We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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Liella!の2期まだ見てないのですが、何やら四季ちゃんが……?


第10話

可可「かのんさんに質問がありマス!」

 

スタミナアップのトレーニングから解放された可可は

喫茶店で飲み物を片手に目を輝かせてかのんに質問をした。

 

かのん「……えっと、何……かな?」

可可「どうしてかのんさんはメーさんのことが好きなんでしょうカ?」

かのん「ど、どうしてって……///」

可可「可可、気になりマス!」

かのん「……えっ、えええ~……っ!?///」

 

千砂都「話してあげなよ、昔話なんだし」

かのん「ち、ちーちゃんまで~……!///」

可可「ううぅ~……♪」

かのん「……も、もう……分かったから…

命くん来たら、教えてよ……///」

可可「了解デース!♪」

 

かのん「……えっと、ね……本当に昔の話なんだけど…」

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

幼き日の千砂都「ふんふ~ん♪」

 

少年A「なんだこいつ、マルばっか書いてやんの~!」

少年B「変なの~!」

 

千砂都「……っ……!」

幼き日のかのん「ちょっと、やめなよ!」

 

少年A「なんだこいつ、変なやつの仲間か?」

少年B「邪魔すんなよ~」

 

かのんの服をつかみ、揺する少年。

かのん「……や、めて……よ……!」

 

 

 

 

その時。

 

 

 

ポコッ。

少年A「いった……何これ、ボール?」

少年B「おもちゃのボール……どこからだ?」

 

「………………」

少年A「な、なんだよお前」

少年B「俺たちに歯向かおーってのかー?」

 

「おい」

少年A「……な、なんだよ…」

少年B「い、行こうぜ……」

少年A「そ、そうだなー…」

 

そう言うと2人の少年はしっぽを巻くようにその場を後にした。

 

 

かのん「……ぅ……ひぐっ……う、っ……うっ……」

千砂都「な、泣いちゃ……ダメ、だよっ……かのん……ちゃ……うっ……」

 

泣かないようにと、一生懸命目頭を拭う2人。

 

「…………ほら」

その2人に、命はチョコのお菓子を差し出した。

 

かのん「……っ……ひぐっ…………ふぇ……っ?」

「食べなよ」

千砂都「………………う、うんっ……」

 

 

「……命」

かのん「……えっ?」

 

「名前、命」

かのん「……し、澁谷かのん…」

千砂都「嵐……千砂都……」

 

「そっか」

そう言うと、命はその場を後にした。

 

 

────────────────────────

 

 

かのん「……あの時のね、お菓子の味が忘れられなくて」

可可「……そうだったのデスかぁ~…」

 

曜「元々、命は人見知りでね…結構自分から話しかけたりするのはしない子だったんだよ」

かのん「曜さんっ!」

 

曜「ダンスの事について話に来たら懐かしい話をしてたから♪」

かのん「えへへ……昔のことを聞かれちゃって…」

 

曜「ちょうど、引越しの仕分けとかしてる時に公園にいってたんだよね

まさか、そこで会ったかのんちゃんがお隣さんだったなんて♪」

 

 

 

────────────────────────

 

 

曜「あれ、命くん……もう帰ってきたの?」

「うん」

 

悠「じゃあ、この後お隣さんのところに行くよ?」

「えー……」

 

悠「ちゃんと行ったらお菓子買ってあげるから……って、あれ?持ってたお菓子は?」

「知らない子供にあげた」

 

悠「えっ、知らない子に?」

「困ってたから」

 

悠「……そうか、優しいな命は」

曜「いつかその子とまた会えるかもね♪」

 

 

 

【その後……】

 

 

悠「隣に越してきた冴木って言います、今後ともよろしくお願い……」

「あ」

 

 

かのん「……へ?……あ、あっ……!」

曜「命くん、知ってるの?」

「さっきお菓子あげた」

 

悠「この子に?……それはそれは…」

かのん母「どうやらかのんを助けてくれたみたいで……」

悠「お前ってやつは~」

「いたい」

 

かのん「……そ、のっ……あ、ありがとうっ」

「……ん」

 

曜(隠してるけど嬉しそうにしちゃって……♪)

 

 

────────────────────────

 

かのん「もうそっからは、毎日何をするのも命くんって感じで…」

 

────────────────────────

 

 

かのん「あそぼっ!♪」

「……また?」

 

 

かのん「命くーん!食べよー!」

「…………はぁ」

 

 

かのん「命くんと同じクラスになれたらいいね!」

「それ1年の時も2年の時も聞いた……それにこれで3年連続だし」

かのん「やった!♪」

 

 

────────────────────────

 

かのん「命くんのことを、好きだなって実感したのがね…音楽科に落ちた時だったの」

可可「……あっ」

千砂都「………………」

 

曜「かのんちゃん……」

 

 

────────────────────────

 

 

【入試テスト後】

 

 

 

「おかえり、かのん……結果は────────」

かのん「…………っ…………」

 

何も言わずに、かのんは命の胸に飛び込んだ。

 

 

「……かのん?」

かのん「……っ……うっ……ぁ……っ……!」

 

啜り泣く声を聞いた命は、ただただ黙ってかのんの頭を撫でた。

 

「……よく頑張った」

かのん「命……っ…くんがっ……せっかく……っ、プレゼント……してくれたのに……っ……私、私……っ……!」

「……かのんが頑張ったのはよく知ってるから」

かのん「……命くん……っ……命くん……!」

 

 

 

 

何も言わずに何度も頭を撫でる命。

少し息を吐いた後、ポツリと言葉を述べた。

 

「……昔も、こうやって泣いてるかのんを落ち着かせてたっけな」

かのん「…………っ……」

「今日のこともそうだけど……これから先、苦しいことや辛いこと……泣きそうな事とか……沢山あると思う……そん時は俺に全部聞かせてくれよ」

かのん「……命くん……」

 

「幼馴染、だろ?困ってるなら助けてやらねーとな」

かのん「…………ぁ…………///」

 

 

────────────────────────

 

 

かのん「この時ね、あぁ私は幼馴染の命くんじゃなくて……男の子としての命くんが好きなんだって、気づいたの」

 

曜「その気持ちを私にも相談したっけな~」

かのん「そこからはもうまともに顔も見れそうになくて……♪///」

 

可可「…………ぐ、ぐぐぐ~……っ……!」

千砂都「……可可ちゃん?」

 

可可「なんデスかぁ~!そのアオハルはぁー!!!!」

かのん「ひぃっ!?」

 

 

可可「早く付き合うべきデス!見てる方が背中がモゾモゾしマス!!」

かのん「む、無理だって!!///」

可可「どーしてデスかぁー!!」

曜「そこが1番難しいとこなんだよね~……」

千砂都「命だしね」

 

可可「あのウスラコンチクショ~……かのんさんの気持ちを弄ぶなんて~……!」

かのん「どんどん呼び方が酷くなってるよ!?」

可可「こーなったら!絶対に成功させマスよ!!」

かのん「なんで可可ちゃんが乗り気なの!?」

 

曜「おっ、さんせ〜!♪」

かのん「よ、曜さんまで~……っ!!!///」

 

千砂都「…諦めよ?♪」

かのん「……ち、ちーちゃ~ん……///」




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