ソラを駆ける衛士   作:タリズマン

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会社の研修とかで忙しかったのもあって少し遅くなりました。
それと今月末から船に乗るので更新が遅くなると考えられますがご了承ください。



第三十二話

眼前の敵と斬り結ぶ。

コイツは間違いなくドイツの研究所で交戦した無人機の改良型だろう。

つまりは心臓部には人間の脳が埋め込まれている。

鈴はベータの方に向かって一夏と共に戦っているがせいぜい戦闘不能に追い込もうとする程度だろう。

その後オレが止めを刺してやればいいだけだ。

 

アイツらにこのことは話せんな...。

 

「スターク!」

 

ヤンの声にハッとなり身を捩り射線を通す。

瞬間、ベータの左腕が吹き飛ぶ。

どうやら80mmのAPFSDS弾が直撃したようで抉れるように腕が吹き飛んだ。

 

「流石の腕だなシャムロック。」

 

「インパクトガードは伊達じゃないのさ。」

 

腕が吹き飛ぶと同時に後ろにのけ反ったベータにマウントされてるキャニスター弾を叩き込む。

吹き飛ばされたところに先回りしていたヤンがフリューゲルベルデの一撃を叩き込む。

丁度腹の辺りに命中したらしく、くの字に折れ曲がり吹き飛んでいく。

生きてるか死んでるかはわからないのでオレがさらに突撃砲の20mmチェーンガンの徹甲弾を叩き込む。

 

やはりちゃんと広い空間で相手すれば大した敵ではない。

今回は優秀な援護もあったから尚更楽だった。

基本的にコイツは多数で少数を叩くという思想で作られた兵器らしいから、今回のような多対一という状況では弱いのだろう。

とはいえ、射撃武器が豊富なためオレのような近接メインの奴が一人で戦うとかなり面倒な相手なのだが。

 

「スターク。ベータの方を叩くかい?」

 

「そうだな...。」

 

基地の方も襲撃を受けてるそうだからかそちらへの援護に向かうか少し悩む。

すると丁度良くHQから連絡が来た。

 

『HQよりガルーダ、現在当基地は防衛戦闘を続けているが海上自衛隊と航空自衛隊から援護が貰えるようだ。コチラのことは気にせず戦ってくれ。』

 

「ガルーダ1よりHQ、了解。既に1機堕としたからもう1機と交戦を始める。片がつき次第そちらの援護へ向かう。」

 

『流石だなガルーダ。了解した、精々耐えてみせるさ。』

 

海自と空自からの援護が貰えるとは...。

正直なところ、いざという時には何の役にも立たない連中だと思っていたので意外である。

 

「よし、シャムロック....。」

 

アルファをヤるぞ、と言おうとしたとき放送がかかった。

 

『一夏!男なら…っ!男ならっ!その程度何とかしてみせろぉ!』

 

箒からの一夏への激励だがタイミングが悪い。

一夏たちと相対しているアルファの意識が完全に放送室に向いている。

それに気が付いたヤンが慌てて狙撃しようとするもコチラに気付いていない一夏が射線に被り狙撃ができない。

 

「まずいっ!」

 

オレが思わずそう口にした時どこからかミサイルが一発飛んできてアルファは回避行動をとった。

ミサイルが発射された方を見るとそこには見覚えのある野戦服を装備した兵士がスティンガーを構えていた。

 

「スティンガーを撃ったヤツは誰だ⁉︎ 」

 

オレは無線に怒鳴る。

歩兵がISがやり合ってる戦場に出てくるなんて自殺志願もいいところだ。

 

『こちらシエラ2-1。今ぶっ放したのは俺です。』

 

「馬鹿野郎っ!さっさと退避しろっ!邪魔だ!」

 

撃ったのは外を警備していた第二小隊、シエラチームのやつのようだ。

助かったがそれでも半ば自殺のような事であることに変わりはなく退避するように怒鳴る。

しかしシエラ2-1は何でもないことのように拒否する。

 

『そりゃできない相談ですね。これでも俺は国連軍の軍人なんですよ。ガキに戦場に立たたせて置いて自分は戦わないなんて事ができるほどできた人間じゃないんでね。』

 

シエラ2-1の言葉に呼応するかのように緊急用の通路から入ってきたであろう兵士によってスティンガーが四方から飛んでいく。

 

『ね、オレみたいな度し難いバカが一杯いるんですよ。』

 

その光景に思わず笑ってしまう。

 

「バカどもが....大バカどもがっ!なら精々死なねえ程度に援護しろ!ヘイトが向き次第退避しろっ!これは命令だ!」

 

『了解!シエラ2-1より大馬鹿野郎どもへ!大尉から許可が降りた!聞いての通り死なねえ程度に戦え!』

 

