一時過ぎに書き上げたのでクソ眠い中確認しており内容ガバってるかも....。
言い訳ですね、すみません。
鈴との話が終わり夕飯を食べて部屋に戻った。
部屋に戻ると奥のベッドには大きな膨らみがあり、その端から足が少しはみ出しているのが見えた。
「ただいま、本音。」
「.......。」
声をかけるが返事はない。
恐らくは昼間の会長の失言を引きずっているのだろう。
可愛らしい拗ね方だなぁ、なんて思いつつ服を脱ぎシャワールームに向かう。
頭から熱めのシャワーを浴びながら今日のカズキとの会話を思い出す。
「ガルーダ、か....」
思わず口つさんだ僕達の隊の名前。
そして僕の過去の象徴である名前。
思わず昔のことを思い出し唇を噛み締める。
「リーナ....。」
思い出すのは昔の部下であり、一時期恋人であった女性。
短髪に切り揃えた美しい銀髪が特徴的な強気の人だった。
BETAへの復讐を願い、奴らの殲滅を生きる意味にしていた。
思い違いでなければ僕と出会いその生き方を変えた。
...そして死んだ。
僕を庇って死んだ。
ガルーダ4として死んだ。
そしてその後守ってもらったというのに早々に僕も死んだ。
その記憶を振り返るとどうしても時々考えてしまう。
自分は本当に生きてて良いのだろうか、こんなに幸せで良いのだろうか、と。
頭を振り頭によぎった考えを振り払う。
彼女がそんなことで責める訳はない。
自分のことなんて忘れて生きていてほしい幸せになってほしいと、彼女の遺書には書いていたじゃないか。
「はぁ....ままならないな、色々と。」
どこまで行って中途半端な自分に嫌気が差す。
自分のせいで死なせた女のことを引きずり勝手に罪の意識に苛まれ、自分を責めることで贖罪をしようとしている気になる。
そのくせに彼女の遺書を思い起こして自己を肯定する。
挙句にはカズキの示したガルーダを、捨てたはずの名前をもらって歓喜している。
本当に反吐が出る。
「クソッタレ...」
思わず溢れた罵声はシャワーにかき消されて消えていった。
♢
タオルで頭を拭きながらシャワーから出て自分のベッドに腰掛ける。
相変わらず自己嫌悪は止まらないが彼女たちの前ではいつものヤンでなくてはならない。
変な心配もかけたくないし、不幸面する気もない。
ふと自分の眼前にある布団の膨らみに目を向けると隙間からこちらの様子を伺っている本音と目が合う。
口角を上げて笑顔を作る。
自分は自然に笑えているだろうか。
そう思いながら彼女に声をかける。
「良い加減に出てきたらどうだい?」
僕の言葉に布団がモゾモゾと動く。
するとか細い声で返事が返ってきた。
「....私....ムッツリじゃないもん....。」
「わかってるよ。楯無会長が勝手に言ったことだろう。いつもの茶化しさ。」
わざとらしく肩をすくめて笑いながら言う。
返ってきたのは相変わらずか細い返事。
「............疑ってない?」
「もちろん。」
そう言うもコチラを疑ってるのか拗ねてるのかわからないがモゾモゾして出てこない本音。
しょうがないから態とらしく大きめの声を出し魔法の言葉を言うとしよう。
「....あーあ。どうしよっかなぁ。せっかくプリンを冷蔵庫に冷やしているのに、本音が出てこなかったら僕が1人で2つも食べないといけないのかぁ。今日は甘いものが食べたい気分だから2つぐらいなら余裕かなぁ。」
魔法の言葉を言うと同時に僕は立ち上がり冷蔵庫に向かう。
そしてゴソゴソ漁ると本音のご機嫌取り用にコッソリと買っておいたプリンを取り出し机に置く。
すると本音は頬を膨らませながら布団から出てきた。
「む〜。そんなイジワルしないでよ。」
