We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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Liella!の小説の件で重大発表があります
coming soon…しとってください。


12-000話

夏美「鬼塚夏美プレゼンツ!第1回チキチキ!愛してるゲーム開催ですの~っ!♪」

「……またなんか始まったし」

 

練習の合間、夏美が自撮り棒片手に動画を回し始めた。

 

夏美「我々Liellaが同じ女子高校生向けに流行を作るんですの!」

「流行って……そんな簡単に出来るわけないでしょ」

 

すみれ「あら良いじゃない?宣伝にもなりそうだし」

「すみれまで……」

 

この手のノリが好きそうなのは、今どきの子…と言った所か。

かのん「えっと……それで、なんだっけ?愛してるゲーム……だっけ?」

夏美「はいですの!ルールを説明しますの!」

 

コホンと咳払いをし、ルール説明に入る夏美。

夏美「まずは、攻撃する人を1名選びますの

その人からの愛してるの言葉に照れたり笑ったりしない人が半分入れば防御側の勝ちですの!」

 

「……つまり、めっちゃ恥ずかしいにらめっこみたいなもんか」

夏美「因みに、攻撃側はもう決まってますの、バディですの」

「はぁっ!?俺かよ!」

その言葉に、かのんも続く。

 

かのん「つ、つつつ、つまり…みんなに向かって命くんが愛してるって言うってこと……!?

ダメダメ!それはダメーっ!///」

 

千砂都「……まぁ、遊びだし……メンタルが鍛えられると思えば、ね?」

かのん「あ、あぁ…そっか、そっかぁ…!

メンタルトレーニングじゃ、しょうがないね……っ!!」

夏美(ちょろいんですの)

 

メイ「アタシはパス……練習すっからな」

四季「ちょっと、面白そう」

メイ「はぁ?!……ったく、付き合ってらんねーよ」

きな子「まあまあ、物は試しっすよ」

メイ「きな子まで…分かったよ、じゃあトップバッターやらせてくれ

とっとと終わらせるぞ」

 

「……本当にやるのか……えっと、メイ…」

メイ「…っ……」

「その…愛してる、よ」

メイ「……ばっ…………」

「……ば?」

メイ「ば、馬っ鹿じゃねーのっ!?!?///」

 

夏美「これは……アウトですの」

四季「たじろぐメイ……最高…!」

 

メイ「あ、後は好きにやってろ!///」

可可「行ってしまったデス…」

 

夏美「では次は~……」

千砂都「はいはーい!ちーちゃん行きまーす!♪」

「いや、言うのは俺なんだけど…まぁいいや…千砂都、愛してるよ」

千砂都「ぁ~…………えへへ~♪」

夏美「最早耐えようとしてませんの!?」

千砂都「うんうん、丸だね!♪」

「丸なんだ…」

 

四季「じゃあ真打の出番」

夏美「そうですの!耐えなければ面白くありませんの!」

「……四季は手強そうだから…ちょっと変化球で行かせてもらうわ」

両肩を掴み、真っ直ぐ四季を見る命。

 

「……四季、愛してる」

四季「…………………………」

きな子「おおっ、耐えたっす!」

夏美「流石Liella内NO.1のポーカーフェイスですの!」

四季「ブイ」

 

と、ピースサインを浮かべその場を離れようとした四季……だったが。

四季「あたっ」

躓いた、何も無い所で。

 

かのん「し、四季ちゃん……?」

四季「失敗、人間だもの」

そう言って、ドアノブに手をかけるが……。

 

すみれ「それ、押さなきゃ開かないわよ?

引いてどうするのよ」

四季「……………………」

「……愛してるよ?」

四季「……っ!!!!!!!//////」

 

恋「耳、真っ赤ですね…」

きな子「流石先輩っす!」

夏美(……あれ?趣旨が変わってきてますの……)

 

かのん「め、命くーんっ!!早く私にも言って!!//////」

すみれ「我慢の限界だったみたいね…」

きな子「何だか、結果が予想出来てしまうっす…」

 

「かのん!」

かのん「う、うん!///」

「……めっっっっっちゃ、愛してる!」

かのん「……………………」

「……かのん?」

 

バタッ。

 

千砂都「うわぁっ!かのんちゃんが卒倒した!いつもの事だけど!」

「しれっとディスってるよね!?」

恋「何か呟いてますね」

すみれ「……なになに?」

かのん「…………アリガトウゴザイマス…アリガトウゴザイマス///」

 

「……えっと、4人クリアしたからもうリーチなんだけど」

夏美「と言うか、もう勝敗は分かりきってますの…撮れ高はメンバーの反応だけになってしまいましたの

負けたら罰ゲームをする予定でしたのに……」

 

「まて、初耳だぞ」

夏美「バディの女装罰ゲーム……素敵だと思いませんの?」

「思わない!!」

 

きな子「あのー……先輩……」

「どうした!?」

きな子「あ、いえ、きな子にも言ってほしい……なんて、思ったり思わなかったりしてるっす…///」

「もちろん、愛してるよ、きな子」

きな子「…顔………なまら熱いっす……///」

 

 

夏美「とりあえず…撮った以上、アップはしておきますの

とは言え、再生数とかは期待できるとは思えませんの…」

 

 

 

後日、夏美が投稿した愛してるゲームなる物は

若い子たちの間で話題となり、チラホラSNSで見かける位賑わった。

……………………流行とは、難しい……。

 

 

「……あの、かのん?」

かのん「あ、ありがとうございますっ!!///」

「まだ引き摺ってるし……」




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