We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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かのんちゃんのTシャツ買いました
これで身も心もかのんちゃんです(?)


第4話

【朝】

 

 

「おはようございま~…」

 

かのん母「かのんがぁっ!?」

ありあ「アイドルぅ!?」

 

かのん「うるさいなぁ~!!」

「…あちゃ~…」

 

曜「へぇ~、かのんちゃんスクールアイドルに誘われてんだっ♪」

かのん「…うぅ、ついうっかり口が滑ったばっかりに……あっ、命くん…」

 

「…母さん、なにしてんの…」

曜「んー?回覧板を届けたついでにお話中~

悠くんはもうお仕事行っちゃったし」

 

「…で、かのんがスクールアイドルをやるという話はどこから…」

 

 

かのん「…いや、昨日命くんが帰った後…何の話してたの?って聞かれたから…つい、うっかり…スクールアイドル部に誘われたから相談してたって…」

「…さては寝ぼけてたな…お前寝ぼけていると変なこと口走る癖あるからな」

 

かのん「だ、だってぇ~…!!」

ありあ「…で、お姉ちゃん…やるの?」

かのん「やらないよ!」

 

曜「えぇ~、どうして?」

かのん「わ、私そんなキラキラしたこととか…む、無理ですし…それに、歌えないし…っ」

 

曜「…あ、そうだ!命がサポート役でもやったら?♪」

「…父さんとは違うから無理だよ」

 

かのん「…そ、それに…!…命くんには…野球、頑張って欲しい…ですし…///」

曜「(かのんちゃん…健気だなぁ…)…そっかぁ~、楽しいのになぁ~…スクールアイドル」

かのん「ど、どうしてもハードルが高くって…」

 

かのん母「…それより、学校は…?」

かのん「えっ?…あ''っ…!!」

「かのん、急ぐよ!」

 

かのん「ま、待って待って~っ!!」

 

 

 

かのん母「騒がしい2人ね~…」

曜「でも、お似合いだと思うけどねっ♪」

かのん母「…命くんママはかのんがスクールアイドル…ってアイドル…やると思う?」

 

曜「んー…やるって断言は出来ないけど…でも、最初はみんなそんなもんだから♪

きっかけなんて些細なことだったりするし♪」

かのん母「流石元スクールアイドルは説得力が違うね~」

曜「にっしし~♪」

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

【結ヶ丘女子高等学校】

 

 

女子生徒A「スクールアイドルかぁ…」

かのん「ななみちゃん…無理…っと…」

 

女子生徒B「ごめんね~…歌はどうしても苦手で~…」

かのん「…やえちゃんも…無理…」

 

女子生徒C「他にやりたいことがあるから~…」

かのん「…こ、ここの…ちゃんも…む、無理…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かのん「…ってことで…全滅、だった…」

可可「…そう、デスか…私もダメ…でした」

 

かのん「で、でも!まだ他のクラス回れてないしっ!

音楽科にも興味持ってくれる子がいるかもしれないし…!」

 

可可「…デス…が…」

かのん「……???」

可可「…いえ…」

 

 

 

かのん「……あっ…(今の子…同じクラスの…)…あ、あのっ!」

???「…なんでしょう?」

 

かのん「…へ、平安名すみれちゃん…だよねっ?同じクラスの

…え、えーっと…突然なんだけど…ス、スクールアイドルに興味無いかな~…って!…………も、もし良かったら~………」

 

すみれ「…あったしを誰だと思ってるのぉっ!?!?!?」

かのん「…ひっ…ひいぃいいいぃ~…っ!!!!!!(な、なになにこの子っ!?!?)」

 

 

可可「す、すみまセン…」

かのん「あ、全然…っ!!!……って、こ、この気配…っ!!」

 

 

恋「………………………」

かのん(…あ、危ない…目と鼻の先に居たよ~…っ!!!)

可可「見張ってるのデショウ…か…?」

かのん「音楽が好きな子が多いから…なんとかなるかなって思ってたけど…アイドルはなかなか厳しそうだね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

【夕方】

 

 

 

可可「…はぁ…」

かのん「…可可ちゃん…」

 

可可「なかなか居ないもの…デスね…」

かのん「明日は、他のクラスも回ってみよ!

きっと、何人かは興味持ってくれるよ!」

可可「かのんさん…」

かのん「帰り道、途中まで一緒だよね?…一緒に行こ!♪」

 

可可「……かのんさん!

…っ…やっぱり…やっぱりやってみまセンか!?スクールアイドル…!!」

かのん「…えっ?」

 

可可「迷惑だと思って…言うのを迷っていたのデスが…

どうしても…可可はどうしても…!!!

 

''どうしてもかのんさんとスクールアイドルがしたいデス!!''」

 

かのん「…っ…!

