We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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Liella熱が凄い、凄すぎて火傷しそう。


10-3話

【喫茶店】

 

クラスメイトA「えっとね、結論から言うと……あとは私達に任せて欲しいの!」

 

恋「どういう事でしょうか?」

クラスメイトA「ラブライブが終わるまで、かのんちゃん達は練習に集中!」

クラスメイトB「その間、生徒会の仕事は私達が頑張りますっ」

クラスメイトC「去年もステージ作り、手伝ったりしたし…」

 

かのん「嬉しいけど……もし、全国大会まで行けたとしたら…」

恋「かなりの長期間頼ることになってしまいますが…そこまで甘えてしまうのは…」

クラスメイトA「私たちも、かのんちゃんと一緒に喜びたいの」

クラスメイトB「だから、出来る事…手伝える事があれば全部やりたい!」

クラスメイトC「悔いが残らないように…!」

 

 

かのん「みんな……」

可可「うっ、うぇ~…えぇえ~ん……」

千砂都「泣くのは早いよ……っ」

可可「そういう千砂都も泣いてるデス~……っ」

すみれ「あんた達ったら……泣き虫なん、だからぁ……!」

夏美「って言ってる、すみれ先輩も泣いてますの」

恋「皆さん、本当にっ……ありがとう、ございます…!」

 

四季「やるっきゃない」

メイ「あぁ、俄然燃えてきたぜ…!」

きな子「きっと、先輩にもこの想いは伝わってるはずっす!」

 

クラスメイトA「あれっ、マネージャーくんは?」

かのん「それがね、自分はこの話し合いには参加しないって……どこか行っちゃった」

すみれ「大事な用件なのに…アイツときたら…」

 

クラスメイトC「……自分のするべき事が、分かってるんじゃないかな?」

千砂都「自分の…」

可可「するべき事……デス、か?」

 

クラスメイトB「Liellaの事を誰よりも、近くで見てきたんだもんっ

きっと、考えてる事は…1つなんじゃないかな?」

きな子「……先輩…」

夏美「そうですの、我が強くて」

メイ「何考えてっか分かんなくて」

四季「でも、頼もしくて」

 

恋「いつだって、命さんはLiellaの輝く姿を願って動いてくれましたもんね」

かのん「…うんっ!そうだね!」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【街中】

 

 

(Liellaらしさ……Liellaの進む……道…)

 

考えはまとまってる……ただ、後はそれをどう形にするのか。

 

「ここまで出かかってるんだけどな…アイツらの輝ける場所が…」

1年生の時代に最後にやった…Starlight Prologue……。

あの時は…直ぐに決まったんだけどな…ここしか無いって…。

 

「表参道……か……」

ふと、足を止めて……1本の道を眺める。

 

「イチョウの木も……色付いて…

そう言えば、この頃だったかな……事故に遭って投げられなくなって……」

……あれから……1年……か。

 

(終わったと思った、俺が進みたい道……でも、終わりなんてなかった……むしろ、新しい道が開けた……それを教えてくれたのは……かのんであり……Liellaだった)

「恩返し……したいよな」

 

道を真っ直ぐに見つめ…改めて決意を目に宿す。

その目は輝いていて…どこまでも自信に溢れているようだった。

 

 

「…………あれっ…」

その時、足元に落ちていたイチョウの葉が目に止まった。

 

「この葉っぱだけ……赤い…他のは、全部黄色なのに…」

風に流されてここまで来たのかな……。

 

「……風……道……」

手に取ろうとした時だった。

 

 

「…………っ……!!」

街中に吹き抜ける一陣の風が、命や他の通行人を襲った。

 

「待っ────────」

目の前で飛ばされる赤い葉を掴もうとした命。

しかし、その手は空を切った。

 

「……っ……!!」

人の波を掻き分けて、命がその葉を一心に追う。

まるで、何か考えを求めるかのように……。

 

 

「……この風も……この道も……続いてるんだ……っ!!

今も昔も……これからも……この道は、ここにある……っ!!」

手を伸ばした命……その手には、しっかりとイチョウの葉が握られていた。

 

「……はぁっ……はぁっ…ここ、は……っ」

1本の大通りで立ち止まる命。

 

「…………この道…確か、街にも…学校にも続く…道

そう言えば…ここは昔…明治神宮に繋がる道だった…そうか、そうだったんだ……!!」

グッと力を込めた命が、携帯を取りだした。

 

 

 

……………………。

 

 

かのん「命くんからだ」

すみれ「サボりをキツーく、説教しなさい」

千砂都「なんだって?」

 

 

かのん「ここって……」

何かメッセージを見たかのんが、急いで喫茶店を出ようとする。

 

恋「か、かのんさん!?どうしたんですかっ」

かのん「命くんから、位置情報が送られてきたの!……きっと、何か考えが浮かんだんだよっ!」

メイ「い、今から行くのかよっ!」

きな子「きな子、行きます!!」

可可「待つデスっ!可可も行きマス~!!」

 

四季「ほら、行かないの?」

メイ「わ、分かったよ、ったく!」

 

夏美「どうしますの?」

恋「決まってますっ」

すみれ「そうね、答えは1つしかないじゃない」

千砂都「よーしっ、レッツゴーっ!」

 

次々のLiellaのメンバーがかのんを先頭に喫茶店を出る。

 

 

クラスメイトA「何だか、良いグループだよね、Liellaって」

クラスメイトB「うんっ、これなら…目指せるよ、全国!」

クラスメイトC「よーしっ、私たちも早速仕事に取り掛かろっか!」

 

 

────────────────────────

 

 

【10分後…】

 

かのん「め、命くーん!」

「かのん!……それに、みんなも…!」

 

すみれ「きゅ、急なのよ……アンタはいっつも…!」

メイ「何があったって言うんだよ…!」

 

「……決めたよ、ステージ…………ここに!」

四季「私たちの…」

きな子「ステージ…」

夏美「ここって……イチョウがたくさん咲いてるだけなんですの…」

 

「まぁ、普通ならそう思うよね……だけど、違うよ

この道は……特別な道」

かのん「特別な……道……?」

 

「……ここはね、昔…何もなかったんだよ

ただの道だった……だけど、人が沢山通って…何年も歴史が重なって……ルーツがあって……今の道になった

道も風もさ、終わりが無いって……俺は思うんだよ

この道が……また違う道に繋がって……学校や街に繋がる

もちろん、そこには人が居る…人の願いは…人の数だけ、ある

きっと、今のLiellaも……俺達も繋がれたのは…こうやって、道が繋がったからなんじゃないかって」

 

そう言って、赤いイチョウの葉をかのんに渡す命。

 

「だから、俺はここで……歌って欲しい

かのん達に……Liellaにここで歌って、最高のステージを作って欲しい!」

かのん「命くん……」

 

すみれ「……答えなんか、言わずもがな、よ?」

恋「命さんの想い、しかと受け取りました!」

可可「可可達の全力のパフォーマンス、ここで披露しマス!」

 

メイ「まっ、お前らしいよ……いいステージになりそうだ」

四季「綺麗…」

夏美「素敵なステージになりそうですのっ」

きな子「先輩……きな子達、頑張ります!」

 

 

千砂都「じゃあ、今回のライブのスローガンが決まったねっ」

かのん「スローガン……?」

 

千砂都「うんっ、私たちLiellaがするライブで……見てる人…応援してくれる人……支えてくれた人達の……」

 

 

 

 

 

 

 

────────想いが………繋がりますようにって!

 




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