We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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1発芸しまーーーーーー


ウィーーーーーーーン(自動ドアの真似)

???「……(ゴゴゴゴゴ」


第19話

可可「くぅあぁああ~…死ぬかと思いまシタ…」

かのん「やっぱり無理だよ…あ、ここを冷やすと良いって命くんが言ってたよっ♪」

 

すみれ「(ほんとジャリボーイ1色ね…)…この部室も、冷房ないし…どこかないの?涼しい場所…」

千砂都「…うーん…音楽科のレッスン室なら…」

 

可可「ホントですカッ!?」

かのん「でも、使わせて貰えるわけないよっ…フツー科は」

可可「だはぁ~……デスよねェ…」

すみれ「音楽科の千砂都が言えば、何とかなるんじゃないの?

いつも使ってるんでしょ???」

可可「…はっ、ナイスアイデアデス!」

 

かのん「やめとこ~…もしそれで許可が出ても、ほかの普通科の子に悪いよ…なんか、こっちがお願いして使わせてもらってるみたいなのって…良くない気がする…同じ学校なのに…」

 

すみれ「でも、そういう学校でしょ?音楽科は特別、みたいな」

可可「…うぅーん…メーさんにもアドバイスを聞きたいデスね~…」

すみれ「それよ、それ!!」

かのん「…………………え''っ???」

 

 

 

─────────────────────

 

【喫茶店】

 

 

すみれ「ぷはーーーっ……まったり…」

可可「やっぱり、クーラーが効いてる部屋は違いますねェ~♪」

 

 

かのん「……いやいやいやっ!!!なんで命くん待ちなの!?」

すみれ「そりゃー、この私平安名すみれのプロデューサーだからよっ♪」

 

かのん「そ、それは言葉の綾で!!」

千砂都「えっ、命そんな事になってるの!?かのんちゃんが居るのに!」

かのん「だーかーらー!!!」

 

 

「…かのん、うっさい…外まで聞こえてるよ…」

かのん「め、命くん…っ!///」

 

野球部のユニフォームに身を包んだ命が喫茶店の扉を開けた。

かのん「…って!またユニフォーム汚して~…早く着替えてきなよ!

…あっ、靴下は裏っ返しで置いておかないでね?」

「…母親かよ…はいはい」

 

少し面倒くさそうに命は喫茶店を後にした。

 

 

 

千砂都「…すみれちゃんが付け入る隙は無さそうだね?」

すみれ「わ、分かってるったら分かってるわよ!///」

可可「まーた、暑苦しくなるから静かにするデェース!!」

すみれ「なぁによぉー!!」

可可「なーんですかァー!!」

 

かのん「……命くんの汗の匂い……///」

千砂都「おーい、かのんちゃん?戻ってこーい」

 

 

 

 

 

【しばらくして】

 

 

「…俺に相談事?…何さ、急に」

かのん「練習場所についてなんだけどね…何かいい所は無いかなって…」

 

可可「可可閃きまシタっ!かのんの部屋を片付けたら何とかなりませんカ?」

「かのんのお父さん部屋で仕事しているし、無理だろうな」

 

可可(そんな事まで分かるんデスか…)

可可「可可のお家も騒音厳禁と書いてありましたし…」

 

「…すみれの家はどうなんだ?神社だろ?」

すみれ「…うーん…そんなに広くはないわよ?」

かのん「大丈夫っ、3人で練習出来れば十分だよっ」

「だな…あ、でも…もしあれだったら─────」

 

 

 

???「お邪魔するわ」

かのん「あっ、いらっしゃいま………えっ、えええっ!!??」

可可「は、はわわわわわわっ……サ、サニ、サニ…っ!!」

「…確か、アンタらは…」

 

???「…こんにちは♪」

???「おっ、揃ってる揃ってるっ、みんなも一緒に…パァーーっ♪」

 

かのん「…サニー…パッション…っ!?!?!?」

「…なんでここに」

可可「…メーさん、可可の頬を抓ってくだサイ…これは、夢で─────」

 