シエラ2-1の言葉の後はバカ共の雄叫びが無線に響いた。

それと同時にライフルによる射撃が始まる。

IS相手に5.56mmなぞ豆鉄砲程度しかないが気をひくには十分なようだ。

意識が歩兵部隊に行った瞬間、隙を見逃さない鈴の衝撃砲が命中する。

 

「一夏っ!」

 

鈴の声に呼応した一夏が雄叫びを上げながらアルファに吶喊する。

 

「うぉおおおおおおおおおおっ!」

 

零落白夜を発動した雪片弐型によって一太刀を浴びせる。

アルファを見事に一刀両断すると思われた太刀はアルファの右腕と共に頭部の一部を掠めて削り取った。

斬られる直前に僅かに身を捻り何とか躱したようだ。

 

何とか躱したアルファは全力で後退しつつ肩の砲を向けた。

 

「っ⁉︎ 」

 

アルファの向けた砲は最初の攻撃でシールドを撃ち抜いた攻撃をしてきたものだ。

武装の全貌がわかっていない以上どれだけの威力で、そしてどのくらいの間隔で撃てるものなのかまだわかっていないものなのだ。

 

「歩兵隊!退避しろっ!アルファは最初の高威力の攻撃をする気だっ!」

 

慌ててシエラ隊に退避を命じる。

シエラ2-1を含めた歩兵隊はすぐにスティンガーのような重い装備は放棄して速やかに退避を始める。

そんな中アルファに対し最も近い位置にいる一夏と鈴は砲撃を防ぐべく攻撃を行う。

 

「やらせる訳ないでしょ!」

 

「やるしかねぇだろ!」

 

アルファは左腕のバルカンで反撃してくるが、そんな攻撃に今更被弾する2人では無かった。

 

「こんなものっ!」

 

アルファは片腕になってるので両側がからの攻撃には対処できない。

そう考えている2人にとって今の攻撃は二手に躱せばよいだけだ。

しかし、

 

「ぷげっ⁉︎ 」

 

「えっ?」

 

背後から聞こえてきた悲鳴に後ろを振り向く。

 

すると、そこには全身を撃ち抜かれズタズタになったナニカ。

そして片腕を失いのたうち回る人がいた。

そこら中は血塗れになりピンク色の肉片が散らばっていた。

 

「ぐあああああああっ!痛え!痛えよっ!オレのっ....オレの腕がっ...!ああああああっ!」

 

距離はあるはずなのに腕を失った男の悲鳴がはっきりと2人の鼓膜を震わす。

その悲鳴と惨状を直視してしまった2人は思わず固まる。

 

「チッ!」

 

その様を見て思わず舌打ちをしたカズキは2人を射線上からずらすためにアルファに向け直接攻撃を仕掛ける。

行動に移ったその瞬間新たな情報が耳に飛び込んできた。

 

『ガルーダ!すまない、3機目がそちらへ向かった!注意してくれっ!』

 

対空兵器を片付け予備戦力となっていた3機目をこちらへ向かわせたらしい。

 

(自衛隊の対処でもしてくれればよかったものをっ....!)

 

思わず内心で毒付くが起きてしまったものはどうしようもない。

 

「3機目がコッチにくる!警戒をっ...!? 」

 

一夏や鈴を含めた全員に情報を共有しようとした途中で上方からの射撃が一夏と鈴に向けて放たれる。

 

しかし2人の援護に素早く動いていたシャムロックの追加装甲で守られていた。

 

それを見たカズキは3機目を無視してアルファに接近する。

シャムロックに向けて撃たれると困るが、それよりも後方に展開している歩兵に当たればミンチどころじゃ済まなくなる。

それを防ぐためにはアルファを直接叩くしかないのだ。

 

「っ⁉︎ 」

 

首筋に走った嫌な感覚に従い回避すると自分のいたコースに弾丸が通り過ぎた。

どうやらベータによる一撃だったようだ。

箒の叫びとそのタイミングでのシエラによる援護に気を取られ確認できていなかった。

 

「クソッ!」

 

生きていただけで動けないようなので肩にマウントしてある突撃砲で粘着榴弾を叩き込む。

ベータは爆発で吹き飛び流石に沈黙する。

そしてアルファに目線を向けるとナニカ違和感を覚えた。

 

「?」

 

斬りかかれる距離まで接近し振り上げたところで気がついた。

 

「砲口を閉じてる....!? 」

 

コイツは肩の砲の砲口を閉じているのだ。

撃とうとしてるのでは無く自爆する気なのかもしれない。

思い当たるのは一夏に右腕を落とされたときに一緒に削られた頭部。

もしかするとそこに照準器でもあったのかもしれない。

そうなるとやはり自爆の可能性が高い。

所詮コイツらは無人機である以上自爆など容易いだろう。

つまりは砲を斬り落としても爆発する恐れは普通にある。

こういうのは確実に自爆できるようにさまざまな方法が用意されているものだ。

 

