TABSの能力と特典を持ってアークナイツの世界に行く 作:クーゲル・ブリッッツ!!
今回は初の戦闘シーンです。
と言っても戦うのは主人公ではなく、主人公が召喚したアサシンですけどね。
それでも戦闘シーンは戦闘シーン、ちゃんと書かないと文全体が可笑しくなってしまう登竜門的な存在!(偏見)
是非お楽しみください!
報告:一部誤字の修正を行いました。
誤字報告をしてくれた方に感謝を。
カズヤ「あっ…アサシン…」
アサシン「………」
アサシンは何も言わずただじっと自分を作ってくれた、主をじっと見続ける。
今の主は無力だ。
彼はそう思った。今の主は諦めている顔をしている、しかし彼には言葉を話す能力は備わっていない、だから彼は心で訴えた。例え表情を変えることが出来なくても、目付きを変えることは出来る。
今の彼には戦う決意と勇気が必要なのだ。アサシンはその想いを彼の心にぶつけた。
カズヤ「!」
主の目を見開いた、それと同時に目に少し明かりが灯った様に見える。
これで大丈夫、後は彼次第だ。
アサシンは主から離れ行動予備隊の方を向き武器を構えた、その武器はほんのりとカーブを描いた軌道を描いている、俗に言うサーベルだった。
その剣先を予備隊に向けた瞬間、予備隊の面々は口では表せない恐怖感に襲われた、皆顔に冷や汗を垂らしていた。
ラヴァ「フェン、奴の顔をよく見てみろ。」
フェン「?」
フェンはラヴァに言われた通りアサシンの顔をよく見た。フードを被っており、顔全体は見れなかったが一瞬チラッの奴の目を見る事が出来た、そして、その奴の目を見た瞬間フェンは驚いた。
何故ならば自分たちが移動中、プリュムが見つけた鳥と全く同じ目をしていたからだ。
ラヴァ「気付いたか?」
フェン「はい、彼の目、プリュムさんが見た鳥と全く同じ目をしています。」
ビーグル「えっえぇ!?そっそれってつまり。」
スチュワード「彼があの鳥の主人って事かな。
となると、あの鳥は彼が召喚したアーツって事になるね。」
スチュワードが、そう推測する。
厳密にはカズヤ本人が召喚したのだが、今の状況的にそれは無いだろうと皆結論付けていた。
プリュム「となると、あの彼は護衛対象ですかね?」
ラヴァ「恐らくな、何処の組織なのかは知らないけど。俺たちに敵意はあるみたいだぜ?」
フェン「総員!戦闘準備を!彼が何者なのかは
私たちには分からないけど、私たちは私達の任務を遂行しなければなりません!無力化し拘束して下さい!」
フェンの再号令と共に予備隊員は、各々の武器を構え直した、そして先に向かっていったのはアサシンの方だった。アサシンは最初に厄介な遠距離を先に仕留めようと駆け出す、しかしそこで重装であるビーグルが、彼の行く手を阻みそれと同時にサーベルの攻撃を受け止めた。
ビーグル「させません!」
ビーグルがお返しに切り返すが、アサシンはそれを受け流し背中を押して転倒させた。
ビーグル「うわわ!?しまった!」
アサシンが追撃に彼女に一蹴りしようとするが誰かが彼に飛びかかり、アサシンはそれを避ける。
プリュム「貴方がやろうとしている事は見逃しません。」
アサシンは今度はプリュムをターゲットにした。
アサシンは素早い斬撃でプリュムを攻撃するが、
プリュムはそれらを防ぎ、受け流し、回避した。
プリュム「その動きで私を倒せるとでも!?」
今度はプリュムが反撃を開始した。
プリュムは自身の武器であるハルバードを使いアサシンを攻撃した。アサシンはそれらを防ぐが、段々と早くなっていく斬撃に着いてこれず遂には吹っ飛ばされてしまった。
フェン「今です!」
アサシン「………!」
吹っ飛ばされた瞬間フェンの鋭い突きが彼を襲った。彼はそれを空中で回避するがそこへジェシカとスチュワードによる追撃が彼を責め立てる、そして遂にスチュワードの放った光弾が
アサシンの体にヒットしてしまい彼は空中で体勢を崩してしまった。そして、地面と接触する瞬間。
ラヴァ「爆ぜろっ!」
軽い爆発が起きた。
アサシンはこの爆発を諸に受けてしまい壁に激突してしまった。アサシンは混乱していた。この爆発はラヴァが起こしたアーツであり、行動予備隊は初めからそれを狙っての誘導だったのだ。
そして、諸に食らってしまったアサシンはボロボロのボロだった。フードぱ爆発で一部焼け焦げており、すすがついて一部鼠色になっていた。
だがそれでも立ち上がる!