そんな本音に笑顔を向け、ポッドからお湯をコップ注ぎインスタントの紅茶を2杯用意して机の上に置く。
「すぐに出てこない君が悪い。」
僕の言葉にムッとしながらも席に座りプリンを開けて頬張る。
すると先ほどまでの不機嫌そうな顔は蕩け笑顔を浮かべている。
彼女を見ていると安心する。
彼女の笑顔はとても癒されるものがある。
先ほどまでの荒んでた心は少しばかり潤いを得て気分が少し楽になった。
「ん〜?どうしたのやっくん?」
僕の様子を不思議に思った本音が首を傾げながら問うてきた。
僕は作り笑いではない自然な笑顔を浮かべる。
「なんでもないよ。」
こんな笑顔を浮かべてくれる彼女を、彼女の世界を僕は守ろう。
彼女の微笑みを見ながら中途半端な自分でもせめて一つぐらいは筋を通そう。
♢
今日は休日だが平日と変わらず早く起きる。
朝起きるといつも通り片手間で食べれるようなご飯を作る。
パンを切り野菜とハムを挟んだり、厚焼きたまご、余っているポテトサラダなどを挟み彩りと共に栄養も取れるように仕上げた。
買っておいたバスケットに出来上がったサンドウィッチつめていく。
余った分はコーヒーを淹れ今日の朝食としていただく。
「ほら、本音起きなよ。今日は朝から簪さんのところへ行くんだろう。」
「むにゃ.....」
声をかけても寝言で返事が返ってくるだけなのでいつも通り布団を引っぺがして肩を揺する。
「早く起きないと僕1人で行くよ。」
「.....ん〜っ、おはよう。」
ようやく起きた本音は目を擦りながら挨拶してくる。
目を擦ってる手を掴みやめさせる。
「目を擦らないの。目が傷ついちゃうでしょ。ほら、顔を洗ってきなよ。」
「は〜い。」
なんとも気の抜けた返事で重い体を起こし顔を洗いに行く本音に思わず笑みが溢れる。
全くしょうがないな、なんて思いながら世話を焼く日々に居心地の良さを感じてしまっている。
顔を洗って出てきた本音と朝食を済ませると整備棟へと向かう。
向かう場所は簪さんがいる整備室だ。
「かんちゃんおはよ〜」
「!本音、おはよう。....ウォーカーもおはよう。」
本音の挨拶に作業中だった簪さんは本音に返事を返す。
本音は昨日ほんとうに簪さんに言いつけに行ったらしく、勢いそのままで仲直りを果たせたようだ。
僕には本音に対してとは数段階低いトーンでの挨拶がきて、苦笑いを浮かべてしまう。
「むー。ダメだよかんちゃん。やっくんはかんちゃんのために色々と用意してくれてるんだから、そんな冷たくしちゃダメだよ。」
「.....わかってるわよ。でも...。」
僕に冷たい態度をとっているのにあまり良い気分ではないようで本音は簪さんに口を尖らせる。
「まぁまぁ。僕が勝手にやってることだし、感謝して欲しくてやってる訳じゃないからね。」
そう本音を宥めるも、本音は納得してないようで矛先はコチラへ向いた。
「やっくんは優し過ぎるよ。あくまでもこれは礼儀の話でやっくんがなんでやってるかは関係ないよ。」
そう言われると何も言えず僕は黙らざるを得ない。
諦めて何も言わずに椅子を出して座ることにする。
簪さんも今まで疎遠になっていた本音がここまでいうと思ってなかったのか驚いた表情を浮かべていた。
「ほら、かんちゃん。やっくんに言うことあるんじゃないの?」
簪さんはうぐっ...と少し詰まり目を泳がせる。
すると意を決したようにコチラを向いた。
「その.....あ、ありが、とう....。」
凄い言いづらそうに感謝の言葉を述べる姿に思わず吹き出しそうになりながらも耐える。
とはいえ感謝は感謝。
ありがとうという一言でここまで嬉しく感じる僕はチョロすぎるかな?
