We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
夏美「お疲れ様で~すの~!♪
今日も動画撮影と練習、頑張りますの~~~…………あれ?」
自撮り棒片手に元気よく部室に入る夏美。
しかし、声は返ってこず…部室内は静かなものだった。
夏美「皆さん、もう練習に…?
いえいえ、そんな事ありませんの、集合時間は厳守しましたの!」
ムスッとしながらも、部室内に歩みを進める夏美。
すると、人の気配が奥からした。
夏美(……誰か、居るんですの?)
そっと息を殺して、気配のする方を見てみると……。
「…………すぅ…すぅ…」
夏美「ば、バディ……っ!?」
ソファーに座り、寝息を立てる命の姿があった。
恐らく、先に来たがやることも無く…眠りについてしまったのだろう。
夏美「もう……バディらしくないんですの!
こんな所でのうのうと寝ていて…マネージャーの威厳と言うものが……」
「…………ん、んんっ……」
夏美「……疲れ、溜まってるんですの?」
心配そうに顔を覗く夏美。
熟睡してるのか、命は全く起きる気配がなかった。
夏美「……バディは、何にでも一生懸命すぎるんですの
時には体を休める事も大事ですの…」
隣に腰掛けて、寝顔を眺める夏美。
その顔は心配もあったが、好きな人の寝顔を見れる幸せそうな顔でもあった。
「……んぅ……っ」
夏美「へっ……?……あ、ちょっ……!!」
もたれかかってきた命がそのまま、夏美の膝に崩れ落ちた。
夏美「…ば、バディ~?」
「……………………」
夏美「どれだけ眠りが深いんですの…普通起きますの…」
目線を下げると、自分の膝を枕に気持ちよさそうに寝る命の姿に
呆れながらも笑みを浮かべる夏美だった。
夏美「スカートの裾まで掴んで……もう、仕方の無いバディですの♪」
とは言え、このままにしておくのも不味い。
特に、他のメンバーが来てしまったらからかわれる事くらいは容易に想像出来る。
夏美「(気持ちよさそうに寝てるところを起こすのは気が引けますの……)……バディ、起きるんですの~っ」
ゆさゆさと、体を揺らす夏美。
しばらくすると、命がゆっくりと目を開けた。
「……夏、美…ぃ?」
寝ぼけてるのか、それとも起きたくないのか、夏美のお腹の辺りに顔を擦り付ける命。
夏美「ちょっ……や~め~るんで~すの~っ!///」
そして、また寝息を立て始めた命。
夏美「二度寝はダメですの~っ!」
コツンと命の頭にチョップする夏美。
その一撃で、命の眠気も完全に覚めた。
「…………ぅええええっ!!?!?!?
な、夏美っ……!?」
夏美「グッドモーニング、ですの~っ♪」
命を見下ろして、ニコッとしながら手を振る夏美。
しかし、当の本人は状況を理解出来ずに居た。
「お、俺なんで膝枕を……っ!?」
夏美「部室に誰も居ないと思ったら…バディが呑気に寝てるのを発見したんですの
隣に座った途端……バディが夏美の太ももを目掛けて……///」
「ご、ごめん……っ!!」
夏美「冗談ですのっ、それだけ疲れが溜まってたという事ですの!
……あ、寝顔をショート動画として上げてれば、鬼バズりしたかもしれないんですの…にゃふふ~、これは次回の良いアイデアになりましたの……♪」
「いや……それは、ちょっと…」
夏美「冗談ですの…ただ、疲れてるのは本当ですの
もう少しゆっくりしてると良いですのっ♪」
命の頭にポンっと手を置いて、起き上がるのを阻止する夏美。
その様子を見た命も、しばらく横になるのを決めた。
「……夏美ってさぁ」
夏美「なんですの?」
「本っ当に良い奴だよな」
夏美「な、なんですの!急に!///」
「いや、本当の事を言ったんだけど…」
夏美「ば、バディはいつも、いきなりすぎるんですの!///」
「面倒みも良いし、本当に色んな所も見てくれるし」
夏美「……そ、それ以上言うと…叩くんですの…///」
「……んー、分かった」
それでも言い続けようとした命だったが
顔が真っ赤な夏美を見て、流石にこれ以上は不味いかと言うのを辞めた。
そして、しばらく2人の間に沈黙が流れる。
いざ起きて、この状況を整理すると恥ずかしさこの上ない。
「夏美」
夏美「こ、今度は何ですの……っ///」
「頭撫でて」
夏美「バディ…何を言ってるのか分かってますの?」
「あ、ダメだった?」
夏美「…でも、夏美もまだまだですの」
「え?」
夏美「バディに言われてやるようでは…彼女としてまだまだですの…///」
困ったように笑いながら、命の頭を撫でる夏美。
その感覚を、目を閉じて嬉しそうに噛み締める命。
夏美「……こうしてると、どっちが年上か分からなくなるんですの♪」
「夏美が年上?……想像できねぇ…」
夏美「失礼なっ、ちゃんとお姉ちゃんしてますの!」
「お姉ちゃん?」
夏美「……言ったこと無かったですの?
夏美には妹が居るんですの」
「えぇっ!?でも家に行った時に一度も顔合わせたこと無いけど…!」
夏美「姉じ…お姉ちゃんと彼氏さんのSweet Timeはブロッキング不可能です……と
まぁ、本人なりに気を使ってくれてるんですの」
「そっかぁ……でも、一度は顔を合わせないとなぁ…」
夏美「向こうはバディの事を知ってますの~♪」
「なん、でっ!?」
夏美「そりゃぁ、夏美の動画をチェックしてくれてるからですの♪
バディとのコラボ動画もバッチリと♪」
「向こうには知られてるって……なんか不思議な気分だなぁ」
千砂都「なんか騒がしいと思ったら~…」
すみれ「何やってんのよ、バカップル」
夏美「バァカとは何ですの!バァカとは!」
恋「お2人とも、距離が近いので…致し方ないかと……」
可可「デスっ、流石はコンチキショー2号デス」
「おぉい、お前達もそっち側かい」
かのん「あはは……」
きな子「これが膝枕ってやつっすか……!?都会っす~…!」
四季「メイ」
メイ「やらねーぞ」
③では、あのキャラ…が……?
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