鳥人族(超人族)の行く! IS開発? オリジナル版 作:プリズ魔X
私の名はヤングバード。鳥人族と呼ばれる宇宙人の中でも、技術に長けたソウハ族の族長、オールドバードの一人息子だ。
そして、故郷である惑星ゼーベスを抜け出して旅をしている鳥人族だ。ただし中身は元地球人の転生者だがな!
……彼らはサムスをしっかりと育てられているだろうか。……マザーがいるから大丈夫だろうが、スペースパイレーツが来たらアイツしょーもない理由で裏切るからなぁ……
……なんて事考えてるが、私は今絶賛ピンチである。
具体的に言うと、嵐タイプのワームホールに飲み込まれてスターシップが満身創痍。生きてるシステムは最低限の生命維持装置、移動用のブースター。そしてパワードスーツ。
……もしかして、詰んだ?
いいやまだ諦めるな。マオキン族の襲撃やXの宇宙進出も考慮して俺だけ心理プロテクト外したんだぞ?ここでぼっ立ちしててもパイレーツの餌になるだけだ。考えろ、考えろ……!
だが、動かないものは動かない。
どうしようもなく宇宙を漂流していると、コツンと何かが沢山ぶつかってくる。
私がスターシップのガラス越しにぶつかった物の正体を見ると、それはスペースデブリだった。
私は精神を統一。パワードスーツを纏ってダメ元でスペースデブリを漁る。
(……驚いた。まだ使えるパーツも残っている! かなり性能は落ちるが、スペースデブリがあるのは近くに知的生命体が存在している証拠! 近くに住める惑星があ……る……ん?)
私がスターシップを有り合わせの材料で修理すると、目の前に、とてもひどく脳裏に焼き付いていた惑星……『地球』のような惑星が見えた。
(……うん、まぁそっくりな惑星なんだろう。見た目がそっくりな理由も生命がいるからで説明がつくはず……)
私はスターシップに乗り込んでその惑星に向けて不時着の準備に入る。
(頼むから空中分解だけは勘弁してくれよ……!)
ヤングバードがそう祈る間も、無機質に大気圏突入シークエンスのアナウンスが鳴る。
地球に似た惑星に突っ込んで周囲の光景が赤に染まる中、スターシップ内部の温度も急上昇する。急いで精神を統一してパワードスーツを着るヤングバード。だが、内心ヒヤヒヤしまくっている。
「ああああああああぁぁぁ!!! ヤダヤダヤダヤダ!! ジニダクナイ! 焼け死ぬなんて御免だぁぁぁぁぁ!!!」
ドガゴォォォォォォン!
ドロドロに溶けていくヤングバードのスターシップが名前も分からない山の斜面と衝突する瞬間、とてつもない轟音が鳴り響く。
「う……く……最悪だ……」
瓦礫を押しのけて這い上がったヤングバードは大気の組成をパワードスーツで調べ、酸素の存在と毒性が無いのを確認してパワードスーツを一旦解除する。
「あぁ……これじゃもう無理だな。修理しても動かないだろう……」
ヤングバードが向いている方向には、所々グシャグシャになったり溶けている見るも無惨な、自身の所有するスターシップがあった。
スターシップは、最早修理をしても治らないレベルの損傷となっており、パッと見では唯のスクラップである。
鳥人族の技術が如何に優れていようと、原型を留めないほど壊れてしまっては意味が無い。
「うむむ……この惑星にしばらく滞在して資材をかき集めるしかないか……ん?」
私が視線を感じると、ウサギ耳を付けた少女と、その子の妹だろうか。少し凛々しい感じの女の子が木を盾にして覗いていた……
白騎士事件は……
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ヤングバードも参戦
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千冬ソロ
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束ソロ