「どういたしまて。ま、勝手にやってることだからそこまで気にしなくて良いよ。」
僕は思わず笑顔を浮かべながら照れ隠しのために机に持ってきておいたバスケットを置くのだった。
♢
私の目の前で配膳してる男を見る。
訳のわからないまま気付いたらいるようになっていた男。
子供扱いしてくるコイツに少しイラつきながらも、更識など関係なく世話を焼いてくれることに少し嬉しくなっている自分がいた。
嬉しいけどやっぱりムカつく。
ところでコイツはなんなんだろう?
本音が昨日突然やってきたことには驚いたが、今までの本音なら私を遠くから見るだけで近づいては来なかっただろう。
まぁ、引き離して距離を置いたのは私なんだけど...。
それでも間違いなく本音は変わった。
昨日もお姉ちゃんに関することをバァーっと一気に話し、勢いが良すぎてほとんど聞き取れなかったが後は一先ず仲直りしてからはコイツ、ヤン・ウォーカーの話ばかりだった。
コイツは優しい。
それはわかる。
引き離そうとしても優しさの押し売りと言わんばかりに世話を焼いてくる。
ただ心配だからと色々としてくれる。
だけどたまに笑顔を貼り付けているように感じるのはなぜだろう。
時折どこまでも深い暗闇を目に見せるのはなんなのだろう。
本音は良くも悪くも素直な子だからコイツの表面的な優しさはよく感じているだろう。
もしかしたら暗い部分も勘づいてはいるのかもしれない。
私はまだコイツがわからない。
時折怖いとさえ思う。
わからないことはここまで怖いんだ。
でもコイツの優しさについ甘えてしまう。
あんなに深く暗い目をするのになぜこんなにも優しいのだろう?
「さぁ、どうせ朝抜いてるんだろう。少し食べなよ。お昼の分もあるから全部は食べないようにね。」
配膳し終えたらしく笑顔を浮かべながらコチラを向いてくる。
その笑顔は貼り付けた笑みではないようだ。
あの笑みは嫌いだがこの自然に浮かんでるコイツの笑みは嫌いじゃない。
淹れてもらったコーヒーを飲み一口サンドウィッチを齧ると思わず笑みが溢れる。
ムカつくけど美味しい。
コイツは料理の腕はそこそこあるようで塗ってあるソースは自家製のものらしい。
私の顔を見ながらニコニコしているコイツを見る。
少なくともコイツと本音は私を1人の"簪"として見てくてると思ってる。
そう改めて意識するとコイツの笑みに苛立ちは覚えなかった。
この笑顔を見ているとコイツを疑うのが馬鹿馬鹿しく思える。
ただ一つコイツに抱く疑念はこの優しさの意味だけだった。
♢
僕の作ったサンドウィッチをハムスターみたいに小さく齧っている様子を見るとつい笑みが溢れてしまった。
朝の分を食べ終わりご馳走様と呟く簪さんの雰囲気が少し柔らかくなったように感じたのは気のせいだろうか。
まぁ良いか。
本音さんは不満げにコチラを見ていたが簪さんの雰囲気が少し柔らかくなったのを感じ取ったのか優しい笑みを浮かべている。
「あ、私お水買ってくるね。」
そう言い本音さんは整備室から出て行った。
確かに水筒にはコーヒーを入れてあるため水は持ってきていない。
エンジニアでもある彼女ではなく言ってくれれば僕が行ったのに。
そう思いながらもさっさと出て行った本音を止めることはできなかった。
キーボードを叩く音が響く。
やっぱり簪さんと2人きりというのは少し気まずいな。
そう思っていると意外にも彼女から話しかけてきた。
「ねぇ。」
「なんだい?君から話しかけてくるなんて珍しいね。」
少しふざけたように返すが普段の彼女と違って意にも返さず何か決心したように話しかけてきた。
「なんで...そんなに私に優しくしてくれるの?」
前も言ったじゃないか、と返そうとするもその前に彼女は言葉を紡いだ。
「善意にしたって、おかしい。善意に対して悪意で返されてるのにそんなに人は優しくはできない。....それに優しさしか持ってない人はそんなに暗い目をしない...。」
先ほどまで普通に返していたのにその言葉を、「暗い目」という単語を聞き開きかけた口は池の鯉のようにパクパクとするだけだ。
沈黙が場を包む。
僕は彼女にわかるぐらいしっかりと暗い目をしていたのか。
ひょっとして本音もどこかで気付いていたのか?
