飛ばすものです。出力を上げれば凍らせることもできますし、もともとある扇風機能と組み合わせて使うのも面白いかも。今までは排熱の逆みたいなことをやってたみたいですけど、これなら効率よくモノを凍らせることができますよ。ヒートポンプ機能は冷凍機能を使ったときの排熱を回収して溜め込む自動発動の機能です。溜め込んだ熱で魔砲の威力を上げることができる、とってもエコな機能なんです。」

 

冷却はちょうど求めていた機能だ。しかもヒートポンプまで付いているとは。早く試し撃ちしてみたいところだ。

 

「試し撃ちなら隣の部屋にサンドバッグさんが居るので自由に使ってくださいね!手加減しなくて大丈夫ですよ、このお店の壁はとっても丈夫ですから。」

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