We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

158 / 158
4thから……2週…間……???


If of If ~夏美Episode②~

夏美「お疲れ様で~すの~!♪

今日も動画撮影と練習、頑張りますの~~~…………あれ?」

 

自撮り棒片手に元気よく部室に入る夏美。

しかし、声は返ってこず…部室内は静かなものだった。

 

夏美「皆さん、もう練習に…?

いえいえ、そんな事ありませんの、集合時間は厳守しましたの!」

ムスッとしながらも、部室内に歩みを進める夏美。

すると、人の気配が奥からした。

 

夏美(……誰か、居るんですの?)

そっと息を殺して、気配のする方を見てみると……。

 

 

「…………すぅ…すぅ…」

夏美「ば、バディ……っ!?」

ソファーに座り、寝息を立てる命の姿があった。

恐らく、先に来たがやることも無く…眠りについてしまったのだろう。

 

夏美「もう……バディらしくないんですの!

こんな所でのうのうと寝ていて…マネージャーの威厳と言うものが……」

「…………ん、んんっ……」

夏美「……疲れ、溜まってるんですの?」

 

 

心配そうに顔を覗く夏美。

熟睡してるのか、命は全く起きる気配がなかった。

 

 

夏美「……バディは、何にでも一生懸命すぎるんですの

時には体を休める事も大事ですの…」

隣に腰掛けて、寝顔を眺める夏美。

その顔は心配もあったが、好きな人の寝顔を見れる幸せそうな顔でもあった。

 

「……んぅ……っ」

夏美「へっ……?……あ、ちょっ……!!」

もたれかかってきた命がそのまま、夏美の膝に崩れ落ちた。

 

夏美「…ば、バディ~?」

「……………………」

夏美「どれだけ眠りが深いんですの…普通起きますの…」

目線を下げると、自分の膝を枕に気持ちよさそうに寝る命の姿に

呆れながらも笑みを浮かべる夏美だった。

 

 

夏美「スカートの裾まで掴んで……もう、仕方の無いバディですの♪」

とは言え、このままにしておくのも不味い。

特に、他のメンバーが来てしまったらからかわれる事くらいは容易に想像出来る。

 

 

夏美「(気持ちよさそうに寝てるところを起こすのは気が引けますの……)……バディ、起きるんですの~っ」

ゆさゆさと、体を揺らす夏美。

しばらくすると、命がゆっくりと目を開けた。

 

「……夏、美…ぃ?」

寝ぼけてるのか、それとも起きたくないのか、夏美のお腹の辺りに顔を擦り付ける命。

 

夏美「ちょっ……や~め~るんで~すの~っ!///」

そして、また寝息を立て始めた命。

 

夏美「二度寝はダメですの~っ!」

コツンと命の頭にチョップする夏美。

その一撃で、命の眠気も完全に覚めた。

 

「…………ぅええええっ!!?!?!?

な、夏美っ……!?」

夏美「グッドモーニング、ですの~っ♪」

命を見下ろして、ニコッとしながら手を振る夏美。

しかし、当の本人は状況を理解出来ずに居た。

 

「お、俺なんで膝枕を……っ!?」

夏美「部室に誰も居ないと思ったら…バディが呑気に寝てるのを発見したんですの

隣に座った途端……バディが夏美の太ももを目掛けて……///」

「ご、ごめん……っ!!」

夏美「冗談ですのっ、それだけ疲れが溜まってたという事ですの!

……あ、寝顔をショート動画として上げてれば、鬼バズりしたかもしれないんですの…にゃふふ~、これは次回の良いアイデアになりましたの……♪」

「いや……それは、ちょっと…」

 

夏美「冗談ですの…ただ、疲れてるのは本当ですの

もう少しゆっくりしてると良いですのっ♪」

命の頭にポンっと手を置いて、起き上がるのを阻止する夏美。

その様子を見た命も、しばらく横になるのを決めた。

 

「……夏美ってさぁ」

夏美「なんですの?」

「本っ当に良い奴だよな」

夏美「な、なんですの!急に!///」

「いや、本当の事を言ったんだけど…」

夏美「ば、バディはいつも、いきなりすぎるんですの!///」

 

「面倒みも良いし、本当に色んな所も見てくれるし」

夏美「……そ、それ以上言うと…叩くんですの…///」

「……んー、分かった」

それでも言い続けようとした命だったが

顔が真っ赤な夏美を見て、流石にこれ以上は不味いかと言うのを辞めた。

 

そして、しばらく2人の間に沈黙が流れる。

いざ起きて、この状況を整理すると恥ずかしさこの上ない。

「夏美」

夏美「こ、今度は何ですの……っ///」

「頭撫でて」

夏美「バディ…何を言ってるのか分かってますの?」

「あ、ダメだった?」

夏美「…でも、夏美もまだまだですの」

「え?」

夏美「バディに言われてやるようでは…彼女としてまだまだですの…///」

困ったように笑いながら、命の頭を撫でる夏美。

その感覚を、目を閉じて嬉しそうに噛み締める命。

 

夏美「……こうしてると、どっちが年上か分からなくなるんですの♪」

「夏美が年上?……想像できねぇ…」

夏美「失礼なっ、ちゃんとお姉ちゃんしてますの!」

「お姉ちゃん?」

 

夏美「……言ったこと無かったですの?

夏美には妹が居るんですの」

「えぇっ!?でも家に行った時に一度も顔合わせたこと無いけど…!」

 

夏美「姉じ…お姉ちゃんと彼氏さんのSweet Timeはブロッキング不可能です……と

まぁ、本人なりに気を使ってくれてるんですの」

「そっかぁ……でも、一度は顔を合わせないとなぁ…」

 

夏美「向こうはバディの事を知ってますの~♪」

「なん、でっ!?」

夏美「そりゃぁ、夏美の動画をチェックしてくれてるからですの♪

バディとのコラボ動画もバッチリと♪」

「向こうには知られてるって……なんか不思議な気分だなぁ」

 

千砂都「なんか騒がしいと思ったら~…」

すみれ「何やってんのよ、バカップル」

夏美「バァカとは何ですの!バァカとは!」

 

恋「お2人とも、距離が近いので…致し方ないかと……」

可可「デスっ、流石はコンチキショー2号デス」

「おぉい、お前達もそっち側かい」

 

かのん「あはは……」

きな子「これが膝枕ってやつっすか……!?都会っす~…!」

 

四季「メイ」

メイ「やらねーぞ」




③では、あのキャラ…が……?

評価・感想・お気に入り登録・読了報告
よろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。