頭の中にグルグルといろんな考えがよぎる。
「大丈夫。多分、本音は勘づいているかもだけどハッキリとは分かってないと思う。」
はっ、と顔を上げると簪さんが少し心配そうに座っている僕を見ていた。
心配させちゃダメだ。
僕は優しいヤンなのだから。
「...そうだね。僕は大丈夫だからそんな心配そうな顔しないで良いよ。」
顔に笑顔を貼り付けて言うが彼女は怪訝な表情をしながら一言言った。
「嘘ね。」
僕は彼女を見る。
「そんな嘘、私に通じる訳ないでしょ。たまに見るその貼り付けた笑顔は嫌い。」
そこまで勘付かれていたのか...。
「ねぇ。教えてそんな顔をしてまでなんで私に優しくするの?」
僕はただ心配で彼女に関わるようになった。
これは間違いない。
だがそれだけか?
本当にそれだけか?
彼女の様子に、優しくしても孤高であり続けようとする彼女に何も思わなかったのか?
そうだ....僕は....知らず知らずのうちに彼女を重ねていたのか。
口元に笑みが浮かぶ。
そんな様子を見て彼女は困惑しているようだった。
「カズキのことを女々しいなんて笑えないな....。」
「どうしたの?本当に大丈夫?」
今まで散々ツンケンしてきた彼女がここまで心配してくるとは。
そこまで僕の様子は異常だったのかな。
「優しくする理由か。...多分、昔の好きだった人に重ねてたのかもね。」
彼女は僕の言葉に驚いた表情を浮かべる。
同時にとてつもない悲しみが表情の中に垣間見えた。
「すまない....。そんなつもりはなかった。彼女は.....僕を置いて消えてしまった。僕を愛してくれたのに。優しい僕を愛してくれた彼女に。彼女の愛していた僕でありたかったのかもしれない。」
正直、胸が痛む。
今まで彼女を"簪"として誰も見てくれなかったことでこうなっていた彼女に僕は"簪"を見ていなかったと言っているのだ。
これはきっと懺悔だ。
「僕は君に優しくすることで自分の罪から逃げたかっただけなのかもしれない。だが....きっかけは少なくともただ心配だった。これは本当だ。」
拳を痛いぐらいに握りしめる。
手のひらには爪が突き刺さっている。
「いや、これはただの言い訳だな。」
自分の吐いた言葉にうんざりした。
やっぱり僕は中途半端な人間だ。
罪だの贖罪だの言っておきながら結局は逃げに走る。
自分に対して心の底から反吐が出る。
ああ、僕はきっと酷い顔をしているだろう。
こんな顔、誰かに見せる気なんてなかった。
下手な同情なんていらないのだから。
「ヤン。」
僕の名前が聞こえた。
一度も名前で呼ばなかった簪さんの声で。
顔を上げる。
すると、
パンっ!
一発良いビンタをもらった。
ぶたれたことに驚き固まっていると簪さんは僕の頬を手で挟み正面に向ける。
「私を途中から私として見れてなかったことはこれでチャラにする。」
言われた言葉にびっくりして固まった。
「大切な人を失う気持ちは私にはわからない。」
同情したりその場限りの優しさなんて欲しくはない。
まさか彼女はそんなことをするのか?