「クソッ!」

 

ベータの砲撃でオレが死ぬと計算していたようで、バルカンを向けていなかったのだが流石に撃ってくる。

カズキは瞬時加速でアルファの下に潜り込み肉薄する。

 

いつも通りの急制動で体がミシミシと悲鳴を上げるがお構いなしに下から突き刺す。

バルカンを乱射し出したアルファの左腕に咄嗟に短刀を突き立て黙らせる。

その際に内側にバルカンを向けてしまい何発か被弾する。

 

「グッ!」

 

絶対防御により弾そのものは当たらないが衝撃はそのまま来るため一瞬意識が飛びそうになるが舌を勢いよく噛み締め無理やり意識を覚醒させる。

運が悪いことに腹に3発もらったのだ。

 

「HQ!周辺に機影はないなっ⁉︎ 」

 

『軍民共に機影なし!....おい!ガルーダ!敵機と共に高度が上がっているぞ!何をしている⁉︎ 」

 

そう。

カズキが取った選択は単純だった。

自爆してしまうなら被害の出ない高度まで上げる。

それだけ。

 

『ガルーダ1!スターク!何をしてる⁉︎ 』

 

カズキの耳に聞こえるシャムロックの声も完全に無線からの声になってしまっている。

 

「デカい打ち上げ花火でもしてやろうと思ってな。」

 

『早く離脱しろっ!』

 

冗談めかして話すも無視されてすぐさま退避を促される。

しかし...

 

「無理だな。」

 

『なっ⁉︎ 』

 

今やアルファはいつ爆発するかわからない爆弾だ。

離して離脱してもいつ爆発するかわからない以上は人為的に吹き飛ばすか、共に吹き飛ぶしかない。

 

『だったら離脱と同時に突撃砲で撃てば!』

 

「無理なんだ。さっきバルカンを躱した時に腹に3発ぐらい貰ったんだが、ついでに伸ばしてあった補助腕にも被弾して動かなくなっちまってる。」

 

無線の向こうで歯噛みしてるようなくぐもった声が聞こえてくる。

 

「まぁ、気落ちすんなよ。生きて戻るからさ。....多分。」

 

『くっ!....キミの話していた束さんやクロエちゃんはどうなる⁉︎ 生きて戻って来い!』

 

まだ残っている3機目とやり合ってるようで微かに聞こえる銃声をBGMにシャムロックは怒鳴る。

考え無かったわけではないがずっと置いていかれる側だった自分が置いていく側になるかも知れないのかとまるで他人事のように考えた。

正直、これから死ぬかもしれないという実感はないし何なら死ぬにしても考える間も無く死ぬものだと思っていたから言い残す事とかも考えたことはなかった。

まるで映画のアルマゲドンよろしくお涙頂戴の感動的なワンシーンを演じるハメになるとはこれっぽっちも考えていなかった。

 

「ま、なるようになるか。」

 

不意に出た言葉に思わず笑みを浮かべる。

"なるようになる"なんていうセリフを我らの死神殿に代わって吐く日が来るとは思ってなかった。

 

『爆発しないならコイツを撃墜次第ボクが行く!ボクと代われ!』

 

笑みを浮かべていたカズキの耳にシャムロックからの声が響く。

 

「馬鹿を言え。オレが部下に死ねなどと二度と命令するものか。」

 

『けどっ!』

 

「それにお前は記憶を持ってるとは言えここで産まれた。対してオレは死に損ないの漂流者。死にてえ死にてえって言いながら戦ってきた大馬鹿野郎の1人だ。死ぬならオレの方がいいさ。」

 

束と過ごし学校の奴らと過ごすうちに忘れそうになるが、所詮は死に損ない。

死にたいとか言いながら結局死ねなかった人間だ。

漂流者というよりももはや亡霊とでも言ったほうが正しいかも知れない。

 

『だがっ!キミは地獄を生き延びたっ!死にたいなんて言いながら生きたじゃないか!それなら最後まで生き抜けよっ!』

 

「落ち着けよシャムロック。何も諦めてる訳じゃないし、今死にたいなんて言ってる訳じゃない。...ただ、死んでも納得できるって思っちまっただけだ。」

 

オレの言葉に少しだけシャムロックは黙る。

 

『....死ぬなよ。死んだら墓なんて作ってやらんからな。』

 

「そりゃ怖えな。安らかな顔で逝ってもシャムロックにボコボコにされちまいそうだ。」

 

そう返すと悔しそうに「クソッ」と何度も繰り返し呟いている声が聞こえてきた。

 

「あ、そうだヤン。敵機は多分、人の脳をコンピュータにしてる奴だ。だからお前がトドメを刺せ。オレは生き延びようができそうにないからな。」

 

