We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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ファンミーティング……お疲れ様でした…!
やっぱりのんちゃん好きだわ……。


16-3話

かのん「やっほ、命くんっ♪」

ひょこっと病室の扉から顔を出すかのん。

しかし、命からの返答が無かった。

 

かのん「……あれ……命くん?」

恐る恐る近づいてみると……。

 

「……すぅ……ぐぅ……。」

かのん「良かった…寝てるだけだった……。」

ほっと胸を撫で下ろして寝顔を見つめるかのん。

 

かのん(寝顔は……前と変わらないな…ふふっ、何か安心しちゃった。)

間近で見つめて1人笑うかのん。

……そんな微笑ましい光景をぶち壊すノックが響いた……。

 

コンコン。

かのん(あれ…悠さんと曜さん…今日は来ないはずなんだけど…)

 

コンコン、コンココン、コンコンコンコン。

かのん「な、何その変なノック……っ!?」

「……んぅ…どうしたのさ、かのん……。」

狼狽えるかのんの声で命が目を覚ました。

 

???「ようやく……ようやく来ることが出来ました……!」

かのん「……この声って……。」

「…………かのん、門前払いしてくれ……。」

怪訝な顔をして、手を払う命。

しかし、そんな忠告を無視しながら…その人物は中に入ってきた。

 

聖良「目を覚ましたんですね……命……っ……!」

「……ここ病室ですから…もう少しボリュームを……。」

聖良「本当に良かった……良かったです……っ!」

何故か、かのんの手を握りブンブンと振る聖良。

引き攣った笑顔のまま何とか対応するかのん。

 

「……はぁ……何しに来たんですか……。」

聖良「何って…お見舞いですよ、お見舞い!

曜さんからお電話をもらった時は自分の耳を疑いましたが…。

こうして、命を見るまでは信じない!と…菊泉をサボ

こほん、臨時休業してやって来たのです。」

 

「……どちらにせよ、すんごい事しでかしてるのは分かった…。」

聖良「いや~、命に褒められるなんて~…」

「この人は耳が凍傷にでも遭ったのか」

かのん「あ、あはは……。」

 

 

聖良「そんな事より!」

「そんな事って。」

聖良「お体は大丈夫なんですか?ちゃんと食べていますか?枕は合っていますか?」

「……後半になるにつれて趣旨がズレてきてる気がする…。

と言うか…一度にそんなに質問しないでください、出禁にしますよ…。」

聖良「……出禁…それは……出来ん!」

「かのん、俺の代わりに頭叩いていいよ。」

かのん「で、出来ないよぉ!」

 

聖良「……まぁ、それだけ話せるのなら心配はいりませんね。

……ですが!リハビリを頑張ろって無理をしたりするのは絶対にいけませんよ。

頑張りすぎるところは親子よく似ているのですから。」

「……急にまともなこと言うんだよな……この人。」

 

聖良「……はっ!そうでした、今日は''ある物''持ってきたんです。」

「ある物?」

かのん「何ですか?」

ゴソゴソとカバンから何かを取り出す聖良。

出てきたのは……。

 

かのん「……色鉛筆?

「と……ノート2冊?」

聖良「はい、ただのノートとスケッチブックです。」

「……何でコレを?」

 

聖良「ノートは歌詞を書いたり…まぁ、文字を書くリハビリ用に、と。

こちらは……深い意味はありません、気晴らしに絵でもどうでしょうか?」

「絵か……」

 

聖良「特別に私の絵も1ページ目に描いてありますよ!♪」

そう言って意気揚々と聖良が自作のイラストを見せてきた。

 

「……なんですか、7色の背びれにちっちゃい羽に…のほほんとした顔の…怪獣?」

聖良「ひ、酷い……自信作なのに……!」

かのん「あ、あーーっ!凄いですよ!可愛い!うん、可愛い!」

聖良「ふふん、もっと褒めてくれて良いんですよっ。」

 

(……ああは言ってるけど、なんだかんだ気にかけてくれてるんだな…ありがとうね、聖良さん)

聖良「……はっ!

今なんか褒められた気がします!」

 

「気のせいなので早く帰ってください。」

聖良「いいえ、2泊3日します。」

「……だと思いましたよ。」

かのん「め、命くんのお見舞いは私の担当ですからねっ!?」

聖良「ぬぅっ…!ライバル…燃えますね……!」

かのん「ま、負けませんから……!」

(……俺、蚊帳の外だなぁ……。)

 

きな子「お、遅れてすまないっす~……!」

聖良「出ましたね、第三勢力!!!」

きな子「っす~~~~!?」

「あの、ここ病室……。」




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