例えこの腕が使えなくても自分の足で相手を蹴り、足が使えなくなったら頭で相手をヘッドバット
すれば良い!このアサシンの頑丈さと闘志に予備隊の面々も引き気味になっていった。
しかし現実は非情である。彼の武器でおるサーベルはさっきの爆発で折れ、使い物にならなくなって
おりそして、彼自身立っていられるのもやっとだった。
フェン「(これなら!)総員!ビーグルさん!
プリュムさん!」
プリュム&ビーグル「はい!」
フェンの合図でビーグルとプリュムがアサシンを無力化しようとした。
その時!
バァン!
バァン!
乾いた音が2回路地裏で響く…
ジェシカの使う銃とはかけ離れた銃声だった…
地面に少し穴が空いている…
音がなった方向を皆が見ると…
そこには先程まで膝を着いていた彼が…
椎本カズヤが二丁のフリントロックピストル
を構え立っていた。
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『アサシン拘束寸前から数分前』
カズヤ「あっアサシン…」
アサシンが来た!アサシンが来てくれた!
良かった、良かった!これで助かる、第二の人生はここで幕を……!
いや、まだだ…
あくまで、今捕われる瞬間をアサシンが助けてくれただけ、結局はこの状況から抜け出せていない。今首の皮1枚で繋がっているに過ぎない…!
本当は話し合って解決したい、けどこんな状況で
話せるほど今の僕に余裕は無い。
戦う?戦って何になるんだ!!
元々自分がこんな状況にしたんだろうが!!
仮に…仮にもし、僕が戦った場合…
ボクに…ボクに人を殺せる勇気はあるのか?
もし、原作のアークナイツのようになるんだったら僕は…僕は原作のキャラクターを僕の手で殺すんだぞ。そんな度胸、僕にあるのか…?
ない…そんなもんある訳ない!
じゃあ…どうしたらいいんや…
彼の心はもう諦めが来ていた、
元々平和な世界で暮らしていた彼は、
この世界では無力に等しかった。
しかし、アサシンがそれを許さなかった!
アサシンは彼を無理矢理立たせそして
彼の目を睨み心で訴えた、
決意を持て!勇気を持て!と
カズヤ「…!」
これは、アサシンの信号?
けど、こんなハッキリとした言葉は出来ないはず…
せいぜい奇声っぽいのを発するだけ。
彼自身の思いなのか?
僕を励まそうと。
戦う決意を持て!勇気を持て!…か
アサシンは彼から離れる、それと同時に彼はまた、膝を着く。
カズヤ(決意…勇気…か…思えば此処に来てからそういうのは後回しにしてたな…直前に転生するって自分から書いた癖に、結局はこんな状況だ。嫌になってくるね。)
カズヤ(けど、巻き返す事は出来る。それにゲームや小説でもいつもこう書かれている、「人を殺すのは誰しも恐れている、殺して何も感じなければ、もう人じゃ無い」と。予備隊も同じように恐れていると思う。けど、彼女らはもう既に戦う勇気を決意持ってるんだ!)
カズヤ「だったら、まだ…まだ巻き返せるはずだ。」
カズヤ(決意を持て!椎本カズヤ!今の自分の考えではこのテラの世界であっという間に殺られる!勇気を持て!覚悟を決めろ!相手を殺す殺さない、守る守れないは自分自身の力に掛かっている!!)
カズヤ(そして今、自分がやるべき事は拘束される寸前のアサシンを助ける事だ!Come!二丁フリントロックピストル!!)
僕は二丁のフリントロックピストルを召喚し構えた、狙いは勿論こちらのヘイト稼ぎだ、こっちを見るだけで良い、こっちを見るだけでアサシンに逃げる余裕ができるはずだ!