…だから、それは…前にも言ったでしょ…っ…私、歌えないから…歌えなかったら…居ても迷惑なだけだし…っ」

可可「かのんさんは歌が好きデス!

歌が好きな人は心から応援してくれマス!可可はそんな人とスクールアイドルがしたい…!」

 

かのん「む、無理だよ…っ!」

可可「お願いしマス…っ!」

かのん「無理だって…!!」

 

強く可可の手を振りほどいたかのんは、心の内を吐き出した。

 

かのん「…っ…ガッカリするんだよ…っ!!!

いざって時に歌えないと…周りのみんなもガッカリさせちゃうし…!

何より、自分にガッカリするんだよっ!!!

そう言うの…もう嫌なのっ!!!」

 

 

「……なるほどな、俺も初めて聞いたね、それ」

かのん「…ぁ…っ…命…くん…っ…?」

可可「…アナタ…は…」

 

「…あー…まずいよな?他校生徒がここに入ってるって…」

かのん「…こ、この辺りには生徒は誰も居ないと思う…けど…まだ校内にはいると思うし……って、な、何で命くんがここに…っ?」

 

「迎えに来たら…大事な話してるっぽかったから聞いてた」

そう言って命は正門の前まで移動した。

 

 

「…よし、ここなら誰に見られても大丈夫だろ

 

…さっきの話だけどさ…俺は応援するよ、かのんが歌えるまで

諦めないって約束するよ…ずっと、ずっと」

 

かのん「…だって…でも…だって…!」

「言ったろ、好きなことを頑張るのに終わりってあるかって」

 

かのん「………」

「俺は、かのんの歌が大好きだ…まぁ、自分が音痴ってのもあるけどなっ」

かのん「…っ…!」

 

そう言って命は苦笑いをして…頬をかいた。

 

「でも、かのんの歌が大好きだっていう人がいる…

かのんと一緒に歌いたいって人がいる……なのに、このままでいいのか?」

 

 

かのん「……く…よ…」

「…かのん?」

 

 

かのん「…良くないよっ!!!!!!

私だって!!!心の底から歌いたい!!!!!」

可可「…かのん…さん…」

 

学校に響き渡るくらい…大きな声でかのんが叫んだ。

かのん「私は…歌が好き…っ!!ずっと歌っていたい…!!

歌っていれば…遠い空をどこまでも飛んでいける…暗い気持ちも…命くんを応援したい時も…全部力に変えてくれてた…!」

 

「…いつだって、歌ってていいんだよ…かのんは

邪魔する人も誰もいない…だから、聞かせてくれ…かのんの歌声を…ずっと!」

 

 

 

かのん「私…やっぱり────────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────歌が好き…っ!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも命と歩く道で歌う歌を…かのんは心の限り歌った。

それは可可の心に響き…命を穏やかな気持ちにさせた。

 

そして、歌声を聞いた生徒たちも次々とかのんに視線を送る。

 

 

 

歌い終わると…可可がかのんに飛びついた。

 

 

 

 

可可「かのんさん~っ!!♪」

かのん「く、可可ちゃん…っ!?」

 

「歌えてるじゃん、かのん」

かのん「…えっ?…も、もしかして私…歌えてた…っ!?」

「記憶ないのかよ…」

 

可可「…えっと…アナタは…?」

「かのんの幼馴染の 冴木 命 よろしくな」

 

 

可可「唐 可可と言いマス!アナタが…かのんさんのアオハ────」

かのん「わー!!わーーー!!!!可可ちゃーん!!///」

 

 

 

慌てて可可の口を押さえるかのん。

その光景を見て不思議そうに笑う命だった。

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

【その日の夜】

 

 

 

かのん「…ありがと」

「ん?」

 

向かい合った窓から…かのんがお礼を言ってきた。

 

 

「お礼を言われる事なんて何もしてないよ」

かのん「…でも、命くんから私…勇気もらえたから」

 

「んじゃ、いつもかのんから勇気貰ってるから…そのお返しってことだな」

かのん「そ、そんな…私なんか…っ…///」

「お前の頑張りとか…良いところは知ってるからさ

もっと自分を誇っていいと思うよ」

かのん「…命くん…///」

 

 

「んじゃ、そんだけ…風呂入って寝るわ~」

大きな欠伸をして…命は窓を閉めた。

 

 

かのん「…///」

その姿を見送ったかのんは…ベットに倒れ込んだ。

 

 

 

かのん「(はぁ……ああいう事を平気で言うんだもん…命くん…)……好きなんだろうな…私…///」

この気持ち…命くんは気付いてないんだろうな…。

そんな切ない気持ちを胸にしまい…枕を抱きしめるかのんだった。




命くんママ(曜)と言うパワーワード

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