We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
…あの出来事を、命くんは振り返ることなく…そのまま家に着きました。
…まだ、少し…唇が暖かいような気がして…指が触れる度に…胸の高鳴りが抑えられそうにありません。
かのん「…命くん…///」
少し強引で…少し慣れてないキス…まさか命くんと…初めて出来るとは思えなくて…。
かのん「…夢みたい…///」
恥ずかしくなった私は、枕に顔を埋めた。
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「…ごめんなさい」
曜「め、命…」
「俺、かのんの事を疑ってかかった…自信が無いからって…」
曜「……」
「俺は…かのんに必要とされたい…その為なら…」
曜「…うん、良かった…っ…」
そう言うと、曜は命を抱きしめた。
「…母さん…」
曜「かのんちゃん…悲しませたら許さないんだからね?」
「…ああ、約束する…」
???「いやぁ、なんか初々しい青春してるねぇ~♪」
悠「あんまり茶化してやるなよ…」
「…え…」
千歌「おっーーーす!!!会いたかったよ、ガキンチョ~!♪」
ひらりと躱し…ソファーに倒れ込む千歌を見つめる命。
「…父さん、不法侵入者がいる」
悠「お前なあ…」
千歌「遊びに来たんだよっ!!」
「…なんでまた…」
千歌「お隣…かのんちゃん、スクールアイドル始めたんだね
ライブ映像、見たよッ!♪」
「…母さんでしょ、言ったの」
曜「あはは…まぁ、ね???♪」
千歌「いやぁ、懐かしいなぁ…Aqoursの頃を思い出すよ~…
ねっ、悠くん!♪」
悠「えっ?あ、そ、そうだな…」
曜「あの頃は、みんな''悠くんにメロメロ''だったからねぇ~」
「…え、ちょっと待って…どういう事、それ?」
悠「(あ、まずい…)…さ、さぁ!自主練の時間だろ、お前!?」
「はぐらかされた…」
千歌「悠くんね、Aqoursのリーダー時代にみんなから好き好きのアピールが凄かったんだよ」
曜「本人は自覚無く振舞ってたみたいだけどね…」
「…父さん…」
悠「け、結果論そうなったってだけだからな!?
別に始めからそんなつもりじゃなくてだな…!」
「…それで、母さんが選ばれたと…」
千歌「と、言うよりも────────」
曜「千歌ちゃーーーん!!///」
千歌「んぐぐーーっ!!??」
「…え、何…気になるんだけど…」
悠「ほ、ほらほら!練習練習!」
曜「そ、そーそー!♪」
千歌「もがーーーっ!!!」
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【次の日】
「おはよ、かのん」
かのん「おはよう、命く………って、後ろに誰かいるっ!?///」
千歌「おー、これがかのんちゃんかぁ♪」
かのん「…えっと、確か…千歌さん…ですよね?お久しぶりですっ!」
千歌「あーぁ、そんな堅苦しくなくていいよぉ~♪」
そう言うと、肩に手を回し、かのんに耳打ちする千歌。
千歌(命くん、かっこいいから早めに手を打っておきなよ?
…じゃないと~…悠くんみたいにメンバーみんなから好意持たれちゃうからっ♪)
かのん「はっ!?えっ、はぁっ!!???///」
千歌「それだけっ、じゃね~っ!♪」
「…何を告げ口されてんだ…かのん」
かのん「………………///」
「…かのん?」
かのん「…手、繋いで!///」
明らかにやさぐれた表情で手を差し出すかのん。
「…他の生徒に見られるかもしれないぞ?」
かのん「…っ…いーーからっ!///」
「…分かったよ…(女の子はよく分からんな…)」
結果として、他の生徒に見られることは無かったが…。
手を握られたかのんは嬉しそうな顔をしたり眉にシワを寄せた顔をしたりと…落ち着かない様子だった。
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【部室前】
すみれ「…そ、それで…どうするの???」
練習場所である屋上を見るすみれ。
それに続いて、他の3人も屋上を覗いた。
可可「く、可可は今日の占いで太陽光が大凶と言われたので…屋上での練習は勘弁デス~…」
かのん「少し早めの猛暑日…今日は特に暑いからねぇ…」
千砂都「命はこんな日でも練習とかしてるんだろうけど…ウチの学校はこまめに水分補給して、屋外での運動は控えましょうって」
すみれ「流石にそうよね、こんな外で練習は無茶でしょ」
可可「何を甘ったれた事を言ってるのデスか!!
もうすぐラブライブのエントリーも始まるんデスよ!」
すみれ「…んぁ…?…ラブライブぅ???」
可可「知ーらないのに、スクールアイドルやってるのデスかぁ!?」
すみれ「知るわけないでしょ、そんなアーマチュアの大会の事なんか」
可可「アーマチュアなんかじゃないデース!今年は特に出場校が多くレベルの高い大会になってるんデスよぉ!!」
すみれ「ふんっ、所詮アマチュアはアマチュアよ♪
こっちはショ~ビジネスの世界で生きてきたんだからっ♪」
可可「…グソクムシがデスかぁ~?♪」
すみれ「…が~~~の~~~ん~~~っ!!!」
かのん「く、可可ちゃんがどうしてもって…!それに、命くんもいいんじゃないかって…!!」
すみれ「…あんのジャリボーイ…っ!!」
千砂都「あはは、でも、こんなすぐにすみれちゃんが溶け込むなんてねっ…命のおかげ、なのかな???」
かのん「可可ちゃんもすみれちゃんの事を気に入ったみたいだしね♪」
可可「…っ…!
ど、どこがデスかぁー!!!///」
逃げるように外へ出る可可。
千砂都「あぁ、ちょっ…大丈夫ーっ!?」
可可「…ハイデスっ!…タッテミレバ…ゼンゼンタイシタコト~……パタリ…っ」
かのん「可可ちゃーん!!!???」
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