TABSの能力と特典を持ってアークナイツの世界に行く 作:クーゲル・ブリッッツ!!
今回はあるレユニオン兵達の視点のお話になります。
もしかするとTABSの恐ろしさが分かるかも?
それではどうぞ。
レユニオン兵A
「進め!進め!もう少しで例の集団の前だ!」
レユニオン兵B
「しっかし本当なのか前の部隊の報告は?」
レユニオン兵C
「さぁな、俺が知る訳がねぇ。」
レユニオン兵B
「戦闘中に後ろ取られて、建物の上から数十人による銃撃を受けた…か…。」
レユニオン兵A
「どうせ恐怖でトチ狂った誤報だ!我らレユニオンが、外道共に負けるはずがない!!」
ウルサス:チェルノボーグロドス野営病院
から約500m離れた通り
そこには大多数のレユニオンがロドスに向けて進軍中であった。
その中には装備が行き届いていないのか手製の武器を持った巨漢も居れば現地で紛れていたであろう者もいる。
その数は少しづつ多くなり現段階では300人近く集まっている。
レユニオン兵A
「これだけ集まれば敵もタダでは済まされない!」
レユニオン兵B
「だが例の報告がなぁ…」
レユニオン兵A
「チッ!あ”ぁ”ん”!まだんな報告信じてるのかよ!敵は少数だろうが!報告にあった数十人は何処に隠れてるってんだ!!」
レユニオン兵B
「俺に聞くなよ!本当かどうかはどうせすぐに分かる!」
言い争いが起きているが無理もないだろう、彼ら元々は一般人や社会的地位を失いウルサスの衛兵や非感染者によって虐げられて来たある意味被害者なのである。
ロドスの様な訓練を受けず仲間とのコミュニケーションも余りせず隣同士は赤の他人、ただ同じ思想を持つ人なだけなのだ。
レユニオン兵C
「……うん?」
レユニオン兵D
「どうした?」
レユニオン兵C
「あそこのコップ専門店、見えるか?あれが妙にカタカタ揺れてるんだよ。」
レユニオン兵DはCが見ているコップ店を注視した。
確かに店前に飾られているガラスワインや可愛いコップが微かだが揺れているのだ。
レユニオン兵Dは呆れた様にため息を吐いた
レユニオン兵D
「ハァ…当たり前だろ?こんな大人数で移動してるんだから地面も多少は揺れるだろ。 」
レユニオン兵C
「だと思うだろ?けどな少しづつだけど揺れが大きくなってるんだよ…!」
レユニオン兵D
「んなわけw (カタッ)…ッ!」
耳に入った微かに揺れた音、Dはもう一度コップ店を見て近ずいた、Cも後から追従する様に追ってきた。
前に来たDは飾られているコップを見た、パッと見は揺れてないように見えるが端をよく見るとグラグラと揺れているのだ。
そして、所々からコップが他のコップと接触しているのかカタッカタッと軽い音が鳴っているのだ。
レユニオン兵D
「なぁ…これ俺らが移動しているから揺れているんだよな?そうだと言って欲しいぜ。」
レユニオン兵C
「いや、残念だが揺れがさっきより増してるぞ。」
そして次々とコップの揺れが大きくなり店の中ではそこら中にコップのぶつかる音が鳴っている中には少しだが棚から落ちて割れる音がする。
レユニオン兵D
「なぁ…?オレたちは今から何と戦う気なんだ?」
レユニオン兵C
「……少量で待ち構えてると言われている集団に大勢のレユニオンが進軍する。」
レユニオン兵D
「だったら何でさっきより揺れが酷くなってるんだ?まるでこっちに向かってくるようによぉ?」
レユニオン兵C
「(ウルサススラング)…!貧乏くじ引いちまったか…」
レユニオン兵D
「元からだろうに…」
そう言うとDは何処か諦めた雰囲気を出しつつ列の中に入って行き、Cも後に続いた。
数分後…
レユニオン兵A
「良し!良し!見えてきたぞ!(ウルサススラング)野郎の拠点が!」
レユニオン兵B
「今の所例の報告にあった奴とは出会ってないな、やっぱり恐怖によるガセネタか?」
レユニオン兵A
「なっ?言ったろ?嘘っぱちに決まってるんだろ馬鹿だねぇw」
レユニオン兵D
「どういう事だ…」
レユニオン兵C
「だとしたらさっきのあの揺れはなんだったんだ?」
レユニオン兵A
「ヨッシャァー!よく聞けお前ら!オレたちレユニオンの恐ろしさを分からせてやるんだぁ!非感染者に死を!」
レユニオン
「非感染者に死を!!」
レユニオン兵A
「掛r (ドスッ!)……あぇ??」
戦闘にいたレユニオンが号令を出そうとした瞬間何かが体に刺さった、刺された本人も周りにいた
レユニオンも理解が追いつかなかった。
それは黒く塗られた1本の棒の様で先端には黒く塗られた刃物状が先頭のレユニオンに突き刺さっていた。
そして、
ビリリリリッ!!
