私の想いを歌にのせて平和を願う   作:猫神瀬笈

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<注意>

この話にはエッチな声が
2文入っています。

皆さんのイメージ描写が
エッチな状況にもなります。

我慢して読んでください。
(妄想を膨らませましょう。)


第5話 先生のお世話を開始します。

 

今日はお昼過ぎにある部屋へ行く。

 

今日の仕事は休み。

 

ネ音とキューちゃんたちは仕事。

 

そのため行くのは私だけだ。

 

メイド服を持って部屋に行く。

 

部屋に着くと大声が聞こえる。

 

どうやら部屋の主が

可愛い声に説教されているようだ。

 

私はノックして部屋に入る。

 

部屋は私のいる和室ではなく洋室。

 

奥に二段ベッドがある。

 

部屋には多くの機材と

様々なものが散乱していた。

 

多くの配線、本、服、熱さまシート、

そして箱に入ったエナジードリンク。

 

それも5ダース分。机の上にも数本。

 

そんな環境で生活している部屋の主。

 

今は机の前で睡魔と戦っている。

 

その隣では甘えんぼ袖の眼鏡っ娘が

部屋の主を世話していた。

 

その子はこちらに気づいて挨拶をする。

 

「お疲れ様です、歌音さん。

秋雲のためにわざわざすみません。」

 

ご丁寧に謝罪をされる。

 

この子の名前は「巻雲」。

 

先ほど説教していた声の主だ。

 

巻雲は部屋主の「秋雲」と同室の艦娘。

 

そして身の回りのお世話係だ。

 

身の回りの世話と言っても

一定の期間だけである。

 

今がちょうどその期間だ。

 

私は秋雲に近づく

 

秋雲はこの部屋の主で

私にメイド服を渡した人だ。

 

私はその秋雲の肩をつかんで揉む。

 

秋雲は変な声を出しながら震える。

 

「アア…ソコ…ダメ!ンン!!…ハアン!」

 

……スゴクエッチダ。

 

とりあえず肩揉みを続ける。

 

なるべく眠気を取る。

 

……数分後。

 

秋雲の眠気が覚めた。

 

人が変わったように作業を続ける。

 

ちなみに彼女がしているのは

同人誌の作成だ。

 

モデルは……私だ。

 

メイド服を着ていたのもその一環。

 

メイド姿の私をモデルにした作品。

 

詳しい内容は知らない。

 

そんな感じで今までも同人誌を

描いていたらしい。

 

では、前はどうしていたのだろか?

 

聞いてみると驚いた。

 

なんと本土にいる他の「秋雲」に

頼んでいたそうだ。

 

元々秋雲は違う鎮守府の出身らしい。

 

そこで同人作家として活動。

 

「オータムクラウド」という名で

活動していたようだ。

 

その後に色々あって提督の元へ。

 

今は本土で連絡を取り合っている

他の秋雲に後を継いでもらい、

絵を描いて送っているらしい。

 

向こうの秋雲に描いてもらえばいい。

 

私はそう思った。

 

しかし、秋雲曰く

「同じ秋雲でも絵は同じにならない」

ということらしい。

 

だから目的の期限までに描き上げる。

 

その時の集中力は周りの声が

聞こえなくなるほどだ。

 

そのため秋雲は

作業中の生活が著しく悪化する。

 

食事、睡眠、入浴をしないこともある。

 

そのためその作業中に

私は巻雲と掃除をする。

 

机周辺は巻雲が、その他を私がする。

 

乱雑した服の整理とゴミ捨てだ。

 

服は洗濯籠に入れて洗濯機へ。

 

ちなみに秋雲の部屋には

専用の洗濯機が用意されている。

 

私は服をそこに持っていく。

 

スイッチを押して洗濯開始。

 

その間に部屋の掃除。

 

邪魔にならないように掃除していく。

 

ベッドのシーツも変えていく。

 

しばらく掃除していないことが分かる。

 

これは外に持って行って天日干し。

 

新しいものを提督に頼むべきか?

 

そんなことを考えながら部屋に戻る。

 

 

 

部屋に戻ると秋雲が燃え尽きていた。

 

どうやら完成したらしい。

 

巻雲が揺らしても反応しなかった。

 

顔をよく見ると大きな隈ができていた。

 

秋雲にはしっかりとした休養が必要だ。

 

私は一度部屋に戻る。

 

部屋から浴衣を持って

再び秋雲の部屋へ。

 

そして秋雲の浴衣を取り出す。

 

私は残りの片づけを巻雲に頼み、

秋雲を担いでお風呂場に行った。

 

 

 

完全に燃え尽きている秋雲。

 

疲れのせいで寝ている。

 

服を脱がすのも一苦労だ。

 

脱力状態だからなおさら重い。

 

何とか脱がして風呂に入る。

 

身体を洗うために椅子に座る。

 

秋雲を私の前に座らせ、

私によりかからせる。

 

倒れないようにしっかり密着する。

 

よく見ると肌がかなり荒れている。

 

髪も指が通らないぐらいギシギシだ。

 

