We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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タバコ吸う悠くんとかよくよく考えたら……


第28話

【夜】

 

「……へぇ、生徒会」

かのん「命くんはあんまり興味なさそうな感じだね?」

 

「部活が忙しいからな」

かのん「……あはは」

 

「それで?可可と千砂都に立候補を迫られてどうしたの?」

かのん「明日、立候補用の動画撮るんだけど…私よりすみれちゃんの方が張り切ってて……」

「……あぁ、まぁ……アイツなら」

 

かのん「……あーあ、命くんが生徒会長だったらなぁ……」

「学校が大変なことになるぞ」

かのん「命くん、見た目通りだもんね……」

「……んーだとー?」

かのん「ちょ、ちょっ!こっち来ないで~っ!///」

 

「そんな事言う口はこれか~?」

かのん「いひゃいいひゃい~っ!///」

「ったく、何言ってるんだか」

かのん「だって命くん、傷口に塩塗るの好きじゃん……///」

「おや、まだ口が開くのか」

かのん「いひゃいよぉ~っ!!///」

 

 

────────────────────────

 

【次の日】

 

 

かのん「……うぅーん……やっぱり、葉月さん人気あるんだ…」

千砂都「クラス委員もしてるしね……でも、普通科を下に見るのが鼻につく人もいるのは事実なんだけど……」

 

すみれ「……つまり、普通科の生徒たちをこちら側に付けて……音楽科の生徒たちを言いくるめれば……勝てるっ!…ひっひっひっ……!」

 

 

 

 

 

 

 

千砂都「あっ、これ……葉月さんのポスター…」

かのん「……なになに…わたくし、葉月恋は普通科と音楽科が手を取り合う学校を目指し、この秋の文化祭を共に盛り上げていく事を約束します」

 

可可「……と、書いてありマスが…?」

千砂都「そりゃ、相手も先手打ってくるよね…」

 

かのん「……どうする?」

千砂都「どうするって……」

可可「このままでは……スクールアイドルは、日の目を見ないデショウ……」

 

 

恋【スクールアイドルぅ?……はっ!認められませんわぁ!】

 

可可「とか言われてしまいマスーぅ!」

千砂都「……ボディーガードに……命を付ける?」

かのん「ボディーガードって……」

 

すみれ「……けど、なんかおかしいと思わないかしら?」

千砂都「……なにが?」

すみれ「あそこまで普通科を嫌って、スクールアイドルも嫌うなんて……裏があると思わない?」

かのん「……裏?」

 

すみれ「……考えすぎだとは、思うのだけれど……」

かのん「……うーん……」

 

可可「そんなことより、どうするんですかァー!」

すみれ「ふふんっ、この私に天啓が舞い降りてきたわっ!♪」

 

そう言うと、千砂都の手を取るすみれ

 

千砂都「……えっ?」

 

 

 

────────────────────────

 

【結ヶ丘女子高等学校 校門前】

 

部活終わりの命がかのん達の学校に向かうと……。

 

「……なんか、賑やかだなと思ったら…」

 

かのん「ど、どうぞ~っ!本日はご挨拶も兼ねましてたこ焼きをサービスしちゃいまーす!」

「……なにしてんの、かのん」

 

かのん「……げっ、命くん……」

「……なんだこれ……たこ焼き?」

 

かのん「……すみれちゃん考案の宣伝方法……だって…」

「物で釣るなよ……」

かのん「私もそう思う……」

 

 

生徒A【あの人……かっこいい~…///】

生徒B【あの制服……西結ヶ丘だよね?】

生徒C【こ、こっちみてるっ!///】

 

かのん「わ、わーっ!見ない見ない~っ!///」

「なんでかのんがそんなに必死なんだよ……」

 

すみれ「あら、ジャリボーイ来てたの?

