We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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???は峻くんでした。
でも、もう彼は…出て…こない…。


第40話

次の日、命は登校と同時に野球部の監督の元へ行った。

 

「…すいません」

野球部監督「…そう、か…残念だ」

「……こんな形で部を去ってしまい…本当になんと言ったら良いのか…」

野球部監督「仕方ない、それだけの出来事だったんだ…みんな理解してくれる」

「…すいません」

 

野球部監督(天才が消える瞬間は…いつも突然で…儚い、か)

 

 

こうして、命は野球部を抜ける事となった。

 

 

 

 

「…あとは、アイツらの所に行かないと…な」

かのんに連絡をし、放課後に結ヶ丘に顔を出すとメッセージを送った。

 

 

「…結局、俺はどこかで父さんの背中を追っていたのかもしれないな」

その心は…どこか清々しい気持ちで溢れていた。

 

 

 

────────────────────────

 

 

【放課後】

 

 

「…まずは…ごめん、みんな」

スクールアイドル部の部室に入るなり、命は頭を下げた。

 

 

かのん「命くん…」

「記憶が一時的に無くなったり…投げられなくなって自暴自棄になったり…正直、スクールアイドル部のメンバーを見るなんて時間無いって自分に言い訳していた」

 

すみれ「…アンタ…」

「でも、今は違う…野球を辞めて…道が無くなったと思った…けど、俺はかのんを支えたい…そして、かのんのやるスクールアイドルも例外じゃない」

 

千砂都「…命」

「これからの高校生活…全部お前らのために時間を費やす!」

 

可可「…良いの、デス…か?…本当に、ソレで…」

「…あぁ、後悔はない…むしろ、俺は…この5人が往く道を見てみたい」

 

かのん「…私からも、お願い…っ」

命の横に立ち、頭を下げるかのん。

 

すみれ「…私たちが言いたいのは、そーゆー事じゃないわよ」

「…え?」

 

すみれ「アンタ、さっき私達のことを考える時間なんてない…って、言ってたわよね?」

「…あ、あぁ…」

すみれ「自分の事でも大変なのに、私達のことを気にかけてくれてるんだって感心してたのよ」

「…えっ?…いや、だってそれは…」

 

千砂都「…まっ、命らしいけどねっ?」

「千砂都…」

 

可可「可可達も、色々考えを巡らせていたのデス!レンレン!」

恋「はいっ、こちらを…」

 

手渡されたのは…腕章…だった。

 

「…これ、は…?」

恋「理事長と生徒会長公認の…特別関係者の腕章です」

「…特別…関係者?」

恋「普通の関係者と言えば、OBや外部の方々…と、言っても目上の方ばかりです

ですが、命さんは隣の町の高校の生徒です

毎回関係者…と言って学校に入るのはお手を煩わせてしまうかと思いまして」

 

すみれ「私達も裏で色々行動してたって訳よ」

「…で、でも…いいのかよ?」

可可「これから私たちをトレーニングしてくれる人なんだから良いに決まってマスよ!」

 

恋「…もちろん受け取るか、受け取らないかは命さんの判断次第ですが…」

「……受け取るよ…ありがとうな、恋」

 

そう言って腕章を受け取り、早速腕に付けてみた。

 

千砂都「なんか生徒会長みたいだね~」

「…これを付けてれば、結ヶ丘に自由に出入りしていいってことなのか…」

 

すみれ「まっ、アンタ意外と噂の人だから居てもみんな違和感ないわよ」

「…えっ?」

 

可可「そりゃぁ、全校生徒の前であんだけの啖呵を切ったんデスよ?当たり前デスよっ」

「…あ、あぁ…そうだったよな…」

 

千砂都「気を配ってないと、かのんちゃん大変だよ~?♪」

かのん「な、ななな、何の事ぉ~っ!?!?!?//////」

「大丈夫、かのん以外見てないから」

かのん「……//////」

千砂都「あ、茹で上がっちゃった」

 

 

すみれ「どうしてアンタそんな簡単にくさいセリフ言えるのかしら」

「…えーっと…それじゃあ、練習…する?」

かのん「う、うんっ、やろう!!///」

 

可可「ダイジョーブデスかね……」

 

 

すみれ「って、気合入ってるけど、もう予選まで時間無いのよ?」

「大丈夫っ、ビシバシ今日から鍛えるから」

千砂都「命が言うと、冗談に聞こえないねぇ~…」

恋「投げれなくなっただけでスタミナとかは、ずば抜けてますからね…」

 

可可「…ところで、メーさんって言うのもせっかくだから変えませんカ?」

「…え?どうして?」

 

可可「私たちを束ねるんデスから、相応しい呼び方があると思いマス!

