TS魔法少女の刑に処す   作:TS魔法少女を曇らせ隊

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色々出てきて混乱したかもしれない+私もちょっと自信がないので、ひと段落したところで整理用用語集です。お茶を濁すとも言う。
ネタバレ注意。
今後も追記、あるいは解放していくと思います。


番外編
用語集(ネタバレ注意)


 ※日本魔法少女協会・内部データベースより、現在のクリアランスレベル相当の情報を開示します

 ──成功しました

 

 ・魔法少女

 アマイガスとの契約を行った人間の女性。揺れ動く感情を魔力へと変換し、それによって現実に想念(イメージ)を引き上げる魔法を扱うことができる存在。

 対アマイガスにおいてもっとも有効な打撃を与え得るもので、同時にアマイガスとの戦闘で最初に犠牲になる人材である。

 そのため常時人手不足であり、死傷者をカバーする治癒(ヒール)系統の魔求数式(マグスクリプト)を扱えるものも非常に数が少ないため、一度致命傷を負うとそのまま死んでしまうケースが多い。

 本部においても魔法少女イエローアイ:葛澄明子以外の魔法少女は治癒系統の適性が乏しいが、魔法少女レッドパッション:竜胆あかねと魔法少女ブラックアンリ:蒲蕗あんりは膨大な魔力によって無理矢理発動させている。

 そのようなことをすれば魔力が即時枯渇しかねないが、魔法少女ブラックアンリはおのれの情動を完璧に制御し、半永久的に魔力を生み出すことが可能であり、その魔力量は支部の平均的な魔法少女百人分という脅威的な数値を誇る。魔法少女として極めて異例なことである。

 魔法少女レッドパッションは単純に激情家ゆえの膨大な魔力からだろう。しかし本部所属の魔法少女なだけあって、支部の魔法少女とは比べ物にならない精神力と感情の揺らぎを備えている。

 

 ・アマイガス

 人類が生み出した、人類が想像する人類の敵。悪性顕現。

 知性も知恵もない下等な悪性から出力される魔獣型、対して高位な……人類が創作的、宗教的に用いてきた特殊な属性などから出力されるアマイガスはヒトガタと呼称される。その造形はさまざま。

 ミストレス・アドラーによれば善性のアマイガスも存在している──集合的無意識に存在はしているようだが、何者かによって悪性のみが顕現することを許されているという。後述の水晶玉の仲立ちがあって初めて、善性のアマイガスが顕現することを許される。

 アマイガス特有の性質として、顕現した時点で「人類が願う“こうあってほしい”」という想像を叶えているため、魔法少女に比べて比較的容易に現実を歪めることができる。人類が想像する悪、そのひとつの属性の代弁者としての機能である。

 

 ・魔力

 アマイガスによって感情が変換されることで生み出される高次的エネルギー。現実を歪め得る力であり、物理法則とは別のルールで働いている。

 アマイガス及び魔法少女の力の源であるが、しかし永久機関というわけではない。怨恨を燃やすためにも気力を必要とするように心から湧き出る感情は有限であり、それを魔力と代替している以上、変換のしすぎは感情の枯渇──すなわち精神の死に行き着いてしまう。

 もっともあくまでも一時的なものであり、疲労感ゆえに感情の揺らぎをシャットダウンする心の自衛機能である。そのため疲労が回復すればまた感情も湧いて出る……しかし注意が必要なのは確かなのだ。

 またその性質上、激情家であればあるほど魔力量が増えると言えるが、魔力が充満するほど高まる万能感を、感情を爆発させた年頃の少女たちが御しきれるかは別問題である。

 実際に支部ではそれによる魔力過多、爆発させた感情が属する不完全な■■■■(クリアランスレベルが不足しています)への接続など暴走の事例が数多く報告されており、やはりミストレス・アドラーの監督を挟まない「界廊の水晶玉」だけを利用した魔法少女の運用には問題があると指摘されている。

 

 ・界廊の水晶玉

 ミストレス・アドラーが《聖典魔法(ダウンワード)》によって創造する、人間とアマイガスを繋ぐ媒介となる結晶石。ミストレス・アドラーが有する■■(クリアランスレベルが不足しています)を利用されて造られているため、彼以外にこれを創造することは、たとえ同じ《聖典魔法》の使い手であっても不可能である。

 どうやら「純度」が設定されているらしく、それが高ければ高いほど道としての性能も高くなるという。最高純度の水晶玉は、ミストレス・アドラー自身が管轄する日本魔法少女協会本部においてのみ流通しており、各支部において独自の判断で使用される水晶玉は、それから少し純度が落ちているらしい。

