We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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第26話

【結ヶ丘女子高等学校】

 

 

恋「……西結ヶ丘の高校のサイトを何とか開きましたが……めぼしい記事はありませんね……」

 

恋(あわよくば、嵐さんの横にいた人物に繋がるヒントがあればと思ったのですが……)

 

スクロールする恋はひとつの記事が目に止まった。

 

恋「……野球部の新人が取材されました……?」

クリックすると、そこにはすみれがかのんに見せたのと同じ物が掲載されていた。

 

恋「……っ……この人……!」

そこには、千砂都と仲良く話してた命の姿が載っていた。

 

 

恋「……冴木……命……あの人が……なるほど」

何かを思いついたのか、恋はパソコンをそっと閉じた。

 

 

恋「……更に調べる必要がありそうですね」

 

 

 

────────────────────────

 

【砂浜】

 

「……突然来たのには、理由がある……千砂都が、だけどな」

かのん「……ちーちゃんが…?」

 

千砂都「……昨日のダンス大会を終えて……分かったことがあるの

私……スクールアイドルやりたいっ!」

 

可可「エェえええぇ~~っ!?」

すみれ「ず、随分と急ね……」

 

「前々から本人は思ってたんよ……んで、今回の件でしっかり自分の考えにケジメついたって事」

かのん「……ちーちゃん……」

千砂都「…それにね、昔約束した……命の手伝いをする……それが今なんじゃないかなって」

かのん「……あっ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千砂都は昔、同じようなことをかのんにも言っていた。

 

 

 

幼き日の千砂都「命くん、何をしたら喜んでくれるかな……?」

幼き日のかのん「うーん…」

 

幼き日の千砂都「私ね、命くんが困ってたら、助けてあげたいのっ!

私が助けられたから、今度は私が助ける番っ」

幼き日のかのん「…わ、私は……」

 

幼き日の千砂都「命くんのお嫁さんになる……じゃ、なかったの?」

幼き日のかのん「そ、それは……そのぅ……///」

 

幼き日の千砂都「じゃあ、私2人のことも応援するっ!♪」

幼き日のかのん「ちーちゃん……」

幼き日の千砂都「はいっ、約束っ♪」

 

家に帰る道の途中で……2人は2人だけの秘密を打ち明けて指切りげんまんをした。

 

 

 

 

 

 

 

千砂都「……今が、その時……じゃない?」

かのん「……うん……そうかも……ううん、そうだよっ!」

 

 

すみれ「……それで、その発表に来たって訳?」

「違うよ、本番はこれからだろ?」

可可「まさカ……」

 

「千砂都、1時間で覚えられるか?」

千砂都「あったりまえよ~っ♪」

 

「かのんは歌のサポートをしてやってくれ」

かのん「えぇっ!?ちーちゃん、ライブ出るのっ!?」

「ぶっつけ本番だが、それもまた一興だろ?」

 

すみれ「ったく、ジャリボーイは考える事がぶっ飛んでるのよ」

「型通りなんて面白くないだろ?」

可可「千砂都が居れば心強いでぇース!可可は賛成デス~!♪」

「よしっ、じゃあやるか!」

 

 

 

 

 

摩央「……何やら、賑やかね」

悠奈「パァ~っ♪それもこれも、彼が1番前にいるからかな~っ♪」

摩央「あの背中……ふふっ、カリスマ性が溢れてるわね」

悠奈「こりゃ~、うかうかしてられないっしょ?♪」

摩央「ええ、私達ももっと上を目指さないといけないわね」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

【ライブ前】

 

 

 

かのん「命くーんっ!」

「おっ、着替えてき……おお……」

 

かのん「……どう、かな?///」

「何着ても似合うよな、かのんって」

かのん「……おだてても……何も出ないよ?///」

「じゃあ出させる」

かのん「もーっ、だーめっ……///」

 

 

 

 

 

すみれ「あの2人……相変わらずね」

可可「なんダカ、ここだけ気温が高くなってる気がしマース……」

千砂都「会えると思ってなかったから、かのんちゃんワンちゃんみたいにしっぽ振ってる~♪」

 

 

 

 

悠奈「それでは~っ、今日のスペシャルゲストを呼んじゃうよ~っ!♪」

摩央「私たちが、今一番注目してるスクールアイドルよ」

 

 

すみれ「ほらっ、行くわよかのん!」

かのん「あっ、う、うんっ!」

 

 

 

歩き出そうとしたかのんの足が、再び止まった。

 

 

「……かのん?」

かのん「……あのね、今日のライブの歌詞……命くんを想って書いたの///」

「……俺?」

 

 

かのん「…………っ……///」

 

 

少し背伸びをしたかのん。

 

 

その先に待っていたのは……軽いキスだった。

 

 

「……っ……かの、ん……っ」

かのん「……だから、1番近くで……見ていて、ね……?///」

「………………あ、あぁ」

かのん「それじゃあ、行ってきます!///」

 

恥ずかしそうに手を振ったかのんはそのままステージへと向かった。

 

 

 

 

 

「……俺をイメージしたって……一体」

 

 

 

確かに……キミって一人称ばっか出てくる……それに……。

 

 

「……大好き……か……」

 

 

 

 

……何でだろう。

 

 

 

 

 

こんなにも……。

 

 

 

かのんの事を考えると。

 

 

 

 

気持ちがドキドキするのは。




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