We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
【結ヶ丘女子高等学校】
恋「……西結ヶ丘の高校のサイトを何とか開きましたが……めぼしい記事はありませんね……」
恋(あわよくば、嵐さんの横にいた人物に繋がるヒントがあればと思ったのですが……)
スクロールする恋はひとつの記事が目に止まった。
恋「……野球部の新人が取材されました……?」
クリックすると、そこにはすみれがかのんに見せたのと同じ物が掲載されていた。
恋「……っ……この人……!」
そこには、千砂都と仲良く話してた命の姿が載っていた。
恋「……冴木……命……あの人が……なるほど」
何かを思いついたのか、恋はパソコンをそっと閉じた。
恋「……更に調べる必要がありそうですね」
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【砂浜】
「……突然来たのには、理由がある……千砂都が、だけどな」
かのん「……ちーちゃんが…?」
千砂都「……昨日のダンス大会を終えて……分かったことがあるの
私……スクールアイドルやりたいっ!」
可可「エェえええぇ~~っ!?」
すみれ「ず、随分と急ね……」
「前々から本人は思ってたんよ……んで、今回の件でしっかり自分の考えにケジメついたって事」
かのん「……ちーちゃん……」
千砂都「…それにね、昔約束した……命の手伝いをする……それが今なんじゃないかなって」
かのん「……あっ……!」
千砂都は昔、同じようなことをかのんにも言っていた。
幼き日の千砂都「命くん、何をしたら喜んでくれるかな……?」
幼き日のかのん「うーん…」
幼き日の千砂都「私ね、命くんが困ってたら、助けてあげたいのっ!
私が助けられたから、今度は私が助ける番っ」
幼き日のかのん「…わ、私は……」
幼き日の千砂都「命くんのお嫁さんになる……じゃ、なかったの?」
幼き日のかのん「そ、それは……そのぅ……///」
幼き日の千砂都「じゃあ、私2人のことも応援するっ!♪」
幼き日のかのん「ちーちゃん……」
幼き日の千砂都「はいっ、約束っ♪」
家に帰る道の途中で……2人は2人だけの秘密を打ち明けて指切りげんまんをした。
千砂都「……今が、その時……じゃない?」
かのん「……うん……そうかも……ううん、そうだよっ!」
すみれ「……それで、その発表に来たって訳?」
「違うよ、本番はこれからだろ?」
可可「まさカ……」
「千砂都、1時間で覚えられるか?」
千砂都「あったりまえよ~っ♪」
「かのんは歌のサポートをしてやってくれ」
かのん「えぇっ!?ちーちゃん、ライブ出るのっ!?」
「ぶっつけ本番だが、それもまた一興だろ?」
すみれ「ったく、ジャリボーイは考える事がぶっ飛んでるのよ」
「型通りなんて面白くないだろ?」
可可「千砂都が居れば心強いでぇース!可可は賛成デス~!♪」
「よしっ、じゃあやるか!」
摩央「……何やら、賑やかね」
悠奈「パァ~っ♪それもこれも、彼が1番前にいるからかな~っ♪」
摩央「あの背中……ふふっ、カリスマ性が溢れてるわね」
悠奈「こりゃ~、うかうかしてられないっしょ?♪」
摩央「ええ、私達ももっと上を目指さないといけないわね」
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【ライブ前】
かのん「命くーんっ!」
「おっ、着替えてき……おお……」
かのん「……どう、かな?///」
「何着ても似合うよな、かのんって」
かのん「……おだてても……何も出ないよ?///」
「じゃあ出させる」
かのん「もーっ、だーめっ……///」
すみれ「あの2人……相変わらずね」
可可「なんダカ、ここだけ気温が高くなってる気がしマース……」
千砂都「会えると思ってなかったから、かのんちゃんワンちゃんみたいにしっぽ振ってる~♪」
悠奈「それでは~っ、今日のスペシャルゲストを呼んじゃうよ~っ!♪」
摩央「私たちが、今一番注目してるスクールアイドルよ」
すみれ「ほらっ、行くわよかのん!」
かのん「あっ、う、うんっ!」
歩き出そうとしたかのんの足が、再び止まった。
「……かのん?」
かのん「……あのね、今日のライブの歌詞……命くんを想って書いたの///」
「……俺?」
かのん「…………っ……///」
少し背伸びをしたかのん。
その先に待っていたのは……軽いキスだった。
「……っ……かの、ん……っ」
かのん「……だから、1番近くで……見ていて、ね……?///」
「………………あ、あぁ」
かのん「それじゃあ、行ってきます!///」
恥ずかしそうに手を振ったかのんはそのままステージへと向かった。
「……俺をイメージしたって……一体」
確かに……キミって一人称ばっか出てくる……それに……。
「……大好き……か……」
……何でだろう。
こんなにも……。
かのんの事を考えると。
気持ちがドキドキするのは。
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