We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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いよいよ生放送だ!!
丸太は持ったか!?!?!?
(?!?!??!??!?!)


12-3話

可可「ぐぬぬぬぬ~っ……」

すみれ「うるっさいわね~~……っ、ゆっくりさせてよ」

可可「ふぬぬっ、ぐぬっ……うぅううっ~っ!」

 

すみれ「…はぁ、聞きっこないわね…ところで、かのんは?」

恋「夜風に当たってくると仰ってました」

すみれ「……まっ、アイツも一緒よ、どーせ」

可可「ごぼぼぼぼぼぼぼっ……」

すみれ「って!!!溺れかけてるじゃないっ!!」

 

 

────────────────────────

 

「……本当の歌……かぁ……」

かのん「命くん、見ーっけ♪」

 

「かのん?……何だが、目的は同じようだな」

かのん「何だが、落ち着かなくて…今の、マルガレーテちゃんの会見の事、だよね?」

 

「…………………………」

かのん「話、聞くよっ?」

 

「……俺さ、今まで…考えたこと無かった

本当の歌…とか、レベルが高いとか低いとか…」

かのん「……命くん」

 

「この10人で…楽しく、前向いて助け合って…頑張って走り続けれれば…それで良いって、思ってた」

かのん「分かるよ…命くんの気持ち

ちょっと、弱気になっちゃうよね…でも、私もそう思ってるよ」

 

「かのん……ごめん、らしくないよな…」

かのん「でもっ、命くんには、そのままの気持ちを持ち続けて欲しい!♪

……だって、そうやって考えて来たから…今ここに居るんだよ、私たちっ!」

 

「……そう、だよな…うん……何か、惑わされてたかも」

かのん「それに、これが私たちの歌なんだよ、私たちにしか出来ない、最高の歌の形なんだよ!」

「……最高の…歌……」

 

空を見上げる命。

星が目に入った瞬間……何か、輝く物を感じた。

 

「…………」

かのん「何かに気付いたって顔してるよっ♪」

「バレバレだな……かのんには」

 

かのん「1番近くで命くんの事を見てたからねっ♪

……さっ、戻ろ?」

「……待って!」

 

立ち上がり、踵を返そうとするかのんを命が止めた。

 

「……ありがとうな、かのん…本当に」

かのん「もう、急にどうしたの?」

「いや、かのんが幼馴染じゃ無かったら…きっと、ここまでは来れなかったんだろうなって…

夢が無くなった俺は…きっと、自暴自棄になっていたのかもなって思うと……その、感謝を伝えたくて…」

 

自分の過去を精算すべく、思いの丈を綴る命。

分かってはいたが、表情が沈んでいくのが分かった。

 

かのん「……お礼を言いたいのは、私の方だよ」

そんな命を見て、優しく微笑み手を取るかのん。

 

かのん「……正直ね、私も…命くんに助けて貰えなかったら…どうなってたんだろうって考えること、あるんだよ

えへへ…だからね、その度に私って幸せ者だな~って思うんだよ?♪」

 

「……かのん……」

かのん「似た者同士……だね?」

「だから気が合うのかもな」

かのん「どんな事があっても、私は命くんを支えるよ

だから、命くんも……私の事を支えてくれたら……嬉しい、かな…?///」

 

その言葉に、命が返したのは…キスだった。

 

「……ん、ありがとう…かのん

気持ちはしっかり届いたよ」

かのん「うんっ……!!♪」

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

【その後】

 

 

すみれ「随分長い散歩だったわね~?」

千砂都「まるまるしてきた?ねぇねぇ、まるまるしてきた?」

 

「まるまるってなんだよ……」

千砂都「そりゃ─────」

恋「ストップです、千砂都さん、ストップ!」

 

きな子「それより、みんな集めてどうしたんっすか?」

メイ「その感じ…話があるって顔してんな?」

四季「傍聴…」

 

夏美「カメラ回しときますの?」

可可「重大なお知らせかもしれナイので録画はNGデスよ!!!」

 

「……俺ね、今回の大会の事を…ずっと考えてたんだ」

かのん「マルガレーテちゃんの言葉を聞いて…命くんなりに考えた答えを聞いて欲しくてみんなを集めたの」

 

恋「答え……ですか?」

すみれ「まさか、今更逃げ腰になったとか言わないでしょうね…?!」

 

「違うって……んとな、俺たちLiellaにとって……歌は

……''想い''だと思うんだ」

きな子「想い……っすか?」

メイ「つまり……どういう事だ?」

 

「今までのライブ…曲、歌詞…全部Liellaの想いが篭ってる

楽しい事…悲しい事…ぶつかり合った事も、泣いた事も

全部歌に乗せたから……ここまで来れたんだと思う」

 

恋「命さん…」

「だからね、これがLiellaなんだよ

この10人で、このメンバーでしか出来ない最高の歌なんだよ

何にも染まらない……俺たちだけの、形」

 

千砂都「形……」

すみれ「……まっ、そうね…最初っから見てたアンタが言えば重みも違うわね」

可可「その形を作ったのは、メーさんデスよっ!」

かのん「うんっ、そうだよね!」

 

「……みんな……」

四季「私も、その形に染まりたい……ううん、染ってきた」

夏美「バディがそう言うなら百人力ですの!」

きな子「きな子も…ずっと、見てきたから分かるっす…!

先輩たちが紡いできた想いや…信じる道…こうしたいんだって想いが……!」

 

「……うん、ありがとう。皆ならそう言ってくれると思った」

かのん「それでねっ、明日の練習メニュー…私が考えてもいいかな?」

可可「かのんがデスか?」

 

千砂都「良いけど…急にどうしたの?」

かのん「どっかの頭硬い人をリラックスさせないとね~っ♪」

 

肘でグリグリと命の事を突っつくかのん。

「お、俺の事か?」

すみれ「アンタ以外誰がいるのよ、頭硬い人なんて」

千砂都「どちらかと言えばニブチンだけどね」

 

メイ「なのに無自覚に人の事をその気にさせるのは悪どいけどな」

きな子「……っす」

 

四季「と、見事に術中にハマった人達が仰ってます」

夏美「な、夏美はまだ大丈夫ですのっ?!」

 

「……何か、ダメージの上乗せされてない?俺…」

恋「それも含めて、マネージャーの良さですよっ♪

なんでも言える雰囲気や、頼りになる器の大きい人が居るというのは素晴らしい事です!♪

……確かに、ほぼ9.9割…人たらしな部分がありますが…」

 

かのん「も、持ち上げといて落としてる…」

すみれ「アンタも何か言いなさいよ、かのん」

かのん「ど、どどど、どんな命くんでも好きだからねっ!?/////」

千砂都「……ダメだこりゃ…」




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