レユニオン兵A
「アグァアババババ!!??」(バタン…)
突き刺さったレユニオン兵に突如電流が走り、
後ろに倒れた。倒れたレユニオンからはプスプスと音が鳴っている。
レユニオン兵
「てっ、敵襲だぁーー!」
その一声でレユニオンは一斉に動き出した、
重装兵は先頭、に術士や射撃兵は後方に移動した。
レユニオン兵B
「あの槍はどっから飛んできた!刺されたヤツは!」
レユニオン兵
「真っ直ぐ飛んで来たとしか言い様がない、後先頭にいた奴は生きてる、電流で気絶してるだけだ。」
レユニオン兵B
「槍は?」
レユニオン兵
「先端が硬いゴム質で元電気屋の店員をしていた人曰く内部にスタンガンみたいな機能が入っているんじゃないかってよ。何でゴム質なのに刺さったのかは知らねぇが。」
レユニオン兵B
「使えるのか?」
レユニオン兵
「内部が焼き切れてるから使えないらしい。それにゴム質だから敵なんて殺せない。使い捨てかもしれん。」
レユニオン兵B
「(ウルサススラング)!神経が苛立つっ!!」
突然の襲撃にBは悪態を付く、しかし飛んで来た方向的に敵はすぐそこに居るらしい。
現に離れているが俺たちの前に立っているのだから
レユニオン兵
「テメェ!よくも仲間を殺りやがったな!」
レユニオン兵
「殺してやる!コロしてやるぞ!クソ非感染者が!!」
周囲に居るレユニオンが目の前に立っている奴に罵詈雑言を浴びせまくる、しかしそいつは元から聞こえていないかのようにただ黙って突っ立っているだけで何も言わず何も動かない。いや、ただ単に恐怖で頭が回らず動けないだけかもしれない。
だが…この違和感は何だ?
前に居た奴をやったのは間違いなくコイツだ。
だが、アイツの周りには誰も居ない、普通こう言うのは3~4人居てやる行動だ。前の奴に殺された復讐かは知らないが、今前に立っている奴は復讐をするタイミングを間違えた事は分かる。
レユニオン兵
「殺してやる…殺してやる…」
レユニオン兵
「ヒヒッ!殺してやる…コッコロしてやる!」
レユニオン兵B
「…!?待て!迂闊に前に飛び出すな!」
まるで何かに取り憑かれたように同志がブツブツと言い出す、そして自信の刃物を取り出し奇声を上げながら先頭に居たヤツが彼に飛びかかろうとした時。
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
レユニオン兵
「…ッ!?しまった!抜け!抜けろ!」
また飛んで来た投槍が体に当たり冷静になったレユニオンが抜こうと引っ張るがするが体の1部になったかのように服が伸びるだけでの抜ける気がしなかった。
そして刺されたレユニオン兵の抵抗は虚しく電流が走った…
ビリリリリッ!!
レユニオン兵
「「アグァ!アババババ!!」」
目を覆いたくなる程の眩しさと沸き立つレユニオンの悲鳴、電流が止んだ時、そこに居たのは煙が少し立ち倒れふしているレユニオン兵だけだった。
レユニオン兵
「ヒイッ!」
余りの惨劇に膝を崩した兵士が何人も居た、自分達が見えない所からの襲撃で何時パニックになってもおかしくない状況だった。
何人か建物や曲がり角に注意を向けている時に事態が動き出した。
???
