We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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小説の存在を忘れかけてたなんて言えねぇなぁ……。


第25話

千砂都「ちょ、ちょっとちょっと!どこに向かうの!?」

「言ったろ?島だって」

 

千砂都「島って……!」

「……お前さ…スクールアイドル…したいんじゃないのか?」

千砂都「……っ!」

「だから今回のダンス大会でハッキリさせようと思ってたんじゃないのか?」

 

千砂都「……でも……」

「……まだ迷ってるのか?」

千砂都「……うん」

 

悠「……2人のやり取りだし…口を挟むつもり無かったけど…千砂都ちゃん、たっぷり迷うべきだと思うよ」

千砂都「……えっ?」

 

悠「まだやって見てもないし……それに、初めてやることってワクワクするよなっ?」

千砂都「…………」

 

「……だから、はっきりさせに行こう……な?」

千砂都「……命が…そう言うなら……」

 

 

悠「さ、着いたよ2人とも」

 

千砂都「……ホントに船着場だ…」

「これが着替え……っと」

千砂都「わ、私の着替えも入ってるの!?」

「千砂都のお母さんに頼み込んだからね」

 

悠「全く、説得させるのに大変だったんだからな……」

「申し訳ない……」

 

悠「ほらほら、出発の時間だよ!」

「行ってくる」

千砂都「ま、待ってよーっ!」

 

命の後を追うように千砂都は船へと乗った。

 

悠「……やれやれ、あの行動力……誰に似たんだか」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【船の中】

 

 

千砂都「かのんちゃん達には伝えたの?」

「いや、まったく」

千砂都「えぇっ!?」

「その方が驚くやろ?」

千砂都「……もう、命ってば……」

 

「……ってか、いつまでダンス大会の時の格好でいるの?」

千砂都「着替える間もなく連れてきたのは命じゃん……」

「あはは、そうだったな」

 

千砂都「……着替えるから……後ろ向いててよ///」

「お、おう……悪かった……」

 

命が後ろを向くと……衣類を脱ぐ音が聞こえてきた。

千砂都「……ん……しょ……///」

「……な、なあ……」

 

千砂都「……ん?///」

「……いや、なんでもない」

千砂都「……そ、そう……///」

 

気まずい雰囲気の中、千砂都の着替えが進んでいった。

 

千砂都「……い、いいよ……///」

「お、おう」

 

千砂都は見慣れた部屋着姿になった。

千砂都「……ね、ねぇ…///」

「……な、なに?」

 

千砂都「……一緒に寝ても……いい?///」

「……?

寝るのはここだけど……」

千砂都「そ、そうじゃなくて……っ!!///

一緒の布団で……ってこと……///」

 

「……えっと……つまり?」

千砂都「……っ……こーゆーことっ!!///」

 

ガバッと抱きつく千砂都。

そのまま2人は横になった。

 

「……ち、千砂都?」

千砂都「……懐かしいなぁ……昔はこうやって寝てたっけ…」

「千砂都がくっついて離れなかったんだろ?」

千砂都「だって命の横って安心するんだもん」

「……かのんも同じこと言ってたなぁ」

千砂都「自分じゃ気づかないもんだよー♪」

 

そう言うと、欠伸をした千砂都はそのまま眠りについてしまった。

 

(……ま、ダンス大会後だもんな……そりゃ眠いよな)

起こさないように俺は携帯を弄っていた。

 

 

「……何しよ…動画でも見るか……えーっと…なんだこれ、CEOチャンネル?」

 

???「世の中はマニーですのよーー!!!」

 

「……スキップしよ…あ、いけね間違えてチャンネル登録しちゃった……」

千砂都「……ん、んん……っ」

「……っと、起こさないようにしないと……」

 

そのまま変なチャンネルを登録した状態で俺は携帯を置いた。

 

「……俺も寝るか」

千砂都の頭に手を置いて……俺の眠りに着くことにした。

 

 

 

────────────────────────

 

【次の日】

 

千砂都「着いた~っ」

「……ここが神津島……っていうのか」

 

千砂都「……それで、どうするの?」

「かのんを探す」

千砂都「行き当たりばったりすぎないっ!?」

「ちょっと待っててな」

 

命はヨガのポーズをいきなりした。

 

千砂都「…………命?」

「わかった」

千砂都「えっ!?分かった!?」

「行くよ、千砂都」

千砂都「う、うんっ!」

 

 

 

 

 

 

【歩くこと10数分……】

 

かのん「もー、可可ちゃん……またバテてる…」

すみれ「なんかずっと介護してるわね…私たち…」

 

可可「スタミ~……ひえぇ~~……」

摩央「少し飛ばし過ぎたかしら……?」

悠奈「元気の出るおまじないするよっ、パァっ~♪」

 

悠奈が顔を上げると、命と目が合った。

 

悠奈「うわぁっ!」

かのん「な、なんですかっ!?」

 

「……やっぱり黙ってるのは良くなかったかな」

千砂都「話しかけるタイミングなかったしね……」

 

かのん「な、なんで命くんとちーちゃんがここに!?」

「遊びに来たよ」

千砂都「……命に無理やり連れてこさせられた」

かのん「えっ?……え、えええっ!?」

 

「……うん、話を整理させないとな……すまない、2人とも席を少し外すな」

 

摩央「えぇ、大丈夫よ」

「………………っ……!」

 

その時、砂浜に行こうとした命の足が止まった。

 

悠奈「……すっごい汗……大丈夫?」

「……っ……あ、あぁ……何ともない……」

胸を押えながら…命は答えた。

かのん「……命くん……」

 

 

 

────────────────────────

 

【冴木家】

 

 

悠「今頃、命たちは島に着いたのかな」

曜「……ねぇ、やっぱり…命に伝えない?……本当のこと」

 

悠「……今アイツは頑張ってるし……特に体に異変は無いんだ……野球で頑張ってるところを阻害したくないだろ?」

曜「……そうだけど…」

 

悠「…いつか言う日は来るさ……でも、アイツなら理解して受け入れるさ」

 

 

 

 

【命が生まれて数年後】

 

 

医師【……落ち着いて、聞いてください……息子さんは……】

 

 

悠「……えっ……」

曜「……そんな…」

 

 

────────右胸心。

 

通常の人とは違い……心臓が逆の位置にある心臓の病気。

そんな病気に……命が罹っていると医師は言った。

 

医師【先天性奇形では無いので……運動機能には問題は無いと思います】

 

曜「……どうして…」

悠「……どんな事があっても、命は俺たちの子だ……守ってみせるぞ」

曜「……うん……」

 

 

 

 

 

 

 

悠「……ごめんな、曜ちゃん」

曜「……もう、どうしたの…急に」

 

悠「いや、雷に打たれたり、心臓の位置が逆だったり……俺たち親子大変だなって……」

曜「そんな事言わないで、それでも悠くんの隣にいれる幸せ、私は感じてるからっ」

悠「……曜ちゃん」

 

 




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