We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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99話目です。
If ofシリーズ…結構好評です(ニンマリ)


If of If ~メイEpisode~

曜「うんうんっ、似合ってるよ!♪」

メイ「ひ、ひええぇっ!そ、そんな滅相も…っ!!///」

 

 

可可からの提案で、Aqoursの衣装を着ることになったメイ。

最初本人はそんな事天変地異が起きても出来ないと頑なに拒んでいたが…流石は母さん…自分のペースへと引き込んでしまった。

 

曜「今日はもう、着せ替え人形になってもらうよ~っ!♪」

メイ「そ、そんなっ!アタシが着ても…っ!」

 

曜「そう?可愛いのに~…」

メイ「……かっ……わ、いい……」

その言葉に、少し顔を曇らせてしまうメイ。

 

メイ「……アタシ…が…可愛い…か…」

「………?」

 

 

──────────────────────

 

 

【次の日】

 

メイ「…って事で、そんな事があったんだよ」

四季「メイが中々返信しないの珍しいと思ってたら…そんな事が」

 

メイ「可可先輩からの提案とは言え…中々ない光栄な体験が出来たよ

…ま、まぁ…冴木の奴の事も…ほ、ほんの少し感謝してるけど、なっ!」

四季「…メイ、可愛い」

 

メイ「…っ…やめろ、その言葉…あんまり、聞きたくない」

四季「まだ、抵抗あるの?」

メイ「…あるに決まってるだろ…周りの奴らは分かってないから、簡単に言うけど…アタシにとっては…とっても大きな出来事なんだから」

 

四季「でも、メイが可愛いのは、本当」

メイ「だからっ、お前なぁ…っ!!」

 

四季「でも、冴木先輩の話をしてる時のメイ…もっと可愛い」

メイ「は、はぁっ!?///」

四季「すごく可愛い」

メイ「そ、そんな事ねぇ!絶対にねぇからなっ!!///」

 

四季「むぅ…本当のことなのに…」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【練習中】

 

 

メイ(くそっ……アタシがアイツの話をしてる時が可愛いとか…じょ、冗談じゃねぇ…っ!///)

 

「OK!みんなよく出来ました~!」

メイ(だ、大体…アイツは分け隔てなく接してるから、そんな風に見てるだけで…アタシ以外にも、そうなってる先輩方とかもいる訳で…っ)

 

「おっ、千砂都お団子今日完璧だね?回していい?」

千砂都「め~い~っ???」

「冗談、冗談だからっ!卍固めはやめて!」

 

 

メイ(それに、本人はこっちが楽しく話して…嬉しくなったりしても気付かねぇし…っ!)

四季「…………………」

 

メイ(って、何でアタシはアイツの事を目で追ってるんだよっ!?///

……あーーーっ、もう!冷静になれ、アタシ…っ!!///)

四季「冴木先輩…メイが頭抱えてる」

「えぇっ?どうしたよ、珍しいな…」

 

メイ「な、何でもねーからっ!!///」

「…猫が怒った時みたいな目で睨まれた…」

四季「メイ、猫のような女の子だから」

「確かに」

メイ「う、うるせーうるせーっ!!!////」

 

 

───────────────────────

 

 

【その日の夜】

 

メイ「…はぁ…」

 

湯船に浸かりながら、ため息をこぼすメイ。

 

メイ「結局…頭の中…今日の出来事でいっぱいだな…」

気にすれば気にするほど…彼のことを目で追ってしまう。

 

メイ「…た、確かに、昔…お前の女にしてくれ…とか何だとかは言ったけど…でも、アイツ真に受けてなかったし…それに、あの反応…絶対おかしな奴だって思われてる…だろう……し…」

 

メイ「……はぁ…何1人で熱くなってんだ、アタシは…」

 

 

 

メイ(……でも…)

 

 

メイ(アイツの声が、聞きたくなるのは…なんでだろう…)

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

【次の日】

 

「お疲れ~」

 

四季「こんにちは、冴木先輩」

メイ「………」

 

「あれ、2人だけ?」

四季「先輩達ときな子ちゃん、夏美ちゃんは既に隣で練習を始めてます」

「お、そうか。じゃあ俺達も行きますか」

四季「はい」

 

メイ「…………」

「セカンド・メイ?四季行っちゃったぞ~?」

メイ「……………………」

「…おーい???」

 

 

メイ「……ぁ………えっ?……」

上の空だったのか、目の前に命の顔があると分かったメイは目を点にした。

 

メイ「……なっ………何、こっち見てんだよっ!?!?///」

「あぶなっ!」

グーパンチを紙一重で躱す。

 

メイ「ば、馬鹿野郎っ…ビックリするだろ…っ!!///」

「いや、何度も声掛けたんだけど…」

メイ「し、しかも…アタシ1人だけかよっ!?」

「ホントに上の空だったんだな…何かあったのか?」

 

メイ「な、何もねーよっ!」

「何にもない人が周りが見えないくらいボーっとするか?

