We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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おっと、これは……?


11-0話

きな子「先輩、先輩っ髪の毛変じゃないっすか?」

「大丈夫だよ、今日もよく似合ってるよ」

きな子「えへへ~……///」

 

かのん「……」

千砂都「かのんちゃん、さっきから【わ】しかタイピングしてないよ」

かのん「な、何のことーーーかなーーーっ!?///」

 

いつもの通り、部室でワイワイしてるLiellaメンバー。

しかし、そんな平穏な時間は突如勢いよく開かれたドアと共に終了を迎える。

 

 

ガチャッ…………。

 

 

四季「実験の時間です」

「さて、練習行くぞ練習」

 

四季「………………」

「あ・し・に!引っ付くな……っ!!」

 

四季「今回はこちら」

メイ「すまん、止めたんだがな…」

きな子「そして先輩の抵抗は虚しくスルーされたっすね…」

 

机に置かれたのは、10色の…キャンディー。

四季「改良を加えて、いっその事100種類作るよりも

10種類を極限まで効果を高めて……」

「いや、もう食べたらどうなるのか分かるんだけど」

 

四季「名付けて、四季ちゃん印の極・実験菓子」

すみれ「名付けなくていーわよっ、前回散々な目に遭ったんだから」

四季「今回は、特に──────」

すみれ「……こ、こんなに人の話聞かない子だったかしら…?」

 

夏美「あの~……」

四季「夏美ちゃん、先陣切る?」

夏美「いえ、そうではないですの……

10色、あるって言いましたの」

四季「言った」

夏美「……つまり、今回は四季も自ら実験に参加するという事でよろしいんですの…?」

四季「………………」

 

夏美からの冷静なツッコミにハッとなった四季は1つキャンディーを手に取り投げ捨てようとしていた。

 

メイ「1人だけ逃げるなんて……なぁ?」

きな子「そうっす!不公平っす!」

千砂都「そーだそーだ!」

すみれ「なんならお手本見せなさいよ!お手本!」

 

(前回の被害者たちからの圧がすごいな……)

四季「ぐっ…迂闊だった……分かった、食べる」

意を決して、キャンディーを口へと運ぶ四季。

それを見守る他のメンバーたち。

 

 

四季「………………」

かのん「ど、どうなの…?」

可可「特に変わった様子は無さそうデスが…」

恋「だ、大丈夫ですか、四季さん…?」

 

四季「よっしゃ、俺らのソウル響かせるぞーっ!」

「……はぁ?」

明らかにいつもと違うテンションの四季にガクッと崩れる命。

 

四季「私はみんなと喧嘩がしたいんだ!」

かのん「け、喧嘩っ!?」

四季「殴り合いとか…」

メイ「……なんか予想以上にやばい代物みたいだな…」

 

すみれ「つ、次誰行くのよ……っ!?」

きな子「せ、先輩~っ!」

 

恋「こ、ここは生徒会長として私が……!」

可可「レンレーン!?」

ワタワタするメンバー達を落ち着かせようと、恋が手に取りキャンディーを口へと運ぶ。

 

恋「……こ、これは……っ!」

すみれ「な、何よっ……!?」

恋「失礼、取り乱してしまいました、葉月アナこと葉月恋です」

すみれ「……は?」

キリッとした目つきでボケをかます恋にすみれが面を食らってしまった。

 

恋「おそろっちおそろっち!♪」

「なんか急に踊り始めたんですけどぉー!?」

 

夏美「さっ、この流れできな子も行くんですの♪」

きな子「どういう事っすか!?……うぅ……わ、分かったっすよぉ…」

 

恋「かの肉!」

かのん「いや、どういう事ぉ!?」

 

ルンルンと髪を揺らす恋。

ちなみに、自慢のポニーテールが命にバシバシと当たっている。

しかし、次の瞬間。

 

 

ガシッ。

 

 

恋「ひえぇっ……!」

きな子「………………」

「き、きな子ちゃんっ!?!?!?」

 

躊躇なくポニーテールを掴むきな子。

何故か少し嬉しそうな顔をしていた。

 

すみれ「先輩に対してあの傍若無人っぷり……!」

きな子「あ、はい、センパイセンパイ」

すみれ「軽っ!?」

 

きな子「かのん先輩、恋愛耐性無さすぎですよ」

かのん「はぅあっ!?///」

的確に指摘されたのか、勝手にダメージを受けるかのん。

 

きな子「許せない……許せないよぉぉおぉ…」

「きな子…なんか、こう…黒くなったな」

きな子「どこが!?」

「……はい、すいません」

 

千砂都「……えーっと、整理すると…またしても性格が変わっちゃう……って、事なのかな?」

夏美「作った本人があんな調子だから効果も何も知らないで食べてますの…」

四季「大地……」

 

メイ「残り、捨てるか?」

夏美「流石に裏切りにも取れる行為は…夏美は食べますの」

メイ「あっ、おい!」

夏美「ふむふむ…………これは……」

何度か頷いて、親指を立てる夏美。

 

夏美「エモエモの絵森!」

「……誰?」

 

夏美「四季ぢゃぁーーーん!」

何故かいつもより、テンション高く四季に抱きつく夏美。

四季「なにわろてんねん」

「何言うとん…」

 

メイ「こっち見てんじゃねー!」

「ほら、セカンド・メイだって怒ってるし…」

メイ「ばぁーーーーーかっ!♪」

「……メ、イ…さん???」

しまった、こっちもか……と思ったが時に既に遅しだろう。

 

「あ、あのな、メイ?

メイはあんまり変わってないと言うか、何かいつも通りというか…」

メイ「いいんだよ、どっちでもよぉ!」

「ひぃっ!」




幕間②に続きます。

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