ただ心配なのは初めて銃を撃つ時だ
_______________________________________________『そして現在』
あ”ぁ”…腕”が”…耳”が”…ジ”ン”ジ”ン”す”る”ー”
大昔の銃とは言えこんなにも反動や銃声がなるとは、身体能力特典を付けていなければどうなっていたんだろうな。
けれども、お陰で皆がこっちを見てくれている。
アサシンを拘束しようとしたプリュムやビーグルもこれには目を見開いてこっちを見ている、アサシンが抜けるには余裕すぎる時間だ。
カズヤ「いや〜ごめんねアサシン、君を作ったマスターながら、情けないよ。けど、君のお陰で僕はやっと決意したよ。この世界を生き抜いて見せるって。」
僕の言葉にアサシンは特に反応は見せていないが、少し縦に首を動かしたように見えた。
果たしてこれが気のせいなのか分からないが。
今は頷いたと取っておこう。
カズヤ「さてと、僕のアサシンが世話になったね、何分彼も初の実戦、いい勉強になったと思うよ。」
僕の言葉に行動予備隊は一歩下がる、これは多分恐れとかじゃなく様子見的な動きかな?
ジェシカ「あっ貴方は銃を使っているんですか?」
ジェシカがおどおどと聞いてきた、さっきのフリントロックピストルかな?
カズヤ「うん?まぁ銃と言っちゃ銃だな。
と言っても使い捨てに近い感じかな。
この世界の銃と比べたら構造自体違うし。」
ジェシカは彼の最後の言葉を聞き逃さなかった。
ジェシカ「この世界?それはどう言う事でしょうか?」
カズヤ「あれ?しまった、口から出てしまったか…。」
ジェシカ「あっあのあの!」
カズヤ「?」
ジェシカ「とっ投降して下さい!そうしたら我々も乱暴にはしませんから。後さっきの言葉も詳しく教えて下さい!!」
カズヤ(突然過ぎワロタ)
「けど、ダメだね〜ダメよダ〜メなのよ〜♪」
フェン「どうしてそう、抵抗するんですか!」
カズヤ「投降したら洗いざらい聞かされそうだから嫌なんだ、かと言って抵抗したら、それはそれで悪化させちゃうけどね?まっ抵抗するがな。」
ハイビスカス「だとしても人数的にはこちらが有利なんですけど大丈夫なんですか?」
カズヤ「心配してくれているのか?ありがと、けど、心配は要らない。」(いいぞ、頼んだ!)
僕の合図と共に窓辺や曲がり角で人影が飛び出してきた。
フェン「他にも伏兵が!?」
カズヤ「つっても少ないけど、これで少しは対等かな?」
僕が呼んだのは2体のアサシンだった、
1体目は茶色のフードを着込み細い剣に2つ銃身がある珍しいフリントロックを装備したるアサシン
2体目は青色のフードを着用し長剣や銃は装備しておらず、代わりに手首辺りからナイフのような剣を出している所謂隠し刃を両手に装備している。
2体のアサシンが行動予備隊をじっと見る
フェン「どうしても、抵抗するのですか?」
カズヤ「あぁ、悪いのは承知でな。」
フェン「……各自!戦闘配置に付け!」
行動予備隊が位置に着いた、その素早い行動は
本当に訓練されているんだなと改めて実感した。
おっと、見惚れている場合じゃなかったな。
こちらを武器を出さねば、うぅ〜ん良し!
こいつに決まりだ!そして僕が決めたのは…
ビーグル「貴方も、盾を武器にするのですか!?」
カズヤ「いんや、特にずっと使ってる訳でもないし何なら初めてだ。」
綺麗な装飾と僕の体をスッポリ覆う大型の盾
ユニット「シールドベアラー」の使うスクトゥム
と呼ばれる盾にした。
はい、滅茶苦茶難しい!
動きや状況を分かりやすくするにはどうしたら良いのか
悩みに悩みました、そして主人公の戦闘は次回に
やるのですが無理矢理過ぎましたかね?
とにかく次回も戦闘パート、今回よりマシなものを書くために頑張るぞおぉー!
アドバイスなどの感想をくれたらとても嬉しいです!
それではまたの想像話に!