…笑ったりしないから、話してみなよ?」

 

メイ「…………っ」

「…なっ?」

 

メイ「…………や、やっぱり無理だっ!練習行ってくる!///」

「メイ」

メイ「……っ…!?///」

 

突然呼ばれた名前に肩をビクッと動かしてしまったメイ。

「本気で心配してるから俺は言ってるんだ、話してくれよ」

メイ「……………っ///」

「可能な事だったら、力にもなりたいし」

メイ「………わ、分かっ…たよ…///」

 

観念したのか、視線を何度も泳がせて話し始めたメイ。

 

メイ「…その…この間…よ…曜さんに色々…着させてもらった、だろ…?」

「あぁ、Aqoursの衣装を…だろ?」

 

メイ「…そん時に言われた…可愛いって言葉、引っかかってよ…」

「…どうして?可愛いってよく言われてるじゃん」

メイ「…アタシは、可愛いなんて言われる…資格、無いんだよ」

「とうして?」

 

メイ「…昔さ、お遊戯会があったんだよ」

椅子に座り、淡々と話すメイ。

その隣に座り、顔を見ながら話を聞く命。

 

メイ「…そん時にな、お姫様役だったんだよ」

「…メインキャラ、だね」

メイ「正直さ、アタシも…可愛い服…可愛いアクセサリー…可愛いものは何でも好きだった…けど、いざ可愛い服を着たら…言われたんだよ

''目が怖い''って」

「…メイ…」

 

メイ「その一言が、凄く心に残っててよ…

どんな可愛い格好したって…この目つきじゃ、豚に真珠…アタシには着る資格無いんだなって」

諦めたかのように笑うメイ。

 

メイ「だから、色んな奴が可愛い可愛いって言うのをさ…アタシはバカにしてるって受け取っちゃうんだよ…ははっ、最低だよな…」

「メイ」

 

何も言わずに、顔に手を添えて自分の方を向かせる命。

その目はじっとメイの瞳を見ていた。

 

メイ「な、んだよっ…やめろよ…っ///」

「やめない」

 

真剣な声に、思わず眉をひそめてしまったメイ。

そんな事を気にする事もなく…顔を近づけて、目を見る命。

 

メイ「…………っ/////」

「メイ、キミの目は…とっても綺麗だ、そして…凄く可愛いよ」

メイ「…お前まで…そんな簡単に言いやがって…っ」

「本気だ俺は今思った事を口にしている

真っ直ぐで、どこまでも澄んでいて…吸い込まれるくらい、綺麗だ

どんな奴が言ったかは分かんねーけど…俺は目が怖いなんてこれっぽっちも思っちゃいない」

 

メイ「……………/////」

「嘘だと思うなら…思ってくれて結構だ

…でも、ここまで真剣に間近で見て思ったことだ…俺は好きだよ、メイの目」

 

メイ「…………っ!!!!///」

その時、自分の胸が高鳴ったのを感じたメイ。

 

メイ(…そう、か……四季が…アタシが冴木と話してる時可愛いって…思われてたのは……アタシが、冴木に…恋…してるから…なんだ…///)

「…メイ?」

 

メイ(だから、ずっと目で追って…気がついたら…冴木の事を考えてて…///)

「…あっ、ごめん…見過ぎてた?」

 

その問いかけに、首を少し横に振って…命の胸に頭をもたれかけされるメイ。

「…メイ?」

メイ「……なぁ?///」

 

顔を見上げたメイ…その顔は赤く、泣きそうだった。

 

「ご、ごめん!泣かせるつもりは…っ!!」

メイ「分かってる…お前は優しいから…そんな事、ずっと分かってた…///」

「…メイ?」

メイ「…その…さ…あん時の約束…まだ有効、か…?///」

「…約束…???」

メイ「お前の女になりてぇって…アレ、だよ…///」

「あ、あぁ…アレ…か…」

 

メイ「…本気で、なりたいって言ったら…笑うか…?///」

「ううん、笑わないよ」

メイ「……その…じゃあ、改めて…言う…///

…好きだ…冴木…アタシは…冴木の事────」

「ダメ」

 

メイ「…えっ…」

「冴木、じゃないだろ?

俺だって普通に今呼んでるのにさ」

メイ「…あっ……め、命の事が…っ…好きだ…っ!!///」

「ん、まあ呼ばせといてあれだけど…こんがらがっちゃうけどな」

 

メイ「…じゃあ…その…アタシも、少し…背伸びして、みる…///

…命先輩の…彼女に…して、下さい…///」

「…メイ…………ん、こんな俺で良ければ」

 

メイ「………ぁ……良か、った…っ///」

緊張したのか、手が震えていたメイ。

 

「さっ!練習行こうか!」

メイ「あ、あぁっ!///」

 

震える手をしっかりと握ると…しっかりと握り返してきたメイ。

その手は温かく…その目はどこまでも輝いていた。




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