艦これ×ジョジョの
新しい小説の設定を書いてる馬鹿です。
オリジナルスタンドの設定ばっかり書いてる。
元帥がどこかの提督と
話し(喧嘩し)た次の日。
夏雲が目を覚ました。
その知らせを受けた私と元帥は
秋雲と医務室へ向かった。
医務室に入り、
前にネ音が寝ていたところへ向かう。
そこでは北上の服を掴んで離れない
夏雲と体操座りで縮こまる朝潮がいた。
朝潮は目の光を無くし、涙を浮かべて
機械のように同じ言葉を繰り返す。
「キラワレタ、イモウトニキラワレ…」
今にでも闇落ちしそうなので
頭を撫でて落ち着かせる。
どうやら夏雲に嫌われたようだ。
朝潮としても複雑な気持ちだろう。
心配していた妹に嫌われたのだから。
なぜこうなったのか理由を聞く。
理由は夏雲に「来るな!」
と言われたかららしい。
それからずっと北上から
一ミリも離れないのだとか。
北上から離れないのは
鎮守府で助けてもらったかららしい。
自分の代わりにひどい目に合って
それでも笑って助けてくれたらしい。
だから大丈夫だと判断したそうだ。
なにが起きたかは確認できたが、
怖がって北上の後ろに隠れてしまう。
話を聞こうにも北上の後ろ、
私達の見えないところに顔を隠す。
ここまで怯えてしまっていては
聞こうとしたことは聞けないだろう。
北上が言うには鎮守府での
仕打ちを思い出してしまうらしい。
服装や顔を見ると思い出して
体の震えが止まらなくなるそうだ。
しかし、元帥も嫌われるとなると
どうやって彼女に聞けばいいのか。
そう思っていると北上が
元帥に紙を渡した。
私にも内容を見せてくれた。
どうやら北上が
色々聞いてくれたらしい。
そこには夏雲のいた場所の現状が…
…ウッ!
私はその紙を長く
見ることができなかった。
すぐに口を押えて洗面台へ走る。
上がってくる吐き気に耐えられず、
口から物が出る。
嗚咽が止まらず、しばらく秋雲に
支えられ、さすられていた。
あまりにもひどい内容だった。
大破状態で放置される傷だらけの戦艦。
暴行を受けて痣だらけの空母
性欲の捌け口にされ、
恐怖におびえる巡洋艦。
部位欠損している多くの駆逐艦。
一部の艦娘が提督と一緒に
艦娘を痛ぶっている等。
思い出すと再び吐き気に襲われる。
加賀さんには聞いていない細かな内容を
聞いた私の胸は痛くなる。
この前もネ音がボロボロにされたが、
その状態に近いものだった。
一刻も早く助けに行くべきだろう。
これだけの証拠があるなら
佐世保の提督を拘束できるだろう。
この様子だと赤城さんも…。
…っ!
この時、私は雪風の事を思い出した。
雪風が私たちを殺害する理由。
雪風はとある理由から
提督に従うことになったから。
その理由はなにかを知ったから。
そしてそれを教えてくれた人がいる。
もしも赤城さんが関わっていたら。
そう思って私は
赤城さんのことを聞いた。
「ねえ…、赤城さんは
どうなっているの…?」
私は夏雲にそう聞く。
疑問に思ったからこその質問。
とても単純な質問だった。
聞きたいから聞いたこと。
一番に助ける目的だったから
赤城さんの安否を聞いた。
そんな単純な質問は、
ある引き金を引いた。
「あ…かぎ……さ…っ!あ、ああ!」
この言葉が夏雲の抱える心の爆弾を
起動させる引き金だと知らずに。
「イ…イ、イヤアアアアアア!!!!」
眼の光を無くして頭を抱え、
突然発狂する夏雲。
心拍数を測る機械のモニターの数値は
異様な速さで増えていく。
あまり良くない状況だが、
今の私にはどうしようもできない
さっきの事で体に力が入らず、
思うように動けないからだ。
だから一番近くにいる北上が
すぐに抑えようとする。
しかし、駆逐艦とは思えない力で
暴れてしまい、手が付けられない。
そこで秋雲の変わりに朝潮が私を支え、
元帥は発狂しないように軍服を脱ぐ。
そして元帥と秋雲が抑えに加わる。
しかし、夏雲は叫び続ける。
腕を振り払い、爪を立てて引っかく。
さっきまで安心していた北上にまで
傷を負わせてしまうほど暴れていた。
そして、この3人であっても
夏雲を抑えることができないでいる。
やむを得ず、北上は
艦娘用の鎮静剤を使った。
使って10秒ほどで夏雲は静かになる。
力は次第に緩んでいき
体がベッドに落ちる。
そのまま寝息を立てたため、
みんな一息ついた。
夏雲が眠りについて
しばらく経ってから私も落ち着いた。
今は医務室のベッドで
横にならせてもらっている。
何故か朝潮に膝枕をされているが
気にしないようにしている。
しかし、どうしたら良いだろう。
夏雲が直接証言しない限り、
佐世保の提督を捕まえられない。
私達が悩んでいると
外が騒がしくなった。
「待ってください!ちゃんと許可を!」
神通の声だ。珍しく焦っている。
何があったのだろうか?
