We are The Super STAR!**   作:A×K(アツシくん)

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ビタミンSummerで真夏のジャンボリーです(?)


第46話

【次の日】

 

「どうした、かのん突然電話してきて」

かのん「……実は……」

 

 

 

 

「……変えた方がいい?」

かのん「……うん……他の生徒の子達に見てもらったんだけどね

歌の内容はすごく評判良くって、みんなこれ好きとか……予選突破出来そうって言ってくれるんだけど……」

 

「……センターは違う人がいいって事か?」

かのん「……はっきり言うと……そう

私とか……恋ちゃんの方がいいんじゃないかって……」

「それは今までがそうだったからって事で言ってるだけじゃないか?」

かのん「ちーちゃんもそう言ってくれたんだけど……」

「……そう言われる要素は……気負い、か……」

 

 

かのん「あっ、ちょっ……!!……すみれちゃん……っ!」

すみれ「アンタに相談するまでもないわよ」

「聞いてたのか、すみれ」

すみれ「この学校のスクールアイドルなんだからみんなの意見に従うのが当然でしょ」

「……いや…そう決めつけるのは、早いと思う」

 

すみれ「そもそも、ショ~ビジネスの世界で歩いてきた私がラブライブなんて言う素人の大会の予選くらいでセンターやるのはおかしいと思ってたの……私の出番は、決勝に取っておくわ」

「……お前……」

 

すみれ「……無理よ……どうせ最後は……私じゃなくなるんだから……」

「……………………」

 

 

────────────────────────

 

 

【その日の夜】

 

 

「………………」

曜「考え事?顔が怖くなってるぞー」

 

「……母さん」

曜「Liella……の事、だよね?」

「……うん」

曜「お母さんになんでも相談してみなさいな♪」

 

「……センターってさ……やっぱり難しいものなのかな」

曜「センター?……ライブの?」

「うん……気負い過ぎたり…似合うとか、似合わないとか……やっぱりあるのかなって」

 

曜「……そうだな~…でも、私はそんなことは全っ然無いと思うよ?」

「……って言うと?」

曜「思い出すなぁ~……ある子がね、センターをするってなったの

ラブライブの大会でも、何でもない……学校の文化祭のライブで」

「うん……」

 

曜「初めてのセンターでライブだし……色々パフォーマンスとか盛り込んで……みんな大丈夫かなって心配したり、頑張りすぎたり…諦めたりしないかなってハラハラしてたの」

「…………」

 

曜「でも、本番では努力の甲斐もあって、大成功っ♪

努力する人を応援しない人なんていないし、頑張った分だけ自信にもなる……だから、センターなんか、似合わないとかないって思ったなぁ~」

「……母さん」

 

悠「曜ちゃん……それ、俺の話でしょ……」

曜「あちゃ、バレちゃった?」

悠「……その勇気をあげる一言を伝えるのが……お前の役目だろ、命?」

 

「……俺……ちょっと出かける!」

 

 

 

 

曜「……大丈夫かな?」

悠「大丈夫だよ、あの目は……見てれば分かるよ」

 

 

 

────────────────────────

 

【平安名家 神社】

 

「あっ……!」

すみれ「……何しに来たのよ」

 

「……お前に伝えたいことがあってきた」

すみれ「……バカね、自転車で急いで来るなんて」

 

「今回のライブ……俺は何がなんでもお前にセンターをして欲しい」

すみれ「……言ったでしょ、無理だって」

「そんなことは────────」

 

すみれ「私が可哀想とでも思ってるの……っ!!??」

箒を叩きつけて、冷たい言葉を言い放つすみれ。

 

すみれ「頑張っているのに、いつもセンターになれないから……?

別に、同情なんかでセンターになったって嬉しくない……!

学校のみんなは他の人がセンターの方が良いって言ってるのよ……!

だったら……っ!!!」

「違うよ」

 

真剣な表情で一言言い放つ命を見て、すみれは狼狽えた。

すみれ「……っ……!」

 

「同情なんかで一緒に曲とか作るかよ

同情なんかで衣装なんか作るかよ

俺にとってはLiellaのみんながセンターでもおかしくないくらい頑張ってるし、輝いてる」

ゆっくりと歩み寄る命。

 

「だから、俺を信じて……センターに立ってくれ

もし……それでも出来ないって言うなら……俺と一緒に、スクールアイドル部を辞めよう」

すみれ「アンタ……っ……何言って……!!」

「それだけ俺は本気だ!」

 

すみれの目の前ではっきりと言い切る命。

風が通り過ぎ……2人の髪を揺らした。

 

「……今回の曲はさ、2人でテーマ決めたよね……

可可も、そのテーマに沿って……すみれをイメージして……衣装を作ってくれた」

顎を少し引かせる命。

すみれの視線が下へと下がった。

 

「……だから、諦めないで…輝いてくれ……ライブのセンターで……1番輝く……お姫様にさ」

そう言って、そっと体を寄せておでこに口付けをする命。

 

すみれ「……っ……!?///」

「お前の魅力も、良さも……全部俺は知ってる

全て捨てるくらいの気持ちで……俺に託してみてくれないか?」

 

すみれ「な、何よ……っ……!

急に来たと思ったら……キザなこと言って……おまけに、キ、キスまでして……っ!

バ、バカじゃないの……っ!!///」

「あはは、かもな……本来ならお姫様って言うくらいなんだし……ティアラとか…アクセサリーとか渡すのが普通なんだけど…」

 

すみれ「い、いいわよ……別に……っ……!///」

「……その……返事は?」

 

すみれ「……わっっったしを誰だと思ってるのっ!

ここまで言われて逃げるのも癪よ!!……しっかりエスコートしなさいよねっ、命!」

「……ああっ!」

 

 

 

────────────────────────

 

【次の日】

 

すみれ「……その……ごめんなさい」

「色々あったけど……俺はすみれがセンターのままがいいと思う」

 

かのん「うんっ、命くんが言うなら間違いないと思うよ!」

千砂都「そうだね、色々な意見はあるけど……見返しちゃおうよ!」

 

すみれ「……可可…」

可可「めんどーな人デス……けど、衣装作ったんですからそれに見合うくらいセンターで暴れてくだサイ!」

すみれ「……ええ……っ」

 

恋「良かったぁ……一時はどうなるかと思いました……」

「俺は何もしてないよ」

 

すみれ「よく言うわ、作詞して練習を見守ってアドバイスして

メンバーの悩み聞いたりして……働きすぎよ、''命''」

「んな事ねぇよ、これくらい普通だって」

かのん「んんっ……!?」

 

すみれ「心配してあげてるんだから素直になりなさいよっ!」

「んだとーっ!?」

すみれ「''命''のくせに歯向かう気かしら~……っ!?」

かのん「んんっ?!?……んんんんっ!!??!?!?」

 

千砂都「かのんちゃーん、動転し過ぎてくしゃみした犬みたいに首高速回転してるよ~」

かのん「な、なんでっ、なんでっ!?い、いつの間にっ!?」

 

すみれ「……別に何も無いわよ、ねぇ?命」

「かのん~、思ってるようなことじゃないからな?」

 

かのん「わ、分からないよっ?!だって命くん肉食だし…っ!///」

恋「肉……食……?

野菜も食べた方がいいですよ……?」

可可「ダーメだ、こりゃデス…………」




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夏美「どこ行くんですの?」
メイ「お呼び出しだってよ、ったく……」
四季「バーイ」

夏美「行ってしまいましたの……」
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