「ほい」

可可「い~だ~い~デ~ス~っ!!」

 

???「一応、はじめましてってことで…サニーパッションの悠奈とっ♪」

???「摩央です、よろしくね」

 

そう言って摩央という女の子は命に握手を求めた。

 

「…俺?」

摩央「自己紹介してもらえる…かしら?」

「…冴木 命…ただの高校生だ」

摩央「…冴木…命……そう、あなたがこの子達のフェス楽曲を作った人ね」

 

「…どうして、それを?」

悠奈「ネットに乗ってた映像に書いてあったよ~っ♪」

 

そこには、確かに歌 クーカー 作詞 命と書いてあった。

 

「…どっちだ」

可可「…あ、あはは〜…舞い上がって…つい~…」

悠奈「珍しい名前だから、気になってたのっ!♪」

摩央「まさか男の子だったとは…ね…?♪」

 

「…それで、ここに来た用件は?」

摩央「かのんさん達に、用があって参りました」

かのん「…えっ、私たち?」

可可「もしかして、引き抜き…デスか…っ!?」

すみれ「絶対違うわよ!」

 

 

 

 

 

かのん「…ライブ…ですか?」

悠奈「そそっ!毎年夏休みに私たちの故郷の島でライブを開催していて」

摩央「今年のゲストに是非かのんさん達をお招きしたいと」

 

可可「お、おおおお、お二人のライブに…デスかぁ…!?」

かのん「…い、いいんですかっ…!?」

 

悠奈「あははっ、そんなに畏まらないでよっ♪

ラブライブと違って順位を付けたりするライブじゃないからっ」

摩央「とは言っても島を盛り上げる…という目的はありますけどね」

 

千砂都「…どうするの?」

かのん「…命くん」

 

「俺は夏の合宿あるからパスだな…それでも良いなら」

かのん「ちーちゃんも、良いよねっ?」

千砂都「…えっ?…あ、うん…っ…」

「……………………?」

 

かのん「出たいです!出演させてください!私たち…練習場所も確保出来ないくらいですけど…場数を踏みたいので…!」

悠奈「良かったーっ!♪直談判しに来た甲斐があったよー♪」

摩央「全く、もう……」

 

 

 

 

 

 

 

悠奈「じゃー、細かいことはまた追々連絡するよっ♪」

可可「あぁ…サニーパッション様の…連絡…先…デぇス…」

 

摩央「…あら、冴木さんは?」

かのん「あれ、本当だ…どこいっちゃったんだろ…ちーちゃんもいない…」

すみれ「私も見てないわよ」

 

悠奈「気になるけど…これから練習の時間だから、また今度ねっ!」

摩央「…あ、良かったら…一緒に練習しましょ?」

かのん「えっ???」

悠奈「ここら辺で練習できる場所──────」

可可「ありまァす!!!」

 

猫の首根っこを捕まえるようにすみれをとっ捕まえる可可。

可可「とっとと案内するデス…!!」

すみれ「えっ????はっ????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「千砂都、お前なんか隠してるだろ?」

千砂都「…実はね…」

 

 

「…そうか、お前も大会に出るのか」

千砂都「あはは、何か打ち明けるタイミングがなくて…かのんちゃんにも言えなくて…」

 

「…ま、何か困ってるなら言ってくれよ、幼馴染なんだしさ」

千砂都「…うん…ありがと、命」

 

しばらくの沈黙の後……千砂都は口を開いた。

 

千砂都「…実は…今回の大会の結果次第で…私ね…」

「…ん?」

千砂都「…………………なんでもないっ!いきなり姿消しちゃったから、みんな探してるかもよ?行こ?」

「…ああ」

 

 

 

話を切り上げた千砂都。

その表情は…無理に笑ってるように俺は見えた。

 

 

 

千砂都(…私も…命の力になりたい…助けられっぱなしじゃ…嫌だ…)




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