驚いたような声が聞こえたが詳しく聞いてる暇はないと判断したのだろう。

小さく「わかった...。」と返すに留まった。

それっきり変な事を口走られても聞きたくないのかシャムロックは無線を切った。

 

「HQ!死ぬ気はないが死んだらオレの部屋にある中原中也の詩集に遺書が挟んであるから回収してくれ。』

 

「HQ了解。保険になる事を願ってる。精々死ぬなよ。』

 

その言葉を聞きこれで死んでも取り敢えずは一安心だなと覚悟を決める。

 

「うしっ!精々足掻くとしますかね。」

 

進路を海側にむけていたこともあり高度もあって、かつ洋上にいるためなんの心配もなくコイツを爆破させられる。

どうやら自爆するタイミングを逸したようでずっと充填音が聞こえていた。

いつ爆発するのかとヒヤヒヤしながら運んでいたのだが自爆はしないでいた。

効果的な自爆をしたくて溜め続けていたのだろうが精々オレを道連れにするぐらいしかコイツにはできんだろう。

 

オレは上下を反転させアルファから長刀を引く抜く。

そして自由落下を始めたアルファに瞬時加速で一気に肉薄する。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおっ!」

 

そしてそのまま奴を股から頭まで真っ二つにせんと勢いそのままに斬りかかる。

そして中央部に差し掛かった段階でオレの視界は白く覆われて凄まじい衝撃を感じると共に意識も吹き飛んだ。

 

 

3機目を撃墜し一夏と鈴の2人を地上に下ろし衛生兵にメディカルチェックをやらせ、すぐにスタークの元へ向かうべく上昇する。

スタークの詳細な位置を聞くためにHQに向けて叫ぶ。

 

「HQ!スタークはっ!ガルーダ1はどこにいる⁉︎ 」

 

『ガルーダ2か⁉︎ ガルーダ1の現在地はHUDに表示をっ.....っ⁉︎ 』

 

位置をこちらに伝えようとしていたHQの言葉が途絶える。

何かに驚いているかのような声である。

 

「どうしたっ⁉︎ スタークに何かあったのか⁉︎ 」

 

『エネミーロスト.....自爆した模様。ガルーダ1との交信途絶....。」

 

「チクショウ!すぐにスタークの位置を教えろっ!」

 

最悪な情報だった。

罵声と共に飛び出そうとするが待ったがその行動は遮られた。

 

『こちらグリーヴァスだ。ウォーカー中尉、貴官は待機だ。』

 

「中佐⁉︎ スタークが撃墜されたかもしれないんですよっ⁉︎ 」

 

『わかってる。だが、貴様は現状この場にいる最高戦力だ。貴様のいない状態で更なる襲撃を受ければ、今度こそ持たん。....わかってくれ。』

 

グリーヴァスからの静止に食ってかかるも悔しそうな声で語るグリーヴァスに何も言えなくなった。

 

「クソッ!」

 

出せる言葉は罵声だけで自分の力不足を悔いることしかできなかった。

 

地上に降りると遺体と負傷兵の回収が進んでいた。

そして鈴は静かに涙を流し、隣に立つ一夏は悔しそうに俯き血が出るほどに手を握り締めていた。

シャムロックが降りてくるとそれに気がついた一夏が近寄ってきた。

 

「カズキは?」

 

普段からは考えられないような静かな声で尋ねてきたがシャムロックは黙って首を横に振るしか無かった。

それを見た一夏は再び俯き下唇を噛み締める。

 

「.....結局オレは邪魔しかできなかった。後ろにいる人たちのことを考えられずに動き回ってて....。」

 

「いや、キミらはよくやったよ。初の実戦、あんまり実感はなかったかもしれないけど命の取り合いをして生き残ったんだ。新兵はそれで十分さ。...キミは兵士じゃないけどね。」

 

悔しそうに自分の力不足を嘆く一夏に下手な慰めしかできず誤魔化すように笑った。

 

「クソッタレが....。」

 

無意識にボヤキが口から出てくる。

いつぶりだろうか、こんなにタバコを吸いたくなったのは。

 




安心してください!死んでないです!
ちゃんと海保に回収されてます!
現在の私は鈴を曇らせたい欲がムクムクと出てきてます。

相変わらず戦闘描写というものは難しいですね。
取り敢えずプロットはできてるので次話の更新は今回よりも早くなるはずです。

解説
HUD
HUDとはヘッドアップディスプレイの略称で、要は人の視界に直接いろんな情報を映し出すものです。例えばヘルメットとか現代の戦闘機の照準器とかに情報を映し出すものです。今シリーズにおいてカズキとヤンの扱うISはフルスキン型で映像が投影される形になってます。そして視界の中には使用武器や照準、高度、速度、レーダー、機体の状態など様々な情報が投影されるようになっています。無論邪魔なものや不要なものは搭乗者の意思でつけたり消したりできます。
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