 契約を仲立ちし、成立したあとはアマイガスが宿る依代として再構成され、魔法少女の変身アイテム兼アクセサリーとして常に保持することが求められる。人類の希望、魔法少女を象徴するアイテムである。

 その希少性から外部への持ち出しは禁止されている。

 

 →技術体系

 ・『魔乞(マゴイ)

 アマイガスをその身に宿した生物の感情を魔力に変換し、それにより想念を現実に引き上げる術理。

 魔法少女の技術体系の基礎に位置する術理であるが、同時に秘奥へ通ずる奥義。

 これを修めなくして魔法少女としての完成はない。

 

 ・『魔儀(マギ)

魔乞(マゴイ)』の次段階に位置する、魔法少女の■■■(クリアランスレベルが不足しています)の秘奥。

 アマイガスとヒトが認識を同じくする一点、それを指し示す言葉を誦んずることで行われる術技。

 アマイガスとヒトの融合──より深い場所へ接続するための儀式。肉体に間借りさせている状態の『魔乞(マゴイ)』とは異なり、肉体の深きところへ、そして魂に至るまでアマイガスと絡み合うため同調率が跳ね上がる。

 感情を魔力に変換する際に生じる誤差(ロス)並びに時差(ラグ)が極限まで省略化される。

 それによりありとあらゆる基礎能力が向上するが、その本質は進化ではなく■■(クリアランスレベルが不足しています)である。

 

 なお、魔法少女ブラックアンリの特殊事例から勘違いする者もいるが、固有魔法の覚醒と『魔儀(マギ)』の習得はまったく別のものである。確かに併用すればその効果は高まるが、その敷居は極めて高く、ほとんどが実用にまでは至っていない。

 

 ──そして誦んずる譜も、個々人、それぞれの組み合わせにと心理の変化よって万華鏡のように姿を変える。

 

 ・汎用魔法

 大凡一般的な「魔法とは何か」という大衆的なイメージによる魔法。別称魔求数式(マグスクリプト)

 効果が安定しており、特殊な条件も必要ないが、契約するアマイガス及び個人の精神的な傾向から、どの系統に向いているかという適性が発生する。

 この中で“手術という医療が発達しているためにイメージしにくい”治癒系統への適性が一番希少で、逆に魔法というイメージに合致しやすく、“ありがちで想像しやすい”炎系統は適性がある者が多い。

 言葉によって素早くイメージを固めて投射する、技術化された魔法である。

 

 ・固有魔法:第一魔法

 汎用魔法とは真逆の、「魔法少女本人の“こうしたい、こうありたい”という心のイメージ」を具現化する魔法。理想魔法。

 一般的なイメージとはまったく別で、個々人の意思力によって大衆のイメージをねじ伏せ、現実を歪める。そのため固有の性質を持っていることが多く、代表的なものでは魔法少女ブラックアンリの“不死殺し”、魔法少女ロンリーブルーの“■■”(クリアランスレベルが不足しています)であろう。

 魔法少女にとっての必殺技であり、その多くが派手なことからメディアでも多く取り上げられている。

 ──だが注意が必要である。この魔法が具現化するのは“地に足がついてない、現実に先行した結果という理想”である。そのためこの理想そのものは強固なものではなく、脆い。

 もしもそれが崩れるようなことがあれば、第一魔法自体発動できなくなる恐れがあり──そんな自身の理想を崩し得る天敵と相対した時、どうなるかは彼女たちが“次の段階”に進むか否かで別れるだろう。

 また、汎用魔法とは異なる弱点として、個々人の心象を写し取ったものであるがゆえに鍛錬にも共通するものはなく、おのれの手で磨き上げなければならないことが挙げられる。

 おのれの第一魔法、理想をつぶさに見つめる……それができる青臭さを捨てるなかれ、若人よ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・■■■■(クリアランスレベルが不足しています)

 誰もが持ち得るもの。

 誰もがそれを認識し、奥底に押し込め、しかし滾々と溢れ出すもの。

 ヒトが御しきれず──身の破滅をもたらすもの。

 求めよ、けれど身を委ねてはならない。

 それは人間が原初より備え、今に至るまで信仰されてきた罪の王冠。

 あるいはそれを象徴する彼らが与える利用許可証。

 クリアランスレベルが不足しています

 クリアランスレベルが不足しています

 クリアランスレベルが不足しています

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