そこで、可可はリーダーと呼ぶに1票を投じマース!」

 

「り、リーダー…ぁ…!?」

かのん「うーん、部長がいいんじゃないかな?」

すみれ「部長って、正確にはスクールアイドル部には入ってないからおかしいわよ、ここはマネージャーがいいわよ、マネージャーがっ♪」

 

「ま、マネージャー…」

千砂都「えぇー?トレーナーがしっくり来るんだけどなぁ…」

「と、トレーナー…???」

 

恋「いいえっ、コーチが良いです!」

「コーチ…ねぇ…???」

 

 

5人「ぐぬぬっ(むむむっ)………」

「あ、あの…公平にジャンケンにしたら?」

 

5人「命(くん・さん)がそう言うなら…」

(足並み揃ってるのか揃ってないんだが…)

 

 

5人「「じゃーーんけーーーーん…っ!!!」」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

すみれ「と、言うわけでよろしくねっ、マネージャー♪」

「へいへい、んじゃ練習やるよ~」

 

 

かのん「部長…」

千砂都「トレ~ナ~ぁ………」

 

「…そこ、いじけてないの…」

 

 

かのん(…でも、なんだか…命くん…少し顔つきが柔らかくなった気がする…あんなに笑ったりすること…多くなかったのに)

 

可可「なーに、見蕩れてるんデスかぁ~…???」

かのん「ひぃっ!?///

く、可可ちゃんっ…!?///」

 

可可「スキャンダルだけはっ、絶対にダーーーメデスからねっ!」

かのん「そ、それは無いよ~…うん、うん…」

可可「怪しいデス…」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

【その日の夜…】

 

 

「ただいま~…」

 

悠「おかえり、命…っと、かのんちゃんは?」

「家の手伝いだって…母さんは?」

悠「母さんもかのんちゃんの家にお手伝いだよ」

「なんだかんだ言っても、母さんも母さんなんだな」

 

悠「…?どういう事だ?」

「行動力が凄いなって」

悠「あはは、じゃあ命はその遺伝子を受け継いでるのかもな」

「……どうなのかな」

 

 

 

???「あっ、ガキンチョ発見!とぉーりゃー!!」

リビングに向かうと、誰かが日大タックルを仕掛けてきた。

 

「…………相変わらずですね、千歌さん」

千歌「おぉっ!ガキンチョが避けないで千歌の事を受け止めた!

これが成長ってやつかねぇ~…!」

 

(いえ、役得なのでしばらくこの感覚を…って、いかん)

???「こーらっ、離れなさいっ」

千歌「あいたぁっ!」

 

 

???「ごめんね、いっつも騒がしくて」

「…アナタは…」

???「やっほ、久しぶり…って言っても、キミが生まれて少し経ってたから顔合わせたぶり…なんだけどねっ?」

 

千歌「痛いよ、果南ちゃ~ん…」

果南「千歌が困らすからでしょ?」

 

「…父さん、またどうして…」

悠「2人が仕事でこっちに来たからついでにって」

 

果南「いやぁ、大きくなったねぇ♪」

千歌「ほらほら、目元とか悠くんそっくりじゃない?」

 

果南「いやいや、これは曜ちゃん似だね」

千歌「えぇーっ!?」

 

「…………あの、とりあえず離してもらっても…」

千歌「あ、ごめんごめん」

 

 

果南「…それで、怪我は大丈夫なの?」

「聞いたんですか…」

 

千歌「聞いたよ~…っ!

もう気を失うかと思ったよ~…!!」

「実際気を失ったのは俺の方なんだけど…」

 

果南「まぁ…でも、元気そうで良かったよ」

千歌「打たれ強さは悠くん譲りだね♪」

悠「打たれ強さって…」

 

果南「…まっ、元気になって時間も出来たら沼津に遊びにおいでよ

案内もするし、宿も用意するよ…千歌持ちで」

千歌「え''っ…」

 

悠「…あ、そうだ…言い忘れてた

命、今日はかのんちゃんの家に行ってくれないか?」

「…なんで?」

 

悠「千歌と果南今日ウチに泊まってくからさ

命の部屋で寝てもらおうかなって」

「急だね…いつもながら」

 

千歌「ふっふっふ…かのんちゃんの部屋に行ってる間に物色をして…」

果南「千ー歌ーっ」

千歌「あいたっ!」

果南「そもそも、疚しいものなんてあると思う?」

千歌「…無いね、ガキンチョだし」

「…あのねぇ…」

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

「…って事で、かのんの部屋に来たって訳」

かのん「…仲良しそうで何よりでーす…ぷいっ…」

 

「なにヤキモチ妬いてるのさ」

かのん「べ、べつにぃーっ???」

 

「俺はかのんしか見てないから」

かのん「…ま、真顔で真っ直ぐに言うのは…ちょっと、反則じゃないかな~……って…///」

 

 

「かのん」

かのん「…な、なに…?///」

「好きだ」

かのん「うっさい!バーカバーカ!!寝ちゃえ!!///」




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夏美「なーーーーーんですの、このイチャイチャは…甘ったるくて仕方ありませんわ」
メイ「お、俺は~…これくらいっ?なんとも思わねーけどなっ!?///」
四季「顔真っ赤」

きな子「こ、これが都会なんすね…っ!」
夏美「こうなったら隠し撮りでもして…」
四季「…犯罪係数300オーヴァー…」
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