We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
【部室】
きな子「先輩、せんぱ~~いっ♪」
座りながら雑誌を見る命の両肩に触れながらぴょんぴょんと跳ねるきな子。
すみれ「ホント、仲が良いわね。」
きな子「はいっす!仲良しっす!」
かのん「何か見てて微笑ましいもんねっ。」
夏美「…随分と余裕な表情ですの。」
千砂都「ちょっと前までは凄い動揺してたのにねー。」
かのん「あはは、何か2人の母親みたいな立場で居ようかなって。」
恋「…母親、ですか?」
四季「…Not understand…」
かのん「ま、まあまあ!1番近くで見守るって事だよ!」
きな子「先輩っ、週末は何処に行くっすか?♪」
「そうだなー、どこがいいかな。」
メイ「…あぁ、だからきな子の奴、あんなに練習張り切ってたのか。」
可可「こう言うノ、日本では現金な人って言うんデスよね?」
すみれ「…よく知ってるわね、そんな言葉。」
きな子「あっ、何だか期間限定のポップアップ…スト、ア?っていうのがやっているらしいっすよ!」
「今週末までみたいだね、行く?」
きな子「先輩と一緒なら何処でも行くっすよ~!♪」
夏美「…何だか、きな子が犬だったら今頃尻尾を思い切り振っていそうなのが容易に想像できますの…。」
「まぁまぁ、それがきな子ちゃんの良さだから。」
きな子「えへへ~…それほどでもっすよ~…♪」
かのん「………………………くっ…!!」
千砂都「あっ、ダメージ受けた。」
────────────────────
【週末】
きな子「いい天気になって良かったっす!」
「そうだね、きな子ちゃんは晴れ女っぽいしね。」
きな子「そうっす!きな子は晴れ女っす!えっへん!」
「あはは、彼氏としても誇らしいよ。」
きな子「さぁ、先輩!絶好のてくてく日和っすよ!今日も沢山楽しい思い出作るっす!」
「そうだね……でも、まずは。」
きな子「?」
「ほら、手を握ろ?」
きな子「……へ、へぇっ!?///」
「いや、思い返してみれば…手を握ってデートした事ないなって。」
きな子「…い、言われてみれば…きな子、ずっと先輩の腕に抱きついてたっす…。」
「…そっちの方が難易度高いと思うけど…まぁ、きな子ちゃんらしいか。ほら。」
きな子「……し、失礼するっす!///」
しっかり命の手を握るきな子…しかし、そのまま視線を下に俯かせてしまった。
きな子「せ、せせせ、先輩の手…おっきい…すね……///」
「きな子ちゃんの手が小さいのもあるけどね…あと、身長もだけど。
………あ、大きい所はしっかり大きいけど。」
きな子「ここでその一言は余計っすよ!/////」
「あはは、ごめんごめん。」
きな子「…でも、先輩が腕に抱きつかれて喜んでるの…バレバレっすよ…///」
「男だからな、きな子ちゃんみたいに可愛い子からそんな事されたら喜ぶに決まってるよ。」
きな子「…またそうやって調子の良い事言うんっすね…////」
「ん?」
きな子「な、何でもないっす!早く行くっす!///」
「あたた、引っ張らないで引っ張らないで。」
きな子「………あっ。」
「…ん?」
きな子「…ここ、確か…。」
「…ここに何かあった?」
きな子「…先輩と、初めて会った場所…っす。」
「…ああ、そういえば…。」
きな子「…あの日から、まさかこんな風になるなんて…想像も出来なかったっす…。」
感慨深く、握る手の力を強くするきな子。
きな子「…先輩、この手を…離しちゃ…嫌っすよ…?」
「離すと思う?」
きな子「…先輩なら、そう言ってくれるって信じてたっす…♪」
そう言うと、頬に口付けをするきな子。
きな子「えへへっ…先輩、大好きっす!!」
かのん「……きーーっ!」
千砂都「ねぇ…偵察する必要、あった~…?」
すみれ「仕方ないでしょ、心配半分、幸せのおすそ分けが欲しい半分だってかのんが言って聞かないんだから」
メイ「まぁ…少女漫画のような恋愛してるっちゃしてるけどよ…。」
夏美「これは……甘すぎて動画には出来ませんの…。」
きな子「気を取り直して、デート出発っすよ~!」
「あはは、転ばないようにね。」
きな子「そうなった時は、先輩が助けてくれるはずっす!♪」
「……………。」
きな子「……せ、先輩?空を仰いで…どうしたんすか?」
「…いや、慕われてるなぁってしみじみ思っちゃって…。」
きな子「…?…よく分からないっすけど…先輩が嬉しいならきな子も嬉しいっす!♪」
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