「けど!アナタはそんな顔をして偽物の笑顔を貼り付けてまで本音に一歩、前へと進ませた!」
思いもしなかった言葉にキョトンとしてしまう。
「一歩進ませたなら、今度はアナタが進みなさい!」
簪の言葉はまるでリーナが言ってるように聞こえた。
彼女の口癖を思い出した。
一歩でもいい、前に進まないと何も始まらないんだからと、そう言っていた。
罪悪感から彼女のことを僕は忘れていたのかもしれない。
だからだろうか一歩進めと、幸せになれと言ったのだから、私の惚れた貴様なら進めるはずだと、彼女ならきっとそう言う。
自分の都合のいい妄想なのかもしれない。
それに結局、簪とリーナを重ねてしまっている。
だが少なくともそこに憐れみや同情はなかった。
優しさに溢れた慰めの言葉ではなく叱責だった。
思えば笑顔を貼り付け笑っているのが当たり前だった。
呪詛を吐くのは決まって1人の時。
カズキにだってこんなこと話していない。
唯一この世界でリーナのことを少し漏らした相手が、僕が心の中で求め続けていた答えを言ってくれた。
思えば僕はいつも中途半端だった。
誰かに言われて動く。
自分で決断できない。
リーナに惚れても結局、僕から伝えることはなく彼女に伝えてもらった。
「まさか...優しくしてた相手に救われることが2回あるなんてね....。」
ここまで勢いでやったらしくどうしようかと迷っている様子の彼女を見て思わず笑みが浮かぶ。
僕は彼女の手を取り、両手で包む。
「え?」
困惑している様子だがあえて無視して彼女の目を見る。
「僕、いや。私、ヤン・ウォーカーはアナタと対等の友でありたい。君に二度と重ねない。だから、僕と友人になってくれないか?」
異性に手を握られて顔が近いからだろうか少し赤くなっている。
ストレートにこういった事を言われてないのも一つなのだろう。
あたふたしている彼女にずいっと更に身を乗り出す。
「返事は?」
「わかった!わかったから手を離して!」
その言葉に僕は手を離す。
そして改めて右手を差し出す。
「よかった。今後は是非とも名前で呼んでくれ。」
「それなら私も"さん"はいらない。呼び捨てでいい。」
僕の自然な笑顔を見て今度こそ安心したのか初めて浮かべる彼女のハッキリと浮かべた笑顔と共に僕の右手を握るのだった。
「わかったよ簪。それじゃ何でも頼っておくれ。君は友で僕の恩人なんだから。」
「それなら私だって世話を焼かれるだけなのは今日限り。ヤンのISを見てあげる。」
まさか今日だけでここまで仲良くなれるとは。
こんな事を言ってはいるがまだリーナのことを断ち切れた訳じゃない。
でも、取り敢えず一歩進んでみよう。
僕は君が愛してくれた男なのだから。
君にできた事を僕もやろう。
君が変われたように僕も変わろう。
変わった姿を見せてあの世で驚かせてやろう。
本音が水を買って戻ってきた頃にはアレは何かコレは何かと、かなりの近距離でにこやかに話す2人の様子を見て思わずペットボトルを落とすのであるがコレはまた別の話。
んー....簪もはやオリキャラでは?
自分で書いてて思うコイツは誰だ?
ま、まぁ二次創作だし....勘弁して欲しいかな。
リーナの簡単な解説は下を参照してください。
それと気付いたらお気に入り登録も190に近づき200が見えて来ました。
本当に嬉しい限りです。
解説
リーナ(イリーナ・ニコラスカヴィッチ)
ロシア系ドイツ人で元々は西ドイツに住んでいたがドイツ防衛線の崩壊に伴い西へと逃げ延びてきた。イギリスへの船に乗るも人数の問題で家族とは別の船に一人で乗り込むこととなる。しかしイギリス本土まであと一歩のところで家族の乗った船が重光線級により轟沈。彼女を残し家族は全滅した。結果、故郷を奪い家族を奪ったBETA強く憎み若くして従軍、衛士となる。それからは自分を顧みずに必ず血まみれの機体で帰還してくるためブラッディ・リーナと呼ばれるようになった。周りには近寄り難い雰囲気を漂わせていたが変人(ヤン)のいるガルーダ隊の配属となり変人に絡まれるようになる。最初はツンケンしていたが段々と態度が軟化していき最終的にはヤンと交際することとなる。しかし、ガルーダ4として間引き作戦中に大隊規模の地中侵攻による奇襲を受け要撃級からヤンを庇い戦死。