「いいの、いいの。
用事が済んだらすぐに帰るから。」
聞き覚えのある男の人の声。
それもつい最近聞いた声だ。
そう思っていると医務室の扉が開く。
入ってきたのは
この前話した男性と電。
男性の手には書類、
電の手には何かの機械があった。
「ちょっと、何しに来たの?
こっちから連絡するって…」
「困ってるんじゃないかと思ってな。
自己紹介のついでに来たんだよ。」
そう言って男性が私の方に近づく。
体を起こそうとしたが止められた。
そのためそのままの状態で
自己紹介された。
「呉の提督だ、愛称は猫。
まあ、よろしくな。美しいお嬢さん。」
猫さんは私の手を取ってそう言った。
すると猫さんは頭を殴られた。
後ろには元帥と電。
早く本題に入れと言わんばかりに
怖い顔をしていた。
猫さんはそんな2人の頭をポンポンと
撫でて夏雲のところへ行く。
皆行くので私も無理やり
体を起こして様子を見に行く。
夏雲に機械を取り付けて
機械のスイッチを押す。
そこに映るのは暗い部屋。
微かに何かが見える。
しかし、すぐに
目の前が真っ暗になった。
「残念だけど、ここから先は
子供には見せられない。」
そう言って私の目を隠した猫さん。
隠した理由も教えてくれた。
「これは夏雲の記憶、その全てだ。
彼女が見た全てを写す。」
夏雲が見たもの全て。
つまり北上が夏雲の証言から書いた
内容が全て映像として流れる。
そんなものを見れば
私はまた吐き出すだろう。
「文字で吐いたのなら見るべきではない。
その事実があることだけ理解してくれ。」
そう言って体を反対に向けられた。
そのまま運ばれてベッドに寝かされる。
朝潮にはさっきの様に
付き添ってもらった。
幸い音は聞こえないため、
ベッドの上で落ち着くことができた。
さっきと同じように横になって
元帥たちの判断を待つ。
「これだけ映れば、証拠になるわね。
明日にでも突入かしら?」
「明日は呉に来てくれるか。
こっちで色々と準備をする。」
「了解、後の事は任せていいかしら。
こればかりはどうしようもないから。」
「分かった。夏雲の事も考えておこう。
こっちならいつでも受け入れられる。」
そう言うと猫さんは機械を外して
私のところにやってきた。
「今は体を落ち着かせておいてくれ。
明日は君たちのことを待っているよ。」
猫さんはそう言って部屋を出て行った。
神通はその後を追っていった。
さっきの話は元帥に詳しく聞かされた。
明日、呉鎮守府に行って
佐世保突入の準備をするそうだ。
昨日までは夏雲が証言者になることで
その場で拘束する予定だったらしい。
でも、今回の事で映像が残ったため、
それを証拠に拘束するそうだ。
明日準備、明後日突撃という形で
今は進んでいるそうだ。
明日の朝には呉に出発するそうなので、
私は早いうちに休むことにした。
赤城さんの事はタブーのようだ。
一体佐世保はどうなっているのだろうか…
なんだかんだでやってきた呉提督。
名前の由来は気まぐれな性格だから
第2章で同行するメンバー(残りのメンバーは基地でお留守番)最終投票
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キューちゃんズ(イ級×4)
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ネ音(ネ級)