良かったら手伝いなさいったら手伝いなさいっ♪」

「いや、手伝う云々の前に……お前、これは……」

すみれ「な、なによ……」

 

「……アウトじゃね?」

???「アウトです、はふはふ」

 

千砂都「ひっ!!」

可可「この方、理事長デス!」

 

(いや、食っとるやん……)

理事長「……あなた、西結ヶ丘の……」

「そうですけど…ここに居ちゃダメな理由でも?」

 

理事長「……ふーん、なるほど……ね?」

「…………?」

 

 

 

────────────────────

 

 

 

その後、選挙の投票結果が出た……気になる票数は……。

 

 

すみれ「……葉月……101票……平安名-20……票ぅ!?

なんでなんで~~な~んで~っ!!」

 

「ペナルティの-20票に加えて投票数ゼロ……救えないな」

すみれ「……って!!なんでジャリボーイが部室にいるのよっ!?」

 

かのん「……えっとね」

 

 

 

 

 

 

【回想】

 

理事長【……澁谷さん、この方はお知り合いで?】

かのん【は、はいっ!】

 

理事長【ここで立ち話をするのも何でしょう……学校に入ることを許可します】

【……へぇ、理事長とやらは配慮に長けてるんだな】

 

理事長【今日だけ、ですからね】

 

 

 

 

 

 

「って事で、入らせてもらった」

すみれ「そんな事どうでもいいわよ~っ!」

 

「なら聞くなや……」

かのん「……でも、終わってから言うことじゃないけど……葉月さんが生徒会長でよかったような気がする」

千砂都「私も……」

 

「……ま、普通にやれば勝てっこねぇよな」

すみれ「あ、アンタ達ぃ~……っ!」

 

かのん「す、すみれちゃんがダメって訳じゃないよ!?

……ただ、学校全体の事を考えたり……色々決めていったりしないといけない事を考えると……」

可可「……デスが……スクールアイドルは……」

千砂都「……そこだよね……」

 

「……大丈夫なんじゃない?」

かのん「……えっ?」

「知ってか知らずか……こっちが先に先制パンチ打ってるからな」

かのん「……それって…」

 

「……っし、すみれの惨敗に免じて……1つ貸しだな」

すみれ「惨敗言うなっ!気にしてるんだから!」

 

「んじゃ、行くぞ」

かのん「ちょっ、命くん!?どこ行くの!」

 

 

────────────────────────

 

【理事長室】

 

 

理事長「……それで、どうするの?」

恋「その前に、来年の入学希望者の数を教えてください……生徒会長として……っ……いえっ、創立者の……娘として……知る権利があります!!」

 

 

 

…………………………

 

 

 

恋「……失礼しました」

 

 

 

「ここに居たか」

恋「……貴方……何故ここに?」

 

「理事長から許可を貰ってここに居るだけ、気になるなら確認してみ」

恋「…………」

「少し話しようぜ」

恋「………………」

 

 

 

 

 

 

かのん(命くんに着いてくるなって言われたけど……)

千砂都(やっぱり気になるよね……)

すみれ(だからって、こんなこそこそしなくても……っ!)

可可(シーっ!バレますヨ!)

 

 

 

 

「はっきり聞くよ、そっちの考えを教えてくれ」

恋「……………………」

 

「そこまで頑なになるってことはそれなりの理由や考えがあると俺は思っている……別に否定する気もないし、敵対する気もない……が、聞かないことには分からないからな」

恋「……別に、何もありません……ただ、学校のためにはスクールアイドルは無い方がいい……それがわたくしの考えです」

 

 

そう言うと、恋はそのまま立ち去ろうとした。

 

 

「ちょっと待ってくれ!」

恋「…………貴方も、早くここから出た方がいいですよ、奇特な目で見られますよ」

「…………………………」

 

 

 

 

 

 

 

「すまない、役に立てなくて」

かのん「う、ううん!多分私たちが話してても同じことになってたと思うし……」

 

(……ただ、あれはすみれの言う通り…なんか裏があるな……)

 

 

 

 

 

この時、まだ知らなかった。

恋の考えと波乱の予感を誰一人として……。




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