We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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まんまるが告知担当になりました(?)


第23話

野球部員A【PPP残り2セット~っ!!】

野球部員B【お、おーーうっ!】

 

「…はぁっ…はっはっ…」

 

野球部員C【アイツ…気合入ってるよな…回数重ねる事にペース上がってきてるし】

野球部員A【さすが、今年の大会の注目選手って取材が来るぐらいだわな】

野球部員B【あー、あの時の試合で見に来てた記者だろ?1年なのに…】

 

 

 

「……かのん………っしゃ!」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

すみれ「あっ、ジャリボーイ」

かのん「えぇっ!?どこどこっ!?」

 

すみれ「落ち着きなさいったら落ち着きなさい

これよ、こーれ」

すみれが携帯をかのんの方に向けた。

 

かのん「…今年大注目の高校球児?…東京地区…

…め、命くんじゃん!!」

すみれ「あんた達、あのジャリボーイの試合毎回応援しに行ってるんでしょ?その時のじゃない?」

 

可可「これは~…可可が初めて見に行った時のデスね!」

かのん「…すごいなぁ、命くん…どんどん先に行っちゃうや…」

 

摩央「うかうかしてはいられませんね♪」

かのん「え、えええぇっ!?…いや、それは~…///」

 

悠奈「この子がかのんちゃんの片思い人?…ほうほう、パァっ!な感じだねぇ~っ♪」

かのん「…パ、パァっ!…な感じ…っ???」

 

すみれ「でも、うかうかしてられないのは事実よ

今回のライブの作詞だって''ジャリボーイに向けて送る作詞''にするんでしょ?」

悠奈「えーーっ!そうなのっ!?」

かのん「いやっ、その…!!これは、すみれちゃんからのアイデアで…!!///」

 

 

 

────────────────────────

 

【遡ること、船上での会話】

 

 

すみれ【…ね、提案なんだけども】

かのん【な、何かな…?】

 

すみれ【今回の作詞、アイツを想って書いたらどう?】

かのん【えぇっ!?そ、それは…っ!!///】

すみれ【いーんじゃない?】

かのん【…え、ええぇっ…!?///】

 

 

────────────────────────

 

 

かのん「…って、やり取りがあっただけで…!///」

摩央「でも、書けてるんでしょ?」

 

かのん「…うっ…は、はい…///」

悠奈「パァっ♪ラブラブだ~♪」

かのん「ち、違いま…っ!……う、うぅっ…///」

可可「可可が寝てる隙にそんな話するなんて…度し難しデス~…」

 

かのん「…うえぇ~…命くん、助けて~…///」

 

 

 

────────────────────────

 

【結ヶ丘女子高等学校 レッスンスタジオ】

 

 

千砂都「はぁっ…はぁ…っ…まだまだ…っ!!」

 

音楽教師【嵐さん、あまりコンを詰めすぎない方がいいわよ】

千砂都「は、はいっ!大丈夫です!」

音楽教師【やる気があって嬉しいわ、今回の大会期待してるわね】

千砂都「……はいっ」

 

 

千砂都(…まだまだ…もっと…キレ良く…見てる人を魅了できるような…っ!)

恋「…嵐、さん?」

 

千砂都「う、うわぁっ!…あっ、生徒会長」

恋「熱心に練習してると聞いたので、様子を見に…いかがですか?」

千砂都「…うんっ、大丈夫!(音楽科の子相手だと…会長ってこんな感じなんだ)」

恋「会長ではなく、葉月…で、いいですよ?同じ学年なのですし」

千砂都「…そっか!じゃあ、葉月さん!ありがとうね!」

 

恋「…今回の大会…余程気合が入っておられるのですね」

千砂都「…気合…うん、まあ…そんなところ」

恋「…?…それ以外に、何かあるんですか?」

千砂都「……っ…葉月さん」

恋「は、はいっ…?」

 

千砂都「私ね、決めた事があるの…この大会が終わったら…」

 

 

 

 

 

 

恋「ほ、本気なのですかっ!?オススメはできません!」

千砂都「いいの、決めた事だから…誰がなんて言っても…私は考えを曲げない」

 

恋「…どうして、そこまで…」

千砂都「…ずっとそばに居たいって思える、大事な人がいるから

その人の手伝いがしたいの」

 

恋「大事な…人…」

千砂都「かのんちゃんにとっても…きっと、可可ちゃんやすみれちゃんにとっても…大事な人になる…そんな人」

恋「…以前も聞きましたが…その大事な方とは…一体」

千砂都「ここの生徒じゃないよ…でも…優しくて…不器用で…」

恋「……………………本当に、決めた事…なんですね」

 

千砂都「きっと、私がダンスを続けてた意味はここにあったんだなって気づいたから」

恋「…分かりました、ひとまず…大会は応援します

…ですが、その先は…」

千砂都「いいよ、無下にしてくれても…でも、私は間違っているとは思ってないから」

 

恋「…………そうですか(嵐さんをここまで突き動かす…人…一体、どなたなんでしょうか)」

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

 

【放課後】

 

 

 

千砂都「いったたたた…!!」

「オーバーワーク過ぎ、バイトなんて出来るのかよ」

 

千砂都「はっ!!!でも今なら感性が研ぎ澄まされている…!!

ほら見て!めちゃくちゃ綺麗なまんまるだよ~…!♪」

「…はいはい、良かったね」

 

千砂都「…かのんちゃんがいないからって、いじけすぎ」

「う、うるせぇなぁ!!」

千砂都「あははっ、うそうそ!…それで、今日の練習はどうだったの?」

「合宿って名ばかりのいつもよりハードなトレーニングでさ────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋「……あれは、嵐さん?…その横にいるのは…」

 

 

 

恋(…隣町の…西結ヶ丘高等学校の生徒?…どうしてここに)

恋「………失礼を承知で…」

 

談笑している命の姿を…恋は一枚の写真に収めた。




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