We are The Super STAR!** 作:A×K(アツシくん)
「…ラブライブのエントリーが始まった?」
バインダーを持ちながら可可の方を見る命。
かのん(はぁ、様になってるなぁ…命くん…///)
可可「ハイです!」
千砂都「ラブライブかぁ、部活の全国大会みたいな物だよね?」
可可「そんな一言で済まされるような大会ではありまセーン!
ラブライブは、かつて…メーさんのお母様である曜さんがいたAqoursなど…廃校の危機から救ったグループも沢山ありマス!」
「Aqours…μ's…虹ヶ咲学園に、Saint Snow…あと~…」
すみれ「たかがアマチュアの大会なのに~…?」
可可「くっくっく…グソクムシがそう言うのは想定済デス…!
メーさん!準備をしてくだサイ!」
「よっと……」
プロジェクションを用意して、電源を入れる命。
可可「これが今年の決勝の会場デスー!」
千砂都「凄い…っ…!」
かのん「こんな大きなところで…!
命くんのお母さん…すごい…!」
「母さんたちは武道館だったけどね」
恋「それも充分凄いことなのでは…」
可可「神宮競技場ですよ!新しく出来た…こんなスバラシイ場所でライブが~…!」
「…正しくは、明治神宮外苑競技場だけどね」
かのん「流石っ、命くん物知りだねっ♪」
すみれ「……こ、ここ…で…!」
すみれ(ここで私が何万人もの観客の注目を浴びて…!)
すみれ【アリーナーーーっ!ギャラクシーーーっ!!♪】
すみれ「……ふ、ふひっ…ふひひ…っ…」
「…またなんか変なこと考えてるな…」
すみれ「幼きあの日に夢見ていた…スポットライトを浴びる日が…」
可可「そんな簡単にここに立てると思うなデス、このスットコドッコイ」
すみれ「ス、スットコぉ!?」
恋「…どういう事、です?」
「…その前に、恋…お前…」
その場にしゃがんで…下から上に恋の制服を凝視する命。
恋「なっ、なななな、なんですかっ…!!///」
「…ふむ……ムチッとして──────」
千砂都「ていっ」
「いてぇっ!」
かのん「…あっ!普通科の制服!?」
すみれ「まさか、アンタも普通科に移ってこようって?」
恋「い、いえっ…科によって制服で区別するのではなく自由に選べるようにした方がいい、と…理事長から提案がありまして」
かのん「そうなんだっ!」
「じゃあ、今すぐ音楽科の制服を1つ用意してくれ」
千砂都「…絶っっっっっ対、かのんちゃんに着させる気でしょ」
「それ以外に何があるって言うんだ?」
かのん「…は、恥ずかしいよぉ…///」
「写真撮らせてくれるだけでいいんだ、ほんの100枚くらい」
かのん「……や、ヤダよぉ………でも、命くんのお願いなら……///」
可可「話が宇宙の彼方に逸れてマスよぉ
…コホンっ、今年のラブライブは難関デス!
スクールアイドル人気は留まる事を知りまセン!毎年出場グループは最多を更新していマス!」
千砂都「…私達のレベルって、ぶっちゃけどんくらいなんだろうね?」
「かのんの歌が素晴らしいから優勝です」
かのん「そ、そそそ、それを言ったら…ちーちゃんのダンスだって…///」
「恋はピアノとかフィギュアとか多彩だしな
…すみれは、まぁ…子役時代のステージ経験もあるしな」
千砂都「情熱で言ったら、可可ちゃんが1番だし!」
かのん「優勝は分からないけど、予選くらいは~…」
可可「甘すぎて糖度5000兆デスっっっっ!!!!」
かのん「えぇっ…!!?!?!?!?」
千砂都「そ、そんなにぃ…っ!?」
可可「とりあえず、エントリーはしマス…ですがっ、突破するには素晴らしい曲と圧倒的なパフォーマンスが必要デスから、そのつもりで!」
千砂都「新曲じゃなきゃいけないんだよね…じゃあ、かのんちゃんが詞を書いて…」
恋「私が、作曲…ですか?」
千砂都「…だ、ダメ?」
かのん「せっかく5人になったんだし、その方が新鮮でいいと思うよっ」
恋「まぁ、出来ないことは無いと思いますが」
すみれ「パッと華やぐ曲でお願いよっ」
「じゃあ、俺はそのサポートだな」
可可「ああぁ…ああぁ…!」
かのん「ど、どうしたの…っ!?」
可可「こ、の…欄…はぁ…!!」
かのん「どこどこ?」
千砂都「これは…」
「グループ名…」
恋「そう言えば、私たちって…」
すみれ「どんなグループ名なの?」
かのん「グループ名…グループ名…」
「そんな簡単には思い浮かばないだろ」
千砂都「だよねぇ」
すみれ「というか、決めてなかったの…?」
千砂都「結ヶ丘スクールアイドルで、どうにかなっちゃってたし
最初の頃は、クーカーって名前もあったけど…」
可可「そうデス!」
「「「「???」」」」
可可「デスから、5人になった今…その発展系として、全員の名前を取って…」
可可は思い切り良く、黒板に文字を書いた。
「……チ、チクレカス…」
かのん「い、異議ありぃ!!…命くんの名前が入ってないよぉ!」
可可「…ふむ、デ~ハ~…」
可可「…これでどうでしょう!!!」
「チクレカメス…」
千砂都「何だか、エジプトに居そうな神様の名前みたい」
「言い得て妙だな…」
かのん「わ、私はネットスラングにしか見えない…」
可可「な、なんデスとぉ!?」
かのん「ち、ちーちゃんは…何かある???」
千砂都「私?…私はー、やっぱり……丸っ!かな?」
かのん「…まぁ…るぅ…???」
千砂都「例えば~……まるまるサークル!
