We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
【結ヶ丘】
すみれ「─────で。」
夏美「かのん先輩は何時までここにいるんですの?」
かのん「い、いいじゃん別に!帰って準備してても落ち着かないし…!」
四季「逆にこっちが心配で」
メイ「落ち着かねーんだけどなぁ……。」
千砂都「と、言うわけで……このままだとのんびりしちゃうし
私たちは練習練習!」
可可「そうデス!かのんの分まで可可達はもっともっと頑張りマス!
だから、大船に乗ったつもりで行ってくるデス!
ついでにウスラコンチキショーの所に顔を出してくると良いデス!」
かのん「ひ、久々に聞いたな~…その呼び方。」
きな子「そうっす、先輩の顔を見てから出発するといいっす!」
すみれ「決まりね。」
かのん「えっ、で、でも─────」
千砂都「ほいっ!行ってらっしゃい、かのんちゃん!」
かのん「えぇっ、あ、ちょっ─────」
─────ガラガラ…………ピシャン!
かのん「……えぇ…つまみ出されちゃった……。
命くんのところ……かぁ。」
かのん(顔を出したら…出発しずらくなるんだけど…何も言わないままなんて……出来ない、もんね。)
すみれ「やれやれ、やっと行ったわね。」
きな子「あんまり、出発の日っぽく無かったっすね。」
千砂都「それがLiellaらしくて良いんじゃないかな?」
夏美「そうですの、しんみりとした雰囲気は似合わないんですの。」
恋「きっと、あっという間ですから。」
可可「そうデス、なので可可達も落ち落ちしてられまセン!」
メイ「だな、そうと決まれば……練習、すっか!」
四季「ミートゥー。」
──────────────────────
【病室】
「……………………。」
かのん「めーいくんっ♪」
「あれ、かのん?」
かのん「えへへ、ちょっと顔出しに来ちゃった。」
「確か……今日出発だったんじゃ…。」
かのん「うん……だけどね、みんなから早く出発の支度しなって言われて追い出されちゃった。」
「あはは……皆なりに気を使ったんだよ、きっと。」
かのん「でもね、もう、荷造りは済んでて……家に居ても落ち着かないから命の所に来たんだ。」
「……ウィーンに、行きにくくならない?」
かのん「……ちょっぴり。」
「ん…でも、かのんの事だから顔出さないで出発するのも心細いし…ってところだろ?」
かのん「……命くんには全部お見通し……かぁ。」
「……ほら、かのん…おいで?」
かのん「……命くん。」
「大丈夫、離れてても心は一緒だから……な?
あっという間にまた会えるから。」
かのん「……うん、その言葉が聞けて…嬉しい。」
「あぁ、だから次会えたらたくさんデートを─────」
ウィーン「……あら。」
かのん「ま、まままま、マルガレーテちゃんっ?!」
ウィーン「……ここ、病院よ?」
かのん「あ、いや、その、こ、これはねっ……!?」
「……なんか用件ありって顔してるな。」
ウィーン「えぇ、渋谷かのんに用があって来たの。」
かのん「わ、私?」
ウィーン「……場所を変える……必要は無さそうね。」
かのん「……?」
ウィーン「澁谷かのん。」
かのん「う、うぇっ???」
ウィーン「─────留学は中止よ。」
かのん「……………………。」
「…………………………。」
かのん「な、ななな、何を言ってるの…マルガレーテちゃん…?」
ウィーン「貴方の元にも手紙が届いてるはずよ。」
かのん&命「…ぇえええええぇ~~っ!!!!????」
ウィーン「うるさっ……ここ病院よ。
少数派は声が大きいって本当だったのね。」
【同時刻の澁谷家】
ありあ「手紙……なんだろう?」
かのん母「さぁ……お母さんドイツ語読めないわ~。」
ありあ「お父さん……は、居ないから…命さんのお父さんに読んでもらお!」
かのん「……私は………。」
命「かのんは……。」
かのん&命「どうなっちゃうの……っ!?」
NEXT→3期
評価・感想・読了報告・お気に入り登録
よろしくお願いします。