We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
丸太は持ったか!?!?!?
(?!?!??!??!?!)
可可「ぐぬぬぬぬ~っ……」
すみれ「うるっさいわね~~……っ、ゆっくりさせてよ」
可可「ふぬぬっ、ぐぬっ……うぅううっ~っ!」
すみれ「…はぁ、聞きっこないわね…ところで、かのんは?」
恋「夜風に当たってくると仰ってました」
すみれ「……まっ、アイツも一緒よ、どーせ」
可可「ごぼぼぼぼぼぼぼっ……」
すみれ「って!!!溺れかけてるじゃないっ!!」
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「……本当の歌……かぁ……」
かのん「命くん、見ーっけ♪」
「かのん?……何だが、目的は同じようだな」
かのん「何だが、落ち着かなくて…今の、マルガレーテちゃんの会見の事、だよね?」
「…………………………」
かのん「話、聞くよっ?」
「……俺さ、今まで…考えたこと無かった
本当の歌…とか、レベルが高いとか低いとか…」
かのん「……命くん」
「この10人で…楽しく、前向いて助け合って…頑張って走り続けれれば…それで良いって、思ってた」
かのん「分かるよ…命くんの気持ち
ちょっと、弱気になっちゃうよね…でも、私もそう思ってるよ」
「かのん……ごめん、らしくないよな…」
かのん「でもっ、命くんには、そのままの気持ちを持ち続けて欲しい!♪
……だって、そうやって考えて来たから…今ここに居るんだよ、私たちっ!」
「……そう、だよな…うん……何か、惑わされてたかも」
かのん「それに、これが私たちの歌なんだよ、私たちにしか出来ない、最高の歌の形なんだよ!」
「……最高の…歌……」
空を見上げる命。
星が目に入った瞬間……何か、輝く物を感じた。
「…………」
かのん「何かに気付いたって顔してるよっ♪」
「バレバレだな……かのんには」
かのん「1番近くで命くんの事を見てたからねっ♪
……さっ、戻ろ?」
「……待って!」
立ち上がり、踵を返そうとするかのんを命が止めた。
「……ありがとうな、かのん…本当に」
かのん「もう、急にどうしたの?」
「いや、かのんが幼馴染じゃ無かったら…きっと、ここまでは来れなかったんだろうなって…
夢が無くなった俺は…きっと、自暴自棄になっていたのかもなって思うと……その、感謝を伝えたくて…」
自分の過去を精算すべく、思いの丈を綴る命。
分かってはいたが、表情が沈んでいくのが分かった。
かのん「……お礼を言いたいのは、私の方だよ」
そんな命を見て、優しく微笑み手を取るかのん。
かのん「……正直ね、私も…命くんに助けて貰えなかったら…どうなってたんだろうって考えること、あるんだよ
えへへ…だからね、その度に私って幸せ者だな~って思うんだよ?♪」
「……かのん……」
かのん「似た者同士……だね?」
「だから気が合うのかもな」
かのん「どんな事があっても、私は命くんを支えるよ
だから、命くんも……私の事を支えてくれたら……嬉しい、かな…?///」
その言葉に、命が返したのは…キスだった。
「……ん、ありがとう…かのん
気持ちはしっかり届いたよ」
かのん「うんっ……!!♪」
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【その後】
すみれ「随分長い散歩だったわね~?」
千砂都「まるまるしてきた?ねぇねぇ、まるまるしてきた?」
「まるまるってなんだよ……」
千砂都「そりゃ─────」
恋「ストップです、千砂都さん、ストップ!」
きな子「それより、みんな集めてどうしたんっすか?」
メイ「その感じ…話があるって顔してんな?」
四季「傍聴…」
夏美「カメラ回しときますの?」
可可「重大なお知らせかもしれナイので録画はNGデスよ!!!」
「……俺ね、今回の大会の事を…ずっと考えてたんだ」
かのん「マルガレーテちゃんの言葉を聞いて…命くんなりに考えた答えを聞いて欲しくてみんなを集めたの」
恋「答え……ですか?」
すみれ「まさか、今更逃げ腰になったとか言わないでしょうね…?!」
「違うって……んとな、俺たちLiellaにとって……歌は
……''想い''だと思うんだ」
きな子「想い……っすか?」
メイ「つまり……どういう事だ?」
「今までのライブ…曲、歌詞…全部Liellaの想いが篭ってる
楽しい事…悲しい事…ぶつかり合った事も、泣いた事も
全部歌に乗せたから……ここまで来れたんだと思う」
恋「命さん…」
「だからね、これがLiellaなんだよ
この10人で、このメンバーでしか出来ない最高の歌なんだよ
何にも染まらない……俺たちだけの、形」
千砂都「形……」
すみれ「……まっ、そうね…最初っから見てたアンタが言えば重みも違うわね」
可可「その形を作ったのは、メーさんデスよっ!」
かのん「うんっ、そうだよね!」
「……みんな……」
四季「私も、その形に染まりたい……ううん、染ってきた」
夏美「バディがそう言うなら百人力ですの!」
きな子「きな子も…ずっと、見てきたから分かるっす…!
先輩たちが紡いできた想いや…信じる道…こうしたいんだって想いが……!」
「……うん、ありがとう。皆ならそう言ってくれると思った」
かのん「それでねっ、明日の練習メニュー…私が考えてもいいかな?」
可可「かのんがデスか?」
千砂都「良いけど…急にどうしたの?」
かのん「どっかの頭硬い人をリラックスさせないとね~っ♪」
肘でグリグリと命の事を突っつくかのん。
「お、俺の事か?」
すみれ「アンタ以外誰がいるのよ、頭硬い人なんて」
千砂都「どちらかと言えばニブチンだけどね」
メイ「なのに無自覚に人の事をその気にさせるのは悪どいけどな」
きな子「……っす」
四季「と、見事に術中にハマった人達が仰ってます」
夏美「な、夏美はまだ大丈夫ですのっ?!」
「……何か、ダメージの上乗せされてない?俺…」
恋「それも含めて、マネージャーの良さですよっ♪
なんでも言える雰囲気や、頼りになる器の大きい人が居るというのは素晴らしい事です!♪
……確かに、ほぼ9.9割…人たらしな部分がありますが…」
かのん「も、持ち上げといて落としてる…」
すみれ「アンタも何か言いなさいよ、かのん」
かのん「ど、どどど、どんな命くんでも好きだからねっ!?/////」
千砂都「……ダメだこりゃ…」
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