傷まないように優しく洗っていく。

 

シャンプーが灰色に変わっていく。

 

かなり汚れていることが分かる。

 

何回も洗って流し手を繰り返す。

 

これを10回ほど繰り返した。

 

汚れは目立たなくなった。

 

まだギシギシなのでリンスを付ける。

 

使っているのは私のリンス。

 

前世で使っていた奴を提督に頼んだ。

 

月1.2回の大本営からの仕送り。

 

一定量の資材の他に

艦娘が欲しいものを送ってくれる。

 

その事を提督が私たちに教えてくれた。

 

その時に私はリンスを頼んだ。

 

ちなみにネ音は猫のぬいぐるみ。

 

キューちゃんたちは何も頼まなかった。

 

頼むものが無かったというのが正しい。

 

とにかくそのリンスで髪を洗う。

 

すると、すぐに効果が出る。

 

秋雲の髪がサラサラになっていく。

 

乾かした後が楽しみだ。

 

次は体の方を洗っていく。

 

腕は手のひらを揉みながら洗っていく。

 

マッサージをしながら洗っていく。

 

足、股、お尻、お腹周り、胸周り。

 

時々くすぐったいのだろうか。

 

秋雲から声が漏れ出る。

 

「……ン、……ンン…。」

 

なんだか気持ちよさそうだ。

 

顔もさっきより穏やかになっている。

 

私は髪と同様、優しく何回も洗う。

 

その度に秋雲は声を漏らした。

 

後は顔だけとなった。

 

洗う前にぬるめのお湯を桶に溜める。

 

その間に洗顔料で優しく顔を洗う。

 

擦らず転がすように洗っていく。

 

顔全体が洗えたら桶にいれた

ぬるま湯で流していく。

 

洗顔料のおかげか

肌がモチモチになっている。

 

お餅みたいで柔らかい。

 

これでとりあえず洗い終わった。

 

私は秋雲をお姫様抱っこで運び、

湯船に一緒に入る。

 

秋雲が溺れないように見守る。

 

しばらく経って昼の出撃を終えた

艦娘たちが戻ってきた。

 

丁度いいのでこのタイミングで

秋雲を抱いてお風呂を出る。

 

みんなとすれ違いざまに挨拶する。

 

出撃後なのにみんな元気だ。

 

その姿を見送り、脱衣所へ。

 

秋雲の身体を拭いて浴衣を着せる。

 

私も着替えて秋雲を抱いて部屋へ。

 

 

 

秋雲の部屋は綺麗になっていた。

 

整った机、綺麗な床、綺麗なシーツ。

 

シーツは新しいものだそうだ。

 

全て巻雲がやってくれたらしい。

 

後でお礼をしよう。

 

私は秋雲をベッドに寝かせる。

 

秋雲の頭を数回撫でて離れる。

 

とにかく巻雲に感謝する。

 

巻雲は「エッヘン」と胸を張る。

 

本当にいい子だ。

 

私は巻雲の頭を何回も撫でる。

 

すると巻雲が大きく欠伸をした。

 

眠たいのか目を擦っている。

 

まあ頑張ってくれたのだから当然だ。

 

私は巻雲を抱いて近くの椅子に座る。

 

そして巻雲を私の膝の上に乗せる。

 

そのまま頭を撫でながら歌う。

 

優しい声で、静かな声で。

 

ゆっくりと、ゆっくりと。

 

お疲れ様、眠っていいよ。

 

そんな想いを込めながら歌う。

 

歌詞にもその言葉を入れる。

 

次第に巻雲の身体が私によりかかる。

 

そして、そのままスヤスヤと

寝息を立てて眠った。

 

私は巻雲の眼鏡をはずして机に置く。

 

身体が巻雲の体温で暖かくなる。

 

まだ夜ではないがこのまま私も眠ろう。

 

良い空気が入り始めたこの部屋は

眠るにはちょうどいい。

 

心地よい風が入ってくる。

 

私は歌いながら

徐々に夢の中へと落ちていった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カシャ!!

 

静かな部屋に小さく響く

シャッターを切る音。

 

ドアの隙間からある人物が

私達の姿を写真にとる。

 

私達がその事に気づくことはなかった。

 

「アオバ、ミチャイマシタ!」

 




オータムクラウド先生とのお話でした。

本当はこんなことになる
予定ではなかった秋雲さん。
鎮守府襲来のせいで予定がびっしり。
おかげで何日も徹夜です。

ちなみに本土の秋雲は代理として
コミケなどのイベントに出ています。
絵は描くがコミケに関してはド素人。

知り合いの作家には
・用事でしばらく作品を描けない。
・同人イベントにも出られない。
・描けるようになったら
 自分と瓜二つの姉妹が出てくれる。

と言っているので作家たちが
全力でフォローしてくれます。


ところで、作中で描かれた
歌音(ヲ級)がモデルの同人誌。

どの年齢が対象なんでしょうね?

第2章で同行するメンバー(残りのメンバーは基地でお留守番)最終投票

  • キューちゃんズ(イ級×4)
  • ネ音(ネ級)
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