「Urrbaaaaa!!」
突然前にいた奴(以降投槍野郎野郎と言う)がいつの間にか槍を持ってこっちに突撃をしてきた、最初は驚いたが俺たちは直ぐさま武器を構え突撃してきた野郎を斬り伏せた。
投槍野郎
「Oua!」
レユニオン兵
「死ね!仲間の仇だ!」
レユニオン兵
「ハハッ!何だよコイツは!突然俺たちに突撃してきやがって、気が動転したのか?」
レユニオン兵
「案外大した奴じゃなかったな!アイツらはこんな弱っちい奴にやられたのか?」
レユニオン兵
「ギャハハハw!笑えてくるわ!」
そう言いながら彼等は突撃してきたヤツを蹴る踏む等して死体蹴りが可愛く思えてくる程痛め続けた。
俺は少しゾッとした、一人一人白い仮面を付け素顔は見えないはずなのに未だに死体蹴りをしている奴らは狂気的な笑みを浮かべていた。
仮面を付け入るのに、だ。
二度起きた襲撃による不安による幻覚か、
それともただ単に本当に仮面を外していて俺だけが付けていると錯覚しているのか…
ハハハ…、自分でも何言ってるのか
分かんなくなって来ちまった。
ただ一つだけ言えるとしたら…
俺含めてここにいるヤツらは皆マトモじゃない。
レユニオン兵B
「ヒッヒヒッ…」
レユニオン兵
「おい、アレ見ろよさっきの仲間か?ぞろぞろ出てきやがったぜ?」
レユニオン兵
「馬鹿な連中だな、仲間がこんなザマだってのに逃げればいいものを。」
レユニオン兵
「お前ら!!俺たちレユニオンはあんな奴らには負けねぇ!そうだよな!?」
レユニオン兵
「「おおおぉぉぉぉ!!!」」
レユニオン兵
「行くぞ!お前らァ!俺に着いてこい!」
レユニオン
「「ウオオォォォ!!!」」
死体蹴りをしていた連中を皮切りにレユニオンの大軍が突っ込んで行った。
突撃を引き金に敵が槍を上に構え始めた、
さっきのまたあの投槍を始める!!
レユニオン兵
「重装兵!前へ!」
重装兵
「「オウ!」」
重装兵が前線に立ちご自慢の盾を地面に「ゴン!」と言う重い金属音を鳴らし盾を立てた、そして敵が思いっきり槍を投げ始めた。
投槍野郎s
「Ababbaa! 」ブォン!
重装兵
「来るぞ!」
ガン!ガン!ガン!
ビリリリリッ!!
重装兵
「グッ!!」
レユニオン兵B
「大丈夫か!?」
重装兵
「へっ!こんぐらい何ともない!」
そう言ってるが実際彼らの身体からは煙が立ち肩で息をしている状態だった。
あの槍には盾は愚か、分厚い防具さえも貫通する位の電力を持っているらしい。
重装兵
「俺達の心配より前に進め!」
レユニオン兵B
「…!! 重装兵達が作った隙を逃がすな!行くぞ!」
レユニオン兵
「「おおおおお!」」
重装兵が作ってくれた隙を逃がしてはならない!
俺はそう思いながら周りの連中と共に前に走った。
敵はもう投げる槍が無いのか、ただ突っ立てる投槍野郎はただのマネキンに過ぎない、「行ける!」と思い俺の剣が奴に届く距離に入り思い切り腕を上げた瞬間。
時が突然ゆっくりになった…
俺は混乱した、俺たちは敵のアーツによって攻撃を受けたのか、それとも自身の精神がそろそろ来ては行けない所まで来た幻覚なのか…
視点は普通に動かせるが何故か体だけは異様にゆっくりと動き動かそうとしても上手く動かせない。
俺は視点を右に向けた…
そこには俺と同じ様に敵に斬り掛かるろうと剣を振り下ろしている仲間が居た。
視点を左に向けた…
そこには首を誘うとしているのか馬乗りになり剣を突き立てる仲間がいた。
視点を上に向けた…
そこには俺を殺そうとしているのか両手に斧のような武器を下に振りおろそうと飛び掛かる、動物の頭蓋骨を被った赤い人間が居た。
咄嗟に守ろうとしたが上手く動かせず、そうこうしている合間に斧が俺の目と鼻の先まで接近し…
ゴッッ!!
言葉に出来ない激しい痛みが頭に走り、
視界が揺らいだ後倒れ意識が遠のいた。
意識がどうのいている間に味方が敵と争い喧騒を上げる声が聞こえた。
そして視界が暗転し音も聞こえなくなった………
如何だったでしょうか?
何も見えない所で人間の様で人間ではない、
未知の生物と戦うレユニオン兵。
次回は少しネタばらしをするとTABSとレユニオンの衝突中の主人公から入ります。
感想又はアドバイスを書いて下さるととても嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう!
またの想像話で!