サークルって言うのは円でしょ?丸と丸が集まって世界は丸で溢れている…!!…はぁ~、幸せ~…♪」
「…えっ、何…新興宗教?」
千砂都「おっと、命や…丸を甘く見てはいけないよ~?
丸は全ての基本!世界最大の謎であり、全ての始まりなんだよ!」
「…千砂都、身長小さいから届いてないぞ」
千砂都「むーーーっ!とにかくっ!
マンホールもボールもっ、まるまるの目も水滴も…月も地球も…太陽も…全て丸なんだよぉっ!」
かのん「…あーー…えーっと…恋ちゃんは???」
千砂都「スルーぅ…????」
(…赤だった…)
恋「わ、私は特には…そのっ、あまり趣旨を理解をしてない物で…」
(絶世時空…流麗姉妹…円環乙女…うん、まぁ…見なかったことにしよう)
可可「そうデスっ!このグループを1番理解してるメーさんが考えてくだサイ!」
「そうだな~………………って、俺!?!?」
かのん「命くんに任せたい気持ちもあるけど…すぐは思い浮かばないと思い浮かばないと思うけど…」
可可「…むむむ…ハッ、閃きまシタ!」
────────────────────────
「…渡り廊下に…」
かのん「スクールアイドル名前募集箱…」
可可「伝説のスクールアイドルはこうしてグループ名を募集したのデス!」
(初耳だけどなぁ…)
かのん「…ほ、本当に集まるかな?」
すみれ「入ってもマトモなのは無さそうな気がするけど…」
可可「大丈夫デスっ、こうしていれば1週間もすれば…」
────────
可可「ゼロぉ~……………」
「だ、ろうな…」
かのん「…そんなに、みんな興味無いのかなあ…」
恋「もしかしたら…私がずっと反対してたから…かもしれません」
千砂都「それは、ないと思うけど…」
「…ま、答えは簡単だよ…興味が無い人でも振り向くくらい最高なグループ名を考えれば良いんだ」
かのん「命くん…」
「2日だけ時間をくれ、絶対に考えてみせるから」
────────────────────────
【その日の夜】
かのん「そうなんです~…」
夜、かのんはビデオ通話でサニーパッションの2人に意見を聞いていた。
(んー…5人らしい…グループ名…うーん)
その向かいに座って、命は1人黙々と考え込んでいた。
悠奈「んー…今の時代なら、動画配信って言う手もあるね~」
かのん「動画配信…」
摩央「少しでも覚えて貰えるし、いいアイデアも出るかもしれないし…決して悪いことばかりでは無いと思うわよ」
かのん「…なるほど…他のメンバーにも聞いてみます!ありがとうございます!!」
千砂都「…動画…」
すみれ「配…」
可可「シン~????」
かのん「うんっ、スクールアイドルって歌やダンスだけじゃなくて色んなことやってるみたいで…」
千砂都「私たち、歌ってるところを上げてるだけだもんね」
可可「なるほど、迂闊でシタ…ついラブライブにばっかり気を取られていまシタ…」
恋「…あのー…」
かのん「ん?」
恋「つかぬ事をお聞きしますが…動画配信とは何なのですか?」
かのん「…えっ?」
恋「動画を配るんですか?どこかに」
可可「マサカ…」
千砂都「恋ちゃん、知らないの…???」
恋「はい…あまりそう言うのもに近づかないように言われていた事もあり…」
すみれ「…どうせ、そこにいるんでしょ?マネージャー
判断してちょうだい」
かのん「…って、言ってるんだけど~…」
「うん、物は試しでやってみなよ
動画は俺が回すし、回してる間、俺は俺で考えておくから」
かのん「分かった!」
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よろしくお願いします!
夏美「動画配信…!夏美の出番ですわ~!!」
「ぜってぇ、言うと思ったわ」
きな子「さ、桜小路きな子っ、歌います!」
「いや、大丈夫だぞ、無理すんな」
メイ「…アンタ、なんでカメラ回してるんだ?」
「俺がカメラマンをする」
四季「アングルが危険すぎる」